第315号  2008/5/19

東北インカレ女子総合優勝!!男子も2位と大健闘!!
駒田・青木が最優秀選手に!!!
5月16日(金)〜18日(日)に宮城県利府市の宮城県総合運動公園で、第61回東北学生陸上競技対校選手権大会が行われました。学生達はこの3日間のために日々練習を積み重ねてきました。選手だけでなく応援やサポートの学生も気合い充分で、応援席は常に盛り上がっていました!!そんな中、女子は2位に大差をつけ総合優勝、男子は惜しくも2位でしたが1位の仙台大学とわずか21点差という接戦で、最後まで優勝争いを繰り広げました!!また、閉会式では駒田、青木が最優秀選手賞に見事選ばれました!!
1日目
〜400mのアベック優勝を含め、5種目で優勝!!〜

いったれ!!!
フィールドでは片山が魅せてくれました!!女子円盤投で自己新の41m943連覇を達成しました!!また、2年生の小野も39m28の自己新で4位入賞を果たしました。優勝した片山は「練習でやってきたことを順位という結果として出すことができたのは良かった。しかし、まだまだ改善すべき点がたくさんあるので、しっかり修正して次は大幅にベスト更新できるよう頑張る。」と今後に向けて意気込んでいました。また、その後の女子ハンマー投では小野が31m87で5位、片山が26m91で7位入賞をし、チームに貢献しました。
トラックでの最初の決勝種目は男子1500mでした。福島大学からは佐藤(瞬)と神谷(卓)が出場し、神谷(卓)は4分08秒00で7位入賞を果たしました!「トラックで最初の決勝種目である1500mで入賞し、チームに勢いをつけ、得点として貢献できてことはとてもよかった。しかし、まだまだ勝つには力不足なので、しっかり練習を積んで、来年リベンジしたいと思う。」と、今後を見据えたコメントを残しました。また佐藤(瞬)「は予選で4分02秒40の自己新、同じく小郷が4分08秒47の自己新をそれぞれが更新しました。大幅にベストを更新した佐藤は「決勝ではうまく走れませんでしたが今後の課題がはっきりしたので今後に生かしていきたい。」と前向きに話してくれました。
左から神谷(卓)、佐藤(瞬)

ホップ・ステップ・ジャーーンプ!!
男子三段跳びでは山口が14m69自己新で3位、松島が5位、沼山が6位と3人ともが入賞しチームに勢いを与え、応援席を沸かしてくれました!!!

●山口のコメント●
冬季練習はこの日のためにやってきました。今までの東北インカレ2回は自己新もでない散々な結果でしたが、自分だけの時間を作り、それを出来る限り陸上に注げた分、このような結果を出すことが出来たんだと思います。 沼山さん、松島と戦える最後の東北インカレで最高に楽しむことが出来ました。 サポートしてくれた陸上部のみんなに感謝したいです。本当にありがとう。
400mでは昨年に引き続き男女アベック優勝を達成しました!!!女子400mでは青木が55秒12優勝、渡辺(な)が2位、武藤が3位と表彰台を独占し、男子400mでは小西が48秒15の自己新で昨年に引き続き優勝し2連覇を果たし、阿部が48秒78の自己新で4位、石川が6位にそれぞれ入賞しました!

●小西のコメント●
昨年優勝していたので、負ける気はしませんでした。自己ベストで優勝すること ができましたが、冬期練習から取り組んできたものが全て出し切れなかったような気がします。しかし、チームに勢いをつけることができたので、最低限の働き をすることができたので満足しています。来年は福島大学で表彰台を独占したいですね。

小西(5レーン)、2連覇!!
2日目
〜男子砲丸投・女子4×100mRで大会新!!〜

キャプテン駒田
男子砲丸投では、主将駒田がこれまでの大会記録を50センチも上回る16m49大会新記録の自己ベストで優勝しました!!駒田は円盤投げに引き続き2冠でした。
駒田は「この3日間のためにやってきた事を全てやり尽くした。チームとしても個人としても納得した結果になった事は主将の役割を果たせたのではないかと思う。」と主将らしいコメントを残してくれました。駒田はこの大活躍により、男子最優秀選手に選ばれました!

