第218号 2006/07/10 |
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県選手権特集!! | |
今週は、各地で県選手権が行われました。いろいろな県から学生が集まっているだけに、皆日本各地に散らばって戦ってきました。そこで、大会の結果と共に競技場や大会の様子を、各地の選手に伝えてもらいました。さて、県によってどんな違いがあるのでしょうか…? | |
その1 福島県選手権 | |
福島県選手権は、福島国体で使用された立派な競技場、あづま陸上競技場で行われました。大きく、とてもきれいな競技場ですね。 福島のこの大会は、東北選手権(ミニ国体)につながる大会でもあり、毎年お祭りのように盛り上がるそうです。 地元の沢山の応援を受けて、皆楽しく競技ができたのではないでしょうか。 |
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あれ、これは売店ですか?!福島の県選では、売店も出るんですね。 右奥にはアイスクリームの旗が…!毎年日中は暑くなるこの大会、売店のアイスクリームを片手に試合観戦するのが恒例だとか…。さすが「陸上祭り」!!盛り上がりも半端じゃありません。 |
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さて競技はというと、不安定な天候の中ではありましたが、3年生の佐藤大二郎が400mHで自己新記録を出したほか、学生・OGの方々の活躍が多くみられました。 佐藤のコメント 土曜日に行われた400mHでようやく自己ベストを更新することができました。天候が不安定でアップがしづらかったのですが、しっかりと体を温めて走ることができました。また、県選の決勝に進むという目標も達成できたので次の北日本インカレでは目標タイムを切れるように頑張りたいと思います! |
佐藤が自己ベストを出した400mHの決勝 |
最後まで接戦となった走幅跳、笹原の跳躍 |
女子走幅跳では、今年から福島登録にした道産子、畑と笹原が出場し、最後まで順位が入れ替わる大接戦となりました。 笹原のコメント 今年から福島県登録になり、福島県選の走幅跳に初出場し、5m71で2位でした。 記録的には満足できませんが、抜いたり抜かれたりと接戦になり、とても楽しめる試合でした。 楽しく臨める事も、とても大切なことですよね。ふるさと登録が取り入れられたことにより、今年は福島県選に出場する学生が増えました。東北選手権での活躍にも期待しましょう!! |
その2 愛媛県選手権 | |
続いては愛媛県選手権の様子です。今週のホームページのパートナーである上村に、地元の競技場の様子をレポートしてもらいましょう。 | |
「青い空。オレンジ色のベンチ。ベンチの色はきっとみかんを意識したのでしょう。いやぁ、きれいですねぇ。 いやいや、きれいですねぇとか言ってる場合ではないんです!観客がいないんです!皆さんどうやらこの大会に見学には来てくれないみたいです。出場者はいっぱいいたんですけどね…福島のようにお祭り騒ぎにはなりませんでした。」 でも、ベンチきれいですね。天候も良かったみたいなので、レースの条件はかなり良かったのではないでしょうか。観客は…そこは突っ込みませんね。 |
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「これは、中川の朝のおめかしタイムです。試合当日の朝『ウィーンウィーン』うるさいので眠気まなこをこすりつつ音のする方にいくと…自慢の電動髭剃りで髭を剃っていました。本人曰く、『朝一で髭そらねぇと走れねぇんだよ』だそうです。」 そんな中川の結果はどうだったんですか? 「なんとこの日、400mHで一位になりました。朝の髭剃りが効いたんですね。新たな種目の可能性を開いたひとコマでした。 『いや、やっぱり髭剃るとキレが違うね!(中川)』 体は切れてもいいですが、口周りは切れないように気をつけてください。」 髭を剃ること…これが中川の試合の前の大事な儀式のようですね。中川は110mHでも3位に入賞しました。 |
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そして、気になる上村の結果はどうだったのでしょう? 上村はなぜか地元では強いらしく、200mは21”69の自己ベストで優勝し、400mも49"12で制しました。さらに100mでは10"96で5位に入賞し、MVPをもらいました。 上村のコメント 今回200mでは自己新で優勝することができました。去年はいろいろありましたが、やっとここまで戻ってくることができました。人間努力すればどんなことがあっても壁を乗り越えられるということがわかりました。これからも頑張りたいです! 中川のコメント 今回は専門外の種目での優勝となりましたが、これを機にこれからもっと幅広い種目に挑戦していきたいです。そして、次こそは専門種目の110mHで自己新を狙いたいです。 |
MVPの表彰を受け、笑顔の上村(左) |
その3 秋田県選手権 | |
秋田県選手権は、秋田県営陸上競技場で行われました。OGの竹内さんが800mで大会新を樹立。続いて茂木も槍投げで優勝し、皆方は三段跳で自己ベストを出しました。悪天候にもかかわらず、秋田勢は地元でしっかり力を発揮して来たようです! | |
まずは会場である秋田県営陸上競技場の様子。 地元での大会ということもあり、慣れ親しんだ競技場だったのでしょう。 おっと…これは竹内さんが大会新で優勝した800mの決勝ですか?!そしてそのまた向こう側では茂木の槍投げが行われている様子です…見えませんね。見えたらすごいです。私にも見えません。皆さん、頭の中でイメージしてみてください。 |
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槍投げで見事優勝した茂木 |
