第385号  2009/09/07

全日本インカレ!!
〜紺野、全国の舞台で本領発揮!!〜
9月4日(金)〜9月6日(日)に天皇賜杯第78回日本学生陸上競技対校選手権大会が国立霞ヶ丘競技場でおこなわれました。昨年まで女子総合優勝2連覇をしていましたが、今年は苦しい戦いとなりました。しかし、熱い太陽の下で選手でない人も応援にかけつけ、精一杯応援し、3日間全力で戦いました!!
200m自己ベストで5位!!

初日の女子100mの準決勝で12秒02(+1.6)の自己ベストをマークした紺野が、最終日の女子200mで切れのある走りを見せ、24秒49(−0.1)の自己ベストをマークし、5位入賞を果たしました!!

紺野は「200mでは予選、準決勝のレースの反省を修正し、決勝のレースを走る事が出来ました。今持っている力は出し切れました。大舞台でこんなに自信を持ってスタートに立てたのは、今までの陸上をやってきた中で初めてでした。自分がこれまでやってきた事を信じる事ができたからだと思います。スタンドからのみんなの応援が私を勇気付けてくれました。100mも200mもわずかですが、自己ベスト更新。これまで一緒に頑張ってきたみんなに少しはかっこいいところを見せることが出来てよかったです!!」とコメントしてくれました。最高の舞台で最高のパフォーマンスを発揮した紺野は本当にかっこよかったです!!

初の全カレで6位入賞!!


女子走高跳では1年の今村が出場し、1m65を1回で成功させて見事6位入賞を果たしました!!今村は、「絶対に1回目でクリアしていこうと思っていたので1m60、1m65を両方とも1回で跳び、順位を上げることができてよかったです。しかし、助走の不安定さや気持ちの弱さなど自分はまだまだだと改めて感じた部分もあり、さらに強くなりたい!と思いました。」と、全ての高さを1回でクリアできた嬉しい気持ちを持ちつつも、次の大会にむけての課題も見つかったようです。

また「みなさんの応援のおかげで何度も勇気づけられ気持ちが高まりました。」と話していて、応援がとても力になったようでした。まだまだ1年生、これからの今村の跳躍に期待しましょう!!

武藤、力発揮出来ず8位に


女子400mで武藤が予選から先頭に立ち、決勝に進みました!!初の全日本インカレ決勝を走った武藤は「決勝には残りましたが完全な力不足でした。今までの積み重ねがこの結果なんだと、今更に痛感しています。今から来年に向けて頑張っていきます。」と悔しそうな表情で話していました。

また「暑い中、バックストレートで私たちのために応援してくださったチームの皆さんやたくさんのアドバイスをいただいたり、励ましてくださったりと、いつも私たちにプラスな声かけをしてくださったOGの方々に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。来年は絶対に恩返しができるように頑張ります。本当に応援やサポートが力になりました。ありがとうございました。」と感謝の気持ちを表していました。

女子400mHでは予選で清水が60秒50の自己ベストを出しました!!惜しくも決勝には進めませんでしたが、初めての全日本インカレを経験し、その舞台で自己ベストを更新した清水は「自己ベストは出ましたが目標としていた決勝には進むことができませんでした。全日本インカレに出るにあたって、本当に多くの人の支えがありました。得点という二文字でその支えに応えることができずに悔しかったですが、残りのシーズンで自分に出来ること、すべきことをしっかりと積み重ね、チームの力になるべく、さらに強くなっていきたいと思います。」とこれからに向けて話していました。今後も進化し続ける清水に期待大です!!

自己ベストも、悔しい9位

女子三段跳では吉田が12m33(0.0)の自己ベストをマークしました!!吉田は「今回、何としても決勝に残りチームに貢献したかったのですが、セカンド記録で負けてしまうという、とても悔しい結果となってしまいました。あと少しのところで負けてしまったのには、今の自分にはまだ足りないところがあったのだと思います。この悔しさはもう全カレで果たすことは出来ませんが、しっかりと自分を見つめ直し、これからの秋のシーズンや日常生活を通して成長できるように頑張りたいと思います。」と今後に向けて意気込みをみせていました。

自己ベストで決勝進出も、力及ばず…


女子1500mでは瓜生が予選で4分25秒24の自己ベストを出し、決勝へ進みました!!しかし決勝では力を発揮できず、12位に終わりました。瓜生は「予選では途中で粘る事が出来たので、やれば出来るということがわかりました。決勝では情けない走りをしてしまいました。4年目の想いを込めてのぞみましたが、力不足でした。次は全日本大学女子駅伝の予選会があります。絶対にチームに貢献できるようにしっかり頑張ります!!」と悔しい思いを次につなげようとしている様子でした。次は駅伝!!長距離瓜生の走りに期待しましょう。

男子800mでは一関が1分54秒53の自己ベストを出しました!!1周目から積極的な走りをし、自己ベストに結びつけた一関は「自己ベストではあったのですが、組の上位とは大きく離され、とても悔しいものになりましたなりました。自分と全国との差を感じさせられた試合でした。決勝で勝負するために、この悔しい気持ち、ここでの経験を忘れずに練習していきます。」とコメントしました。この全国での経験を活かし、これからも成長していってくれることでしょう!!