また、松崎も自己ベストを更新しました。
男子3000m障害では菊地(弘)が9分16秒04の自己ベストで優勝しました!!「辛い場面もあったがみんなの応援が力となり走りきる事が出来た」とチームに感謝の意を表していました。また、菊地は「これからもう一つ上のステージで戦えるように力をつけていきたい」と意気込んでいました。まだシーズンは始まったばかり。これからもどんどん良いパフォーマンスを見せてくれることでしょう!!

また、三澤が9分36秒86の4位、岡崎が9分39秒70の7位に入賞し、チームを勢い付けました。

初優勝の菊地(弘)

1,2,3フィニッシュ!!!
女子800mでは1位浅見、2位長沢、3位亀田と表彰台を福島大学で独占しました!1年生、2年生の若いパワーでチームを盛り上げてくれました。浅見は「大学初めての試合で不安もあったが色々な事を感じる事ができた」とコメントしていました。
最後粘り強さで追い上げた長沢は「自信を持って臨むことで楽しむ事ができた。」と楽しんで試合に臨めたようです。
亀田は「課題は残るものだったがチームのために自分の役割は果たせた」とコメントしていました。
3人とも今回の反省を今後に活かせていきたいと向上心を見せていました!!次も期待ですね。
フィールドでは女子三段跳で吉田(早)が表彰台に上りました!!追風参考記録でしたが11m76で3位でした。また、斎藤が5位入賞しました。吉田(早)は「記録はまだまだですが、大学では一番いい試合ができたと思う。今回の反省点や課題を改善して今年こそは自己ベストを出したい!!」と笑顔で話してくれました☆

女子走高跳では角沢が7位入賞しました。


スーパージャンプ!!!

岡田(寛)渾身の一投
男子やり投では岡田(寛)と佐藤(信)と杉田が熱い戦いを繰り広げ、岡田(寛)が66m49優勝、佐藤(信)が64m68で2位、杉田が51m03の10位でした。優勝した岡田(寛)は「なんとか優勝することはできたが、自分の弱さをとても感じた試合でもあった。しっかりと反省して強くなれるように頑張っていきたい。」と、2位の佐藤(信)は「岡田さんとワンツーできたことが最高に嬉しかった。記録はまだまだだが、しっかり点がとれて良かった。次は70m投げる!!」とそれぞれが力強いコメントを残しました。
2日目を締めくくったのは男女4×100mリレーの決勝です。
女子は紺野、渡邊(梓)、青木、小澤のオーダーで45秒63大会新記録で優勝しました。男子は苅田、上村、小西、吉江のオーダーで41秒78の5位でした。

渡邊(梓)は「6人一人一人が役割を果たし、みんなの応援のおかげで大会新記録で走れた。とても嬉しい」とコメントしていました。男子は5位でしたが全日本インカレの標準まであとわずか0.78秒です。どちらも今後の活躍が楽しみです!!

3走青木から4走小澤へ
3日目
〜4×400mRで男子は4年ぶり、女子は12年連続優勝!!〜

金田一(7レーン)、青木(5レーン)、
清水(4レーン)の力走!
3日目最初の決勝種目、女子400mHでは、またも福島大学が他大学に大きな差をつけ、表彰台を独占しました!!青木が58秒50大会新記録で優勝、金田一が60秒64の2位、清水が61秒78自己ベストで3位に入賞しました!

青木は400m、4×100mRに引き続き今大会3冠し、清水は全日本インカレのB標準を突破しました!清水は「昨年の東北インカレが終えてから1年間、ずっと目標としてきた青木さんと、金田一さんとワン、ツー、スリーフィニッシュを達成することができて本当に嬉しい。」とコメントを残していました。


これで今大会3種目目の表彰台独占となりました☆
続いて男子400mハードルでも矢内が魅せてくれました!!53秒10と自己ベストに迫る好記録で3位に入りました!!

●矢内のコメント●

優勝を逃しましたが今の自分に足りないものが明確化しました。全カレの標準を突破するには足りないところがたくさんあるので、今後確実にレベルアップしていけるよう努力あるのみです!!



3年生の新戦力に期待大!!今年の男女400mHは熱いです!

