664号 2015/03/30
卒業おめでとう!
〜平成26年度学位授与式・卒部式〜
3月25日(水)平成26年度学位授与式が挙式されました。本年度は陸上競技部から15名が卒業されました。
天候にも恵まれ、穏やかな春の日差しの中行われました。

卒業式を終え、4年の大学生活に別れを告げる2人にお話を聞いてみました。

白木は男子キャプテンとして男子チームを盛り上げるばかりでなくチーム全体を引っ張ってくれました。卒業式を終えてどんな気持ちですか。

白木「卒業式、卒部式を終えて、4年間はあっという間だと感じましたが、色々な思い出を振り返ってみれば長かったなとも感じました。これほど陸上競技に時間を捧げることはもうないでしょう。とても充実していて、幸せだったんだと思います。そんな大学生活を送らせてくれた親に感謝しています。また、練習以外の時間も同期や先輩、後輩と多くの時間を過ごしました。部員一人ひとりに会えたことを嬉しく思いますし、これからも一生の仲間であり続けたいですね」

白木の4年間には様々なことが詰まっていた様ですね。それでは後輩達にメッセージをお願いします!!


「後輩の皆さんには、自分は陸上競技のどこが好きなのか、明確にしておいて欲しいと思います。苦しい時やモチベーションが低い時それがはっきりしていれば再起するきっかけになると思うからです。陸上競技を好きな気持ちを大事にして一歩一歩成長していって欲しいです。皆さんの活躍を期待しています」

紙吹雪の中を歩く白木

後輩たちとの1枚
次に1年間、主務としてチームを支えてくれた齋藤(啓)に話を聞いてみます。
卒業式を終えてどうですか。

齋藤(啓)「入学して早くも4年が経ちました。この大学生活で学べたことはとても多く、これからの糧になることばかりです。入学した頃の自分と比べると、少しは成長できたのかなと感じます。これからは社会に出て、人のために何かができるような人になれるよう頑張りたいです。また、福島に生まれ福島で育った生粋の福島っ子なので、地元のために精一杯、尽くしたいと思います。4年間ありがとうございました」

成長が出来た4年間だったようですね!
後輩達にメッセージをお願いします。
「大学で自分の好きなことをすることができるのは、両親の支えがあってこそです。こまめに連絡を取ったり、実家に帰る機会があったら、小さなことでもいいので親孝行をしてください。感謝の心を忘れずに」

ありがとうございました。
後輩一同、感謝の心を忘れずに頑張っていきたいと思います。
お世話になった先輩との思い出を2年の高橋(美)と高橋(英)に聞いてみました。


高橋(美)「4年生の先輩方は、みなさんが自分の考えをしっかり持っていて、全員が目標に向かって切磋琢磨してる印象があります。個々で努力していたからこそ、1つにまとまったときの力は大きく、尊敬できる先輩方でした。優しく厳しく声をかけてくれる4年生だったからこそ、「先輩たちのために!」と私自身頑張ることができました。先輩方のように後輩にそう思ってもらえるような上級生にならなければいけないと思うことができ、人として競技者として見本となる存在でした。お世話になった2年間は、今思うとあっという間でしたが、この2年間で学んだことを無駄にしないよう努力していきたいと思います。有り難うございました!」



高橋(英)「一年生と四年生では年が離れていましたが、練習中にアドバイスをしていただいたり、相談にのっていただいたりと大変お世話になりました。私は大学にきて環境が変わったり、ケガが多かったりと悩むことが多かったのですが、四年生の先輩方が経験談をしてくださったり相談にのってくださったりととても励まされました。
四年生の先輩方は競技力が高く、その中で一緒に練習できたことは自分にとって良い刺激になり、学ぶことが多かったです。また、ブロックの先輩の五十嵐麻央さんの跳躍を高校3年生の時に見て、私もこんな選手になりたいと強く思いました。その憧れの先輩と少しでも一緒に毎日練習できたことは私にとってとても大きなものとなりました。四年生の皆さんご卒業おめでとうございます。」
卒業式、エール、胴上げの後には卒部式も行えわれました。
4年生は卒部式で4年間の思いを在校生たちに伝えました。
卒業生の言葉は後日 Guraduation day に記載します。 
仲間との4年間を振り返って
〜平成26年度卒コン〜

まずはじめに短長ブロックに所属していた大瀬に話を聞きました。
卒業した今、四年間を振り返ってみてどうですか?

大瀬「あっという間の4年間でした。卒業はしましたが、1週間くらいしたら福島大のグラウンドへ当たり前のように練習に行っている感じがして、卒業したという実感がありません。(笑)それだけ、陸上しかやっていない大学生活だったと思います。僕はとても仲間に恵まれていました。特に、4年間一緒に練習してきた同級生のみんなや短長ブロックのみんなにはどれだけ感謝をしても足りないくらいです」

素敵な仲間とかけがえのない時間をすごせたようですね!
卒業生として参加した卒コンはどうでしたか?

「卒コンでは、最後ということで部員全員に話かけることを目標にしていましたが、話せなかった人はすみません。(笑)最後は大学生らしく、思いっきりふざけたので迷惑をかけていないか心配ですが、最後に多くの部員と話せる機会を設けて頂きありがとうございました」

では、最後に後輩たちへメッセージをお願いします!

