第628号 2014/07/14

各県選手権大会
〜福島県・山形県・青森県・静岡県・富山県・新潟県・兵庫県〜

7月10日(木)〜13日(日)に福島県、11日(金)〜13日(日)に山形県、青森県、新潟県、富山県、兵庫県、12日(土)〜13日(日)に静岡県で県選手権や国体予選会が行われました。計25名の学生が出場し、各地で熱戦が繰り広げられました。台風も心配されましたが、ほぼ影響はなく無事に大会が進んだようです。優勝・自己ベストを更新した学生に話を聞きました!結果一覧はこの記事の下部に記載しています。
福島県
〜福島県陸上競技選手権・福島県総合体育大会〜

福島県選、最初の入賞!三段跳の表彰!

五十嵐(麻)は三段跳2位走幅跳では大会新記録で優勝を果たしました。走幅跳は6連覇達成です!

五十嵐(麻)「6連覇というよりは、しっかり記録を出そうと思っていました。自分の中で納得出来る跳躍ではなかったのですが、記録はシーズンベストを出すことができたので調子は上がってきているのかなと思います」

優勝にも満足していないようですね。
どのような点を改善していきたいですか?

「日本選手権後から助走は良くなってきていますが、更にスピードを上げて跳べるようにしていきたいです。今回の試合で明確になった課題を克服し、コンスタントに6m30〜40を跳べるようにしていきたいです!」


シーズン後半戦では自己ベスト更新に期待がかかります!
去年に引き続き5000mW優勝を果たした高野に話を聞いてみましょう!
2連覇おめでとうございます!

高野「ありがとうございます!とりあえず、優勝できて嬉しいです。今回のレースを振り返ると、入りの1000はいい感じで歩けていたのですが、審判から何度か注意を受けてしまい、それ以降自分の思うような歩きができなくなり最後までぱっとしないレースになってしまいました。しかし、今回の県戦を通して、自分はまだまだタイムを詰めることができると感じることができました!また久々に会うことができた後輩達にもたくさん刺激をもらいました」

今回の県選で後輩たちや高校の先生方に活躍する姿を見せることができてよかったですね♪

「東北選手権ではフォームを安定させて、最後まで力を出しきれるような歩きをしたいです。そして25分台前半を目指して残り1ヶ月半で仕上げていきます」

次の大会ではしっかり最後まで安定したフォームで歩けるよう頑張ってください!!

 
2連覇☆

次の大会に向けてパワーアップ!


伊藤は100m2位100mH優勝しました。
100mではシーズンベストでしたね!

伊藤「はい!100mは今シーズンずっと満足できる走りが出来ていませんでしたが、今回のレースで、少しずつ感覚を掴むことができました」

得たものがあったようですね!
100mHはどうでしたか?

「100mでのスピードを上手くつなげて走ることが出来ませんでした。重心が落ちて踏み切れなくなるという自分の悪いところが出てしまいました。この課題をしっかり克服していきたいと思います」

100mのスピードを100mHに活かしていきたいですね!
シーズン後半戦も頑張りましょう!
山形県
〜山形県陸上競技選手権大会・国民体育大会陸上競技山形県予選会 〜

山形県選で800m1500mとダブルで優勝を果たした小野にも話を聞いてみました!

小野「今回1500mでは、自己ベストで優勝できてよかったです。内容として自分の思い描くレースができました。しかし、自分でレースを作ることができなかったので、これからは自分でレースを作って自己ベストをどんどん更新していきたいです。800mについては、優勝はできたものの前日の1500mの疲れがひびいてしまい納得のいくレースができませんでした」

優勝した中でも色々と反省する点はあるようですね!

「今回は全体的に体力がなかったと痛感した試合となりました。全日本インカレは1日2本しっかり走らなければならないので、持久力をもっとつけていきたいです。また、今年度前半の大会が終わり、去年よりはスピードも体力もついてタイムも出せているのですが、まだまだ納得できていません。今回の大会を含め、前半の大会をしっかり振り返り全日本インカレに向けて頑張っていきたいです!」

ありがとうございます!
全日本インカレに向けて頑張って下さい!
        
