第65号  2003/07/07
<今週の出来事>
〜試合速報〜
今週は言うまでもなく日本インカレ特集 結果一覧はこちらから

女子4×100mRで45.27の単独チーム日本学生新
女子100mでは高橋香が選手権者に
男子800mでは佐藤広が大殊勲
 天皇賜杯第72回日本学生陸上競技対校選手権大会は、4日から6日までの3日間、今年は例年開催されている国立競技場から横浜国際総合競技場に場所を移し熱戦が繰り広げられました。初夏を思わせる晴天の中、数々のドラマが・・・。(鯨)
第1日目ダイジェスト

木田、実力どおりの走り (400m)
高橋香が大幅自己新 (100m)

 初日。女子100mでは順当に3人が準決へ。400mでは竹内が精彩を欠く。そんな中、4継では45秒71の好タイム。明日の決勝に期待が持てそう。100mの準決勝では、高橋香が素晴らしい走りで11秒85の自己新。女子400m決勝では、惜しくも学生新ならず。男子は荒井が3364点で前半を折り返した。(鯨)

大接戦だった女子100m決勝

おととしも200mで同着優勝がありましたよね
第2日目ダイジェスト

高橋香が同着優勝 (100m)
女子4継は4連覇
佐藤広が決勝へ (800m)

 男子800mでは佐藤広が粘って粘って決勝へ。女子800mでは菊地が自己新。坂水は決勝へ。栄章授与式後は決勝種目が続く。まずは100m。高橋香が中大の林選手と並んでゴールラインを駆け抜けた。なかなか結果が出ない。スタンドは大型ビジョンに映し出されるスローにくぎ付け。一旦は林選手のナンバーが発表され、その後に高橋香のナンバーが表示された。これには応援部隊は大盛り上がり。その余韻を引きずるように、女子4継の決勝。今や優勝請負人となった!?木田をアンカーに、準備完了。絶妙なバトンパスで単独チームの日本学生新記録樹立。男子混成のやり投では、荒井がファールながら70m越え。大いに盛り上がった2日目でした。(鯨)
第3日目ダイジェスト

男子も頑張った!
佐藤広 (800m) & 千葉 (HJ)が表彰台

 800mでは坂水が3位で佐藤広は2位。予選の記録を大幅に更新する快走だった。400mHの決勝では、久保倉がまさかの2位。200mでは上位3人は去年と全く同じ順位だった。女子走幅跳では、畑が復活の5m92。走高跳では千葉が優勝争いの結果、3位に。(鯨)

女子4継は見事4連覇達成
(@) 選手からのコメント
 ●青木のコメント
 「最後の全カレで納得のいく結果が出ませんでしたが、これが今の自分の力だと感じました。次の大会まで時間があるので、大会を通じて得たものを糧に次こそは10秒5台を狙います。最後に応援のみなさん3日間ありがとうございました。」
 ●荒井のコメント
 「4年目のインカレ・・・。悪かった所、よかった所、様々でしたが、結果をしっかり受け止め、これからまた福大のグランドで1からの気持ちでがんばります。」

 ●西城のコメント
 「常に記録を出す!これからはどんな大会でも自己新を出していきたいです。そのためには毎日の生活、練習が大切です。今回、考えたことを次にうまくつなげます。3日間、応援ありがとうございました(^O^)」

 ●竹内のコメント
 「最後の全日本インカレとして、ふさわしくない結果で終わってしまいました。入学したときから4年生の全カレで花を咲かせることができるようにと、この日のためにと頑張ってきたはずなのに、そこで自己管理不足で福島大学のユニフォームを着ての責任を果たせず、不本意な結果に終わってしまったことは、十分に反省したい。」
 ●原田のコメント
 「結果としては100点ほどベストがで、出せる力は出せたと思います。また、全種目自己ベストを狙っていたのですが、うまい具合にリズムに乗れなかった種目もあり、もっといろいろな状況を想定して練習しなければいけないと感じました。全種目今までに体感したことのない感覚をたくさん得れたので、もっと練習したいです!!次の試合も自己ベスト300点アップを狙って頑張ります!」