今大会最終種目である4×400mRでは武藤、千葉、紺野、渡辺(な)のオーダーで挑み、5位入賞を果たしました。アンカーを務めた渡辺(な)は、「悔しい全カレとなりました。しかし、初日の400mから2日目、3日目と初日の失敗を引きずらずに、立て直していく事ができました。自信や、試合勘も少しずつ戻ってきた気がします。今回は悔しさだけではなく、大きなきっかけも掴めた大会となりました。また次に向けて頑張ります。」とコメントしてくれました。これから、一回り成長した姿を見せてくれることでしょう。
〜全日本インカレを終えて〜
今回は、最後の全カレ、初めての全カレ、サポートなど、さまざまなかたちではありましたが、チーム一丸となって戦いました。そんな、みんなの声を聞いてみましょう!!
〜選手として〜

まずは最後の全カレで三段跳に出場した齋藤にインタビューです。今回、競技のほうはどうでしたか??

齋藤「最後のインカレでは三段跳に出場しましたが、練習で出来ていた事がうまく出来ず、悔いが残る結果となってしまいました。この結果には必ず原因があるので、しっかり反省して考え、これからにつなげたいです。」

そうでしたか…。全カレの舞台に立って感じたことを教えてください!

齋藤「仲間が頑張って競技している姿や応援してくれている姿から感じたことがたくさんありました。仲間やサポートしてくれた方々、応援してくれた人たち、全ての事に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!」


次は今回800mで選手として、初めての全カレを経験した高橋にインタビューをしてみましょう。選手として全カレに出場した感想を聞かせてください!

高橋「はい。今回は自分で勝ち取って、初めて出場することになり、今までの練習の成果を発揮しようと思いました。しかし、声を枯らして応援してくれる仲間がいたのにも関わらず、自分の力を発揮する事が出来ず、本当に情けない気持ちになりました…。」

悔しい思いをしたんですね、これから、どうしていきたいですか??

高橋「自分にはまだまだやらなければならない事がたくさんあると思いました。1年後のこの舞台では、強い気持ちで勝負できるよう、1日1日、先を見据えて練習していきます。」

力強いコメントありがとうございました!!これからの福島大の戦いぶりに期待しましょう!!


選手のほかにもサポート、応援の側からチームを支えたみんなにもコメントをもらいました。

〜応援側から〜

菅野「最後の全日本インカレが終わりました。3年間応援組でした。毎年応援には全力で臨んできましたが、今年ほど胸が熱く、こんなにも思いが強かった応援は初めてでした。やはり共に練習してきた月日が長い分、仲間やチームへの思いが強かったのだと思います。本当に選手の皆さんお疲れ様でした。」

〜サポート側から〜

只木「この3日間の全日本インカレで、私は少しでも選手の力になれるように、各選手のデータをとりました。次のレースのために必要な、重要なものなので、非常に緊張感を伴いました。より正確にとれるよう仲間と協力し、とったデータをできる限り早く伝えられるように心がけて行いました。直接選手と関わるわけではありませんが、データをとるなかでその選手の走りの内容を知ることができるため、身近に、そして一緒に戦っているのだとより強く感じることができました。声を出しての応援とは違う形でのサポートとなりましたが、少しでも選手の力になれていたのなら幸いです。みなさん、本当にお疲れ様でした。」
●吉田のコメント●

今回の全カレでは、とても悔しい結果になりました。自己ベストを出した選手もいましたが、悔しいところで負けてしまったり、出しきれなかった選手も多くいました。
今回の悔しさを忘れず、今シーズン、来年に向けてもっと強いチーム、誰からも愛されるチームになっていけるように、みんなで協力して高め合っていきたいと思います。
最後になりましたが、応援やサポートをしてくださったOB、OGの方々をはじめ、たくさんの方々、本当にありがとうございました。
●矢内のコメント●

全日本インカレは学生としての最高の舞台であり、そんな舞台で必死に戦う仲間を応援することでたくさんのことが得られたように思います。今年の全カレは終わってしまいましたが、来年の全カレに向けた戦いはもう始まっています。練習一つひとつを大切にし、勝てるチームへと引っ張っていきたいと思います。
編集後記
3日間お疲れ様でした。今日からまた新たな気持ちで頑張りましょう!!(石川)

全カレお疲れ様でした。たくさんの応援ありがとうございました!!(古瀬)

全カレお疲れ様でした。本当に応援ありがとうございました!!(千葉)

3日間お疲れ様でした。来年は私もあの舞台に立っていたいなぁと思いました!!(山内)