第27号  2002/10/07
<今週の出来事>
〜先週の試合速報〜
今週は・・・国公立22大学対校戦

渡辺智、理想のレースで3000mSCを制す
沼田、菊地の中距離勢はそろって自己新
 今年最後の対校戦。なんと、会場は三重。全体での参加ではなく、出場希望者だけの参加となりました。競技場の近くには伊勢神宮の内宮があり、まさに神聖な地での試合となりました。先週の試合の疲れや移動の疲れなんてものともせず、福大らしい試合が見られました。(鯨)
大会ダイジェスト

藤原、惜しくも2位

 大会初日、試合があったのは私だけ。100mで準決勝敗退。1日目の午後、他の選手も合流した。2日目、渡辺智が理想的なレースで優勝。また、私を含め、沼田、藤原、菊地が揃って明日のラウンドへコマを進めた。最終日。詰めが甘いレースが数多くあったと言っても過言ではないだろう。沼田は仕掛けが早すぎ、直線で失速し2位。菊地や藤原はラストで競り負け。3000mSCを制し5000mに期待がかかった渡辺智は、完全なスタミナ切れ。私は論外。菅原はファールではあったが、復調を予感させる大ジャンプが見られた。(鯨)

勝利の笑顔はいいですね
出場者からのコメント
 ●鯨のコメント
 「「練習します。」の一言で終わらせたい気分ですが、ちょっとだけ・・・。やっぱり怪我するとすべてが狂うということを身を持って実感しました。今シーズン最初の試合で肉離れ。それから練習できない期間がありました。ということは、当然仕上がりも遅れる。今回4本走ったすべてがシーズンベストということからも、それは言えると思います。狙った試合よりも記録がいいなんて、明らかにピーキングミス。勝負事に「たら、れば」はありませんが、もし怪我がなかったら、今回はわずかに届かなかった自己記録を破れたのでないかと思います。まだ記録会があります。そこでは結果を出します。そして今後は食生活や休養に最大限の注意を払い、怪我をしません。」
 ●菅原のコメント
 「走幅跳に出場しました。今季最後の大会ということもあり来年につながるような記録を出したかったのですが、まだまだ力不足でした。まだビデオを見てないので技術的に詳しくは分からないが、収穫大の大会だったと思います。次は記録会で一発ねらいたいです。最後に今回は少人数での参加ということもあり、みんなで協力してやらなくてはならない状態だったのですが、マネージャーさんの大変さを改めて身に染みて感じました。自分らは何気無く大会に出ていますがそれは裏方でのマネージャーさんによる手続きや申し込みなどがあってこそです。何事も福島大というチームがあってこそ成り立っているのだと今回痛感しました。」

カメラマンの要求に答えるのも大切です!?

堂々とした走り
 ●渡辺智のコメント
 「2種目に出場したが、3000mSCでは優勝、5000mでは6位という結果だった。今の自分の力は全て出すことができたと思うし、少数での参加ではあったが、対校戦であるという意識の中で競技できたことはよかったと思う。また、この大会に参加してみて、普段マネージャーさんが行なっている仕事を少し経験する機会があったが、自分が普段いかに恵まれた環境の中で試合にのぞむことができているかを知ることができた。そういった事もふまえると、この大会に参加したことで得たものは多かった。」

 ●沼田のコメント
 「今回の試合は1.55.02の自己ベストでしたが、ラストで抜かれてしまい勝てなかったのが残念でした。負けは負けなんで勝てるレースをしたいです。」
 ●藤原のコメント
 「ラストで競り負けるという、あってはならないレース展開になり、53.71で2位でした。本当に情けない、やはり練習は嘘をつかないということを実感しました。ケガなく、全ての試合に万全の状態で臨める体づくりを心がけ、冬季練を乗り切りたいと思います。また、今回は少人数で参加したので団体で行う応援の大切さを身にしみた試合でした。応援していただいた方には感謝します。」
 ●菊地のコメント
 「ラストで競り負けてしまって悔しいです。苦しいときにもっともっと気持ちでおして粘れるようにしなければいけません。やっと20秒台脱出できましたが勝負はここからです。来週のレースも積極的に狙っていって、冬季練にしっかりつなげていきたいです。」