2冠達成!


走幅跳
に出場し優勝を果たした青木に話を聞いてみましょう!!

今回はどのような気持ちで挑みましたか?

青木「全カレ標準を切ることができれば、おのずと順位もついてくると思い、今回は全カレの標準を切ることだけを考えて試合に臨みました。結果としては標準をきることができず、満足とはいきませんでしたが、今までにはない手応えを掴むことができ、自分の中で大きな収穫があり、シーズン前半をいいイメージで締めくくることが出来ました」

シーズンの前半戦を振り返ってみて、どうでしたか?

「シーズン前半戦は、目標を達成することができず悔しい結果が続きました。しかし、そんな中にも去年よりも少しずついい方向に向かっているという実感があります。このいい流れをシーズン後半戦にも繋げて目標達成できるように努力していきます」

後半戦に向けて気合い十分です!
 

山形県選の結果はどうでしたか?

佐藤(涼)「今回、棒高跳円盤投自己ベストを出すことが出来ました!まず棒高跳については、今回から歩数を16歩に増やしてみました。練習では、なかなか安定していなかったので、不安の残るまま試合を迎えてしまったのですが、逆に自分の課題をきちんと把握出来ていたので、その分不安はあるものの落ち着いた跳躍が出来たのではないかと思います」

どんな時でも落ち着くことが大切ですね!

「はい!ベストを出したものの記録についてはまだまだ満足していないので、もっともっと練習をして記録を伸ばして行きたいと思います」

どんどん上を目指して行って下さい☆
円盤投についても聞かせてください!

「円盤投については、ほとんど練習が出来なかったのですが、基本的な事として体幹トレーニングを強化したり、フォームを見直したことでベストが出たのだと思います。まだまだベストを更新して行きたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」

まだまだ伸びしろがあるようです!
応援しています!
 青森県
〜青森県国民体育大会陸上競技選手選考会〜


今季絶好調の山下☆


青森県選で100m、200mに出場し2連覇、2冠を達成した山下にコメントをもらいました。東北総体の時よりもさらにたくさんのお世話になった方に応援していただいたようですね!
 
山下「はい!中学、高校とお世話になった先生方や後輩に直接走れる姿を見せられるのは県選しかないので、そこでしっかり結果を出すことができて良かったです。また先生方や同学年の仲間、先輩、後輩の声援もありこの結果を出すことができたと思います」

今シーズン好調の山下ですがその要因はなんだと思いますか?

「今年こそは絶対に怪我にしない!ということを常に思っています。しっかり練習を詰めていることが一つの要因だと思っています。もう一つは最後のシーズンだという気持ちがモチベーションを高めてくれていると思います」

練習はうそをつきませんね!
今後の抱負を教えてください!

「全日本インカレで戦うにはもう1ランクあげなければならないと思っています。走りだけではなく、体、気持ちもです。決勝の舞台で勝負するために今後の練習をやっていきたいと思います」
 新潟県
〜新潟県陸上競技選手権大会兼国体最終選考会〜
 大学に入学後初めての県選に出場した五十嵐(航)は100m、200mの2種目で自己ベストを更新しました!

五十嵐 (航)「大学に入って初めての県選で地元で走れるということでいつもの大会や記録会よりも気合いが入っていました。地元で福島大学のユニフォームを着て走るということで緊張しましたが、出場した2種目両方で自己ベストで走れました」

福島で成長した姿を見せることが出来たようですね!
自己ベストの要因は何だと思いますか??