茂木のコメント 62m35で1位でした。記録や全体的な試合の流れからは反省もありますが、客観的に見た方からは良い断片も見えたということでホッとしました。変わりつつある投げの形もだいぶ見えてきたので安定させていきたいです。 皆方のコメント 三段跳と走幅跳に出場し、三段跳でベストを出すことができました。調子は少しずつ上がってきています。次の北日本インカレでは七種競技に出場するので、また頑張りたいと思います! 二人とも、地元の大会で良いものを掴んで来られたようです。次の目標もしっかり見えたようですね。北日本インカレも、この勢いで頑張りましょう!! |
その4 山口国体最終予選 | |
山口では、松田が100mに出場しました。久しぶりの地元の様子はどうだったのでしょう。松田には、試合の結果と共に地元山口のあたたかい 風景や名物を教えてもらいましょう。 松田のコメント 女子100mに出場し、12"17でした。久々に自分らしい後半の走りができました。久々の地元でのレースでもあり、お世話になった方々、友達、両親に会って目が覚めました!あと残りの試合で絶対ベスト記録を出したいと思います!! 右の写真は松田の実家の前から見える『華山』という山だそうです。 「小学生のとき年に一度『華山登山』という行事があり全校生徒で登山していました。」 昔から見慣れた、懐かしい風景なんですね☆ |
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「これは山口名産というよりも私の地元の近くの町の名産です☆ちなみに豊北町の名産です。『瓦そば』といいます。かなり美味しいので、一度食べたら虜のなるの間違い無しの一品です☆」 これは私も以前松田にお土産としてもらったことがあります!!とても美味しかったので、今回も買ってきてとお願いしてあります。確かに虜になる味ですよ。皆さんも山口に行く機会があればぜひ!食べてみてください。今回も瓦そば、楽しみにしてるからね〜♪ |
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今回紹介できませんが、静岡、兵庫、宮城でも県選手権が行われました。それぞれ地元での大会を楽しみながらも力を発揮してきたようです☆ 中でも宮城県選は国体で使用されたグランディー21の宮城スタジアムで行われました。日韓ワールドカップの時も使われた競技場で、出場した選手からは「トラックを走るととても気持ちよく、有名選手にでもなったかの様な気持ちになります」という声もありました。大きな競技場での大会は、緊張感もさらに高まりますよね! 気になるこれらの大会結果はまとめて後日お知らせします。 |
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今週の部屋 | |
今週は長野県出身のK君のお部屋を紹介します。 | |
青で統一されたすっきりした部屋ですね。 「そうです統一感を重視しました。いつもはこんなにすっきりしてないんですが、部屋に人が来ると分かるたびに部屋の掃除をします。」 あっ、じゃあもしかして僕が来るから部屋を掃除してくれたんですか!毎度毎度今週の部屋の取材ではご迷惑をおかけします… |
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あ、テレビも青いですね…ところでその、なんというかお茶目なYと隣のカエルはなんですか? 「そのYのやつは南福島のヤクルト工場を見学したときにもらったマスコット人形で、左のは数年前から使っている小銭用の貯金箱です!ちりも積もれば山となるというように少しずつ貯金しています。」 へぇ、このYはヤクルトのYなんですか。躍動する乳酸菌ですね。 そしてカエルは貯金箱ですか。お金、貯まるといいですね。 |
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おっ押し入れ!ていうかまた青ですねぇ。そんなに好きなんですか? 「はい、大好きなんです☆でも最近では顔色が悪いみたいで、顔も青いとよく言われるんです…それはそうと、この布団は僕の部屋に人が泊まるときに貸し出しています。たまにその押し入れで寝ている人も見かけますが…」 押し入れで寝る人もいるんですか!まるでドラ○もんですねぇ。 あ、そういえばドラ○もんも青いですね。まさか狙ったんじゃ… |
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ライトも青…あなた、しつこいくらい青が好きなんですね。めまいがしてきますよ。 「いやいや、一色にそろえれば統一性があっていいと思いますよ。」 そうですかぁ。僕は一人暮らしならジャングルみたいに色が入り乱れたほうが賑やかでいいと思いますよ。 「まぁ感性の違いですね。僕は単色で統一します。」 |
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今週の人 | 編集後記 |
荒川 郁穂→小川 修平 教育実習で小学生から沢山パワーをもらって帰ってきた加藤から紹介されました、荒川です☆最近はお菓子作りをしていないので作りたくてたまりません。 今回紹介するのは、投擲混成ブロックの3年生、十種競技に全力を尽くしている小川です。私の第一印象は王子っぽい…!でした。彼はおとぎ話の王子様がはいているカボチャパンツが似合いそうな…ではなくてカボチャパンツでさえ似合ってしまいそうなスラッとした体型で、とても器用にいろいろな種目をこなします。また、毎日それだけの練習を積んでいる努力家でもあります!それから、なんと言ってもとても優しい。いろいろな場面で助けてもらっている気がします。王子っぽい印象は、彼のそういうところから受けたのかもしれませんね。 ケガで苦しい思いをしたこともあったけど前向きに頑張って乗り越えている小川にはパワーをもらってるよ☆これからも、オチャメな一面もどんどん発揮してね!(笑) |
今回はベストパートナー上村が県選のため、寂しい作業になりましたが…遠い愛媛から面白レポートをしてくれたので助かりました。ありがとう☆梅雨ですが、雨に負けずに頑張ろうと思います!(荒川) |