第730号 2016/07/04
北日本インカレ
~第38回北日本学生陸上競技対校選手権大会~
 7月2日(土)~7月3日(日)に北海道札幌市厚別公園陸上競技場で、第38回北日本学生陸上競技対校選手権大会が行なわれました。 各競技で様々な活躍が見られ、総合の部でも男子3位、女子2位に入賞しました!
 女子100m山下、女子200m高橋(美)が優勝!


1位でゴールした山下
女子100mで優勝、200mで2位となった山下に話を聞いてみましょう!
レースを振り返ってみて、どうでしたか?

 
山下「優勝できてよかったです。全日本インカレの標準を狙って走ったレースだったのですが、あと1歩及ばず悔しいです。レース内容としては、スタートから流れがよかったと思います。しかしラストで足をうまくさばくことができませんでした」
 
雨が強く降る中で、体のコンディションを整えるのは難しかったのではないでしょうか。次へ向けての意気込みを教えてください!
 
「今週末から青森県選手権が控えているので、今レースで残った課題を改善し全日本インカレ標準切りを目指して、走りたいと思います!」
 
地元での試合は、いつも以上にパワーがみなぎりそうですね。県選手権の結果を楽しみにしています!
200mで追い風参考ながらも自己ベストでの優勝、100mではシーズンベストで2位に入賞した高橋(美)に話を聞いてみましょう。今大会に向けて、どんな準備をしてきましたか?
 
高橋(美)「苦手なスタートや、カーブの抜けの加速力をいいものにするために、同じブロックの安部(遥)と一緒に走ってもらったり、山下さんと走りについて話したりと、普段よりピッチを上げる練習をすることが出来ました。2人には感謝しています」
 
仲間の力を借りながら、自分に足りないところをしっかり見つめ直すことができたのですね!レースを振り返ってみてどうですか?
 
「二種目で、山下さんと隣のレーンだったので、練習の感覚で自分のレースの流れを考えて走ることができました。自分の課題を改善する為に、どんなことを意識して走るかを明確にすることができました。まだ安定はしていませんが、今まで練習でやってきたことが出来てきているなと実感しています。まだ試合が続くので走る度に、いい走りができるように調整していきたいと思います」
 
怪我に気をつけて、次に向けて頑張って下さい!

課題を明確にして臨む高橋(美)
松尾、高橋(英)、大関が全日本インカレの切符を掴む!
今大会では女子400mHで4年松尾、女子三段跳びで3年高橋(英)、女子3000mSCで2年大関が優勝し、全日本インカレの切符を手にしました!
さっそく、400mHで優勝をした松尾に話を聞いてみました。
今の気持ちを教えて下さい!

松尾「東北インカレを終え、見つかった数多くの課題に対して、一つでも改善できる様に練習に取り組んできました。北日本インカレではもちろん一番になることを目標としていた為、優勝出来たことは素直に嬉しいです!」
 
目標を達成できた喜びは大きいですよね。
レースの内容はどうでしたか?
 
「レースを振り返ると全国で通用するレベルではなく、まだまだ荒削りなところも多くあります。次の試合に向けて、しっかり練習をしていきたいと思います」
 
次大会の松尾の活躍を期待しています!

表彰台のてっぺんで笑顔の松尾

助走前の集中している高橋(英)
 次に三段跳びで優勝し、全日本インカレを決めた高橋(英)に話を聞いてみました。
今回の試合はどうでしたか?
高橋(英)「記録としてはまだまだです。徐々に助走のリズムが掴めてきて、助走にもスピードがついてきたのですが、なかなか踏切につなげることができていません。しかし、全日本インカレを決めれたことは良かったと思います」
優勝しても納得はできていないようですね。
 
