第737号 2016/08/29
熊谷の地で熱戦を繰り広げろ!!
~天皇賜盃第85回日本学生陸上競技対校選手権大会に向けて~
9月2日(金)から4日(日)に行われる天皇賜盃第85回日本学生陸上競技対校選手権大会まで残り4日となりました!
会場は、埼玉県・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場です。福島大学陸上部からは女子11名、男子2名の計13名が出場します。学生最高の舞台でどんな戦いが繰り広げられるのでしょうか。今年は、全部員が応援に向かいます!チーム一丸となって戦いに行ってきます!!
それでは、出場選手たちに意気込みを聞いてみましょう!!
 
始めに、200mリレー種目に出場する大学院2年の山下に話を聞いてみました。大学院生として最後の全日本インカレが、目前に控えていますね。

山下「私は2年前に大学4年生として最後の全日本インカレを終えました。そして今年は、大学院生として最後の全日本インカレを迎えます。2年前は、個人種目で初めて決勝の舞台に立ちました。しかし、正々堂々と勝負することはできませんでした。今年はリベンジをします!決勝の舞台でもう1度、勝負をしたいです!」

今年こそ、正々堂々と戦う山下の姿が見たいですね!

「個人種目だけではなく、リレー種目でも悔しさを味わってきました。このメンバーで走る全日本インカレは、これが最後です。力を発揮するために、時間を費やして練習をしてきました。『絶対に決勝ではしる!』という想いをゴールまで切らさず、みんなでバトンを繋ぎたいと思います!」

全員の想いを繋ぎ、決勝進出に向けて頑張ってください!

最上級生の意地を!

華麗なハードルに期待!
次に、100m200m100mHリレー種目に出場する4年の安部に話を聞いてみました。安部は4度目の全日本インカレになります。昨年は100m・100mHで5位入賞を果たしました。今回は、集大成となる全日本インカレになりますね。

安部(遥)「はい。初めて全日本インカレに出場した1年生の時のことをよく覚えています。先輩方が堂々とした走りで入賞し、表彰台で輝く姿は今でも憧れであり、目標です。自分も、後輩たちに走る姿から何かを残せたら良いなと思います」

4年生としての自覚と責任が感じられます。具体的な目標を教えて下さい。

「目標は100mHで、13秒10を出し、日本学生記録を更新することです!怪我をして走れない時期もありましたが、4年目の全日本インカレで優勝することを見て、諦めずに頑張ることができました。多くの方の支えと応援があり、競技を続けられています。感謝の気持ちを胸に、今までで1番良い走りをしてきます!」

今の安部ならやってくれそうな気がします!
熱い想いを抱く安部の走りに目が離せませんね!
昨年に引き続き、今年も三段跳に出場する3年の高橋(英)に話を聞いてみましょう!

高橋(英)「昨年は、自己ベストどころか、自分の力を発揮できず悔しさを感じました。昨年の反省を活かし、今年の夏合宿では、助走練習で何度も踏切前の位置を確認し、助走をより正確なものにしてきました」

昨年の反省を糧に、練習を積んできたのですね。
2度目の全日本インカレとなりますが、どのような気持ちで臨みたいですか?

「今回も非常に力のある選手たちとの戦いになりますが、夏合宿の成果を発揮できるように、挑戦する気持ちを持って頑張りたいと思います!」

昨年の経験を活かし、さらにレベルアップした高橋(英)の跳躍を楽しみにしています!

昨年のリベンジを目指して羽ばたけ!

全日本インカレ出場の切符を掴んだ東北インカレ!
10000mに出場する3年の矢走は、初めての全日本インカレとなりますね。今はどのような気持ちですか?

矢走「僕の人生の中での、目標の1つである全国大会への出場がいよいよ迫ってきました。初めての全国規模でのトラックレースに、とてもワクワクしています!」

ずっと目標にしてきた全日本インカレはとても楽しみですね!
その大舞台で、どのような走りをしたいですか?

「自分なりのレースをしっかりしてきます。自己ベスト更新を目標に、粘り強いレースをしたいです。また、今までの練習の成果を充分に発揮し、悔いのないレースにします!応援してくださる方々のためにも精一杯走ります」

全国のレベルを経験しつつ、自分の力を発揮できるよう応援しています!
こちらも初出場!3000mSCに出場する2年の大関に意気込みを聞いてみました。目標を教えてください!


大関「10分台を出して、全日本インカレのB標準を突破し、来年に繋げるレースをすることです。この8月の間、貧血の影響で納得のいく走りができないこともありましたが、気持ちは切らさず、継続して練習を行ってきました。また、ハードルを跳ぶ練習にも何度か取り組むことができ、これは自分にとって強みになったと感じています」

メニューの他にも、ハードル練習に取り組んでいましたね。練習の成果が発揮できると期待しています!

「周りには、自分より速い人ばかりです。しかし気負うことなく挑戦する気持ちで臨みたいです!」

チャレンジ精神で大関らしい走りを見せてください!!

目指せ10分台!やればできる!


