第648号 2014/12/01 |
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1年間を振り返って 〜2014年 納会〜 |
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11月29日(土)、福島グリーンパレスにて、2014年度福島大学陸上競技部納会が行われました。この部を卒業されたたくさんのOB・OGの方々に各地から足を運んでいただき、この1年間を振り返る盛大な会になりました。陸上競技部監督・川本先生の挨拶から始まり、OB会会長・松村賢剛さんの挨拶、各授賞式、主将挨拶、新主将挨拶、学生による余興、ビデオ上映などが行われました。学生は、OB・OGの方々との交流を通し、OB・OGの方々のご支援、ご声援、多大な支えがあって私達が陸上競技をできているのだと改めて実感したようです。そして、今年度を締めくくり来年に向けて新たな気持ちになりました。ご出席して下さった方々、本当にありがとうございました。 それでは、今年の納会を振り返ってみましょう。 |
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各授賞式 | |
〜福大記録賞〜 | |
今年度は、女子3000mSC、女子5000mW、女子棒高跳の3種目で福大記録が誕生しました。 記録を更新した3人の学生に話を聞いてみましょう。 |
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女子3000mSC 田村「今回2年連続で福大記録賞を頂くことができ、本当に有難く思っています。思い返せば、今回私が福大記録賞を作った3000mSCは、3年生の秋が初挑戦でした。まだまだ競技人口も少ない種目だからこその記録の樹立ですので、こんな私が貰うには本当にもったいないと感じています。福大記録を作れたことが福島大学陸上部長距離種目の後輩たちにとって一つの目標や基準としてくれたら本当に嬉しいです。今回、私がこの記録を出せたことも、周りの方々がいたからこそです。感謝の気持ちでいっぱいです」 |
2年連続で受賞した田村 プレゼンターはH20年度卒、阿部哲也さん |
女子5000mW 高野「昨年も頂いた福大記録賞を今年も頂いくことができ、とても光栄です。今シーズンを振り返ると全カレに出場したことが私にとって大きかったです。あの舞台に立ってさらに上を目指したいと思いました。それには何が必要かと考えるようになり、自分の中で何かが変われました。来シーズンも受賞できるように、練習では自分の気持ちに負けることなく、やると決めたことは最後まで貫き通せるように頑張りたいと思います」 |
女子棒高跳 安田「シーズン中はあまり意識していませんでしたが、改めて福大記録を更新できたことを実感し、嬉しく思っています。また、福大記録に名前が載るということで、身が引き締まる思いです。応援してくださっている方々に感謝して、来年、再来年も更新していけるように頑張りたいです」 |
〜新人賞〜 | |
1年生ながら今年度活躍した須藤 |
今年の新人賞は、投擲ブロック1年須藤俊亮が選ばれました。さっそく須藤に話を聞いていました。 須藤「新人賞をいただくことができて嬉しいです。 ただ今年の結果に満足はしていません。記録をあまり伸ばすことができず、目標としていた全カレにも出場できなかったことがとても悔しいです。来年こそは出場したいという思いは強いですが、そのためには記録を残さなくてはいけないので結果にこだわっていきたいです」 冬季練習が始まりました。 来年に向けて一言お願いします。 「この冬は筋力と助走の技術の向上を目標にして練習に励みたいです。来シーズン全国の舞台で勝負できるように頑張ります」 須藤の来年の活躍に期待しましょう。 |
〜特別賞〜 | |
今年の特別賞は、跳躍ブロック4年五十嵐麻央が選ばれました。日本選手権・国体において走幅跳で優勝した五十嵐にさっそく話を聞いてみましょう。 五十嵐「今回、特別賞を頂くことができとても嬉しく思います。“特別賞”の名の通り、私にとって今年1年は特別な1年でした。4年間の集大成として日本一になれたことも、今まで陸上競技に取り組んでこれたことも、沢山の周りの方々の支えや応援があったからだと思います。本当にありがとうございました」 五十嵐の日本一にはたくさんの人が感動しました。 最後に後輩のみんなへ一言をお願いします。 「後輩のみんなには自分らしさを大切にしながら目標へ向かって頑張ってもらいたいです!」 おめでとうございます。 4年間お疲れ様でした。 |
今年2大会で日本一になった五十嵐 |
〜監督賞〜 | |
今年の監督賞は、跳躍ブロック4年佐藤涼太と、短長ブロック4年金子祥大、短長ブロック4年大瀬貴仁が選ばれました。 受賞した3人に話を聞いてみましょう。 |
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涙ぐみながら4年間の思いを語った佐藤 |
