第337号  2008/9/29

東北学生駅伝対校選手権大会
9月23日に山形県の白鷹で東北学生駅伝対校選手権大会が行われました。女子が総合で2位で3年連続で全日本大学女子駅伝の出場権を獲得し、男子も昨年より大幅に記録を更新し、3位になるなど大健闘をみせた今大会の様子をお伝えします!!
3年連続で全日本大学女子駅伝へ出場を決めた女子 →

総合1位17分16秒の古瀬(下段中央)、ロードに開眼し、3位17分32秒の瓜生(下段右)、17位18分15秒の長沢(中段左)、20位18分22秒の亀田(上段右)、26位18分37秒の中山(上段左)、28位18分43秒の中軽米(中段右から2番目)、36位19分12秒の平元(下段左)、38位19分38秒の浅見(中段左から2番目)



← 大健闘をみせた男子

左から岡田、神谷、吉田、三澤、佐藤(瞬)、藤井、
菊地、岡崎、新田、高橋
1区(8.5km) 佐藤瞬 27分29秒 区間6位
2区(7.0km) 岡崎崇典 21分54秒 区間2位
3区(8.5km) 菊地弘生 27分30秒 区間2位
4区(7.0km) 三澤智昭 22分56秒 区間3位
5区(12.0km) 藤井慶介 40分02秒 区間2位

↑男子駅伝キャプテンの菊地(弘)

27分30秒の区間2位、キャプテン意地の走りで、他のメンバーに勢いをつけました!!この時、1位東北福祉大との差1分36秒!4区三澤に襷をつなぐ!!

新田→
今年も昨年度に続き第8区14kmを走りました。区間では目標としていたタイムを達成することができました。また、チームとして、目標としていたタイム、順位を達成することができよかったと思いますしかし、私の時点で、前が見える位置にいたのに、それを逃してしまったのはとても悔しい思いでした。他校との力の差はまだあることを実感しました。今後はその見えた背中に少しでも近づき、そして追い抜けるように努力していきたいと思います。

6区(7.0km) 吉田義宏 22分46秒 区間3位
7区(7.0km) 神谷卓真 22分22秒 区間2位
8区(14.0km) 新田和樹 45分57秒 区間4位
全長71km 3時間 50分56秒 総合3位

←菊地(弘)
今回の駅伝は3区を走らせていただきました。2区の岡崎からいい位置、いい流れで襷をもらい、流れに乗って走ることができました。自分の走りをすることができ、いい流れの中4区に襷を渡すことができてよかったです。


↑男子アンカーの新田

1区佐藤(瞬)、2区岡崎、3区菊地(弘)、4区三澤、
5区藤井、6区吉田、7区神谷(卓)がつないだ襷を受け、
最後まであきらめず懸命に先方を走る東北大、
東北福祉大を追い、粘りの走りを見せました。

ゴール直後の男子メンバー →
アンカー新田は悔しそうな表情でしたが、ゴールでは仲間が笑顔で出迎えてくれました。

←全日本駅伝に出場を決めた女子
坂水コーチ、小澤トレーナーもうれしそうです。
喜ぶ笑顔の奥には、次のレースへ向けた闘志がみなぎっています。

東北学生陸上競技選手権大会
9月27,28日に宮城県の宮城野原競技場で東北学生個人選手権大会が行われました。
多くの入賞者と自己ベスト者が出て、東北での福島大学の強さを示すことができた大会となりました。
1日目
男女ともに強さを見せた短距離!

今大会は男女4×100mRでアベック優勝をするなど、短距離陣が活躍しました。
男子100m(‐1.8) 5位 上村和弘 11秒35
男子200m(0.0) 3位 上村和弘 22秒09
女子100m(0.0) 1位
3位
渡邊梓
小澤はるか
12秒12
12秒37
大会タイ
女子200m(0.0) 1位
2位
3位
6位
渡邊梓
紺野可奈子
村上雪菜
藤田範子
24秒53
25秒20
26秒29
27秒11
男子4×100mR 1位 中島、上村、
傍島、吉江
42秒09
女子4×100mR 1位 紺野、渡辺(梓)、
村上(雪)、小澤
46秒94



200m3位の上村

6名が決勝に進出した女子400m。
1位から6位までを独占し、圧倒的な強さを見せつけました。


1位 青木沙弥佳 54秒88
2位 千葉緑 55秒77 自己新
3位 武藤奈々 57秒30
4位 清水未来 58秒59
5位 高橋舞 59秒29
6位 長沢清佳 59秒51


福大勢が決勝を占めた400m
男子400mでは福島大学勢が大健闘をみせました。
優勝した阿部と、4位の松岡が自己新をだし、
来月の日本選手権リレーに弾みをつけました。

1位 阿部哲也 48秒65 自己新
3位 矢内将喜 49秒79
4位 松岡悠生 50秒50
準決勝 49秒78 自己新
5位 石川孝昌 50秒53
7位 只木佑弥 50秒90

400m、マイルリレーで活躍を見せた男子短長チーム
虎視眈々と男子短長チームは、日本選手権リレーに向け闘志を燃やしています!
今回はマイルを見て感動した長沢が彼らに独占インタビューしてみました。

長沢「今回は白熱した、いいレース展開でしたね!とても興奮しました」

阿部「結果はまずまずでしたが、まだまだ、全国で競り勝つには、力が足りないと思います。もっと力をつけて、全国のエースたちと戦える力をつけるように頑張りたいです」

長沢「今回の400mでも、一人ひとり走力が上がってきているのを感じ取れましたね。日ごろの練習が形になってきたんじゃないですか?」

矢内「夏の間ずっと、ペース作りの練習をしてきて、今回はその成果を出せました。しかし、決勝では、タイムを落としてしまい、力不足を痛感しました。決勝でベストなパフォーマンスができなければ勝負にならないので、これからの練習では本数を重ねてもしっかりとタイムを追っていきたいと思います」

