845号 2018/10/15
第47回東北学生陸上競技選手権大会
10月12日(金)~10月14日(日)に山形県のNDソフトスタジアム山形で第47回東北学生陸上競技選手権大会が行われました。ほとんどの学生が今大会が今シーズン最終戦となり、1人1人が様々な目標を持ち試合に臨みました。福大記録樹立優勝入賞する選手もおり、たくさんの種目で活躍をみせました。
 福大記録更新!!
 見事、自己ベスト&福大記録を更新した3年の仁井田に話を聞いてみましょう!
どのようなことが記録更新に繋がったのだと思いますか?

仁井田「課題としていたスピードを意識し、回転するごとに速くなるようにしたことだと思います。徐々に加速していくことができましたが、回転数も回転速度も足りないので、来シーズンに向けてしっかり準備していきたいと思います」

課題をクリアし、さらに次の課題が見えてきましたね。
シーズン最終戦、良い締めくくりになったのではないでしょうか。

「今シーズンの締めくくりとして自己ベスト、福大記録を更新することができたのは良かったです。4年生との最後の試合は盛り上がりましたが、少し寂しく、とても印象に残る試合になりました。これから先輩たちの思いを引き継ぎ、競技もチームのこともしっかり考えていきたいと思います。応援ありがとうございました」

来年は最上級生としてチームを引っ張っていかないとですね!
記録更新、本当におめでとうございます!
 
笑顔の表彰台
自己ベスト更新!!

3年の室谷と
次に2年の高橋(桃)に話を聞きましょう!自己ベスト、そして全日本インカレB標準突破おめでとうございます!

高橋(桃)「ありがとうございます。自己ベストを更新して、全日本インカレのB標準を切れたことは素直に嬉しいです。調子も良く、強気で最後まで跳躍することができました。また、安定して11m80以上を跳べるようになってきているので、次は12mを平均的に跳べるように頑張りたいです」

さらにアベレージを高くしていけるといいですね!今シーズンを振り返ってみてどうでしたか?

「今シーズンを通して、6本目の跳躍が1本目にできればいいのにという試合が多かったと感じます。1本目からその日のベスト跳躍をするつもりで跳躍に望み、アベレージを高くしていきたいと思います。これから、冬季練習に入りますが、来年自分がどのようになっていたいかイメージしながら冬季練習を積んでいきたいです」

来年に向けての準備はもう始まっていますね!一緒に冬季練習を頑張っていきましょう!
本当におめでとうございました。
 次に、円盤投で自己ベストを更新し、2位に入賞した1年の菅野(由)に話を聞いてみました!

菅野(由)「3試合連続で自己ベストを出せたことも、もちろん嬉しかったのですが、今回の試合は今までの試合の中で1番安定して記録を出すことができたことがとても良かったです。今大会で自分の中で投げを確立することができてきていると感じました」

前の試合から、また成長することができたのですね!冬季練習に向けての意気込みをお願いします!

「記録のアベレージを上げることができるようになってきたので、これからは、6投のうちに1度でもいいから記録を大幅に更新することもできるようにしていかなくてはならないと思いました。そのために、パワーだけでなく、技術も向上させられるよう、これからの冬季練習も頑張っていきます」

頑張っていきましょう!
ありがとうございました。
 
豪快な投擲!

スピード感のあるハードリング!
次に400mHで自己ベストを更新し、2位に入賞した1年の小橋に話を聞きましょう!

小橋「今回の大会はシーズンの締めくくりとなる大会だったのですが、そこで自己ベストをマークすることができ素直に嬉しいです。U20日本選手権に参加できないことをネガティブに受け止めていたのですが、そのうっぷんを晴らすことができたと思います」

悔しさを晴らすことが出来たようですね!
これからはどのようにしていきたいですか?

「今の自分に何が足りていないのかをしっかりと考え、改善していきたいと思います。まだ全国を相手に戦えるような実力ではないため、そのことをしっかりと受け止め、練習に励んでいきたいと思います」

冬季練習頑張りましょう!
ありがとうございました!
4×400mリレー アベック優勝!!
男子4×400mRで優勝した中山に話を聞いてみましょう!

中山「最後の公式戦でしたが、マイルリレーで優勝することができとても嬉しいです。仲間の応援やサポートがあってこそのアベック優勝だと思います。最終種目で盛り上げることができてよかったです」

チームの団結力を魅せましたね!

「今シーズンは東北総体での優勝以外、勝てた試合がなかったので最後に良い締めくくりができました。これは来年以降につながると思います。これからは、4年生のメンバーが抜けて下級生が主力となりますが、力強く引っ張ってくれると感じています」

来シーズンに期待ですね!
お疲れ様でした! 
 
最高の締めくくり!