まず、佐藤に話を聞いてみました。 佐藤「この度、2014年度の監督賞を頂くことができました。私は、陸上の成績では、周りの選手に比べると決して良い結果ではなかったと思います。しかし、この1年間だれよりも努力したと思えるくらい練習を重ねました。その頑張りが、こうして評価されることを本当に嬉しく思っています」 結果だけではなく、結果に至る過程の中の努力が認められたのですね! 4年間を振り返ってみてどうでしたか? 「4年間の陸上人生を振り返ると、様々な種目に挑戦をした4年間だったと思います。棒高跳をはじめ、十種競技など様々な練習をしました。苦労はとてもありましたが、川本監督や二瓶コーチ、菊田コーチ、木次谷先生の指導を受けながら、常に“どうすれば強くなれるか” “自分を変えられるか”を考えて練習したことが、今の自分を作り上げることが出来たと考えています。多くの人の支えがあったからこそ今の自分があり、賞を頂けました。本当にありがとうございました」 おめでとうございます。 4年間お疲れ様でした! |
次に、金子に話を聞いてみました。 金子「監督賞を頂くことができました。入学してから3年間、納会に出席して監督賞というのは僕には全く無縁の物だと思っていました。今回この賞を頂けたことにはとても驚いています」 4年間の頑張りが実を結んだのですね! 「入学時には未熟者だった僕をここまで育て上げてくれた先生やコーチ、先輩、後輩、同期の仲間達にとても感謝しています。陸上競技というスポーツを始めてから、僕を後押ししてくれた人達が居なかったら今の自分は無いと思っています。本当に感謝の気持ちで一杯です」 おめでとうございます。 4年間お疲れ様でした。 |
4年間を通して頼れる存在になった金子 |
リレーや個人種目でチームを盛り上げた大瀬 |
最後に、大瀬に話を聞いてみました。 大瀬「4年間一緒に頑張ってきた金子、佐藤(涼)と3人で受賞することが出来てとても嬉しく感じています。みんなで刺激し合いながら、毎日の練習に励んでいたため、監督賞という素晴らしい賞をいただくことが出来たと思っています。暇さえあれば陸上の話をする、そんなとても陸上競技に対して熱い想いを持ったメンバーが揃った学年でした。また、たくさんの方々の支えのおかげで、素晴らしい賞をいただけました」 4年生の熱い絆が感じられますね! 4年間を振り返ってみてどうでしたか? 「4年間での一番の後悔は、大学に入学して“全日本インカレ出場”という目標にしてしまったことです。目標を全日本インカレ入賞にして1年生からやっていたら、全日本インカレに出場できたかもしれません。後輩たちには目標は高く設定して欲しいと思います。僕たちが成し遂げられなかったことを後輩たちが達成することを期待しています。本当にありがとうございました。」 おめでとうございます。 4年間お疲れ様でした。 |
新主将挨拶 | |
授賞式が終わり、会食を挟んで新主将・鈴木真悟からの挨拶がありました。来年に向けて、これからの熱い思いを語ってもらいました。 納会に参加して、どんな思いなのでしょうか。 鈴木「今回たくさんのOB・OGの方々のお話を聞くことができました。改めて多くの方からご支援、ご声援を頂いていることを思い出しました。その期待に応えられるような活躍を来シーズンはしたいと思います。また、主将としてはチームの誰もが活躍できるようなチームを目指したいです。“協心戮力(きょうしんりくりょく)”という言葉があるように全員の心も力も合わせて、この冬季でシーズンに向けてチーム全員で力を付けていきたいと思います」 チーム全員でレベルアップしていきましょう!!! |
来年に向けて意気込みを語った主将鈴木 |
各ブロックの余興 | |
今話題の・・・(笑) |
続いて学生による余興です! 今年は、各ブロックごとに“2014年にちなんだ”一芸を披露しました。 各ブロック、今年話題だった、あんな人やこんな人、あんなことやこんなことをこの日のために学生は準備してきました。 ちょっと場の空気が寒くなるときがありましたが(笑) 会場がたいへん盛り上がりました。 |
ビデオ上映 | |
会は終盤に入り、チームの1年間を振り返ったビデオ上映が行われました。 2年の高橋、高野、小野が作成してくれました。 作成にあたって、高橋に感想を聞いてみましょう。 高橋「去年の納会のビデオが感動しただけに、私たちがビデオを作れるのか不安でした。しかし、三人で案を出していくうちに2014年の福島大学の頑張りをどう見せるか、どう伝えればみんながいいと思ってくれるかと前向きな気持ちでビデオ作りができました。完成に近づくにつれ細かい手直しが増え大変になりましたが、3人で協力しながらできたと思います。上映中は音楽や動画がしっかり流れるかとひやひやしながら会場の皆さんの表情を見ていて、やって良かったと心から思いました。力不足なところもありましたが、周りの良かったという言葉がとても嬉しかったです」 この日のためにたくさんの時間をかけてビデオを作ってくれました。 会場のみなさんは、真剣な眼差しでビデオを見ていました。そして、とても感動するビデオだったと思います。 お疲れ様でした! |
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終わりに・・・ | |
最後は、1年間主将としてチームを引っ張ってきた白木の掛け声で、全員で"締め"をして納会は終了しました。 この度、足を運んでくださった先輩方本当にありがとうございました。偉大な先輩方との交流は、私たちにとってとても貴重な時間でした。また、このような素晴らしいチームで陸上競技ができていることを誇りに感じました。 学生一同、また来年の納会で先輩方に良い結果をできるようにこれからも日々精進していきたいと思います。 今後ともよろしくお願いします。 |
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編集後記 | |
全身筋肉痛・・・しかし、最近は充実しています!(小野) 最近雨ばかりなのでそろそろ晴れてほしいです。 (照内) 今年もあと31日・・・(中村) |