K藤曰く「いつもよりきれい」だそうです

坂水の顔は疲れきっています・・・
 ●千葉のコメント
 「今回は勝てた試合だったと思うので、とても悔しかったです。これからもっと練習していきたいと思います。」

 ●木田のコメント
 「あっという間の3日間でした。400mは記録を狙っていただけに悔しかったです。200mももちろん勝ちたかったのですが、まだまだ力不足でした。来年はサブ種目と言わせない走りをするゾ!!と思います。4継にはびっくりしました。勝つことだけを考えて、ゴールしてタイムを見ると学生新だったのですから!400mよりも緊張したかもしれません・・・。でもやっぱり、マイルで学生記録を出したかったですね。しかもバトンのミスまでしてしまって・・・。悔しいです。竹内さんに笑顔でゴールしてもらいたかったのですが。記録はまた日本選手権リレーで狙っていきます。応援の中で走れて本当に楽しかったです。悔しい思いもしました。練習してまた次につなげていこうと思います。3日間お疲れ様でした!!」
 ●久保倉のコメント
 「まだまだ力不足だということがよく分かりました。きちんとした結果を残せなかったこと、周りのみんなに迷惑をかけてしまったこと反省してこれからの練習を頑張りたいと思います。3日間精一杯応援してくださったチームのみなさん本当にありがとうございました。」
 ●坂水のコメント
 「3年目の全カレは悔いばかりが残るものでした。もう一回出直します。」

 ●高橋香のコメント
 「今回の試合では走る感覚や気持ちの面でも変化感じることができました。振り返ると嬉しい半面悔しさもあり、練習してもっと早く走りたいと思いました。いつも思いますが、やっぱり応援が力になりました。ありがとうございました。」

 ●渡邉元のコメント
 「10000MWに出場して43分53秒52の自己新でした。今回は昨年の反省だった「自分の力を出し切る」が達成できたと思います。目標としてた福大記録も出せたので、その点だけを見れば良かったです。しかし、全国のレベルは自分の成長のスピードより速く、全国で戦うためにはまだまだ力不足だと実感しました。これから、少しづつ課題をクリアしていき、次の大会では大幅自己ベストを更新したいです!長い時間、応援本当にありがとうございました!」
 ●高橋麻のコメント
 「今回は今までで一番気持ちが盛り上がった大会でした!!初めての全カレということで、緊張しましたが、よい経験になりました☆でも、自分の力不足を痛感したので、今後は気持ちをつねに上において、自分に厳しく練習していきたいと思います!!! そして来年こそは入賞します(>_<)」
 ●山内のコメント
 「全カレに出場して まだまだ自分自身が甘いということを痛感しました。この悔しさを忘れずに、これからまた練習します(>_<)」

西城は最初で最後のインカレでした
(A) 応援部隊からのコメント
 ●遠藤のコメント
 「今回、初めて全カレに参加しました。応援でしたが、トップレベルの選手達のレースを目の当たりにすることができ、とても勉強・刺激になりました。選手として参加するためにはまだまだ力不足・練習不足なので、目標をもって日々の練習に取り組んでいきたいと思います。」

 ●佐々木のコメント
 「5000mで関東以外の大学の長距離選手が健闘している姿が一番印象的でした。もちろん応援が目的で来ましたが、自分が長距離をやっている以上長距離種目を見ている時が一番楽しかったです。やる気を分けてもらいました!練習がんばります!」
 ●藤原敬のコメント
 「今回は選手として出場できなかった分、応援に力を注ぎました。福島大の応援をさらにパワーアップしていきたいと思いました。来年は選手として出場したいです、いや、出場します。」
 ●鈴木麻のコメント
 「全カレの応援にいきまして、大会の雰囲気を十分に味わうことができ、また自分も行きたいという思いが強くなりました。それは私にとって本当に良い経験になり、これからの練習の意気込みとなりました。また次の大会に向かってこの気持ちを大切にしていきたいです。」

コーチ陣もかなり豪華でした
<編集後記>
 全カレも無事終了。今年も嬉しさあり、悔しさありの3日間でした。選手も応援部隊もそれぞれが感じるものがあったでしょう。今年からホームページのデジカメ係は2年生がやっています。なかなかいい絵ですよね?これで来年からは安泰かな?全カレ最終日=7月6日は、北海道と栃木の教員採用試験。部員がそれぞれのやるべきところで頑張った一週間でした。教採で感じたこと。人のことはあまり言えませんが、教員になろうとする人がそれはないだろうということをする一幕も。高校時代、一緒に陸上で汗を流した仲間に会いました。高校時代は文系なのに、何で数学の受験会場にいるんだと思ったでしょうね。でも何が起こるか分からないのが人生です。人生はそんなもんですよ。(鯨)