長沢「私は、それぞれの役割を果たした走りだと思ったのですが…自分たちで振り返ってみて、今回のレースはいかがでしたか?」

只木「400mではレース展開で課題が見つかりました。今回の反省を生かし、マイルでは、前半からもっと積極的にいきたいです。また、体力的に足りないため鍛え直したいですね!」

長沢「今回のレースを是非、秋のシーズンに繋げてほしいです」




長沢「特にどの点の改善に取り組みたいと考えているんですか?」

石川「400mでもマイルでも、体力や技術面が足りないということがはっきりしました。なので、今回の結果を活かし、男子短長チームで切磋琢磨していきたいと思います」

長沢「松岡は、400mで自己新を出し、初のマイルリレーでも堂々とした走りを見せてくれましたね!」

松岡「400mで自己新を出せたのは良かったのですが、タイムは満足できないものでした。決勝では、タイムが落ちてしまい、力のなさを、痛感しました。これからは練習を積んで、決勝で勝負できる力をつけていきたいです

長沢「ルーキー松岡の成長に期待大ですね!!」
己ベストを続々輩出した長距離

31分23秒01(自己新)で優勝した藤井

藤井

四日前に駅伝を走ったばかりでのレースだったので、良い結果は出ないだろうと思っていたのですが、逆に良い刺激になっちゃってたみたいです。自己ベストでした。7000mで勝負にでたり、8000mで早すぎたと後悔したりラスト400mでスパートしなおすというレース展開も今までにないもので自分でもよく走れたなと驚いております。大学に入って、はじめての自己ベストをだし、やっと今後の行き先を見出した気がします。今後はさらに記録を伸ばしていきたいと思いますので、応援をお願いします。

女子1500m終始レースを引っ張った二人

瓜生

1500mで自己ベストで1位でした。目標タイム通り走れなったのはつぶれたらどうしようという弱い気持ちが出てしまったせいなので強い気持ちを持って練習をし、総体では積極的に走ろうと思います。

自己ベストで4位でした。駅伝から近頃一気に17分30秒台で走れるようになったので、良かったです。中間落ちてしまったので、長い距離に自信がつくくらい練習して、全日本駅伝につなげたいです。
大会2日目
〜女子200mでの熱い戦い〜



←1,2,3位を独占した女子200m


紺野
1日目の100mではスタートがうまくいかなかったので、なんとか200mではスタートをしっかり!と思い、レースに挑みました。コーナーの抜けもうまくいき、必死に梓さんに食らいついたのですが、やはりまだまだ力不足でした。しかし、3人で表彰台を独占できたことはとてもうれしかったです。



村上(雪)
今年に入って、まだ一度も満足のいく走りができていなくて手探り状態です。でもハマったらきっといいタイムが出るはずなので、それを信じて頑張るだけです。



二人とも渡辺(梓)を超えられるよう今後の練習にむけ意欲を感じさせてくれました。

1,2,3年生で組んだマイルリレー。
来年からのレースに向けて、好スタート!
4×400mR、男女アベック優勝!

3年ぶりに優勝した男子。来月の日本選手権リレーを控えて、自信が持てるレースとなりました。
全国学生対校女子駅伝に向けて
良い兆し!

1位 古瀬麻美 17分04秒17 
4位 瓜生朱音 17分37秒66 (自己新
10位 中山あや 17分52秒05 (自己新
15位 中軽米愛美 18分13秒88 (自己新
女子長距離勢は現在、次々に自己ベストを更新し、調子が上がってきています。

今大会を終えて、「自己ベストを出す手ごたえがあったので、次に走る時には記録を狙いたいです」と古瀬は話しています。東北女子駅伝を終えたばかりにもかかわらず、今大会でも好記録が続出しました。


そんな中でも、「大事なのはこれからなので、練習から粘り強い走りができるようにします(中山)」

「設定タイム以上で走れるように頑張ります(中軽米)」というように、それぞれが自己の課題を見つけているので、全日本女子駅伝まであとわずかですが、さらなる成長が期待できそうです。


男子跳躍勢大活躍!!



男子三段跳びにおいて、山口が14m77で1位、
松島が14m66で2位入賞を果たしました。

優勝した瞬間、山口は2位松島と抱き合い、
喜びを分かち合っていました!

山口「今回は教育自習中での参加で、あまり練習を積むことのできない状態だったので、しっかりポイントを決めて跳躍しました。内容も結果も満足いくものではなかったのですが、松島との上位独占ができて良かったです」

松島「僕も福大跳躍ブロックで、1位2位を独占できたことは嬉しいです。」

山口「今回の結果は、普段の練習でブロックみんなでアドバイスをしあい、技術の改善に取り組めたからだと思いますね」

松島「そうですね!そのおかげで、僕は前大会の反省を生かすことができ、今回の結果につながったのだと思います。総体では福島大跳躍ブロックで、さらに高いレベルで戦っていきたいです!」


山口「日頃アドバイスしてくれる仲間や、応援してくれるチームのみんなに感謝して、一緒に頑張っていきたいです!」

編集後記

松崎 今週はっ・・・!
長沢 今週は、一気に乾燥肌になって困っています…
松井 今週は、一気に文章力がアップしました。
金森 今週は、一気に寒くなりました。