第795号 2017/10/23
最後の対校戦!
-第68回東北地区大学体育大会陸上競技-
10月21日(土)~10月22日(日)まで秋田県営陸上競技場にて、第68回東北地区大学体育大会陸上競技が開催されました。競技結果は男子が134点総合2位、女子が161点総合優勝を果たしました。最終日は台風が近づき雨の中での試合となりましたが、全てのリレー種目での優勝や多数の種目で優勝するなど競技内容は熱いものとなりました。
リレー男女全種目優勝
男子4×100mリレーで悲願の初優勝を果たした房田に話を聞いてみましょう!

房田「4年目にして初めて優勝することができ、本当に嬉しいです。このチームが発足してから良いことも悪いことも、色々なことがありました。大会を重ねるごとにチームが成長し、一人一人がチームを考えて行動できるようになっていけたことで優勝という結果に繋がったと思います。関わってくださった多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです」

長年かけてチームが強くなっていったのですね。
後輩達に一言お願いします!

「後輩たちには個人の力はもちろんですが、チーム力をさらに磨き、さらに良いチームになってほしいと思います。全日本インカレの舞台で活躍することを期待しています!」

後輩達にバトンは託されましたね。
託されたメンバーは期待に応えられるよう頑張っていきましょう!

悲願の初優勝!!


笑顔がはじけた表彰台!!
次に、女子4×100mRで4走を走った新田に話を聞いてみましょう。
優勝おめでとうございます。

新田「今シーズン最後のリレーは初めてのメンバーで挑みました。目標にしていたタイムには届きませんでしたが、1人1人が今出せるベストを尽して走った結果が優勝に繋がったと思います。今年最後の大会で、4年生の齋藤さんと一緒に表彰台の1番上に立てたこと、男子とアベック優勝できたことが素直に嬉しいです!」

4人の力があってこその優勝ですね。
来年からは新チームになりますね。

「来年は、新チームで今年果たせなかった目標を達成したいです。4年生から教えて頂いたことや今年の経験を生かし、1人1人の走力を上げて全国で戦えるチームになれるように頑張っていきたいと思います」

優勝本当におめでとうございます!
来年からもリレーチームの活躍を楽しみにしています!
次に、男子マイルで優勝に大きく貢献した3年の中山に話を聞いてみました!今シーズン最後の対校戦を終えてどうだったでしょうか?

中山「個人種目としては結果を残すことができなかったので、その悔しい思いをマイルにぶつけました。予選と決勝ともに、今の実力は発揮でき、その結果優勝することができたのは、本当に良かったと思います」

自分の力をしっかりと発揮することが出来て、マイルメンバー全員で走りきったレースとなった訳ですね!

「はい。マイルチームは、チームとしてだんだんと力がついてきているので、個人を含めチーム全体でよりレベルアップしていきたいです」

これからの冬季練習でしっかりと力をつけていきましょう!
 
中山から安藤へのバトンパス
優勝者多数!!

宮越のハードリング
国公立26大学対校選手権に続いて、400m、400mH、マイルリレーで見事3冠を達成した宮越に話を聞いてみたいと思います。今回は個人種目にとどまらない大活躍でしたがいかがですか?

宮越「国公立26大学対校選手権と同じ種目で3冠出来て良かったです!去年は、この大会は400mHで優勝することが出来ましたがほかの種目では悔しい思いをしました。今大会でその雪辱を果たすことができ、とても気持ちよくシーズンを締めくくることが出来ました」

去年の悔しさが今回の素晴らしい走りに繋がっているのですね。今後の抱負を教えてください。

「今回優勝はできたものの、まだまだ未熟な部分が多々あるので、冬季期間中に今シーズンで見つかった課題、弱点を克服して来シーズンも気持ちよく終われるように努力していきたいと思います!」

宮越の更なる活躍を期待しています。ありがとうございました!
100mHで優勝し、400mHでも3位に入賞し、女子チームの総合優勝に貢献した吉田に話を聞いて見ましょう!

