第789号 2017/09/11
青春に駆けろ
天皇賜杯 第86回日本学生陸上競技対校選手権大会
9月8日(金)~10日(日)に福井県・福井運動公園陸上競技場にて、天皇賜杯第86回日本学生陸上競技対校選手権大会が開催されました。福島大学からはリレー種目を含めて12種目女子11名男子3名の計14名が出場しました。前日までは雨が降っていましたが、学生たちの思いが通じたのか、大会中は常に晴れており絶好の陸上日和となりました!その中で14名の学生が様々な思いを胸に全国に挑戦しました。
初の全日本インカレでの戦い!!
始めに400mHに出場した宮越に聞きました。初出場でしたが、どうでしたか?

宮越「今回全日本インカレを初めて経験できて良かったです。高校の頃も全国の舞台は経験していましたが、高校と大学では全く会場の雰囲気が違い、僕にとって全てが新鮮した」

独特の緊張感があったようですね。 多くのことを経験できたのではないでしょうか。

「全日本インカレに出場し、レースを経験できて、僕にとってとてもいい成長材料になりました。これを糧にして更なる飛躍をして、来年こそは上位を狙っていこうと思います!」

来年の雪辱に期待します! お疲れ様でした!
次に男子800mに出場した2年の樗澤に話を聞いてみましょう。 初めての全国大会はどのような経験になりましたか?

樗澤「初めての全国大会ということで緊張してしまい、思い描くようなレース展開とはなりませんでした。ラスト300mからスピードを上げ、自分の全力を出し切ることができましたが、全国で戦うには力不足だと感じました」

課題が見つかる大会になったのですね。 今後の糧になることも多かったのではないでしょうか?

「全日本インカレという大舞台の雰囲気を肌で感じることができ、今までにないくらいのピリピリとした空気の中で、自分の全力を出し切ることができたことはとても良い経験になりました。また、自分よりも3秒以上記録が速い人達に勝つことができことは、自信になりました。来年、再来年も同じ舞台に立ち、もっと良い走りができるように、これからの練習を頑張ります!」

今後の樗澤の活躍に期待しています!
   
   
4年生、最後の全日本インカレを終えて
4年荒井に話を聞きました。初めての全日本インカレはいかがでしたか?

荒井「持っている力を全て出し切ることができませんでした。心·技·体の心の部分がとても弱かったと感じます。大舞台で力を発揮するということは本当に難しいことだと切に感じました。しかし、この4年間努力して、1年生の4月から目標にしていた全日本インカレに出場出来たことは自分にとってかけがえの無い財産であり、誇りです。今後の人生の糧にして行きたいと考えています」

たくさんのライバルに囲まれ、多くの刺激を受けることができましたね!残りのシーズン、どのように戦っていきたいですか?

「来週は国公立大の対校戦など試合が続きます。4年生として後輩に何か残してあげられるような試合をしたいと思います」

心に残るレースを期待しています! お疲れ様でした!
 
 
4年高橋(英)は走幅跳と三段跳の二種目に出場しました。最後の全日本インカレ、いかがでしたか?

高橋(英)「学生最後のインカレとなるので今年こそは入賞をしたいという強い思いで臨みました。しかしどちらも入賞には届きませんでした。あと少し、というところで力が出せなかったのは詰めの甘さで力不足を感じました。しかし、大会前に足を痛めてしまいしばらく跳ぶことができていなかったので、久々に思いっきり跳ぶことができ、楽しむことができました」

まずは競技を楽しむことも大切なことですね!

「今年は入賞者が出ず残念な結果になってしまい、応援してくださった方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。4年生はこれでインカレは最後となってしまいましたが、後輩たちには今回で感じたこと、思ったことを絶対に無駄にせず、これからの大会そして来年のインカレにつなげてほしいと思います。4年生にとってあと残りの大会は少ないですが、ここからもう一度チームとして最後までしっかり戦っていきたいと思います。応援ありがとうございました!」

来週以降の大会も気を引き締めて頑張りましょう! 
 
福島大学の学生の記録をチェック!!
出場した選手の結果記録はこちらからどうぞ 

 
編集後記