第288号  2007/11/12

ももりんダッシュNo.1〜福島駅前が大興奮〜
11月11日(日)に福島駅前広場で、第1回ももりんダッシュNo.1が開催されました。福島大学陸上競技部の学生が、実行委員として、企画から開催までを中心になり、多くの関係者の人々の協力により大成功を収めることができました。また、今回は福島駅前の道路を通行止めにしていただいた中で、小学生から大人まで参加できる大きなイベントに、いつもより多くの人たちが福島駅前に足を運び、楽しんでいただけたようです。
ここ1ヶ月、中心になった実行委員は、イベントが少しでも良くなるよう、文字通り寝る間も惜しんで働きました。
しかし、当日の天気予報は雨…。中止になってしまはないか、開催間際まで気が気でなかったようです。

実行委員の阿部は、「ラスト一週間寝る間も惜しんで準備しただけあって、成功に終わった時は泣きそうになりました。当日の仕事はデータ処理係で忙しく、私が制作したデータ処理ソフト、"アベンボ2007.excel"を持ってしても間に合わずあたふたしてしまいました。来年は更にバージョンアップしておきます!!」と、成功を喜ぶと同時に、第2回の来年に向けて気持ちを切り替えていました。同じく実行委員の伊藤も、「あまりにもでかいことを成し遂げて、なんとも言いがたい心境です。ここに来るまでに出会った方々の協力や、今日の会場の空気は忘れません!!と、イベントを成功させ人として一皮向けた実感があったようです。

待ちに待ったももりんの開始です!!

コメンテーターはなんと川本先生!!
部員の多くが補助員として参加したこのイベント。各自別々の仕事でしたが、全員がイベントの成功のために全力でそれぞれできることを行いました。

ゴールで選手の誘導をした藤田は、「寒さに負けず、ユニフォームで走る小中高校生、町の活性化のために走ってくださった方々、勢い余って転がる人…。見ていて面白く、このイベントに関わることができてよかったです。」と、福島を盛り上げる力になったことを喜んでいました。
当日は福島市のキャラクター「ももりん」が大活躍!!子供たちとの写真撮影をしたり、実際に30mダッシュで走ったりと始終イベントを盛り上げる活躍を見せました。この「ももりん」実はハイテクを駆使したロボット…、ではなく仕事の一つとして部員が精一杯「ももりん」に成りきりました。
「ももりん」の中に入っていた傍島は、「普段はとても体験することのできない良い経験ができました。ももりんに成りきれたかはわかりませんが、観客の方に少しでも喜んでもらえて良かったです。道路のど真ん中をダッシュできて楽しかったです」と、みんな寒い中、暑さに負けずにイベントを盛り上げれたことに満足していました。

大活躍の「ももりん」でしたが…。
※ポインタを写真に乗せて下さい。

学生対OGの30mリレーも行われました。
※ポインタを写真に乗せて下さい。
学生対OGの30mリレーなど、普段絶対に行われない競技が行われたり、抽選会の賞品として、日本トップ選手との競走など、30mダッシュ以外にも見所が沢山ありました。

また、上位入賞者には景品も用意されており、熱い勝負にするのに一役買っていました。僅かな差で、商品がもらえる人ともらえない人が別れ、会場は大盛り上がりでした。

今回は実行委員は福島大学陸上競技部が行いましたが、ボランティアやアルバイトなどの方々の協力があり大成功で終わることができました。ありがとうございました。

総合案内では、美男美女が対応していました。

豪華景品が会場をいっそう熱くしました。
東日本女子駅伝
同じく11月11日(日)に東日本女子駅伝が行われ、補助員として大会のサポートに当たった部員もいました。日頃見ることのできないTV放送の現場での手伝いに少々戸惑い気味の人もいたようですが、雨が降り気温の低い中でできる限りのことを行いました。
大会の手伝いは当日だけでなく前日にも行われました。
前日の手伝いでは、実際いに選手が走って来ることを想定して、選手の代わりにコースを走った人もいました。
神谷は「男子ですが選手になった気分でコースを走りました。いつも駅伝はテレビで見ているだけなので、このように準備から参加できて、制作の大変さが実感できました。」
同じようにインタビューの予行もあり、加藤(ひ)が選手の代わりにインタビューに答えるシーンも。突然の頼みにも、カメラマンの人から褒められるほどの対応だったとか…。

ヒーローインタビュー(?)を受ける加藤(ひ)。

チキ○ラーメンの宣伝に大活躍の中島(左)と一関(右)。
当日はチキ○ラーメンの試食会の手伝いもしました。なかなか、一般の人と触れ合う機会が少ないので、少し緊張気味だったようです。
中島「普段ではなかなか体験することのない接客という手伝いだったので緊張しました。この手伝いを通して、接客の大変さを身をもって体験することができ良い経験になりました。」
寒い中で、いつもしていない仕事に対しても全力で当たり、多くの人の体も心も暖めることができたのではないでしょうか?
カメラの準備など、直接テレビ放送に関わる仕事もありました。
二年の高橋(舞)は「駅伝の補助役員を通して、競技者が気持ちよく競技に打ち込めるようにするには、補助員の仕事も大きな責任が伴うことだと感じました。選手の走りを見て、やはり補助員ではなく選手としてこの場に立ちたいと思いました!!」とサポート側の大切さとともに、自分の競技に対する気持ちを高めていたようです。

色々な仕事を通じて競技の進行が成り立っていることから、加藤(ひ)は「専門の仕事や役割は違えど、一つの目標に向かって働くスタッフの方の姿を見て、社会で働く中で貴重な経験ができました。」と、社会に出て行く中で大切なことを得ることができたようです。

