第410号  2009/3/1
若手女子短距離強化研修合宿
2月22日(月)〜25日(木)まで、JISSで若手女子短距離強化研修合宿が行われ、武藤が参加してきました。色々な刺激を受け、学ぶことの多い合宿となったようです!そこで武藤に、合宿での様子を聞いてみました。
今回の合宿は、どのような目的で行われたのですが?
「指導してくださった先生方が『この合宿を通して、大学が違っても日本の陸上界をみんなで盛り上げていこう!という気持ちを作ってほしい』と、おっしゃっていました。そのため、4日間高い意識の中で、練習することができました。特に、自己紹介や目標を共有することで、意識が高まりました。」

合宿で学んだことは、具体的にはどのようなことですか?
「普段一緒に走らない人達と走ることで、自分の今の力がどのくらいなのかを確認できましたし、自分の課題も明確になりました。この冬期で、本数を通しタイムを安定する力がついたことを実感しました、しかし、もっと高いレベルで安定しなければならないとも感じました。」

それは、今後練習につながる重要なポイントを発見できましたね!JISSは、屋根つきのトラックなど施設も整っていたようですが!?

「はい、トラックには坂や50mの砂場などがあり、とても素晴らしい環境でした。その中でも私が、興味を持ったのは食堂です。食堂には、メニューの隣に全て栄養が記入されており、自分の体を考え食事することができます。どのように食事を作ったらよいのかと具体的な献立も学びました。また、午後は研修があり、シンクロ元日本代表の武田美保さんが、セカンドキャリアについて公演をしてくださいました。」

アスリートにとって、体が基本ですからね!貴重なお話も聞けたようなので、学んだことを是非、学生に伝えてほしいですね。

では、合宿を終えてみてどうですか?
「陸上を一緒に頑張る仲間が増え、陸上に感謝しています。陸上がこのような機会を与えてくれたおかげで、合宿を通し新しく学ぶことに興味を持ち、何ごとにも積極的に動くことの大切さを知りました」

左:屋根付き400mトラック 右:研修の資料
4年生に聞いたザ・ベスト・オブ・メモリー

08年全日本インカレでの矢内
まずは、副主将の矢内に聞きました。
どの試合が一番印象に残っていますか?


矢内「私が強く印象に残っている試合は3年生の時の全カレ男子マイルです」

どのような思いで臨みましたか?

矢内「その年の東北インカレで優勝し、全カレでの決勝進出を目指し、夏のツラい練習に耐え、1週間前に行われたトライアルでは心臓が飛び出るくらい緊張しましたが、しっかり力を発揮でき、国立でのレースに心身ともに充実した状態で挑むことができました」

全カレの舞台に立った感想を教えてください。

矢内「結果として今持てる力を出しきり福大歴代2位のタイムで走りきることができましたが、100分の1秒差で決勝進出を逃してしまいました。今持てる力をレースで出しきることができた。しかし決勝進出にはわずかに足りないものがあった。そこで全カレに向かう上での自分自身をもう一度振り返りもっとやれることがあたのではないか、もっと強くなれるのではないかと強く気づかせてくれた試合でした」
次に、女子キャプテンとしてチームを引っ張った吉田に聞きました。
印象に残っていることを教えてください。

吉田「私は、大学で全日本インカレの標準記録がなかなか切れませんでした。しかし最後の年に標準を突破し、4年間共に頑張ってきた斎藤と一緒に全カレに出場でき、戦えたことがとても嬉しかったです」

全カレを目指す中で、学んだことはありますか?

吉田さん「私と斎藤、2人ともなかなか自己ベストを出すことができず、辛い時期もありましたが、たくさんの先生方や仲間に助けられて、自己ベスト、標準記録を共に切ることが出来ました。2人いたからこそできたのだと思います。仲間の大切さを改めて学びました」

どのような思いで全カレに臨みましたか?

吉田「全カレでは、選手、応援が一丸となってチーム全体で3連覇を目指し、戦っていきたいという思いが強くありました。福島大学の代表として、また、チームを引っ張っていく立場として、最高の跳躍をすることはもちろん、選手一人一人が同じ方向に向かい、チーム全体が盛り上がっていけるような雰囲気が出来るようにと考えていました」

全カレの舞台に立った感想を教えてください。

吉田「結果はとても納得のいかない悔しいものになってしまいました。私だけでなくチームとして、この経験は絶対に忘れてはいけないものだと思います。今後に活かして、後輩のみんなに頑張っていってほしいと思います!」

三段跳で全カレ標準を切った跳躍!