「これから全日本インカレに向けて、助走のスピードがある中でもしっかり乗り込んで踏み切れるように練習していきたいです」

2度目の全日本インカレ、去年よりさらに飛躍できるように頑張ってください!
次に3000mSCで優勝した大関に話を聞いてみましょう。
北日本インカレはどんな気持ちで臨みましたか?
大関「今回の北日本インカレではとにかく優勝することを目標に走りました。アップの時から天候が安定していなかったり、競技時間が大幅に遅れたりして、いつも通りとは行かない状況でレースを迎えましたが、落ち着いて集中力を切らさず走ることができて良かったです。タイムには全く満足出来ませんが最低限の目標が達成出来て安心しました」
 
大変な状況の中で優勝し、全日本インカレの切符をつかめて良かったですね。
 
「全日本インカレという大きなチャンスを掴んだ以上、しっかり覚悟を持ってこれから更に練習を積んでいきたいと思います」
 
このチャンスを無駄にしないように、これから頑張っていきましょう!
 
金メダルを持つ大関(中央)
3年生男子、自己ベスト連発! 

リラックスして走る房田
 昨年は怪我に苦しんだ房田ですが、今大会で見事200mで自己べストを更新しました!
レースにて、特に意識した事はありますか?
 
房田「今回の北日本インカレでは200mで3年ぶりに自己ベストを更新することができました!前半リラックスしてスピードを出すとこを心がけとりかく後半でも力まないことを意識していました。更にタイムを上げていくためには100mのスピードを上げることとスタートを改善していきたいと思います」
 
今レースで、課題も見つかりまたさらに向上が見られそうですね。
リレーにも出場したようですが、どうでしたか?
 
「リレー2種目では不甲斐ない走りをしてしまったので、引っ張っていくために自分が何をしていかなければならないのか、もう一度考え直していきたいと思います」
 
チームの軸となって、みんなを盛り上げていってほしいです!
期待しています!
次に男子1500mで自己ベストを更新した、豊澤に話を聞いてみました。
レースを振り返ってみてどうですか?

豊澤「今回、わずかではありましたが自己ベストを更新することができて嬉しいです。東北インカレでは最初から先頭につけず、ずるずると落ちていってしまいました。今回はその反省を踏まえ、前半から怯まずに先頭集団でレースを進め、後半まできちんと粘ることができたのが記録更新に繋がったと思います。また召集後に1時間ほど競技が遅れたなかでも、きちんと体を冷やさずに集中力を持続できたのも良かったと思います。これからの大会に向けてもいい感覚をつかむことができました」

反省を踏まえて、しっかり実行できたようですね。

「また課題も明確になりました。今回、ラスト300mからのスパート合戦には上位に食い込んで対応することができず、2秒差で決勝を逃してしまいました。これからは急激なスピードの切り替えなども意識して練習していきたいと思います」

新たな課題克服に向けてがんばってください。
 
先頭に食らいつく豊澤

3位入賞した矢走
次に10000mで自己ベストで3位になった矢走に聞いてみました。
今回はどんな目標を持って臨みましたか?

矢走「今回は自己ベストの更新を目標に走りました。雨でコンディションはあまり良くなかったのですが、自己ベストを更新することが出来ました。タイムには満足できませんが、今回のようなレースで少しでも自己ベストが出せたことは大きかったと思います」

どんなコンディションでもベストを出せたのは収穫ですね!

「他にも今後の課題となることを見つけたので、次につながる良いレースだったと思います。今回は全国で戦えるようにもっと練習して、強い選手を目指していきたいと思います」

全日本インカレも決まっている矢走。
今後の活躍に期待です!
4時間リレー 2016!!
~参加チーム募集中~
皆さんお待ちかねの、4時間リレー!!!

今年の4時間リレーは7月23日(土)に開催いたします。

福島大学の競技場で、一緒に汗を流しましょう!

たくさんのご参加をお待ちしております!!!
詳しいルール、参加申し込み方法は下記ページでご覧ください!

4時間リレーホームページはこちら

4時間みんなでバトンを繋ぐ! 
<編集後記>
今週から2週連続で山形で走れるのが楽しみです☆(小野)

暑くなってきました。体調に気をつけます。(五十嵐)

無謀な挑戦ですが、日焼けをしないように全力を尽くします。(吉田)

焼肉が食べたいです。(樗澤)