第669号 2015/05/04
一足先にシーズンイン!
〜第31回静岡国際陸上競技大会〜
5月3日(日)に静岡県小笠山総合運動公園エコパスタジアムで、静岡国際陸上競技大会が開催されました。福島大学からは、女子800mに大学院2年新宮美歩と3年小野莉奈、男子走高跳に4年鈴木真悟の計3名が出場しました。なお、静岡国際はシーズン最初の全国大会となりました。

まずは、新宮に話を聞いてみましょう。今回はどのような課題を持ってレースに臨みましたか?

新宮「スタートから落ち着いて600mまで楽にいくというイメージで練習をしてきたので、試合でも、というねらいで臨みました」

課題を明確にしてレースに臨めたようですね。今までイメージして練習してきたことを本番で発揮することは出来ましたか?

「レースはハイスピードレースになったのですが、周りに流されずに自分のレースメイクが出来たと思います。その結果がシーズンベストに繋がったのだと思います」

練習からレースの展開をイメージしながら取り組んだことでシーズンベストに繋がったのですね!2週間後に控えている東北インカレが楽しみです。

静岡での激走!(左から新宮・小野)

次に、同じく800mに出場した小野に話を聞いてみましょう。レースを終えてみてどうでしたか?

小野「今シーズン初めての全国大会となりました。全国大会ということでトップレベルの人たちとのレースになり、いつも以上の緊張感がありました。そのせいか、少し気負いすぎてしまいレース内容としては力不足を感じるものとなりました」


今シーズン初の全国大会で課題が多く見つかったようです。これからどのように改善していきたいですか?

「練習の中でも試合と同じような緊張感で、日本のトップクラスのレースを意識した練習をもっとしていくべきであると感じました」

そうですね。本番では練習でできたことしかできません。新宮とともにレースをイメージし、切磋琢磨し合って練習できるといいですね!

最後に走高跳に出場した鈴木に話を聞いてみましょう。鈴木は今シーズン初戦となりましたがどうでしたか?

鈴木「今シーズン初戦が全国大会となりましたが、不甲斐ない結果に終わってしまいました。せっかくの地元・静岡での開催だったにも関わらず結果を残すことが出来ず残念でした」

シーズン初戦から苦い結果となったようですね。

「しかし、シーズンは始まったばかりで、まだまだ続きます。主将として、そして、最後のシーズンとしても良いシーズンにするために、ここで終わることなくこれからも頑張っていきます」

シーズンはまだ始まったばかりですが、2週間後に東北インカレが迫っています。主将としても最後のシーズンとなる4年としても良い結果を残してチームを引っ張っていってもらいましょう!

新入生紹介
〜ようこそ福島大学陸上競技部へ〜
今年も16人の一年生が福島大学陸上競技部に入部しました。
彼らはいったい何者なのか?インタビューでその素顔をのぞいてみましょう!
 
写真 名前 出身/出身校
学類 所属ブロック
種目/自己ベスト
抱負


夏井大介 秋田/秋田北
行政政策学類 短長・中距離ブロック
400m/50"93
日々精進

夏井はいろんなことに興味津々!!大学生になってやってみたいことはありますか?

夏井「今やりたいことは自動車の免許取得です。免許を取ったら自分で運転して色んな所に行ってみたいです!」

とても活動的なんですね!免許をとったらここは行ってみたい!というところはありますか?

「まだ福島県自体をあまり知らないので、会津に行ってみたいです!」

その積極的な行動力を試合でも発揮してほしいですね!

岸元は1年生のなかで一番遠い兵庫県出身ということで、福島と兵庫では色々違うところがあると思いますが、一番驚いたことはありますか?

岸元「周りに関西弁の人が少ないので、なかなか慣れません。僕は兵庫の中でも播州という地域なのですが、「とても」というのを「ばり」と言います。」

「とても」を「ばり」だなんて特徴的ですね!

「はい!地元は地元でいいところがあって大好きです!これからは福島の良さもたくさん発見していきたいです!」

ぜひ福島も大好きになってほしいです!


岸元拓郎 兵庫/加古川東
人間発達文化学類 短短ブロック
100m/11"00
100mで10”60を切る


柳沼克浩 福島/安積黎明
人間発達文化学類 跳躍ブロック
走幅跳/6m25
三段跳/13m60
三段跳で14m50!


柳沼は野球が好きだと聞きました。好きな選手は誰ですか?

「はい、巨人の鈴木尚広選手です!代走専門という難しい分野の選手なのですが、独自のトレーニングや選手の分析をしていて、様々な工夫をしているところが素晴らしいと思っています!僕の憧れの選手です!」

試合は球場まで観戦に行くことはありますか?

「なかなか時間が無くて、テレビで観れるときにしか観ることができません…(泣)機会があれば休みなどを使って観に行きたいです!」

鈴木選手のような素晴らしい選手に成長するのを期待しています!
大関は今料理にはまっていると聞きました!

大関「そうなんです!一人暮らしを始めてから色々な料理を作るのが楽しいです!」

これから4年間一人暮らしなので、料理の腕がどんどん上がりそうですね!

「はい!競技でも結果を残していくためにも、栄養に気をつかって、ヘルシーかつ美味しい料理を追求していきたいと思っています!」

ぜひ大関の手料理を食べてみたいです!


大関佳 新潟/新潟商業
経済経営学類 長距離・競歩ブロック
3000mSC/11'11"83
5000m/18'04"84
3000SCで全日本インカレ出場

 
吉田菜穂 山形/九里学園
人間発達文化学類 短短ブロック
100mH/13"92
全日本インカレ出場・ベスト更新

 山形から福島に引っ越して一か月、色々大変なことがあると思いますが、一番大変だと思ったことはありますか?

吉田「怪我をしたり、風邪をひいたときにすぐに病院に行けないことです。いつもなら家族がいるのですが、一人だとパニックになり、冷静でいられなくなってしまいます。」

やはり家族は大事ですね!

「はい、母は偉大です。(笑)いつも任せていたことを自分でしなければならないので、改めて母を尊敬しています!」

家族の存在に感謝して、福島での生活を頑張ってほしいです!

編集後記

大学の競技場の藤棚が見ごろを迎え、疲れを癒してくれます。(堀)