第761号 2017/02/27
卒業論文発表会part2
先日、福島大学では4年生による卒業論文発表会が行われました。今週も引く続き、大学生活4年間の集大成として挑んだ4年生にインタビューをしてみました!
始めに鶴崎に聞いてみました。このテーマにした理由を教えてください。

鶴崎「僕は『ホットパック・冷却パックを用いた交互温度刺激が筋疲労回復に及ぼす効果』について研究しました。4年間陸上競技を続けてきた中で僕が1番悩まされたのは、疲労やそれの蓄積によるケガでした。ケガを防ぐため、疲労を早期回復するために、もっとできることはないだろうかと考えていました。そこで、先行研究を基に、入浴せずとも交代浴と同様の効果を得られないものかと考え、テーマを設定しました」

自身の苦労がテーマ設定のきっかけだったのですね!
実験や発表にあたっての感想をお願いします。

「実験はなかなか上手くいかないこともありましたが、被験者や手伝ってくれた仲間のおかげで、なんとか終えることができました。発表会も、練習の甲斐あって成功させることができました。今回の経験を次に繋げ、今後も、現状に甘んずることなく、より良いコンディショニング方法を模索し、自身の生活に生かしていきたいと思います」

仲間のサポートと努力の甲斐あっての研究だったようですね! お疲れ様でした!
 
堂々の発表!

多くの支えがあり、完成!
次に小野に話を聞きました。 どのようなテーマの研究をしたのですか?

小野「私は自分の専門種目である800mについて研究を行いました。毎日練習したり、自分の専門種目であっても分からないことや新たな発見ばかりで、自分の知識の無さを痛感しました。また、実験をするにあたって被験者の方々のことをしっかり考えて段取りしたり、正確なデータをとるために準備の段階から、ミスのないようにしていかなけらばいけないことを感じました」

自分の専門種目であっても深く研究すれば新たな発見があるのですね。 論文を進めていくにあたって苦労したことはなんですか?

「論文を書くにあたり分からない人に分かるように、自分の意見を論文として伝えるのはとても難しく苦労しました。しかし、研究室の先生に何度も何度も分からないことを聞いたり、アドバイスをいただき、そのアドバイスを生かして自分の言葉でまとめることが出来たと思います。 卒論発表会では、しっかり発表準備をし、練習の成果を出して、発表がうまくいってよかったです。 最後に、私の卒業論文にご協力してくださった被験者の方や指導してくださった研究室の先生に感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうございました」

周りからの助けがあってこその成功だったのですね。 お疲れ様でした!
原に話を聞きました。卒論発表会を終えて、感じたことを教えて下さい。

原「陸上競技を引退してから、久しぶりに緊張するイベントでした。お世話になった人たちにかっこわるい発表は見せられない!という思いで頑張りました。卒論発表を終えて、改めて周りに恵まれていることを感じました。先生方、後輩達、友人、たくさんの人の協力のおかげで私は無事卒業できます。本当に感謝しています!」

無事卒業できそうで良かったです。
来年に卒論を控える後輩たちに一言を願いします。

「今の3年生も、あと1年もしないうちに卒論発表という日を迎えるんですね!大学生活最後の難関、大変だけど、仲間と一緒に何かを頑張る最後の機会です。終わってしまえば寂しいものです。ぜひ残された仲間との時間を大切にしながら、頑張ってほしいですね」

悔いの残らない大学生活にしましょう!!
卒論発表会、本当にお疲れ様でした。

 
緊張の面持ち!
共生システム理工学類の松尾に話を聞きました。
発表会を終えての感想をお願いします。

松尾「テーマは『異なる泉質の温泉入浴が睡眠に与える影響』でした。卒業論文作成にあたり、実際に被験者を募り、温泉宿で実験を行い、実験で得られたデータをもとに解析を進めました。大掛かりな実験となったのですが、私の勉強不足で先生方や協力して下さった方々に迷惑をかけてしまうことが多かったと反省しています」

実験は一人では難しい事ですよね。
いろいろな人に感謝したいですね!