全カレでは惜しくもベスト8ならず

09日本学生個人選手権 8位入賞
吉田と共に戦った、斎藤にも話を聞きました。
斎藤も、やはり最後の全カレが印象深いですか?

斎藤「そうですね。私は一年のときに初めて全カレに出場し、その時はただ出場しただけで終わってしまい、とても悔しい思いをしました。それからチームが全カレで2連覇をする中で、活躍を目標として頑張っていましたが、自分の努力が足りなかったため出場できず、やっと四年生でまた全カレの舞台に立つことが出来ました」

なぜ全カレに出場できたと思いますか?

斎藤「全カレに出場できたのは、日々支えあい、励ましあいながら全カレという目標に向かって取り組んでいく仲間がいたからだと思います。同じ方向に向かっていく仲間の存在はとても大きいものです。私自身も皆から刺激をもらい、また刺激を与えられるように頑張ってきました。そんな仲間と切磋琢磨しながら練習にとりくめたことが全カレに繋がったのではないかと思います」
卒業後も実業団で陸上を続ける、瓜生にも話を聞きました。
印象に残っていることを教えてください。

瓜生「私は2年生の夏から長距離ブロックに移りました。個人では最後の全カレで1500mに出場し、決勝に残ったことが一番印象的です。チームとしては全カレで2連覇した感動が忘れられません!」

全カレを通して感じたことや学んだことはありますか?

瓜生「その日のために今まで一生懸命頑張ってきました。決勝では力が及ばず入賞することはできませんでしたが、今シーズン一気に9秒タイムが縮んだので、やればできるということが分かりました。やらなかったらそれまでですが、やれば何かしら成果は出るということを実感しました!」

瓜生といえば駅伝でもチームを引っ張ってくれましたね!
駅伝の感想も教えてください。

瓜生「4年間駅伝を走って、4年目にやっと全日本大学女子駅伝で繰り上げスタートではなく、襷をゴールまでつなぐことができました。今年は集大成として、先輩方とはつなげなかった襷を絶対つなごうと私は全力で頑張ることができました。自分のためだけではなく、誰かのためにという気持ちがあるとさらに力は発揮できるということが分かりました。襷がつながったことに満足せず、順位を上げていけるように頑張ってほしいと思います!福大を応援しつつ、私もこれからさらに頑張っていきます!」

09全日本インカレ

09福大女子駅伝チーム

09全日本インカレ5位入賞

08全日本インカレ2連覇達成!
今年度の監督賞に選ばれた紺野にも話を聞きました。
印象に残っている試合はなんですか?

紺野「やはり全カレで2連覇を達成したときのことが印象に残っています!個人のレースやリレー競技で大活躍し、チームを盛り上げる短短女子の先輩方の姿を見て、『次は自分が!』と思っていました」

1年生の頃から全カレで戦ってきた中で、学んだことを教えてください。

紺野「2年、3年となかなか思うような結果は出せず、全カレという大舞台で結果を出すことの厳しさを身をもって感じました。だからこそ、4年目の全カレを迎えるにあたって、様々な準備ができたように思います」

最後の全カレで、200mで自己ベストを更新し、5位入賞を果たした紺野さんですが、どのような気持ちで最後の大舞台に臨みましたか?

紺野「練習でできないことは試合では絶対にできないんだ!と常に思って、やり残しのないように練習を行ったことで、自信をもってスタートラインに立てたように思います。みんなで全カレを戦うんだ!という思いが、チームの1人1人から感じられたことで、自分は選手としてチームのためにしっかり結果を出そうという思いがより一層強くなりました。応援やサポートのみんな、とくにずっと一緒に頑張ってきた4年生がいたからこそ、この結果を出すことができたのだと思います」
私たちが陸上競技を始めたきっかけ〜Part 2〜
先週に引き続き、学生が陸上を始めたきっかけや、続けていてよかったと思うことを2人の学生に聞いてみました。
中高生のみなさんに、さらに陸上に興味を持ってもらえたら嬉しいです!

短短ブロック2年宮崎県出身の中村に陸上競技を始めたきっかけを聞いてみました!

中村「僕が陸上競技を始めたのは中学校1年の夏です!それまでは水泳をやっていて県でも良いところまでいってたんですよ!」

そうなんですか!すごいですね!どうして水泳を続けなかったんですか?