カメラを前にポーズを決める小川。
混成記録会part2
11月7日(水)に、11月3日(土)に引き続き福島大学混成記録会が行われました。1日目の3日の5種目は10種競技の1日目と同じ競技でしたが、2日目の7日は少し実施競技に違いが見られました。棒高跳の代わりに三段跳が完成競技の種目として加えられ、全ての種目を行えるようになっています。最後の1500mの後には感動のシーンも…。
最初の種目は110mH(男子)・100mH(女子)!!いつもはハードルを跳ばない主将・茂木は、ここぞとばかりに華麗なハードリングを見せてくれました。久々のハードルの感想は?
「久々のハードルで心は躍っていましたが、体は驚き、悲鳴を上げていました。打倒大久保が達成できてよかったです。」

また、その投擲ブロックの大久保は、16秒を切って走ると宣言!!結果はどうだったんですか?
「まだまだ走れると思っていましたが、ラスト2台は足が動きませんでした。同じ組の山口に負けてしまいました…。いつかリベンジしたいですね!!」

リベンジを果たせると良いですね。期待しています!!

見よっ!!主将の華麗なハードリングを!!
山口(左)にも負けない力走を見せた大久保(中)
※ポインタを写真に乗せて下さい。

石川(晃)は改心の投擲(?)で、この笑顔。
※ポインタを写真に乗せて下さい。
円盤投の様子です。いつもはあまり重いものを投げない長距離も、日ごろ発揮できない分、思い切り円盤を飛ばしていました。

石川(晃)がなかなか素晴らしい投擲を見せてくれました。会心の投擲だったのでは?
「これが最後の投擲になると思うので、長距離でもパワーがあるところを見せ付けてやろうと、狙っていました。」
投擲後の笑顔からも、狙い通りの投げができたことが窺えますね。
棒高跳ではなく、三段跳が行われました。ホップ、ステップ、ジャンプと3回で遠くまで跳ぶのは、やってみると大苦戦!世界の丹野も初めての三段跳になかなか思っていたような跳躍はできなかったようです…。

初めての三段跳はどうでしたか?

丹野「何とか跳ぶことができ、違った種目をやることも大切だと思いました。」
新しい種目の大変さや、面白さに気づけた様です。

世界の丹野がホップ、ステップ、ジャ〜ンプ!!

女子主将・松田の改心の投擲!!
後ろの荒川も力投を見せてくれました。
※ポインタを写真に乗せて下さい。
やり投げでは、予想以上に個人差がありました。しかし、全員がやりに込めている気持ちは同じです。ブロック長の女子2人も、全力の投擲を見せてくれました。

やり投げは難しかったようですね。しっかり投げられましたか?
荒川「一生懸命投げたのですが、アドバイスをしてくれた茂木に呆れられてしまいました…。しかし、普段は味わえないフィールド種目の緊張感を味わえたので、楽しかったです。」
上手くいくかどうかの前に、一生懸命やることが大切です。
松田「昔はソフトボール部だったので、肩には自信があったのですが…。力だけでは駄目なのだと感じました。しかし、すごく楽しめたので良かったです。」
二人供いつもはできない種目を楽しめたようです。
暗くなった中、最後の種目1500mは行われました。ここまでエネルギーをほとんど使ってきている中での1500mですが、全員最後の最後まで力を出し切りました。
この1500mの結果、見事混成記録会のNo.1に輝いたのは、燃える道産子トリプルジャンパー・山口優(2年)でした。おめでとうございます。優勝した気持ちを一言!?
「今回は十種目で、二日間に渡り、熱いバトルが繰り広げられましたが、なんとか他の人を振り切って優勝することができました。特に400mなどで、去年からは考えられないタイムがでました。逆に穴があるところがわかったので、そこを修正していきたいです。棒高跳の代わりにはいった三段跳では、寒い中でなかなかの記録を出せたので、良かったです。」
以上、ヒーローインタビューでした。

全ての力を出し切り、最終種目終了後には…。
皆さんお疲れ様でした。
※ポインタを写真に乗せて下さい。
混成記録会中には色々な珍プレーも起こり、始終和やかな雰囲気で競技は進行しました。

ハードルの競技中に小西が変な姿勢で横にっ!!
変質者ではありません。写真の撮影中です…。

高橋(直)のやり投での一場面。
本人は全力で取り組んでいますが、なぜか笑いが…。
富山県駅伝
11月11日(日)に富山県駅伝が行われ、古瀬が出場しました。富山県駅伝は中学生から一般の選手まで、全18区間で襷をつなぎます。古瀬は、各郡市の女子のエースが集まる2.6kmの区間を走りました。
結果はどうでしたか?
「あいにく雨の天候で肌寒い中での駅伝になりました。区間賞をとることができました。富山県駅伝ではこれで3回目ですが、ずっと2位で今回初めて区間賞をとることができました。とても嬉しいです!」
区間賞おめでとうございます。地元で錦の旗を揚げることができましたね。
そういえば、久しぶりの富山ですよね?
「懐かしい富山弁に囲まれ、少し違和感を感じずにはいられません!久しぶりに再会した方々に標準語になってると言われました…。」
その気持ち、よくわかります…。(小西)

久しぶりの母娘での2ショット。そっくりです…。
編集後記 花壇は今…



ももりんダッシュNo.1では、いつもとは違い完全にサポート側として参加しました。いつものちょっとしたことでも、感謝の気持ちは大事ですね。(小西)


東日本女子駅伝でチキ○ラーメンの試食会の手伝いをしました。今日の夢に出てきそうです…。(中島)

10月にTCと一緒にチューリップの球根を植えました。
春にはF.Uがピンクで埋め尽くされるはず!?