「僕は、大学入学前の競技実績は関係ないと思います。この面では僕は、少し証明できた気がします。自分は遅いから後ろを走るという気持ちでは絶対に成長できません。後ろを走ろうと思って走るのと全力でやって後ろを走るのでは意味合いが違います。後輩たちには、自分の可能性を信じて失敗を恐れずに何事にも挑戦して欲しいです。そして、仲間たちと競いあい、高めあって欲しいです。それぞれの目標に向かって頑張って下さい。心から応援しています。そして、ありがとうございました」

大瀬の力強く走る姿は多くの後輩たちに自信を届けたに違いありません。
四年間、本当にお疲れ様でした!

後輩たちからの祝福に笑顔がこぼれる大瀬
 
こらえきれずに感極まる五十嵐(麻)
 次に跳躍ブロックに所属していた五十嵐に話を聞きました!
4年間の陸上生活を振り返って、一言お願いします。

五十嵐(麻)「4年間を振り返ると、本当にたくさんの思い出があり、上手く言葉にすることが出来ません。しかし、とても充実した4年間だったと自信をもって言えます」

福島大学陸上部で過ごした四年間は五十嵐にとって
忘れられないものとなったようですね。

卒業生として参加する卒コンは楽しむことができましたか?

「自分たちのために卒コンをやってもらえたことの嬉しさ、仲間との別れなどいろいろな思いで涙涙の卒コンでした。素敵な時間をありがとうございました!」

最後に後輩たちへメッセージをお願いします!

「福島大学陸上競技部の仲間たちはみんな陸上が大好きな人たちばかりです!その仲間を大切に、そして陸上が好きだという気持ちを忘れずに自分の目標へ向かって突っ走って貰いたいです!ずっと応援しています! 」

常にトップで活躍し続けた五十嵐の勇姿は私たち後輩の憧れです!
四年間お疲れ様でした。
 2年の青木にも話を聞きました。今回の卒コンで司会を務めた青木ですが、どのような思いで臨みましたか?

青木「今回の卒コンは司会ということで、とても緊張していました。しかし、それ以上に四年生をしっかり送りたいという気持ちが大きかったです。
四年生にはたくさんお世話になったので、言葉では伝えきれないくらい感謝しています。その感謝の気持ちが少しでも四年生に伝わっていたら嬉しいです。
私も今年で大学生活の半分を終わりました。卒業するとき、四年生のようなきらきらした笑顔で卒業出来るように残り半分の学生生活で悔いのないよう過ごしていきたいです!」

四年生にはたくさんの感謝の気持ちでいっぱいですね。
四年生の新天地での御活躍を願っています!
 
司会役をしっかりこなす青木
 
このほかにも、卒業式・卒コンの写真を写真館に乗せています。
ぜひ、ご覧になってください!

写真館はこちらから

最後になりましたが、卒業生の皆さん
ご卒業おめでとうございます!
 ふるさとで学ぼう!
〜里帰り合宿〜
 3月27日(金)〜29日(日)の3日間、福島大学陸上競技場にて里帰り合宿が行われました!
県内だけでなく他県からも多くのOG・OBの方々が教え子を連れて参加してくださいました。
気温が20度を超える日もあり、各ブロックでシーズンを意識した練習や技術練習などを行いました。
いい刺激を受けあいながら練習ができ、大変充実した合宿になったと思います。
 
先頭を引っ張る角田!
 
3回目で最上級生として里帰り合宿に参加した角田に話を聞いてみましょう。
今回の里帰り合宿はどうでしたか。


角田「今回で3回目の里帰り合宿となりました。僕は毎年、長距離と混ざって練習をするので今回も長い距離を走ると覚悟して迎えました。しかし、今年は中距離と長距離でメニューが変わりタイム設定なども綿密に区切られていたので、専門的な練習ができ、とても充実した里帰り合宿になりました」

専門的で良い練習が出来たようですね。
他に何か収穫はありましたか。

「中距離の人数が少なくていつも短距離の練習に混ざっていますが、今年は同じ種目の高校生が多く、中距離の練習を大人数でやることができたので、声を掛け合ったり励まし合うなどお互いに刺激し合いながら練習することができました。大学生として、一生懸命練習に取り組む姿勢、メニューをしっかりとこなす姿勢を高校生に見せることができたのではないかと思います。高校生に刺激を与え、自分もシーズンに向けてさらにギアをかえることができた里帰り合宿になったと思います」

ありがとうございました。
しっかり合宿で練習をこなせて良い練習が出来たようで、来シーズンが楽しみですね!
 次に、中学生の時に里帰り合宿に参加していた石澤に話を聞きました!

中学生の時と学生として臨む今回の合宿ではどのような変化がありましたか?

石澤「中学生の時は周りが大学生や高校生ということもあり、練習についていったり、アドバイスを貰うだけであったりと受け身の練習でした。
しかし今回は学生として参加し、中学生の時とは違い自分が教えたり、指示を出したりと、まったく異なる里帰り合宿でした」

やはり、学生として臨む合宿は大きな変化があったようですね

今回学んだことをこれからどのように活かしていきたいと思いますか?

「学生となり、教わる立場ではありますが教える立場にもなり、練習で教わったことを分かりやすく伝えることは難しいことだと感じました。この経験を活かし、今後の練習では動作の一つ一つをしっかりできているか、それを他の人にも説明できるかということを意識して取り組みたいです!」

アウトプットすることの難しさ、大切さを学べたようですね!
これからの練習でも意識して頑張っていきましょう。
 
参加者全員で、はいチーズ!
 編集後記
 春休みもあとわずか・・・残り少ない時間を大切にしたいです。(中村)
毎日、元気です(五十嵐(航)