第706号 2016/01/18
国公立25大学対校駅伝大会
1月16日(土)に埼玉県熊谷スポーツ文化公園で第13回国公立25大学対校駅伝大会が行われました。今年は福島大学は男女ともに出場し、男子は総合17位、女子は昨年の順位を大きく上回る総合2位という結果でした。
また、2区(3.14km)で小野が区間新・区間賞を獲得し、総合2位に大きく貢献しました。
まずは総合2位になった女子選手に話を聞いてみましょう。
 女子対校の部
1区 5.17km 大関佳

一年生ながらも一区を走り、襷を繋いだ大関。2016年最初のレースとなったわけですが、どのような想いで大会に臨みましたか。

大関「チームの目標が3位入賞だったので、1区で遅れないように、次に待つ小野さんに上位で襷を繋ごう!という想いで走りました。大会前のコンディションが良くなかったので、最初は焦らずに落ちついて入りました」

不安を抱えながらも、冷静に走れたようですね!
レースのを振り返って、何か感じたことはありますか。

「走り終わってみて、消極的になりすぎて失敗してしまったなという思いがあるのですが、後の区間の先輩たちが走りやすい位置で渡せたのではないかと思います。総合で、目標を上回る2位になることができ、とても嬉しかったです。普段ひとりで練習している分、久しぶりに駅伝を走ってチームで闘える楽しさを味わうことができました!」


高校時代から駅伝を走ってきた大関。駅伝に対する熱い想いが蘇ったのではないでしょうか。シーズンに向けて、残りの冬季練習を怪我なく終えられるといいですね!


みんなでガッツポーズ!


大関から小野への襷リレー
2区 3.14km 小野莉奈

3年生として、チーム総合2位に貢献した小野に話を聞きましょう!
今回の大会を振り返ってみてどうでしたか。

小野「今回の国公立25大学駅伝は3位入賞を目標に走りました。1区の大関が良い位置で襷を持ってきてくれたことで、前をしっかり追って積極的なレースをすることができました。また、一人ひとりが今出せるベストを出すことができたので、総合2位という結果を残せたのだと思います」

区間賞と区間新記録、大活躍のレースでしたね!

「自分でも驚いていますが、とても嬉しかったです!今回の長距離のレースを自分の種目に生かして、シーズンに向けてまた冬季練習を積み重ねていきたいと思います」

今回の結果に満足することなく、さらに一段階上のレベルを目指して頑張っていきましょう!
3区 3.14km 中村あゆみ

どのような気持ちで走ったのか聞かせてください。

中村「小野さんが1位との差をかなり詰めてきてくれたので、襷をもらった時点で前を追う展開になりました。しかし私の力では差がどんどん開く一方で、とても悔しくなりました。ただ、焦らないで自分の力を出し切ろうという気持ちで走りました」

落ち着いていけたようですね。
この大会を通して何か収穫はありましたか。

「今回のこの大会で最後まであきらめないこと、そして継続した努力の大切さを改めて感じました。また、今自分がどのくらいの力で走れるのかもわかったので、発見がたくさんあり、いい刺激となりました。今感じているものを大切にして、冬季練習に活かしていきたいなと思います」

継続は力なりです!
理想の自分に近づけるよう、頑張りましょう。


ラストスパートを決める小野から中村へ!


中村からアンカーの高野へ!
4区 5.17km 高野美咲

3回目の国公立駅伝大会を終えた高野に話を聞いてみましょう!
今回総合2位になることが出来た要因はなんですか。

高野「今回、チームでは総合3位、個人も区間3位以内と去年の記録を更新することを目標としていました。その目標を達成するために例年より走る練習に力を入れてきました。特に同じ長距離ブロックの大関と一緒に練習できたことが、強い気持ちをもって練習に取り組めた要因になったと思います」

練習相手がいることで、諦めない心の強さが身についたのですね。
最後に一言、今回の大会の感想をお願いします!

「自分にとって2年前のこの大会が、速く走りたいと思うきっかけになったものであり、なんとしてでもチームに迷惑をかけない走りをしようと思いました。結果としては総合2位で、区間順位も2位で1分ほど記録を更新しました。一人一人の襷にかける思いがあってこその順位だと思います。今年の走り始めで、いいスタートができたのでラストシーズンに向けて頑張っていきたいです!」

悔しさをバネに頑張ってきた結果が表れた大会でしたね。
残り1年、悔いの残らないように頑張りましょう!
男子対校の部
男子からはまず、3年生の山本(崚)に聞いてみましょう!
男子は久しぶりの駅伝出場となりましたが、どのような気持ちでしたか?

山本(崚)「3年目にしてようやく出場することができ、とても嬉しく思います。長距離の後輩がたくさん入部してくれたおかげで襷を繋ぐことができました。後輩たちにはとても感謝しています」

再び駅伝の楽しさを感じてきたようですね。
実際に走ってみてどう思いましたか?

「上位へ押し上げていくような先輩らしい走りができなかったことが申し訳なく思っています。総合17位ということで悔しい結果になってしまいましたが、各々が強くなりたいと感じるよい機会になりました。何より駅伝を通して強くなったチームワークを活かしてシーズンのトラック競技で活躍したいです!」


駅伝を通じてチーム全体がより向上心を持ったようです。
シーズン中の活躍を期待しています!


念願の駅伝に出場でき、力走する山本(崚)
 

落ち着いた走りの矢走
エース区間である1区(9.72km)を走った矢走に聞いてみましょう!
各校のエースが集まる1区を任されたようですが、どのように走りましたか?

矢走「レース前は周りの選手が自分より強い選手だと分かっていて、かなり緊張していました。でも、走り出すと緊張はとけ、リラックスして走ることが出来ました。チームのために精一杯走ることを特に意識して走りました」


チームを思って走ることが出来たようです!
レース展開はどうでしたか?

「前半はかなりハイペースだったので、先頭にはつかず、第2集団で走りました。風が強かったので周りに選手がいない状況の時はきつかったです。後半は2kmくらいからうまくペースを上げることができて、順位も上げることが出来ました。全体的には10kmの自己ベストのペースで走りきれてたので、良いレースになりました」


チームの勢いとなることが出来たようですね。
これからもエースとしてチームを引っ張ってください! 
 1年生ながら3区(7.69km)を走った渡邉に聞いてみましょう!
1年生でしたが駅伝を走ってみてどうでしたか。

渡邉「最後に駅伝を走ったのは1年半前でした。今大会は周りも上の学年の人たちばかりで少し不安がありましたが、堂々と走りきることができたと思います。3区を走らせて頂いき、ほぼ目標タイムで走ることが出来ました。しかし、同時に他校の選手とのとても大きい実力差を感じ、まだまだ力不足ということを改めて知らされました」

個人としては少し悔しい結果だったのですね。
チームとしてはどうでしたか?

「今年はチームの目標順位の15位を達成できませんが、チーム全員が素晴らしい走りをしてくれたので目標タイムである2時間10分を切ることができました。来年はチームの順位もタイムもより上へ行けるようにシーズン中の大会も含め、もっと長い距離を安定して走ることができるような練習を積んでいきたいです」

すでに次の目標をたてているのですね。
その目標を達成できるように頑張ってください!
 

来年の更なる活躍に期待!
編集後記
寒くてコタツから出られません。(照内)
駅伝って走るのも見るのも最高ですね!みんな、とってもかっこよかったです!(中村)
寒くて布団から出るのが億劫です・・・(吉田)
駅伝に出場させていただき、色々なことを考えさせられました(渡邉)