応援を胸に、頑張れ新田!(写真右)
最後に100mに出場する、1年の新田に全日本インカレに向けての想いを聞きました!

新田「初めての全日本インカレという舞台に立つにあたり、緊張と不安がありますが、今出せる最大限の力を発揮したいです。落ち着いて、自分の走りができるように頑張ります」

自分の力を出し切れるように応援しています。
1年生のうちに全日本インカレに出場できるということは、素晴らしい経験になると思いますが、いかがですか?

「はい。この経験を無駄にせず、来年に繋げられるよう、全国の舞台の雰囲気や先輩方の走りを見て、勉強をしたいと思います」

緊張や不安を抱えていない人はいません。今までやって来たことを自信として、精一杯戦ってきて下さい!!
 【タイムテーブル&速報サイト】

福島大学陸上競技部の選手が出場するタイムテーブルです!
応援を宜しくお願い致します!!

 1日目  2日目 3日目
トラック   
 9:30 男子 混成100m  
 9:55 女子 5000mW (決)
11:05 女子 400mR (予)  
13:40 女子 100m (予)
15:55 女子 100m (準)
16:50 男子 混成400m
18:00 男子 10000m (決)
 9:30 男子 混成110mH
10:10 女子 100mH (予)
11:15 女子 200m (予)
12:20 女子 800m(予)
13:35 女子 400mH (予)
14:30 女子 100m (決)
15:15 女子 3000mSC (予)
15:40 女子 1600mR(予)
17:00 女子 800m (準)
17:50 女子 400mR(決)
18:15 男子 混成1500m

10:25 女子 200m (準)
1105  女子 3000mSC (決)
11:30 女子 100mH (準)
12:35 女子 400mH (決)
13:05 女子 200m (決)
13:30 女子 800m (決)
14:15 女子 100mH(決)
15:10 女子 1600mR(決)
フィールド   
10:30 男子 混成 走幅跳 
12:00 男子 混成 砲丸投
14:00 男子 混成 走高跳
10:00 女子 三段跳(決)
10:45 男子 混成 円盤投
12:30 男子 混成 棒高跳
16:30 男子 混成 やり投
10:00 女子 やり投(決)



詳しいタイムテーブル、速報サイトはこちらへ!


 
 選手と熱い想いは変わらない!
~頑張れ福島大学陸上部~
  応援チームを代表してキャプテンの照内から、選手へ向けてのメッセージです!

照内「全日本インカレは、チームにとって最も重要な対校戦ですが、残念ながら僕は選手として出場することができません。しかし、チームの代表として出場する選手たちは、出場できない仲間の想いを背負って、試合に臨んでくれると思います。その選手たちが、持っている力をすべて出し切れるように、僕含める応援する側は精一杯チームを盛り上げ、全力で応援します!出場する選手たちは、福島大学陸上部の代表として、最後まで粘り強く走り、跳び、投げ、福島大学らしい戦いをして下さい!ゴーゴーレッツゴーレッツゴー福大!!!

~新潟で開催!北陸選手権
 8月27日(土)から28日(日)にかけて、第60回北陸陸上競技選手権大会が新潟市営陸上競技場で行われました。福島大学陸上部からは、石川県出身者である2名が出場しました!大会を終えた2人に話を聞いてみましょう!
 
今大会で400mHに出場し、7位入賞をした2年の宮越です。レースを振り返り、感じたことを教えて下さい。

宮越「今回の北陸選手権では、納得のいくレースとはなりませんでした。予選では、自分らしい走りで決勝にコマを進めることができました。しかし勝負となる決勝では、思うようなリズムで走ることが出来ず、全体の7番という悔しい結果となりました」

課題は何だと感じましたか?

「1台目からリズムが崩れてしまい、立て直すための力が足りませんでした。国公立26大学対校陸上競技大会では、今大会の反省を活かし、前半のロスを少なくしていきたいです。前半からスピードに乗り、得意とする後半でスピードを落とさず、走り切りたいと思います!」

まだ修正期間はあります。来月に控える国公立26大学対校陸上競技大会での宮越の活躍に期待しましょう!

800mに出場した3年の中村に話を聞きました。今大会にはどのような想いで臨みましたか?

中村「今回は、最近掴みつつある走りをしっかり使いたい、という想いがありました。しかし、レースを振り返ると、まったくスピードに乗ることが出来ず、思うような走りが出来ませんでした」

これからまた、さらに追及するということですね!

「来月の中旬には国公立26大学対校陸上競技大会があります。まだ時間はあると捉えて、練習に取り組みたいです。また、体調も万全の状態で臨めるよう、食事や睡眠にも気を使って過ごしていきたいと思います」

日々の生活を確立させ、しっかり勝負をしていくという姿勢が大切ですね!みんなで頑張りましょう!
<編集後記>

全日本インカレ目前!後悔することの無いように今できることをしっかりやろうと思います。(小野)

選手の皆さんへ全力でエールを送ります!!(吉田)

日々の練習を大切にして頑張ります。(樗澤)