小林へのバトンパス!
次に2年の佐藤(未)に話を聞いてみましょう。
レースの感想を聞かせてください。

佐藤(未)「タイムは納得のいくものではなかったのですが、大学単位で戦うシーズン最後の試合で優勝することができて良かったです。レース前には、チームメイトの大きな応援の声が聞こえて、とても力になりました」

応援が力になったのですね!
今回の優勝は次に繋がったのではないでしょうか?

「女子マイルチームは、まだ日本選手権リレーという大きな大会が残っています。直前の大会で優勝できたので、良いイメージを持ったまま次の大会に臨むことができそうです。次に向けてもう一度しっかり調整してチームベストを目指します!」

次に繋がる良いレースになりましたね。
おめでとうございます!
優勝入賞者多数!!
 最初に3000mSCで二連覇を果たした大関に話を聞きましょう!

大関「タイムとレース内容は全くいいものではありませんでしたが、最後3000mSCで、なんとか優勝できてよかったです。応援して頂いた皆さまありがとうございました」

専門種目での優勝はとても嬉しいですね!

「自分にとっては、この種目があってこその大学からの陸上競技でした。大学入学後は調子の上がり下がりが激しく、ベスト更新の機会はとても少なかったですが、どんな時も、決めた目標を変えずに走り続けることができました。ここまで支えていただいた先生方やチームの仲間への感謝を忘れずに、次の駅伝に向かって残り少しのシーズンを頑張っていきたいと思います」

トラック競技は終わってしまいましたが、駅伝も大関らしい走りを期待しています!
 
躍動的な走り!

見事表彰台!
続いて、大学での初表彰台を掴みとった2年の佐藤(皇)に今の気持ちを聞いてみましょう。おめでとうございます!

佐藤(皇)「ありがとうございます!決勝は、かなり競ったレースになることをレース前から予想できていたので、レース本番では焦らず自分の走りを貫くことができました。前半から加速に乗るまでは顔を上げず、加速に乗ってからはしっかりと腿をあげてゴールまであまり減速せずに走れたことが、今回の結果に繋がったのだと思います!」

自分の走りに集中出来たのですね!
今年一年間のレースを振り返ってみてどうですか?

前半シーズンはもう少しで何かが掴めそうな感覚を残しながら終わってしまいました。後半シーズンでは、課題であった終盤の走りに伸びが見え始め、前半のリードを守りきれずに競り負ける、というレースがなくなりました。展開はよくなってきたので、あとは走りの質そのものをあげていけるようにしていきたいです!」

より磨きのかかった走りが来年見られることを期待しています!
お疲れ様でした。
 次に2年の下山に話を聞いてみます。
1500mで見事自己ベストを更新し、大学初の表彰台に登りましたが、どのようなことを意識したレースでしたか?

下山「1500mでは自己ベストのタイムを出せるように最初は先頭でペースを作ることを意識しましたが、途中で他の選手が前に出てくれたので、ついて行くことに切り替えて走りました。位置取りなどもスムーズにでき、無駄なストレスを感じることなく走ることができ、そのおかげで余裕を持ってラスト1周に入ることができました」

積極的なレース展開ゆえの自己ベストだったのですね。
初めて表彰台に登ったときの気持ちを聞かせてください!

「大学での初表彰台は素直に嬉しかったです。表彰台は高校生のとき以来だったので緊張してしまいましたが、その景色からは確かな達成感を感じました。来年は自己ベストをさらに更新し、表彰台の一番高いところに登れるように練習に励みたいと思います」

来年は、さらに上を目指して頑張りましょう!
おめでとうございます!
 
