第409号  2010/02/22
学びの集大成
〜各学類の卒業論文〜
先週はスポーツ・芸術創造専攻の卒論発表会を中心にとりあげましたが、今週は理工学類、行政政策学類、経済学類、そして人間発達文化学類の各学類に所属する学生の卒業論文について紹介していきます。学生たちは一体どのようなテーマで卒業論文を書いたのでしょうか?
●共生システム理工学類 小西 航

『Cn-Sn真空蒸着膜のα相における格子定数と反射スペクトルの関係』

「僕がこのテーマについて研究した理由は、もともと金属の色に興味があったからです。苦労したことは、サンプルが上手く出来なかったり、計算値と一致しなかったこと、そしてとにかく寝る時間が少なかったことです。でも、その中でもアカデミックに考える事を常に心がけて研究を進めていきました。卒論を終えて一区切りがつき、今はほっとしています」

●経済経営学類 傍島英臣


『市町村合併後の地域を立て直す地域づくりをどう行っていくべきか』

「僕がこのテーマにした一つの理由としては「ももりんダッシュ」や「12時間リレー」「4時間リレー」など、地域の方々と協力して何かを成し遂げるという活動の中で、地域の力をすごく感じ、そこから地域づくりについて興味がわいてきたからです。地域づくりといっても様々あり、文献で述べられていることと自分が経験して感じたことの違いがありました。最初は少し心配になりましたが、陸上競技部での経験を活かしながら卒論を書き終える事ができてよかったと思います」
●行政政策学類 松崎 宰

『会社法改正の経緯と取締役の義務についての考察』

「判例と通説、通説ではない有力説の議論に興味があり、その議論を最近の会社法の改正経緯や他の法律の動きから検討したい、という考えからこのテーマにしました。研究をしていく中で特に大変だったことは、過去から現在までのものを調べる事が多かったことや、外国との比較の中で考え方の根本的な違いの多さになかなか慣れなかったことです。卒論の指導をして下さった先生に言われたことをよく考える、ということを常に心において、無事卒論を書き終える事ができました」
●人間発達文化学類 平元 舞

『生きる力を育むための教師の実践〜子どもの内面理解から〜』

「長くなるのでこのテーマにしようと思った理由は省略しますが、自分が興味あることだったので卒論を進めていく中で大変だと思うことはありませんでした。実践記録を読んで、感じることや思うこと、発見がたくさんありました。また、教師の指導性について深く考えることができました。この研究したことを活かして春から頑張っていきたいと思います。ゼミの先生をはじめ、同じ研究分野の人や先生方にも助言していただいたおかげで私はこの卒論を書くことが出来たと思い、感謝しています」

それぞれ苦労しながらも、学びの集大成である卒業論文を仕上げる事ができたようです。4年生の皆さん、本当にお疲れ様でした!
私たちが陸上競技を始めたきっかけ
〜陸上に出会えてよかった・・・〜
福島大学に入学し、陸上を続けている私たちですが、どのように陸上と出会い、どうして続けているかは、部員一人一人様々です。今回は、陸上を始めたきっかけや、続けていてよかったと思うことを聞いてみました!

高校から陸上を始めたという、中距離ブロック長の一関。陸上を始めたきっかけはなんですか?

「陸上を始める前は、6年間バスケットをしていました。小、中と学校のマラソン大会ではいつも1番で、走ることは得意でした。中学生の時に出場をした駅伝で、区間賞をもらった時、本格的に陸上の練習をしたらどこまで行けるんだろう?と考えたのが、僕が陸上を始めたきっかけです」

本格的に始めて、陸上の楽しさにはまってしまったのですね☆では、陸上を続けていて良かった!と思うのは、どんなことですか?

「陸上競技はすべてのスポーツにつながっていて、体の使い方など、様々な面を鍛えることができていることです。今鍛えていることは、いろんなスポーツに活きているな、と思います」

これからもみんなを引っ張り、陸上の楽しさを伝えていって下さい!

全カレ出場を決めた昨年の北日本インカレ

昨年の東北インカレで優勝した小林

ハンマー投で全カレに出場した、2年生の小林は、どうしてハンマー投を始めたのですか?

「実は、ハンマー投を始める前は、400mの選手だったんです。高校1年生の夏からハンマー投を始めました」


400mの選手だったんですか!初めて知りました。なにがきっかけでハンマー投の選手になったのですか?

「夏合宿の時、顧問の先生に、ハンマー投をやらないか、と言われたのがきっかけです。種目を変えることに多少抵抗はありましたが、興味の方がありました」

今ハンマー投をしているのは、高校の顧問の先生のおかげなんですね!短長から投擲に変わり、よかったと思いますか?

「走ることも好きでしたが、投げているうちに、投げることも楽しくなり、ハンマー投を始めてよかったと思っています」

自分に合った種目に出会えたのですね。今年もどんどん記録を伸ばしていってください!

中学校では、吹奏楽部に所属していた1年生の山内が陸上を始めたきっかけはなんですか?

「音楽も楽しかったのですが、体を動かす方が私には合っているな、と思ったので、高校に入学したら運動部に入ろうと考えていました。速く走ることができれば、どんなスポーツにも活かせるのではないか、と思い、また陸上は記録が残り、常に上を目指せるということに魅力を感じ、陸上部への入部を決め、私の陸上人生が始まりました!!」

きっと体を動かしたくて、うずうずしていたんですね♪今の専門種目は走幅跳ですが、最初から走幅跳を専門としていたのですか?

「走幅跳は顧問の先生の勧めがきっかけで、高校2年生から本格的に始めました。走幅跳は、すぐに陸上競技の中で私の一番好きな種目になり、2年間で記録も伸び、全国大会にも出場できました!そこで、私の上にはまだまだ上のレベルの人がたくさんいることを実感し、私ももっと努力し、更に記録を伸ばしたい!と思い、大学でも陸上を続けることに迷いはありませんでした」

大好きな陸上で、大学では更に記録を伸ばしていってください。自分が満足のいく結果が出るまで陸上競技がやれるといいですね!

高校の試合の踏み切りの瞬間!


山に囲まれた競技場で練習する山内
ウエイト講習会
2月21日(日)に投擲混成ブロックは、福島大学陸上競技部の卒業生である、佐藤直明先生にウエイトの正しいフォームを教えて頂きました。


実際に教えて教えてもらった杉田は、「今回ウエイトのフォームを教えて頂き、今までウエイトをする上で意識していたこととは違ったことに気付くことができました!これから、今回教えて頂いたことを意識して取り組み、記録を向上させて行きたいと思います。そして、チーム全体にも広めていきたいと思います!」
と収穫が多かったようです。是非とも今回学んだことをチームに広げていってほしいですね。

真剣に教わる投擲混成ブロック
編集後記
もうすぐ受験生のみなさんは二次試験ですね。高校で陸上部だった高校生には、ぜひ大学でも陸上を頑張ってもらいたいです!!(今村)

私が陸上競技を始めたきっかけは、体をすごく動かしたかったからです☆今では続けてきて本当によかったなと思っています。二次試験を控える受験生のみなさんにも頑張ってもらいたいです!(千葉)

今週は二次試験ですね。受験生のみなさん緊張するとは思いますが、自分の力を出し切れるよう頑張ってください!(中島)