第676号 2015/06/22
日本トップレベルの戦いへ
〜日本選手権に向けての意気込み〜
6月25日(木)〜6月28日(日)に新潟県、デンカビックスワンスタジアムにて第99回日本陸上競技選手権大会が開催されます。今年の日本選手権は今年、北京で行われる第15回世界陸上選手権大会の代表選手選考会でもあります。
今回は、日本選手権に出場する学生4人に意気込みを聞きました。

最初に、福島大学の学生として2回目の日本選手権に臨むM2の新宮に話を聞いてみます。
日本選手権に向けての意気込みを教えてください!

新宮「今回の日本選手権は800mだけなので、少しいつもと違っての調整なっています。体調も少しずつ良くなってきているので、ハイレベルの中で流れにのったレースをしたいなと思っています」

ハイレベルの中で新宮らしい走りが出来るといいですね!
どんな走りをしたいですか?

「400mと違い、800mは相手有りきの種目なので、積極的に走ろうと思っています。あんまり深く考え込まず、シンプルに走り、シーズンベストを出すことが目標です」


今までやってきた練習の成果がしっかりでるといいですね。
ぜひ、目標達成できるように頑張ってきて下さい!
 
去年の日本選手権での新宮の走り
 
今年の東北インカレでの山下の走り(左から3番目)
今回初めて日本選手権に出場するM1の山下に話を聞きました!山下は100mに出場します。
いよいよ目前に迫ってきましたが、今の気持ちを教えてください。

山下「いつも、テレビで観ていた日本選手権に自分が出場できることに、すごくワクワクしています。レースを楽しみつつ、自分がどこまでいけるかチャレンジ精神で走ってきたいと思っています」

初めてではありますが、ぜひ攻めの走りをしてきてほしいですね。
どういうことを意識してはしりたいですか?

「一番意識したいのはスタートです。音に早く反応する、グイグイグイとしっかり地面を速く押すことを意識して走りたいです。あとは、しっかり自分の走りをすることです。1本でも多く走れるように頑張ってきたいと思います!」

山下らしい力強い走りを期待しています! 
次に去年に引き続き800mに出場する3年の小野に意気込みを聞きました。

小野「去年の日本選手権で、自分の力を発揮できずに思うような走りができなくとても悔しい思いをしました。今年は、レースプランをしっかり立てて、自分がやるべきことをしっかりできるように集中していきたいです」

去年は理想とする走りが出来なかったようですね。今年の日本選手権での目標は何ですか?

「自分の最高の走りが出来るようにし、入賞目指して頑張ります!!」

入賞とは言わず、ぜひ表彰台に登ってください!
 
去年の日本選手権での小野の走り
 
24大学での安部のハードリング!!

最後に、日本選手権初出場となる3年の安部に話を聞きました。安部は100mHに出場します。
最近、どんどん記録を伸ばしているようですが、どんなことに力を入れましたか?

安部「冬季に入った頃から、絶対来年の日本選手権に出たい!と決意して練習に取り組んでいました。
記録が伸びない原因を色々と自己分析し、強い選手になるために私生活を改善しました」

日本選手権に出たいという気持ちの強さがすごく伝わりました。
本番ではどんな走りをしたいですか?

「日本選手権では、決勝で福大記録の13”38を切るのが目標です!予選から13”50を切って流れを作りたいですね!
そのためにも、課題であるスタートから3台までの加速を練習したいと思います。初出場ですが、チャレンジャーとして思いっきり走ってきます!」


日本選手権に出場する皆さん、コメントありがとうございました。皆さん頑張ってきてください!!
第52回福島大学トラッククラブ競技会
 6月20日(土)に第52回福島大学トラッククラブ競技会が行われました。今回の記録会では徐々に練習の成果が記録に表れた人もいたようです。東北学生総体まであと約1ヶ月、学生たちに今回の結果を聞きました!!
始めに、シーズンベスト・セカンドベストをたたき出した2年の齋藤に話を聞いてみましょう。今回のレースはどうでしたか?

齋藤「レースを振り返ってみると、足が前に出て、いつもより上半身のブレがなかったと思います。それがシーズンベストにつながったように感じます。ですが、後半になると足がついてこないこと、コーナーからの抜けがうまくいかないことなどの課題も残りました」

そうですか。ではその課題がクリアできたら自己ベスト更新の瞬間はすぐ訪れそうですね!

「はい。今回の課題を改善して、次の大会では自己ベストをねらっていきます!」

来月には県選手権が控えています。波に乗ってきている齋藤の走りに期待です!

齋藤の力走!!

ダイナミックな跳躍☆
次に、走幅跳で自己ベストを更新した梅原に話を聞いてみましょう。混成種目を専門としていますが、それを想定してエントリーしたんですか?

梅原「はい。今回の記録会では走幅跳以外に2種目参加して、走幅跳は3番目の種目でした。他の2種目はよくない結果だったので不安でしたが、気持ちを切り替えて挑んだらベストが出ました」
 

今回の試合の流れはどうでしたか?

「1回目の跳躍でベストが出たんですが、それで気が緩んだのか残り2回ではファールを出してしまいました。次の試合の課題です」

レベルが上がっている梅原に期待ですね!

<編集後記>

東北もそろそろ梅雨入りらしいです。雨は嫌いです(矢走)