第318号  2008/06/09

日本学生陸上競技個人選手権大会
平塚で自己新、入賞者の嵐!!
6月6日(金)〜8日(日)に神奈川県・平塚市総合公園平塚陸上競技場で日本学生陸上競技個人選手権大会が行われました。9月に行われる全日本学生陸上競技選手権大会の結果を占う、大きな意味をもった大会です。初日から福島大学勢が活躍を見せ、自己新や入賞者が続出しました。

自己新に向け、最後は完全に独走に!!
表彰台ではこの笑顔♪
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女子400m、400mHで青木が両種目とも、準決勝、決勝と大会新を更新し、400mでは54秒66、400mHでは自己新57秒022冠に輝きました。
青木は連戦の上、教育実習中で忙しい中での大会でしたが、「400mで大会新、400mHでは大会新と2年ぶりの自己ベストが出て、少しずつ進歩を感じ取れるようになりました。」と、進化していることを実感しているようでした。また、気になる400mHの56秒台については、「力みすぎて目標の56秒台は逃してしまいましたが、この調子で日本選手権でも自己ベストを更新していきたいです。」とのことでした。日本選手権では、57秒を切って目標を達成してくれることでしょう!!

女子400mでは、金田一が6位、女子400mHでは金田一が4位、清水が6位、千葉が7位に入賞を果たしました。400mHでは、出場した4人全員が決勝に進出し、層の厚さを全国にアピールしました。
女子100m、200mでは渡邊(梓)が、両種目で自己新を更新する走りで、100mでは11秒77優勝、200mで24秒063位と、力があることを全国の舞台で示しました。
4月から絶好調を維持している渡邊(梓)は、「今回は両種目で自己ベストを更新することができ、収穫の多い大会でした。」と、今大会で自信や経験を得ることができたようです。また、「やはり、100m、200m共に前半が課題なので、そこをしっかり練習します。日本選手権でも、自己ベストを更新できるように頑張ります。」と、次への課題も考えていました。日本選手権では、福島大学記録に期待しましょう!!

200mのラストの追い込み!!
少し笑顔がぎこちない!?
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渾身の投擲!!
少し悔しそうな気がします…。
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男子砲丸投では、主将・駒田16m37と自己ベストに迫り、3位で表彰台に立ちました。
上位2人が大会新記録を更新するハイレベルな戦いの中での3位にも、「反省すべき点が多い大会になってしまいました。大人数のために、試技間が長くなり、リズムに乗ることができませんでした。また、事前にわかっていたため、1投目を大切にしようと考えていましたが、強気に攻めることができず、満足できない内容でした。」と、辛口の自己評価でした。そして、「17m投げなければ、優勝争いに参加できないということがわかりました。全日本インカレ時間があるので、するべきことをして、日々精進していきます。」とのこと。全日本インカレに向けて、自分に厳しく練習に取り組んでいる駒田なら、9月に優勝争いを繰り広げてくれることでしょう。
男子400mにおいて、小西が予選、準決勝と自己ベストを次々と更新し、決勝でも素晴らしい走りを見せて、47秒39で見事3位にくいこみました。準決勝で出した47秒33は、全日本インカレのB標準を突破する記録でした。
初めて全国大会の決勝に挑んだ小西は、「全国の舞台でしたが、練習通りの走りをすることができました。実際に決勝のレースを走ってみて、まだまだ力不足の点や、通用するところがわかったので、全日本インカレでは、46秒台を出せるように練習していきたいと思います。」と力強いコメントをしてくれました。
今年、東北インカレの自己ベストから始まり、更新した自己記録はなんと約1秒!!大会のたびにベストを更新していき、チームのみんなを湧かせてくれています。今シーズン絶好調の小西に今後も目が離せません!!

園芸委員長も開花!?
ハニカミKONITAN☆
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福島大学の十八番種目!!
男子やり投では、岡田66m725位に食い込みました。今回の投擲について、「自己ベストは出ませんでしたが、まずは入賞できて良かったです。今持ってる力を出せたわけではありませんが、自分らしい試合ができたのではないかと思います。記録的にはまだまだなので、しっかり夏にむけて力と技術の向上に励みたいと思います。」と、これからに期待できる言葉をくれました。