大学初表彰台!
4年生最後の試合
安藤「今回の個人戦で最後の試合となるので、自分らしいレースをすることに重きを置きました。結果は全て良かった訳ではありませんが、僕の強みの後半の加速を発揮して走れたと思います。また、4×400mRでは予選で走った夏井に代わり、決勝のみ走りました。夏井の走りを無駄にしないためにも、最高の走りをすることを心掛けました。小橋、浦、中山とともに優勝をして終えることができて本当に良かったと思います。そして、いざ終わると僕は走ることが好きだったんだなと、胸が熱くなりました。今年度の1〜4年生のチームで戦うことができて良かったと思います!ありがとうございました!」  遠藤(風)「天候に恵まれた中、気持ちよく4年間の競技を締めくくることができました。
本種目である走幅跳の記録はいまいちでしたが、100mでは大学ベストを出すことができたので素直に嬉しかったです!
また主務として、選手達がより活躍できる環境作りに全力で取り組みました。至らぬ点がいくつもあったとは思いますが、東北総体に続いて福島大学の選手達が活躍してくれたことはとても嬉しく、誇らしい気持ちでいっぱいです!
最後の大会ということで、最上級生として後輩達に何かを残せるように自分なりに最大級努力しました。同級生達が力を振り絞って競技している姿や後輩達の頼もしい姿を見ることができ、満足して最後の大会を終えることができました。4年間支えてくれた両親や先生方、先輩後輩同級生に心からの感謝の気持ちを捧げます。本当にありがとうございました」
坂本「今シーズン最後の試合が無事に終わり、まずはホッとしています。個人戦だったので、多くの学生がしっかりと自分の種目に集中し、今シーズンの良い締めくくりができたのではないかと思います。
また、個人のことだけでなくチームとしても応援やサポートなどを皆積極的に行なっており、いい流れで試合ができました。
僕たち4年生はこの試合で引退ですが、3年生以下は来シーズンへ向けての準備期間がスタートしたようなものです。
最後の対校戦と今シーズン最後の試合でつかんだ良いものを来シーズンのチーム作りにもつなげていってほしいです。
最後に、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!」
夏井「今回僕は400mと4×400mRに出場しました。個人種目は力不足ではありましたが、満足のいく走りはできました。マイルリレーはチーム一丸となって、優勝でき、マイルチームとして最後に良い締めくくりができて良かったと思います。来年も良いチームを作り上げて4連覇目指して頑張ってほしいと思います。
最後に今回は個人選ではありましたが、チームとして応援やサポートがうまくできた結果、とてもいい雰囲気で試合ができたと思います。4年間共に切磋琢磨してきた4年生にも感謝したいと思いました。ありがとうございました」 
女子主将の話
吉田「今大会においては、大学生活はじめての100mで決勝進出、4×100mRでは4走を務めさせていただき、選んでくださった先生や頼もしい後輩たちのおかげで、本当に幸せで楽しいレースを走ることができました。
4年間を振り返ると色々なことがありましたが、大学での競技生活もとても幸せだったなと感じています。
そう感じることができるのは、ご指導くださる先生方をはじめ、一緒に戦ってくれた仲間、応援し支えてくださった方々のお陰です。
恵まれた環境の中で競技をさせて頂きました。本当にありがとうございます。
ほとんどの学生は今シーズン全ての競技会が終了となりますが、U20日本選手権や日本選手権リレーに出場する選手がいます。これからはその仲間へのサポートを精一杯したいと思います。
たくさんのご声援をありがとうございました!」
 U20日本選手権に向けて
~第34回U20日本陸上競技選手権大会~
 10月19日(金)~10月21日(日)に愛知県のパロマ瑞穂スタジアムで第34回U20日本陸上競技選手権大会が行われます。福島大学からは5名の選手が出場し、同年代のライバル達と日本一をかけて戦ってきます。
 坂本(る)に聞いてみましょう!
今の気持ちを聞かせてください!

坂本(る)「U20という範囲ですが、今の自分の力がどこまで全国で通用するのか、とても楽しみです。練習で行っている事を落ち着いてレースに表現できれば、自然とタイムはついてくると思います。一つ下の学年や同学年との勝負になるので、楽しみながらも気持ちで負けることなく、強気でレースに挑みます!」

ベストパフォーマンスが出来るといいですね!最後に意気込みをお願いします!

「自己ベストを更新して、入賞することです。今シーズン最後の400mHになるので、悔いのない走りをして、決勝でしっかり戦ってきます!応援宜しくお願いします!」

応援しています!ありがとうございました。
 
目指せ入賞(坂本(る)は中央)
 
全力の投擲を!
 杉山に聞いてみました!
この大会に、どのような姿勢で挑もうと考えていますか?

杉山「大学生になり初めての全国大会で緊張していますが、今の自分の全力を出し切り、後悔だけは残さないようにしたいです。事前のランキングでは最下位なので、失うものは何もありません。緊張感を持ちつつも、全国という大舞台での試合を楽しむことも忘れずに、自分らしい投げをしたいです」

力を出し切れるといいですね!
最後に目標をお願いします!

「目標は、自己ベストを更新し、入賞することです。目標達成のためには1投目が大事になると思うので、残された時間を有効に使い、1投目からベストパフォーマンスができるように、調子を整えて試合に臨みたいと思います!」

活躍を期待しています!ありがとうございました。
 三段跳に出場する茂田井に話を聞いてみます。
U20日本選手権に向けての意気込みをお願いします!

茂田井「シーズン前半は記録もバラつき、思うような跳躍ができませんでした。U20日本選手権は、今シーズン最後の大会なので、悔いの残らないように自分の出せる精一杯のものを出してきます!」

シーズン最終戦、良い形で締めくくりたいですね。
どのような気持ちで試合に臨みますか?

「同年代の全国トップレベルの選手が集まる大会なので、レベルの高い戦いになると思います。自分はチャレンジャーなんだという気持ちで競技に臨み、目標である12m20を跳びます!応援よろしくお願いします!!」

レベルの高い試合、楽しみですね。目標達成できるように頑張ってください!

目標達成に向けたビッグジャンプ! 
 編集後記
最後の編集でした。後輩に託します。(安藤)

暗くなるのが早いですね。(樗澤)

来年こそは自己ベスト更新します!(芦野)

最近夜空がとても綺麗です。(高橋瑞)