中村「中学校からは新しいことにチャレンジしたかったんです。団体競技もよかったのですが、陸上競技は個人責任なので、結果が自分に返ってくることが魅力に感じました!」

なるほど。陸上の魅力のひとつですね!

中村「それに、リレーでメンバーに選ばれた時はメンバーとの団結、大会を勝ち抜いていくチームの一体感がとても心地よくて、最高だと思いました!」

右から3人目 中村

左:高校時代  右:東北インカレでの投擲
投擲・混成ブロック1年宮城県出身の佐藤(深)が、砲丸投を始めたきっかけは何ですか?

佐藤「私が通う中学校は、バレー部かテニス部しかなく、私はバレー部でした。人数が少ない学校だったので、陸上大会には全員で参加していました。私は体格的に砲丸投の選手に選ばれ、そこで初めて砲丸投げに出会いました!」

高校では陸上部に入り、砲丸投を続けたそうですが、なぜバレーではなく陸上を続けようと思ったのですか?

佐藤「バレーでは、チームワークの大切さを学ぶことができました。しかし、自分の力でどこまでいけるのか、可能性に挑戦したいと思い、陸上をつづけることにしました」

砲丸投に出会ってよかったことはありますか?

佐藤「運動が苦手でしたが、砲丸投を通して体を動かす楽しさを知り、様々なスポーツに興味を持ち、積極的に取り組めるようになったのでよかったと思います!」
高宮潤さん約1年ぶりに福大へ!
2月28日(日)にOBの高宮潤さんが来てくださり、TCと一緒に練習しながら、
学生にも熱心にアドバイスしてくださいました。

ようこそ高宮さん!!
(ポインタを写真の上に置いてください)

高宮さんは学生時代、400mHの選手と、スーパー主務として活躍されました。
現在は、小学校の教師として毎日奮闘しているそうです!

この日はTCの指導を上手な声掛けで、スムーズに進めていました。

普段から学校で、小学生を相手に指導している様子が垣間見えました!

学生にもためになるアドバイスをしてくださいました。

是非また、グラウンドに遊びに来てください!
成長した姿をお見せできるように、これからも頑張ります!!
今週の人 編集後記
阿部由季→
山内杏珠

短々ブロックの元気青年、大内から紹介されました、投擲混成ブロックの阿部です。私は生姜の魅力に取り付かれています。納豆などにも合いますし、風邪を引きそうになったときに食べたら一発で治りますからね☆さて、今回私が紹介するのは、私と同じ匂いがする、跳躍ブロックの山内杏珠です。最近の悩みは、30という数字が自分の名前の「アンジュ」と聞こえてびっくりしてしまう事だそうです。彼女自身以外にもその現象を体験した人は何人かいるそうで…あらかじめ30と言うということを山内に教えてあげたいですね。聞き間違えることが多いらしい彼女の耳はもはやそら耳アワーです。タモリさんです。そんな聞き間違えが私たちを笑わせてくれるので、山内はいい耳を持っているなと思います。その他の聞き間違えエピソードを聞きたい方は直接山内までどうぞ。また、彼女はとてもノリがよく、一芸を考えてと言われればどんどん新しいアイディアを思いつき、その場で芸を披露してくれて、それを見て私はいつも爆笑させられています。私の笑いのツボが浅いせいかもしれませんが(笑)そんな楽しくてノリノリでオモローな山内ですが、練習になると一変して真剣モードです。目の色が変わります。練習に対して常に一生懸命で、かっこいいです。この冬を越えたら、更に強くなって走り幅跳びではぴょーんと大ジャンプを見せてほしいと思います。山内の跳躍に期待していきましょう!


最近暖かくなり、気分もウキウキしますね!そのせいか今日は色々やらかしてしまいました。(長沢)


先週は暖かい日が続きましたね。暖かかったので早速、Tシャツで練習をしました!やっぱり暖かいと気持ちいいです!(金森)

最近、TCの子に「ぬりかべ」と呼ばれています。次の一芸ではもう少し可愛いキャラクターをやりたいと思います!(深奈美)

おまけ

昨日、2月28日は私、佐藤(深)の誕生日ということで
長沢さんがバースデーケーキを作ってくださいました!
金森さんからもプレゼントをいただき、とても素敵な誕生日
ホームページとなりました☆本当にありがとうございました!