また、女子円盤投の片山が、42m83のを叩き出しましたが、41cmベスト8には届かず12位でした。この記録は、全日本インカレ参加B標準を突破するものであり、片山自身も今回の大会で多くのものを得ることができたようです。
今回は、1年生にとっては大学初となる全国大会でした。高校とは違うレベルの大会で、女子800mに出場した浅見、女子400mHに出場した千葉が7位入賞する活躍を見せました。
今回の大会が、シーズン初の400mHだった千葉は、「大学に入って初めての400mHでしたが、ここまで走れるとは思っていなかったので、入賞することができてよかったです。」と、手ごたえを感じているようでした。
東北インカレよりも良い結果だった浅見は、「東北インカレで反省した、前半からしっかり走るということを意識してレースすることができました。これからは、3本走れる力をつけ、ベストを狙っていきたいです。」と、次につながるレースができたようです。

1年生でも、勝負事には関係ない!!
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また、1500mでは古瀬が自己新記録で8位入賞を果たしました。入賞できなかった選手も、大学ベストや、これからの課題の発見など、大きな意味のある大会になりました。
詳しい結果はこちらに掲載しています。
福島市リレーカーニバル
6月7日(土)に福島市信夫ヶ丘陸上競技場にて、福島市リレーカーニバルが行われました。福島大学からは、男子4×100mRにA・Bの2チームが出場しました。また、この大会には福島市内の小・中学生も多数出場しており、熱戦を繰り広げていました。

福島大学の2チームだけによるレース。
1走から2走へのバトンパス!!
今回、Aチームは全日本インカレの参加標準記録(41秒00)の突破を目標として大会に臨みました。しかし、残念ながら参加標準記録の突破はなりませんでした。

Aチームの2走を務めた上村、「タイムは今回の目標タイムに届きませんでした。しかし、どこがいけなかったのかがはっきりしているので、その部分の修正と個々のレベルアップを図りたいです。今回のレースを標準切りへの階段の一段と捉えて次に繋げます。」 また、同じくAチームの3走を務めた傍島、「今回目標としていたタイムには届きませんでしたが、収穫のある試合となりました。今回の結果をしっかりと受け止めて、自分に足りないものを補い次に生かしたいと思います。」と、コメントをくれました。

2人とも今回のレースで、これからの課題が明確となり、収穫のあるレースになったようです。

今後の二人の走りに期待しましょう!!
また、この大会は小・中学生への陸上競技の振興を目的として行われました。小・中学生の元気な走りに苅田は、「晴れた天気の中、気持ちよく走る小・中学生がとても印象的でした。」と、コメントをくれました。

子供たちの走りを見ているうちに小学校時代の自分を思い出していました。(中島)

今回、Bチームはバトンミスをしてしまいましたが、しっかりとバトンを繋ぎ最後まで走りきりました。このように、大学生としてタイムだけでなく競技に対する姿勢も小・中学生のお手本となることが大切です!!

Aチーム3走傍島から4走吉江へのバトンパス!!
花壇は今…
今回もやってまいりました、5週に1回の企画「花壇は今…」。今回は前回植えた花たちがどうなったかをお伝えします。

すでにつぼみができています♪
昨年同様に、F.Uの花壇にはマリーゴールドが生えてきています。早いものは、すでにつぼみをつけています。

次回はF.Uいっぱいのマリーゴールドの花をお伝えできたら…。願望ですが…。


小西が咲いたなら、マリーゴールドも咲けるはず!!
    by古瀬
グラウンドの端のヒマワリはぐんぐん伸びています。

綺麗な縦列で、天に向かって一直線に伸びているヒマワリのように、学生たちも伸びることができるように頑張らないといけませんね。


個人的には、何人の学生の背丈を抜くかが楽しみです。でも、自分は抜かれたくないのは何故でしょうか…。
    by小西

サンフラワーの道!!
おまけ… 編集後記
カメラマン・瓜生による1枚。

本当は選手を撮るはずが、何故か副賞がメインに…。

「花より団子」ならぬ「選手より副賞」ですね。
個人選手権では、自己ベストを大幅に更新できました。出場した多くが自己ベストや、好記録をマークするなど、チームにいい風が吹いていますね。HPでは、少しでも読者の皆さんに、雰囲気を伝えられるように努力していきたいと思います。(小西)

教育実習もあと2週間!!自分にできる精一杯のことをして、残り2週間を乗り越えていきたいと思います。とりあえず生徒にいい報告ができそうでよかったです。小西に負けじと頑張ろうと思います!!(古瀬)

6月です。水の無い月と書いて水無月です。もうすぐ、梅雨が来るので水はあります。しかし、祝日はありません。「川は流れて清めていくよ。」(中島)