吉田「チームに8点を入れることは、私の中で最低限のやるべきことでした。レースの内容としても、記録としても、もっと頑張りが必要だと感じています。しかし、今まで課題として意識して取り組んで来たことが、少しずつレースに活かせるようになってきました」


少しずつ努力の結果が出て来ているのですね
今後の目標をお願いします!

「最上級生になるので、競技に対する姿勢を今一度見直し、チームを引っ張っていく存在になれるように1日1日を過ごしていきたいと思います。また、自分の中で掲げた目標を胸に、練習をしっかり積んでいきます!」

福島大学陸上競技部の伝統を積み重ねて更に良いチームにしていきましょう!

吉田の力強いハードリング
 
菅野の力走
次に、女子800mで見事優勝を果たした2年の菅野に聞いてみました。レースを振り返ってみていかがでしたか?

菅野「前日の400mで目標を意識しすぎてしまい、動きがバラバラになってしまったので、800mは落ち着いていこうという気持ちで臨みました。その結果、最初の400mでリラックスして入ることができ、またそこから加速することができたので、感覚的には良いレースになったと感じています」


前日の反省点をしっかりと次に繋げられた、と言うことですね!冬季に向けて良い締め括りとなったのではないでしょうか?

「まだまだタイム的には全国で戦えないので、冬季練習では課題であるスプリント能力を上げ、充実した練習にして行きたいと思います。しかし、個人的にいろいろ課題はありましたが、中村さんとのラストレースで福島大学で表彰台を独占できたことはとても嬉しかったです!」

今シーズンのラストレース、本当にお疲れ様でした!
次に2年の樗澤に話を聞いてみます。
800m、1500m、4×400mRと3冠を達成しましたね!!

樗澤「人生で初めて、複数の種目で優勝ができてとても嬉しいです!みんなからの応援が力になって、最高のシーズンの締めくくりとなりました」

おめでとうございます!
1500mは自己ベストでの優勝となりましたね。

「自己ベストで優勝ができて、とても嬉しかったです。前を走る人が凄く良いペースで引っ張ってくれたので、冷静に試合展開を意識して走ることができました。また、自分の持ち味であるラストスパートを生かすことができました」

本当におめでとうございます!
来年度も樗澤の活躍に期待です!
4年生最後の頑張り!!

先頭を引っ張る矢走
今大会で10000mで自己ベストで優勝、5000mで3位と2種目で活躍した4年の矢走に話を聞いてみました。
2日間で15kmとハードなレースでしたが、どうでしたか?

矢走「初日の10000mで自己ベストで優勝でき、良い流れになれたのは良かったのですが、5000mで勝ちきれなかったのが非常に残念です」

対校戦で長距離種目での貴重な得点源となりました!トラックレースはもう終わりかと思いますが、どうしていきますか?

「あとは駅伝が残っているのでそこで不甲斐ない走りをする事の無いよう万全の体制で臨めるようにしていきます。来シーズンは長距離ブロックの後輩達に託したいと思います」


長距離種目にほぼ1人で臨んできた矢走ですが、最後までよく戦ったと思います。後輩達にはその姿を追ってほしいものですね!
最後の走幅跳で7m07を跳躍で見事2位で入賞した高橋(裕)に話を聞いてみましょう!
自己ベスト更新で入賞おめでとうございます!

高橋(裕)「今回は最後の試合ということで、絶対に7mを跳ぶという気持ちで挑みました。そのおかげで、最終跳躍で自己ベストを更新し、7m跳ぶことが出来たと思います」

最後まで諦めない気持ちが結果に繋がったのですね!

「優勝を目指していたので悔しい気持ちもありますが、目標としていた記録を残すことが出来て嬉しいです。僕はこれで引退ですが、後輩達にも、諦めず最後まで頑張って目標を達成して欲しいと思います」

後輩達にも、諦めない姿勢は伝わっているはずです!
4年間お疲れ様でした!

