今年のスポーツ特集
~600号記念~
 
600号の記念といたしまして、今年に起こった陸上競技及びスポーツに関連する大きな出来事を取り上げたいと思います。今年の一番大きい出来事と言えば、「2020年東京オリンピック開催」と「2014年に福島での日本選手権開催」です。これらについて、学生たちがどのように感じたのか、またそれに対する意気込み等を述べてもらいました。

56年ぶり、東京オリンピック開催!!
~祝☆2020東京オリンピック開催決定~

2020年夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会は9月7日(日本時間9月8日)、ブエノスアイレスで行われ、開催都市に東京が選ばれました。

東京でのオリンピック開催は1964年以来2度目となります。
また、日本でのオリンピックは72年札幌、98年長野の冬季五輪と合わせ4度目の開催となります。

そこで、今回は今から約7年後に行われる東京オリンピックに向けての意気込みや東京で開催されるということに対しての心境を学生にきいてみました。



祝☆東京オリンピック開催!!


更なる成長を!

まず、初めに来年度から東邦銀行陸上競技部に入部し、その新たなステージでの活躍が期待されている武石に話を聞いてみましょう!
このめでたい知らせを聞いたときどのように感じましたか?

武石「世界のスポーツ祭典であるオリンピックがこの日本で開催されることは私を含め、誰もが楽しみにしていると思います。そんなすばらしい祭典の地に日本が選ばれたことを聞いてから、どんな形であれ、東京オリンピックに関わりたいと思うようになりました」

確かに、誰もがこのオリンピック開催国が決まったという知らせを聞いたときは喜んだと思いますね。
そのために、武石は何をしていきたいですか?

「オリンピックが再び日本で開催されことは、いつになるのか分かりませんし、次があるとも限りません。日本は素晴らしい国だと世界中の人々に思ってもらえるように、小さなことではありますが、まずは自分自身が大きく成長していけたらなと思います」

成長するための良いきっかけが出来たようですね。
自分の新たな一面を発見できるといいですね!



次に今年から主将となった白木にも聞いてみましょう。
東京でオリンピックが開催されることについてどのように感じていますか?

白木「僕は是非、東京オリンピックに何らかの形で関わりたいと思っております。僕自身専門種目である400mの記録は毎年短縮できています。日本で戦えるような選手になり、リレーのナショナルチームなどに入ることができれば、選手としての道は開かれるかもしれません。もし東京オリンピックに出場できるならば、この上ない幸せになるだろうと思います」

毎年、大幅にベスト記録を更新している白木なら不可能とは言い切れませんね。
何らかの形と言っていますが、他にどのような道があると思いますか?

「そうですね、オリンピックに関わる方法は選手だけに限りません。例えば、トレーナーやボランティア、研究員としてなど考えられる方法はたくさんあります。まだ6、7年先のことであるため、これからの自分次第によって大きく変われるだろうと思います。そのためにはまず、なりたい自分、やりたいことなどを明確にしていきたいと思います」


なるほど、オリンピックに関わる方法は様々ですね。
白木がこれから様々な舞台で活躍することを応援しています!!


オリンピックへの思いは…
 
東京オリンピック開催まではあと約7年の期間があります。
東京オリンピックの次に日本でオリンピックが開催されるのはいつになるのかはわかりません。
この貴重な機会の訪れに対してみなさんがそれまでにやりたいこと、
やっておきたいこと等を考えてみてはいかがでしょうか。

福島で開催決定!!
~2014年日本選手権~

2014年6月6日(金)~8日(日)に日本選手権が福島市のとうほう・みんなのスタジアムで開催されます。この大会は、日本陸上界のトップアスリートが福島に集まり、日本一をかけて競い合う大会です。今回は福島での開催ということで、東日本大震災の復興支援を兼ねて行われます。地元での開催は福島大学の学生にとって、とても貴重な大会となることでしょう。来年行われるこの大会に出場が決まっている学生は、この貴重な大会に出場するにあたって、どんな思いを持っているのかを聞いてみました。

地元開催に燃える五十嵐
まずは、福島県出身の五十嵐、伊藤の3年生コンビに話を聞いてみました。

いよいよ来年は地元、福島で日本選手権が開催されますね!
地元開催についてどのように感じていますか?

五十嵐「地元開催に凄く憧れていたので、地元福島で行われる日本選手権に出場できるということをとてもうれしく思います。たくさんの方々の協力があり、福島で日本選手権が開催されます。そのことに感謝して、選手として試合を盛り上げ、元気な福島をアピールできたらいいなと思っています」

福島を全国へアピールしたいですね!
日本選手権に3年連続出場し入賞している五十嵐。今年は7位入賞を果たしています。来年の目標を教えてください!

「目標は上位入賞です。今までで1番の跳躍をして、応援して下さる方々の期待に応えられるように頑張っていきます」

頼もしい言葉ですね!来年の日本選手権でのビッグジャンプ期待しています。


次も福島県出身の伊藤に話を聞きましょう!
慣れ親しんだ陸上競技場での日本選手権開催についてどう思いますか?

伊藤「あづま競技場(現:とうほうみんなのスタジアム)は私が小学校から今までずっとお世話になっている大好きな競技場です。そんな競技場で日本選手権が福島で行われるなんて、非常に嬉しく思います」

1年生の時も日本選手権という舞台を経験している伊藤ですが来年の日本選手権への意気込みをお願いします。

「1年生のときの日本選手権は全く自分の走りができずとても悔しい思いをしました。そのため、来年の日本選手権では、1年生の時の悔しさを晴らせるような走りをしたいです。そのためにも今の練習をしっかりと頑張ろうと思います。また、周りの方々への感謝の気持ちを忘れず日本選手権という舞台に臨みたいです」

私たちは多くの方々に支えられ、陸上をしています。
福島で行われる日本選手権、支えてくださっている方々へ元気な福島をアピールできるよう頑張りましょう!

皆の思いを胸に

大舞台での飛躍を誓う鈴木

初出場第二の地元ともいえる福島での開催ということですが、出場して今後に活かしていきたいことを教えてください!

鈴木(真)「まず、福島で日本選手権が開催というこの貴重な機会に出場することが出来て嬉しいです。全国大会には何度か出場しましたが、日本選手権には今まで出場したことがありません。日本選手権には自分より実力のある選手が多く出場します。その選手たちが持っているものを自分の動きに置き換えたり、参考にすることで競技力を上げたいと思います」

自分よりも実力のある選手との試技はとてもいい経験になりますね。
日本選手権までに何をしていきたいですか?

「大舞台での競技になるのでプレッシャーの中での試技が増えてきます。外的影響を受けても自分のパフォーマンスを出せるようにしたいです。また、これからの冬季の練習で確実に力を付けて日本でも戦えるような選手になろうと思います。そして、地元開催の福島できちんと戦っていけるようにしていきたいです」

冬季でパワーアップし、大舞台で活躍する鈴木(真)の姿が見られることを期待しています!!

スポーツ特集は以上です!! 
福島大学陸上競技部の部員が一人でも多くこれらの出来事に関われるよう、
日々精進して行こうと思います!!

(作成)大瀬、伊藤、角田、照内、安田