第78号  2003/10/06
国公立22大学対校戦特集号 結果はこちらから
男女総合アベック優勝達成!
男女トラック、マイルも制覇
●1日目ダイジェスト

木田、坂水400mで大会新でワンツー
女子4継、予選で大会新


 まずは大会初日。女子400mで木田と坂水が実力どうりの力を発揮し、ワンツー&大会新を達成。続いて女子1500mで菊地が2位に入った。一方男子のほうは男子やり投で荒井が最終投擲で逆転され惜しくも2位となった。
 そして塩澤・栗本・長島・渡辺真の1・2年生オーダーで組んだ女子4継の予選で46.89の大会新を樹立した。

福島〜長野は6時間の長旅でした

来年、期待できる男子マイル
●2日目ダイジェスト

渡辺智、3000mSC2連覇
1年生、長島・畑が100m・走幅跳を制覇


 大会2日目。まずは男子3000mSCで渡辺智が理想通りの展開に持ち込み、優勝し2連覇達成。また千葉と高野が走高跳でワンツー達成。青木も100mで2位に入った。一方女子のほうは長島が100mで、畑が走幅跳で1年生ながら実力を見せつけ優勝した。女子4継では予選に続く大会新の更新はならなかったものの、1・2年だけのオーダーで優勝。オープンのほうでもでも原田と藤原江が七種競技で自己ベストを樹立した。
 そしてこの日の一番の盛り上がりを見せたのは男子の十種競技であった。トラックの最終種目が終了してからも、8種目目である棒高跳びが終わらず競技日程が大幅に遅れていた。しかしどの大学の応援も引き上げる様子はまったくなく、ほかの大学の選手の試技に対して応援するなどむしろ大いに盛り上がったりする場面も見えた。これも22大戦のいいところであろう。日が暮れて寒い中での競技であったが、寒さを吹き飛ばす応援、競技であった。
●3日目ダイジェスト

男女マイル、アベック優勝
個人種目でも優勝ラッシュ


 男女とも決勝種目の連続であった最終日。男子200mで青木が自己ベストで優勝、800mでは佐藤広と沼田がワンツー達成。足立も5位に入り3人が入賞した。女子のほうも、200mで栗本と塩澤、400mHで久保倉と高橋麻が大会新で、三段跳で白浜と西城がそれぞれワンツーを達成。800mで竹内、100mHで熊谷も実力を発揮し優勝した。
 最終種目のマイルではまず女子が、学生記録の樹立はならなかったものの、2位の東京学芸大に大差をつけ優勝した。それに続こうとばかりに男子のほうも接戦を制し、男女アベック優勝を果たした。
 また優秀選手として男子が青木と渡辺智、女子がマイルチームの4人が選ばれ、最優秀選手には木田が選ばれた。

貫録勝ちの佐藤広
種目別優勝者・自己ベスト樹立者の喜びの声
 ●渡辺智(男子3000mSC/9.19.66)のコメント
 「3000SCに出場し、タイムはよくありませんでしたが、何とか優勝できました。総合優勝してみんなで喜びを分かち合いたかったので、それに貢献できたのは良かったです。来週は記録も狙う積極的なレースができるよう体調を整えます。」

 ●青木(男子200m/21.63)のコメント
 「前日の100mでは悔しい結果に終わってしまい、200mでは1つでも上の順位をと臨んだレースで自己ベストで優勝することができ、200に関しては満足しています。これも、周りのサポートがあって出せた記録だと思います。3日間ありがとうございました。」
 ●高野(男子三段跳/14.89)のコメント
 「今回自己新の跳躍をする前、ちょうど男子二百メートル決勝がやっていた。仲間ががんばる姿を見て自分も、と思ったら自然と集中でき、体も動いた。勝負には負けてしまったが、気持ちよく自己新の跳躍が出来た。これは自分のまわりの人のおかげというのが大きいと思う。感謝感謝。」
 ●竹内のコメント
 「得点は取れたが、もっとやるべきこと・できるべきことがあったのではないかと思う。今シーズン最後の800mだったが、もっと練習して来年はもっと上の記録を狙っていきたい。」

青木は自己新で混戦を制す

応援部隊も熱が入る
真ん中でちゃっかりVサインは・・・
●男子4×400mR(3.15.87)のコメント
 1走 谷田貝のコメント
 「マイルに関して、結果的に勝てたことは本当に良かったと思う。目標の全カレ標準まであと3秒。メンバーに頼るのではなく、自分からタイムを縮めていけるよう努力していきたいと思う。」
 2走 藤原敬のコメント
 「今年最後の対校戦で最低限の仕事はできたと思います。みんなの応援に後押しされて気持ちよく走ることができました。あともう一試合あるので集中していきたいと思います。」
 4走 佐藤広(800m/1.55.83/1位)のコメント
「800mは優勝はしたものの、自分でも嫌になるくらい最低なレースでした。今シーズンも残り少ないですが、そこではしっかりやっていきたいです。中距離3人が決勝に残り1、2、5位になれたのは嬉しかったです。1600mRはこのチームになって初めての優勝だったので素直に嬉しかったです。タイムはもう少し狙っていたのでその点は残念ですが、今後につながる優勝だったと思います。」