私の陸上競技に懸ける想い

この企画ではタイトル通り、部員の陸上競技に懸ける想いを聞いて行こうと思います。陸上競技にはたくさんの種目があり、また、その種目はそれぞれ全く違った性質を持っています。種目の選択は陸上人生において大きな分岐点となるのではないでしょうか。そこで今回はその「種目」の側面から部員の想いを聞きました。

私と400mH~川崎 翔子~
現在400mH専門の川崎に話を聞いてみましょう!
400mHを始めたきっかけや経緯を教えてください。

川崎「私は高校1年生まで走幅跳を専門としていました。高校でマイルリレーを走るようになりそこから400mを始めました。その後、他校の先生から400mHを勧められたのがきっかけです。その先生からの一言がなければ私は400mHをやっていなかったと思います。高校2年生の秋の大会で初めて400mHを走り、そこから本格的にやるようになりました」

他校の先生からとは、珍しいですね。
この種目を選んでよかったと思うことや、他に挑戦したいと思う種目を教えてください。

「やはりハードルを超える楽しさを味わえたことです!他種目はやり投げと走高跳と棒高跳をやりたかったです。学校の授業などでやったことはあるのですが、全くセンスがないらしく全然ダメでした…」

確かに川崎がやり投や高跳びをしている姿は想像できませんね(笑)


ハードルは友達!
それでは陸上競技においてやりがいを感じるときはどのようなときですか?

「やはり自己ベストが出たときです。今までの努力が形として現れるので、頑張ってきて良かった!と心の底から感じることができます。また、辛い練習を仲間と乗り越え一緒に達成感を味わえた時、『今日もがんばったー!』と充実した気持ちになります」

それが陸上の醍醐味ですよね!最後にこれからの意気込みを教えてください!

「去年は全カレで走ることなく終わってしまいました。今年こそは全日本インカレの舞台で戦います!全カレへ出場できるように、また、それにふさわしい選手へと成長できるよう日々の練習を頑張ります」

ハードラー川崎の更なる活躍に期待しましょう!

僕と棒高跳~佐藤 涼太~


雪の中でも跳躍練習!
大学入学当初は円盤投。次に十種競技へ、それから棒高跳へと種目転向した佐藤(涼)ですが、なぜ棒高跳を選んだのですか?

佐藤(涼)「棒高跳を専門にしようと思ったのは、十種競技をしていてこの種目が1番楽しいと感じたからです。去年の夏頃から本格的に始めました」

様々な種目を経験した上での選択だったのですね!種目を変更してよかったと思ったことはありますか?

「棒高跳を通して、より一層陸上と向き合うことができたのが1番良かったと思います。1年という期間で全国の舞台を目指すといった目標が明確に出来たので、今では本当に良かったと思います。来シーズンに向けて着々と力をつけられていると思うので、応援よろしくお願いします!」

陸上に対する姿勢も大きく変わったようです!更なる飛躍に期待しましょう!

私と競歩~高野 美咲~
走りではなく、歩く道を選んだ高野。
今の種目を選んだ理由や経緯を教えてください。

高野「高校で陸上部に入ってすぐ、5月頃に競歩をやろうと決めました。実は県大会での遠征が楽しみだったからです。県大会に行くためには競歩しかないと考えて、この種目を選びました。。それからは、大会にでて、自己ベストを更新するたびに楽しくて、競歩という種目がやめられなくなりました」

競歩をやってきてよかったと思うことは?

「高校で少しでも長く先生や後輩と陸上を続けられたことと、陸上の楽しさを知ることができたことです。そのおかげで、今、こうやって大学でも大好きな陸上を続けられていることです」

他にチャレンジしてみたい種目を教えてください。

「やはり駅伝で襷を繋いでいる姿を見ると、長距離を走りたいと感じます。チームで戦う競技には憧れます」

陸上をしていてやりがいを感じるのはどんな時ですか?

「自己ベストを更新し、過去の自分を超えたと感じたときです。それと人に褒めてもらったときですかね(笑)そのためにも応援してくれる親、恩師、友達によい結果を報告できるように、練習に励んでいきたいです」

そうですね。期待に応えられるようにこれからも頑張っていきましょう!


力強く歩き続けます!
私と走高跳~今村 久美子~


走高跳を通して大きく成長!
小学生の頃から陸上をずっと続けていると聞きましたが、走高跳はいつから始めたのですか?きっかけや経緯も教えてください!

今村「小学校の授業で6年生の時に高跳びをやったのがきっかけです。3年生の時からリレーなどで陸上の試合に出ていて、その年もリレーに出るつもりでした。ですが、授業で当時の走高跳の県記録を跳ぶことができて、担任の先生に『高跳びに出てみよう!』と言っていただきました。出場して、全国でも入賞出来たことが嬉しくて、それから高跳びを始めました」

小学3年生から陸上をやってきたということは、14年も陸上を続けてきたということですか!走高跳は11年。その中で得られたものはありますか?

「高跳びを続ける中で、たくさんの出逢いがありました。指導者の方々や仲間たち、先輩方も後輩も…大事な出逢いが本当にたくさんありました。出逢うことができたたくさんの方たちのおかげで、今の自分があると思うので、その人たちに恥じないよう、もっと人として成長したいと思うことができています」

回りの方々にはしっかり恩を返していきたいですね!
これからの抱負を聞かせて下さい。

「来シーズンが、学生ラストシーズンとなります。目標や仲間たちとの約束を達成し、今までお世話になってきた方々に笑顔で報告ができるよう、強い気持ちをもって毎日を過ごしていきます!」

長年積み重ねてきたものを存分に発揮してくれることを期待します!ありがとうございました!

僕と4×100mリレー~霜触 智紀~
専門種目とは言えないですが、短距離選手にとって、リレー種目に懸ける想いは人一倍強いものがあるでしょう。短短3年の霜触に想いを語ってもらいました!

霜触「気が付けば最後の年になりました。僕自身、4×100mリレーに対する思いはとても強いです。今の学年のメンバーとも何度もリレーに対する想いを語り合っています」

確かに、リレーについてみんなで話しているのをよく耳にします!その想いを実らせるためにこれからどんなことをしていきたいですか?

「リレーを走るためにも専門の100mと200mの自己ベスト更新はもちろん、その上でリレーメンバーの一員として納得する結果を残したいと思います。
最後の年、みんな笑顔で終われるように全力を尽くします!」


最後はみんなで笑って終わりたいものですね!



バトンに熱い想いを込めて

「私の陸上競技に懸ける想い」は以上になります。この他にも熱い想いを持ったたくさんの部員がいるのですが、今回はここまでとさせていただきます!

(作成)鈴木、山下、門脇、松尾