第749号 2016/11/28
1年を振り返って
〜2016年 納会〜
11月26日(土)、ホテルサンルートプラザ福島にて、2016年度福島大学陸上競技部納会が行われました。各地から多くのOB・OGの方々に足を運んでいただきました。川本先生の挨拶から始まり、OB会会長、松村賢剛さんの挨拶、各授賞式、新主将からの挨拶、学生による余興、ビデオ上映などが行われ、1年間を振り返る盛大な会となりました。OB・OGの方々との交流の中で、学生は様々な刺激を受けるとともに、多くの方々の支えがあって自分たちが陸上競技に取り組むことができているのだと改めて感じることができたようです。ご出席してくだっさた方々、ありがとうございました。それでは今年の納会を振り返ってみましょう。
 各賞受賞式
 〜福大記録賞〜
今年度は女子棒高跳で安部(美)が3m40cmという素晴らしい記録で福大記録賞を受賞しました。 
さっそく安部(美)に話を聞いてみましょう。
福大記録賞を受賞してどのようなことを思いましたか?

安部(美)「このような賞を頂くことができてとても光栄に思います。日本トップクラスのOB、OGの方々の中に自分の名前を残すことができてとても嬉しく思います」

堂々の受賞でしたね。
自分の記録が福大記録となり、これからどのように競技に臨んでいきたいですか?

「今回は福大記録タイという少し納得のいかない記録でした。後半シーズンに新記録を狙っていたのですが怪我をしてしまいとても悔しい年でもあります。この悔しさは決して忘れません。必ず来年もこの記録を更新して、東北の棒高跳のレベルを上げていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします!」

来年以降も記録更新を期待しています!
 
福大記録賞を受賞した安部(美)
プレゼンターはH26年度卒佐藤涼太さん
〜優秀選手賞〜 

2016年大活躍のシーズンでした!
続いて、安部(遥)に話を聞いてみましょう。
優秀選手賞を受賞しての気持ちを教えてください!

安部(遥)「今回はこのような賞を頂き、たいへん嬉しく思います。4年間を振り返ると、全国大会では準決勝止まりだった私が、表彰台を争うなんて夢のようでした。ひたすら速くなるまで続けること。それだけを考え日本一を目指す2年間は、厳しくも楽しい幸せな日々でした。出会いに恵まれ、最高の環境で陸上をできたことを誇りに思います」

とても充実した陸上生活の中での受賞となったのですね。
4年間を振り返って、一言お願いします!

「これからは後輩たちに少しでも多くのものを残したいです。4年間応援して下さった皆さま、ありがとうございました!」

本当におめでとうございました!
4年間お疲れ様でした。
次に高橋(美)に話を聞いてみました。
優秀選手賞を受賞してどのようなことを思いましたか?

橋(美)「賞を頂いて、正直自分が?と思いました。実際全国で勝負することもできず、中途半端な記録しか出せていませんでした。それなのにこのような賞を頂けて光栄に思います」

受賞おめでとうございます!
4年間を振り返って改めてどのような気持ちになりましたか?

「4年間振り返ると、本当に沢山の支えがあったからこそ、今の自分があるなと思います。4年のうち半分は怪我で走ることができませんでした。挙げていくときりがないくらい、エピソードは沢山あります(笑)今思うと怪我をしていなかったら、怪我をしている仲間の気持ち、走りたくても走れない悔しさなど人の気持ちを考えられていなかったと思います。考えられるようになったからこそ、後輩にも声をかけたりアドバイスできるようになりました。走りで後輩に何かを伝えることができたかは分かりませんが、自分の怪我を通して、自分自身も強くなれたし、後輩にも言葉や練習への姿勢で何か伝えられたのではないかなと思います」

4年間を通して競技面以外にも大切なものを見つけたのですね。
4年間お疲れ様でした。
 
素晴らしい走りでチームを引っ張りました!
 
この1年成長を見せた矢走
今回、3年での受賞となった矢走にお話を聞きました。優秀選手賞を頂いてどう思いましたか?

矢走「優秀選手賞を頂いた時は、正直驚きました。それと同時に自分の頑張りはまだまだ足りない、もっと頑張ろうという気持ちになりました」

今シーズンの頑張りは十分に実りあるものだったと思います。 これを機にもっと頑張れそうですね!

「今の自分はまだまだ全国で戦える選手ではないし、自分が目指している選手には程遠いと思います。しかし、自分には今の記録を更新していけると思うので、冬季には自分の走りをもう1度見つめ直して、来シーズンはもっと強い選手になりたいと思います!」

来シーズンは4年生になり、ラストシーズンになります。 矢走の更なる活躍を期待しましょう!
〜監督賞〜
次に監督賞を受賞した小野に話を聞いてみましょう。
監督賞の時に名前を呼ばれた際、どのような気持ちでしたか?

