第688号 2015/09/14
奮闘!!男女ともに個人で入賞!!
天皇賜杯 第84回日本学生陸上競技対校選手権大会
9月11日(金)~13日(日)に大阪のヤンマースタジアム長居にて、天皇賜杯第84回日本学生陸上競技対校選手権大会が開催されました。福島大学からは女子11名男子2名の計13名が出場しました。今大会では、男女合わせて4種目で入賞し、出場人数が少ないながらも奮闘しました。

主将の鈴木、4年の意地を魅せ自己ベストで入賞!
自己ベストを更新して、2m164位入賞を果たした4年の鈴木に話を聞きました!

男子が入賞したのは7年ぶりです!
大会を終えて、今の気持ちはいかがですか?

鈴木「たった1cmですが、それでも1年ぶりのベスト更新はすごく嬉しいです。結果は同率4位で表彰台には乗れませんでしたが、福大の歴代タイ記録で自己ベストなのでとにかく嬉しいです」

自己ベスト更新と福大タイ記録、ともにおめでとうございます!
今回の大会を踏まえてこれからの意気込みを教えて下さい。

「2m19は越えてましたがクリアで当ててしまいました。でも、今回の試合でとてもいいイメージをつかめたので秋の大会で修正し、2m20以上を目指します!」

鈴木の更なる活躍を期待しています!



鈴木の自己ベストの跳躍
3年も活躍!!惜しくも表彰台ならず


100mHでの安部(遥)の走り(中央あたり)
まずは、2種目で入賞を果たした安部(遥)です。
安部(遥)は、個人では100mに出場し11"975位、100mHに出場し13"675位入賞を果たしました。また、リレー種目には4x100mR、4x400mRに出場しました。個人種目では初の全日本インカレ入賞ですがどうでしたか?

安部(遥)「100mでは1本1本課題を修正しながら、決勝を走ることができました!これは翌日の100mHへの自信にもなりました。100mHも初めて決勝の舞台に立ちました!ワクワクする気持ちで挑みました!(笑)スタートの加速は久々にいいものを感じましたが、後半の勝負に負けてしまいました。優勝する気でいたので悔しいです」

優勝したいという強い気持ちは大切ですね。
それでは次の目標は全日本カレ優勝ですね?

「はい、今回の入賞はタイムも順位も満足できるものではありません。全カレの悔しさは全カレでしか晴らせません。この悔しさを忘れずに、優勝することだけを考えて1年間頑張りたいと思います!たくさんの応援が力となり、3日間走り切ることができました。ありがとうございました!」

応援してもらえると、力を発揮できますよね。
残りのシーズンも頑張りましょう!!


小野は800mに出場し、2'12"396位で入賞を果たしました。3年連続の全日本インカレ出場となりましたが、どのようにレースに臨みましたか?

小野「今年の全日本インカレは、昨年は6位入賞だったので、その結果より上の順位を取りたいと思い、表彰台を目指して臨みました」

今大会も6位となりましたが、2年連続入賞は素晴らしいと思います。
どのようなレースでしたか?

「予選、準決勝と調子は悪くなく、自信をもって決勝に出場しましたが、決勝では自分が思っている以上に走れませんでした。自分の力不足を痛感した試合でした。とても悔しい思いでいっぱいですが、25大学でリベンジできるように練習していきたいです。また、来年の全日本インカレは最後になるので今年の悔しさをはらすために優勝を目指していきたいです」

もう次の全日本インカレを見据えているんですね。
今後の大会の小野の活躍に期待です!



小野、2年連続入賞!!(左から3番目)
1、2年のこれからの活躍に期待大 

まず今回、2回目の出場となった2年の荒に話を聞きました。今大会を振り返ってみて、今の気持ちを教えて下さい!

荒「試合を振り返って 調子が良かった分、決勝に残ることが出来ず本当に悔しい思いです。3本のうちに修整出来ず力不足を改めて痛感しました」

その悔しい気持ちをぜひ次に活かしてください。2回目の全カレは荒にとってどのようなものになりましたか?

「目の前でハイレベルな投擲を見ることができ、とても良い刺激を受けました。今度は私も決勝の舞台で戦う立場になりたいと強く思いました。シーズン残り少ないですが、もう一度気持ちを入れ替えて頑張ってきたいと思う大会になりました!」

これからに向けてとてもいい機会になったようですね!来年こそ荒が決勝の舞台で戦う姿を楽しみにしています。

次に、1年で全日本インカレ出場した吉田に話を聞きました。今回、初めて全カレに出場した訳でしたが、どうでしたか?

吉田「レースを振り返ってみると、中盤を超えて、後半に差し掛かる所までは、体が前に進み、これならいける!という感覚を持っていました。しかし最後の8~10台目のインターバル間のリズムを自分で崩してしまい、準決勝進出を逃してしまいました。全日本インカレ前の練習では、前に比べ、走れてきたと感じていたので悔しさが残りました。せめて二本走りたかったです」

1年目の全日本インカレは、悔いの残るものとなったのですね。今後について、どのように考えているか教えてください。

「大会を通して、様々な選手の動きを見ることにより、自分はどの動作が出来ていないかなどの課題を再確認することができました。走力アップとともに、技術面も並行して改善していかなくてはなりません。加えて、体を絞っていかないといけないと感じました。来月にも大会はあります。13秒台という目標をぶらさず、全日本インカレのA標準である13秒90を目指して気を引き締めていきたいです。来年は、先輩方と共に、決勝までしっかり3本走ることができるように頑張っていきたいです!」

吉田はまだまだ成長中です。
来年の全日本インカレも期待です。 
4年間の集大成、全日本インカレ最後のレース 
 
前を追う山本(千) (中央)

最後に、女子主将の山本(千)に話を聞きました。4年間の思いを熱く語っていただきました。
山本(千)は、400mHで見事自己記録を更新しました。最後の全日本カレになった訳でしたが、どうでしたか?

山本(千)「今まで59秒台を出して、決勝に進むことを目標にしてこれまでやってきました。アップのときに調子がよく狙っていただけにとても悔しい結果で終わってしまいました。しかし、これが全力を尽くした結果です。自己ベストを2年振りに出すことが出来ましたが、まだまだ弱いと痛感しました。最後のインカレで入賞することは出来ませんでしたが、今シーズン思うように走れない中で自己ベストが出せたのはたくさんの人が応援してくださっていたからだと思います。本当に力になりました。ありがとうございました」

4年生の想いは、一緒に戦ったチームメイトはもちろん、福島で残っていたチームメイトも掴み取ったでしょう。最後に、後輩たちにメッセージをお願いします。

「全日本インカレはとてもレベルの高いところですが、みんな同じ大学生です。遠い場所だと思わないで全員がそこを目指して頑張って欲しいと思います。また、3年生は来年が最後になるので悔いの残らないように闘ってほしいです。本当にありがとうございました!」

先輩方の背中を見て、私達も頑張ります!
全日本インカレに出場した皆さん、お疲れ様でした!!

福島大学の学生の記録をチェック!!
出場した選手の結果記録はこちらからどうぞ 
編集後記

残り2週間の夏休み!充実した時間にします♪(青木)

もうすぐ秋です!早く秋の味覚を堪能したいです(矢走)

全日本インカレに出場した皆様お疲れ様でした(安藤)

食欲の秋ではなく読書の秋に出来るようにしたいですね(吉田)