7m越のビッグジャンプ
男女主将の話
浅澤「このチームで戦う全ての試合が終わりました。U20日本選手権と重なっていることもあり少ない人数で戦うことになりました。ミーティング等を地道に重ね、目標を明確に志気を高めました。男女ともに初日順調に点数を重ね非常にいい流れで来れました。そのまま2日目も順調に行き、女子は優勝することができましたが、男子は2点差で2位でした。特に男子は、このチームになりたての頃、総合で勝つという目標こそありましたが、チーム力は低く優勝に絡むことは程遠かったのを思い出します。それでも、みんなで力を合わせて日々の練習に取り組み、今のチームがあると思います。男女ともに内容的に課題が残ってしまったので、この悔しさをバネに、新チームで戦っていってほしいです」 高橋(英)「今大会は応援や仲間の頑張りを見て、頑張ろうと思えることが多く、チームのまとまりやチームの力というものを感じることができました。その結果が女子総合優勝につながったと思います。下級生は今回の大会で、来シーズン自分は、チームはどうあるべきか、どうなりたいか明確な目標ができたと思います。感じた思いや気持ちを大切に、これからの冬季練習を頑張ってほしいと思います。試合が終わってから本当に最後の試合だったのだと改めて感じました。今回で試合は終わってしまいましたが、残りの時間で下級生に伝えることができることもあると思います。最後まで4年生の役割を果たしていきたいです」
 
総合得点TOP3

男子 得点 女子 得点
仙台大学 136 福島大学 161
福島大学 134 仙台大学 62
東北学院大学 117.5 東北学院大学 60

U20日本陸上競技選手権大会
10月20日(金)から10月22日(日)において、愛知県のパロマ瑞穂スタジアムでU20日本陸上競技選手権大会が開催されました。福島大学からは男子2名、女子4名の計6名の選手が参加してきました!
U20日本選手権男子400mに出場した浦に話を聞いてみましょう。今回のレースはいかがでしたか?<
浦「前日練習の感じも良く、調子も悪くなかったですが、いまいち攻めたレースができず、満足できない結果となってしまいました」

課題の残るレースとなったのですね。今シーズン最後のレースが終わった訳ですが、次のシーズンに向けてどのように練習していきたいですか?

「同年代の全国の自分の位置、実力を再確認できたので、来季47秒台、46秒台を出せるよう冬季の練習に取り組んでいきたいです」

ありがとうございました!



大学初の全国大会

次に、1年の千葉に試合を振り返ってもらいました。試合を終えてどうだったでしょうか?

千葉「今回の試合では、全国大会という大きな舞台で記録を狙えるチャンスでしたが、思うような記録が予選、準決勝ともに出ず悔しい結果となりました」

満足のいく試合とはならなかったわけですね?

「はい。なので、これから冬季練習が始まるので、一冬越して心身ともに強くなり来春には結果を残せる選手になります。応援ありがとうございました」

冬季練習頑張っていきましょう!お疲れさまでした!
女子200mに出場した金井に話を聞いてみましょう!

金井「今年最後の大会なので自己ベストの更新を目標に頑張りました。しかし、目標としていたタイムに届かず悔しい結果となりました。今回の経験を活かして来シーズンに繋げていきたいと思います」

今シーズン最後の試合、お疲れ様でした!
来年の目標を教えてください!

「今シーズンは自己記録の更新や全国大会への出場など様々な経験をしました。来シーズンは全国規模の大会で入賞できるよう練習に励んでいきたいと思います!」

来年のさらなる活躍を期待しています!
これからも頑張ってください!!
編集後記
美味しいすき焼きを囲みたいですね(石澤)

台風が強かったです(五十嵐)

おいしい鍋を囲みたいですね(佐藤皇)

早く陽が長くなってほしいです(佐藤悠)