矢内(5レーン)、ラスト直線勝負!!

小林!!1本!!
フィールドでも、熱い戦いが繰り広げられました!
女子走幅跳では外川が5m63の4位、斎藤も8位入賞を果たしました。男子走幅跳ではブロック長沼山が6m86自己ベストを更新しながらもセカンド記録で決勝に進む事ができませんでしたが、吉江が7m08自己ベストで5位に入賞するという快挙をみせました。

女子やり投では、片山が37m94で約2m自己ベストを更新しての5位入賞、男子ハンマー投では1年生小林が、48m09で約5mも自己ベストを更新し4位入賞しました。「今回の東北インカレで、私は技術的、精神的に一回り成長出来たと思います。また、今回自己ベストを更新し4位になれたのは皆さんの熱い応援があったからだと思います。本当にありがとうございました。さらなる記録向上を目指し、よりいっそう練習に励みます!! 」という力強いコメントも残しました。

トラックでは200m決勝が行われました!!女子200mでは渡邊(梓)が25秒32で優勝し、紺野が2位、村上(雪)が8位にそれぞれ入賞しました!!男子200mでは上村が8位入賞を果たしました!!初めてのインカレを終えて村上(雪)は「自分に何が起こったのかわかりませんが、諦めずに自分の本来の力を信じて練習に励んでいきたい。」と話してくれました。

横一線!!!3レーン上村!!


連覇おめでとう!!!
東北インカレの最終種目は男女4×400mリレーの決勝です。
チームの盛り上がりも最高潮に達し、白星の意味を兼ねて、みんな白色の福島大学のTシャツを着て応援しました!


女子は、千葉、青木、渡辺(な)、金田一のオーダーで走り、1走からトップを譲ることなく優勝し福島大学の強さを見せ付けました!!
この優勝で青木は4冠を達成し、女子最優秀選手に選ばれました!青木は「4種目で優勝する事ができ総合優勝に貢献する事ができてよかったです。3日間頑張れたのはみんなの支えがあったからです!!」と感謝の気持ちを述べていました。
男子は、矢内、阿部、上村、小西のオーダーで力走し、最後まで仙台大学と競い合い、そして小西が力強いガッツポーズと共にどのチームよりも早くゴールを駆け抜けました!!!応援席でもこの上ない盛り上がりを見せ、感動のフィナーレとなりました!!!

●阿部のコメント●

4年目で最後の東北インカレは自分のためにもチームのためにもなんとしてでも結果を残したかった。本職の800mで優勝を逃してしまいとても悔しいがマイルリレーで優勝することができて本当によかった。


●上村のコメント●

最後の東北インカレで、個人としては良い結果を残すことができなかったのですが、チームに支えられて最後の最後まで走ることができて陸上人生の中で一番いい経験をすることができました。そして同時に福島大学陸上競技部にいれてよかったと思いました。これからはチームや仲間達に恩返しできるように自分のできることをやっていきたいと思います。

マイル、勝利のガッツポーズ!!!
東北インカレを終えて、男女主将にコメントをもらいました。


●駒田主将のコメント●

この3日間で本当にチームが1つになれたと思います。選手だけでなく応援、サポートなどの影で頑張ってくれている仲間の活躍が153点という結果になったと思います。本当に素晴らしいチームです。こんなチームの主将でいられるということはとても幸せです。来年はぜひ総合優勝ができるようにこれからさらに良いチームになるように精進したいと思います。

●金田一のコメント●

本当にみんな良く頑張ってくれました。堂々と競技する姿や仲間のために全力でサポートする姿など、1人1人がチームを動かしていたからこそ、3日間良い雰 囲気と勢いが続いたのだと思います。 半年間、色々なことがありましたが、私は今のこのチームの女子主将でいることができて幸せです。 まだまだ試合は続きます。各々がそれぞれの目標に向かって初志貫徹できるように残りのシーズンをチームで邁進していきたいと思います。
編集後記
レモリアを飲みながら頑張りました。レモリアのリラックス効果にやられそうでした。眠すぎます。(石川)

このインカレではたくさんの感動をもらいました!今は一気に現実に引き戻された気分です。(吉田早希)