「その様な中で作成した卒業論文でしたが、発表会の最後に担当の教授から『社会に出て、期待通りの結果が出なかったり、思い通りにならない事は沢山です。それを今回の研究で少しでも味わえたのは大きいと思う』というお話がありました。何かを作り上げるためには多くの時間と、どれだけ真剣に向き合えるかに掛かっているのかな、と感じました。少しでも納得のいく卒業論文を作り上げる為、卒業式までもう少し頑張ります(笑)」

すごく為になるお話ですね。
発表会お疲れ様でした。
次に松尾とは違う分野での卒論を書いた武田に話を聞きます。発表会はどうでしたか?

武田「1月末に卒業論文を提出し、約半月の間発表に向けて準備をしてきました。発表の日は、発表の時間に近づくほど緊張が増していきました。しかし、いざ始まってしまえば持ち時間の10分間はあっという間で、まさにジェットコースターの様な体感でした」

発表に向けてしっかりと準備したようですね。
時間をかけただけ成果が見込めるものですよね。

「発表後の5分間の質疑応答も、予想以上に冷静に考えて受け答えできました。(研究室の先生に「あの返答間違ってたよ。」と言われたのは今は忘れておきましょう笑)なんだかんだで、発表会が終わってしまうと、大学での全てのやるべき過程が終了したことへの感慨深い思いがほっんの少し込み上げてきました。笑大学という名の、檻なのかシェルターだったのかは社会に解き放たれてからわかると思うので、残りの1ヶ月を大切に過ごしていきたいです!」

私も残りの大学生活を大事にします。
貴重なお話しをありがとうございました。
4年生の他に、3年の房田に話を聞きました。今回、房田は人間発達文化学類スポーツ芸術創造専攻の卒論発表会で総務を務めました。取りまとめる役は、やはり大変でしたか?

房田「先輩方の卒論発表会を成功させるためにスポーツ芸術創造専攻の3年生全員で協力して準備に取り組むことができました。僕の技量不足もあり、大変にさせてしまった部分もありましたが、結果的に円滑な発表会にすることができたのでよかったです」

経験のない事をやるのは大変ですよね。
発表会が成功して良かったですね!

「リーダーとして全体を仕切ることは改めて大変だと痛感しました。もっと適切に対応できる力をつけていきたいと思います。」

今回の経験は今後の生活の活かせそうですね。
房田がどんどんリーダーシップを発揮してくれることに期待しましょう!
初めての一人暮らし
〜先輩からのアドバイス〜

安藤のお部屋
始めに2年の安藤から一人暮らしのアドバイスをしてもらいましょう! 一人暮らしの工夫はありますか?

安藤「福島に住み始めてからもうすぐ3年目になりますが、今でも生活をする時のルールを作り守らないと規則正しい生活ができません。◯日に1回は選択をする、毎週◯曜日に買い物に行く、掃除をする、等のルールを作って守るようにすれば、質の良い生活ができます」

確かに自分のルールを設定すれば良い生活が送れますね! 一人暮らしにはいつ頃慣れましたか?

「引越しをしたばかりの時は慣れないことが多く大変ですが、少しずつ自然と慣れていきます。それに、一人暮らしも面白いものです。春から新生活を送る人は頑張ってください!」

新生活を始める人には役に立つ情報ですね。参考にしてみてはどうでしょうか?  
次に福島駅の近くに住んでいる1年の高橋(洋)に話を聞いてみましょう。福島駅の近くに住んでいて便利だと思ったことはなんですか?

高橋(洋)「お店がたくさんあることです!飲食店はもちろん、何か欲しいと思ったときも、基本的には家から少し歩いた所にそのお店があるので、車を持っていない僕からすればとても便利な環境です。また、僕は西口の方に住んでいるのですが、西口を出てすぐの所にイトーヨーカドーがあるので、食材などはほとんどそこで買うようにしています」

近くにお店があるかどうかはひとり暮らしをするにおいてとても重要なことですね。
ひとり暮らしをしていて何か気を付けていることはありますか?

「ひとり暮らしの中で気をつけていることは、お金の管理です。僕は以前スーパーで買い物をしている時、ついつい買いすぎてしまうことがありました。なので一日に使える金額を決めて、その1ヶ月分を銀行から下ろして基本的にはそれで生活するようにしています。欲しいものがあったときなどは、それとは別でお金を下ろしますが、日常的に使うお金の管理が出来るのでおすすめです」

素晴らしい管理法ですね!
ありがとうございます!
 
高橋(洋)のお部屋
編集後記

花粉が飛来してきましたね。(矢走)

講座が始まります(夏井)

早く暖かくなってほしいです。。(樗澤)