どんな試合でも結果を残すのが強い選手(主将談)
<今週の人> <今週の練習>
原田 鮎美→菅原 利真  

  沓沢瑞恵さんからご紹介いただいた生粋佐賀っ子(九州の佐賀生まれです!)の原田鮎美です(^−^)こんにちは!!人事のように〈今週の人〉を見ていたら、ななんと自分が紹介されていてびっくりしました。
 さて、私が誰を紹介するかと言うと同学年の菅原利真くんです。彼との出会いは実は前期の2次試験のときでした。2月の雪模様の中、3年の道産子とはしゃいでいた私を覚えていたみたいです。(恥ずかしい・・・。)同じスポ健に所属していて、授業も1、2年の時はほぼ同じ。そんな中一番印象に残っていることといえば、器械運動という授業中に、担当の白石先生さえも唸らせた素晴らしいジャンプ力!!10年に1人いるかいないかというくらいの絶賛で、ステキな身のこなしを今でも覚えています。もちろん、陸上競技の専門種目は走幅跳です。バウンディングをさせれば天下一品。
 この身体能力の高さを持ちえる菅原君に、考えられない程能力の低い部分があるのです・・・。そっ、それは、アルコールの分解能力がきわめて低いというか・・・。素敵な笑顔が出始めると要注意!!(ねっ!西城さん(^^;))
 こんな菅原君は、スヌーピー好きというかわいらしさとかっこよさをブレンドさせたような人です。それと、私が個人的に羨ましいと思っていることは、仙台市が実家でちょくちょく帰っていること。仙台福島間のトクトク切符を愛用し、帰省しているみたいです。私の実家は遠く遠くの果てなのでとっても羨ましいです。それと、男の子が書いたとは思えない素敵な字を書くんですよ、彼は!!初めて授業のノートを借りた時に見て驚きました!!必見です。
 まだまだ、彼の事は書き尽くせませんがこの辺りで私からの菅原君紹介をお開きといたしますm(_ _)mご清聴どうも。
短長:練習内容はフリーでしたが、自分で考えたメニュー(火:バイク、ミドルパワー 水:200×3×3 木250-250-200 250-200-200 200-200-200 土:150×5 150×4 150×3)をしっかりこなすことができたので良かったと思います。来週もしっかり追い込むところは追い込んで、練習していきたいと思います。(伊藤)
中距離:今週の練習はフリーでした。練習ではないですが、金土日と東北新人の補助役員をしてきて高校生の競技している姿を見て、自分にもあんな時代があったんだな、となつかしく思いました。(佐藤広)
長距離:今週の練習は先週、先々週と試合が続いたので火曜日から木曜日まではjog中心の抜きのメニューでした。金曜日からは2泊3日の日程で岩手県の青東駅伝の合宿に参加させていただきました。そこでの練習メニューはまず、金曜日は午後から20km走を1km3.20〜3.30のペースでやりました。土曜日は午前中が90分jog、午後はフリー練習でした。そして日曜日は午前中に3000mを3本、設定タイムは9分ちょっとでやりました。金曜日と日曜日のポイント練習は今までやったことのないようなペースで、ついていくのがやっとでしたが、岩手県を代表する選手と練習をしたり、寝食を共にしたことは自分にとって大きな刺激になりました。本番まであと3週間ありますが、そこまでにしっかり走りこみ、万全な体調で試合に臨み、岩手県の代表そして福島大学の代表として100%の力を出し切り、3本とも区間1桁順位で走りきりたいです。(荒木孝)
跳躍:個人選が終わってフリーになり、各自の練習でした。砂場もいい感じに復活しました。私は体調を崩し、練習できませんでしたが、跳躍ブロックのみんなはいつものように練習できたと思います。週末は東北高校新人の手伝いをして改めて大会の運営の大変さを実感しました。(佐川)