「日常の練習でドリルを意識して走るようにしたことだと思います。そのおかげで足のあげが以前よりスムーズに行えるようになり、足が前に出るようになりました。また、徐々に加速していこうとするように意識してから無駄な力が入らなくなり、肩の力が抜け、リラックスして走ることが出来ました」

普段の練習での意識が結果に結び付いたのですね!
今後の課題と意気込みを教えてください。

「体重を接地した足にのせて走れるようになることが課題です。リラックスして走る意識が強くなってしまい、体重をのせることができなかったので、そこの兼ね合いを上手くできるように意識したいです。また、体の全体を使って最高スピードをあげれるようになりたいです。次の大会は北日本選手権でまた地元の新潟で走れるので、また自己ベストを出せるように頑張りたいです」

さらに技術アップを図って、ふるさと新潟の地で再び自己ベスト更新したいですね!

練習の成果を発揮!(左から3番目)
 出場選手の結果一覧

県名  競技場  名前  種目  順位  記録 備考 
福島          開成山
陸上競技場         
五十嵐麻央 走幅跳 優勝 6m16(+1.6) SB、大会新記録
 三段跳  2位 12m01(+1.7)
伊藤彩  100m  2位  12.07(+0.7) SB 
 100mH 優勝 13.85(+0.7)
金子祥大 200m  - 22.86(+1.6)   
400m   50.54  
井戸坂興一 三段跳  - -
齋藤啓 100m - 11.01(+0.2)
200m 6位 22.23(+1.5)
 齋藤衿香  400m  4位 56.37 SB
 400mH 3位 61.42
 松尾祐里   400m  60.91  
 400mH  6位  65.49  
高野美咲 5000mW 優勝 26.29.24
荒井孝彦  110mH 6位  15.40(+1.5)   
石澤薪大  100m 11.81(+2.0)   
 齋藤歩夏 100m  12.79(+1.8)  SB
予12.57 
矢走拓斗  10000m 34.10.51  SB 
 荒裕子  やり投  優勝  47m68 SB 総体新記録 
 今村久美子 走高跳   3位 1m60   
 山形           NDソフトスタジアム 佐藤涼太 棒高跳 3位 4m50 PB
円盤投 2位 37m23 PB
渡部大雅 200m - 22.86(-0.3)
逸見恒太 やり投   - 47m91   
青木成美 走幅跳  優勝 5m81(+0.6)  SB 
小野莉奈 800m  優勝   2.12.71  
 1500m 優勝  4.31.27   
 青森   むつ運動公園     大瀬貴仁 400m  3位  48.97   
 山下愛美 100m   優勝  12.07(+1.3)   
200m   優勝  24.86(-0.6)   
 静岡   小笠山エコパ  角田拓也  800m   - 1.56.92   
1500m   -  4.11.00   
 富山  総合運動公園   梅原恵太   100m  -  12.34(-4.0)   
 砲丸投  - 9m22   
 新潟   新潟市営陸上競技場  五十嵐航太   100m  - 11.68   PB
 200m  -  23.66(+1.7)   PB
 兵庫   ユニバー記念 川崎翔子 400m   - 59.92   
 400mH  5位 62.96  

【告知】日本選手権開催記念のトップアスリート
陸上教室が開催予定!!

8月23日(土)に、とうほう・みんなのスタジアムにて、小学4・5・6年生(短距離)・中学生(短距離、ハードル、走幅跳、走高跳)を対象に第98回日本陸上競技選手権大会メモリアムイベント「福島の輝く未来へ」トップアスリート陸上教室が開催されます!

講師には、福島大学陸上部の川本和久監督、二瓶秀子コーチをはじめ福島大学陸上競技部OGの方々、また福島大学陸上部の選手が招かれる予定です。

募集人数は300人(小学生150人、中学生150人)となり、先着順で定員になり次第締め切りとなりますので、お早目にお申し込みください!!

詳しくは左に掲載してあります、福島県スポーツ課のホームページをご覧ください!
 申し込み締め切りは8月15日(金)までとなっています。どうぞふるってご参加ください!


詳しくはこちら、福島県スポーツ課のホームページをご覧ください!
編集後記
日焼けで顔がひりひりします。。。今週も暑くなりそうです!(伊藤)
日焼けで体がヒリヒリします。(松尾)
県選でこてんぱんにされましたが、この悔しさを無駄にせず記録を更新したいと思います!(角田)