小野「監督賞で名前を呼ばれると思ってなかったので、とてもビックリしました。 前に出た時も信じられなく、嬉しさと驚きでうまくお話することができなかったのですが、このような賞をいただけて本当に嬉しかったです」

とても思いのこもったスピーチでしたね。
監督賞を受賞して、自分の努力と成果を認められてどのようなことを思いましたか?

「 私は日本一になるのが夢で福島大学に進学を決めました。あれから4年間、楽しいことばかりではなく、辛いことや悩んだこともたくさんありました。陸上部を辞めたいと思ったこともありました。しかし、川本監督を初めコーチ、OB、OGの方々のご指導やご声援のおかげで本当にここまでこれたと思います。ありがとうございました。 競技成績には満足できていませんが、福島大学陸上競技部に入って陸上競技だけではなく、人間として必要な常識や社会に出るうえで大切なことなど、学ぶことがたくさんありました。 4年間陸上競技を続けてきてよかったと思いました。 まだまだ選手としても人間としても未熟者ですが、また夢に向かってこれからも頑張っていきたいと思います」

社会人になっても自分の目標に向かって頑張ってください。
 
毎大会素晴らしい結果を残した小野
新主将あいさつ 

新主将のあいさつ
新主将としてOB、OGの方々の前であいさつをした浅澤に話を聞いてみましょう!
 納会に参加して改めて感じたことはありますか?

浅澤「今回三度目の納会に参加させていただいて、私達福島大学陸上競技部は卒業生及び関係者の方々に多大なる支援と応援をしていただいてることを改めて実感しました。短い間ではありましたが、ブロックの卒業生だけではなく、違うブロックの方ともお話をさせていただきました。当時のことから、キャプテンとしての人物像など本当にためになることばかりでした。そして、最後にはどの方もがんばれよと激励してくださり、期待されてるから頑張ろうとモチベーションが上がりました」

多くの方々の期待に応えられるようにしたいですね。
来シーズンに向けての意気込みを教えてください!

「一昨年、昨年と少しずつチームとして対抗戦で戦えるようになってきました。今まで下の学年でついていっていたところを、自分達が主体となって引っ張っていくことが求められます。どういう背中を見せたら後輩たちはついてくるのか、上級生として非常に大切になってくると思います。明確なビジョンを持ち、そのために何が必要で何をしなければならないのかを常に考えて日々の練習に取り組んでいきたいと思います。目標や結果を可視化し、共有して、部員全員でチームの目標に向かっていきたいと思います」

チームとして勝つためにも目標に向かうことは大切ですね!
これから新主将として頑張ってください!
学生による余興 
続いて学生による余興です!

今年は「2016年の総括」というテーマで学生が3つの班に分かれて一芸を披露しました。

各班、話題のあの人やあの出来事、あの映画など今年を准えたものが多く取り上げられました。 時には肌寒くなる場面もありましたが、会場の皆さんには楽しんでいただけたようでした! 
 

五十嵐の体を張った一芸
ビデオ上映
今年のビデオは2年の安藤、菊地、夏井が作成してくれました。
その中でも中心となってビデオを作成してくれた夏井からコメントを頂きました。

夏井「納会のビデオ上映は今年1年間の集大成をOB・OGの方々に見ていただく貴重な機会です。大会毎に学生の活躍を最大限披露できるように責任感を持って取り組みました。完成が近づくにつれ、ビデオをより良いものにしようと細い手直しを加えました。そのような修正もありスピード感のあるビデオに仕上がったのではないかと思います。上映中は最後まで滞り無くビデオが上映されるか不安ではありましたが、無事上映することができ、また会場の皆さんに楽しんでいただけた様だったので安堵しました。上映後にたくさんの方に声をかけていただきとても嬉しかったです」

この日のためにたくさんの時間をかけてビデオを作ってくれました。とても感動的でした!ありがとうございました!
 終わりに・・・
最後は全員で肩を組み、学生歌を歌いました。歴代主将が中央に円陣を組み、新主将浅澤豊の掛け声により、全員で恒例の挨拶をして納会は終了しました。 今年も足を運んでくださった先輩の皆様、ありがとうございました。多くの先輩方とのお話が学生にとって大変貴重な時間になりました。 学生一同福島大学陸上競技部の名前に恥無いよう、これから精一杯精進したいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
編集後記

卵サンドが食べたいです。(矢走)

そろそろ予防接種します!(夏井)

眼鏡壊れました(泣)(五十嵐)

温泉行きたいです!(樗澤)