846号 2018/10/22
U20日本陸上競技選手権大会

10月19日(金)〜21日(日)において、愛知県のパロマ瑞穂スタジアムでU20日本陸上競技選手権大会が開催されました。福島大学からは女子5名が出場し、2名が入賞したりシーズンベストを更新したりなど、個々において全国という大きな舞台でしっかりと勝負してきました。
 第1日目

8位入賞を果たした1年の杉山に話を聞いてみました!

杉山「U20日本選手権で、46m98の8番でした。アップの時点でとても調子がよく自分の中でも動けているなという感覚があっただけに、1投目で41mを投げてしまった時は正直すごく焦りました。しかし、焦りがありながらも、自分の中で修正して、そこから2投目、3投目と記録を伸ばせたことはよかったと思います」

うまく修正することができたのですね!
初の全国入賞どうでしたか?

「3投目を投げ終えた時点で残りの選手の記録待ち、最後まで気が抜けない、という試合展開でとても心臓に悪い試合となってしまいましたが、全国大会で初めて入賞ができたことは素直にすごく嬉しかったです。目標にしていた自己ベストは出せませんでしたが、入賞という目標は果たすことができ、明日以降の選手たちにもいい流れを作ることができたと思います!」

初の全国入賞おめでとうございました!
 
見事全国初入賞!
 第2日目
 
強気で挑んだ跳躍

女子三段跳に出場した茂田井に話を聞いてみました。
大学に入って2度目の全国大会となりましたが、どうでしたか?

茂田井「今シーズン最後の三段跳だったので表彰台に上りたいと思い強気で臨みましたが、やはり全国の壁は厚く、高いものでした。練習から調子が良く走れていただけにとても悔しいです。しかし、助走は安定していて今シーズンで1番良かったと思います」

大舞台で、自分のできるパフォーマンスをしっかり発揮できたようですね!
今大会に出場して何か感じたことはありますか?

「レベルの高い選手が多く出場している中で楽しんで試合に臨めたので良かったです。相性の良いこのパロマ瑞穂スタジアムでの試合もおそらく最後だったので少し寂しい思いもしますが、4回も競技をさせてもらって感謝です!!
応援ありがとうございました!」

色々な思いが込められた競技場で競技ができて良かったですね!
お疲れ様でした! 
 
次に800mに出場し、8位入賞を果たした中村に話を聞いてみました!

中村「私はU20日本選手権で800mに出場し2:11.76で8位でした。予選では2:08.73と自己ベストに近いタイムを出すことが出来ましたが、決勝では自分の力を発揮することが出来ませんでした」

レースを振り返ってみてどのように感じましたか?

「決勝のレースでは上位入賞の選手達との力の差を感じましたが、何よりも自分の気持ちを決勝レースに対して強く持てていなかったのだと痛感しました。全国大会で反省点を残してしまいましたが、悔しさだけは忘れず、気持ちを切り替えて諦めずに頑張ります!」

冬季練習を乗り越え更なる高みを目指し頑張りましょう!
 
全国で実力を見せつけました!
 第3日目
 
高さのあるジャンプ!

次に女子走幅跳に出場した高橋(瑞)に話を聞いてみました。
試合を終えてみてどうでしたか?

高橋(瑞)「今回の試合は、体も動き調子が悪いわけではありませんでしたが、助走が不安定で3本とも同じような感覚で走ることができませんでした。また、1本目にファールをしてしまい、次もファールするかもしれないと不安になり2本目に攻めの姿勢で挑めませんでした。今まで経験していなかったことが起きたので、動揺してしまい思うようなパフォーマンスを発揮することが出来ませんでした」

全国という舞台で、動揺せずに自分のベスト跳躍ができるようにしていきたいですね!
今シーズンを振り返って、今後どのように練習に取り組んでいきたいですか?

「今まで経験して来なかったことが突然起きたり、すぐ不安になってしまうといったような、メンタルの不安定がとても目立った試合でした。どんな状況に陥っても、常に冷静でいられるように自分でメンタルコントロールが出来るような練習を今後考えていきたいと思います。
応援ありがとうございました!」


来年は全国でも活躍できるように頑張りましょう!
お疲れ様でした!
 

 最後に400mHに出場した坂本(る)に話を聞いてみました!全カレに続いて、今季2度目の全国大会でしたがどのような気持ちで臨みましたか?

坂本(る)「初日の杉山、2日目の中村といい流れで繋いでくれたいので、何が何でも決勝で戦うという気持ちで臨みました。予選の記録でA決勝には残れませんでしたが、B決勝に残り、もう一度走るチャンスを得ることができました」

決勝での走りはどうでしたか?

「予選よりリラックスしながらも強気で走ることができて、シーズンベストという形で今シーズンの400mHを締めくくることができたのは良かったです。しかし、A決勝で戦うことができなかったのは本当に悔しかったです。しっかりと予選からタイムを出して上位で戦える力をつけます」

来季でのさらなる活躍に期待しています!
 
粘りのある走りでシーズンベスト
 結果
杉山沙巴羅  やり投げ  46m98 8位 
 茂田井みさと 三段跳 11m37  16位 
中村美宇 800m 2:11.78 8位
高橋瑞希  走幅跳び  5m68  16位 
坂本るみ  400mH   1:00.91  B決勝2位 
 
東邦カップ 第7回ふくしまリレーズ

10月21日(日)にとうほう・みんなのスタジアムにおいて、東邦カップ第7回福島リレーズが開催されました。天候にも恵まれ、快晴の中元気な子供たちのハツラツとした声が響き渡り、いつもの試合とはまた違った雰囲気で行われました。今回、学生は審判や補助員をメインに運営をサポートする形で参加しましたが、個々に私たちが大会を行うにあたって運営してくださっている方々へのありがたみを感じたと思います。
また、選手として大会を盛り上げた学生も何名かいました。そこで、その学生の中から3名に話を聞いてました。

走りで地元を盛り上げる

 初めに、3年の菅野(杏)に話を聞いてみました。今回は、運営側として参加しましたが、いつも大会で運営してくださっている方々への感謝の気持ちなどを感じられたのではないでしょうか?

菅野(杏)「一昨年、昨年とこのリレーズに運営側として、参加させていただきましたが、普段、試合などでなかなか審判に出ることができないため、毎年地域の方々と交流ができる、とても良い機会をいただいていると感じています。
また私の地元福島の先生方や地域の方々への感謝の気持ちをこのイベントを通して、微力ではありますが、示すことができたのではないかなと思います」


昔からお世話になっている地元福島の陸上競技関係者に感謝の気持ちを示せたようですね!
招待選手としてもイベントを盛り上げたようですが、そちらはどうでしたか?

「今年は招待400mにも参加させていただきましたが、たくさんの地元のご声援をいただき、改めて頑張ろうというこれからの活力となりました。
これからイベントが続きますが、地域の方々やいつも応援してくださる方々に恩返しが少しでもできるよう、精一杯イベント運営側として努めていきたいと思います」


イベントを通して、地域貢献できるように積極的に活動に取り組めるといいですね!
ありがとうございました!

次に400mに出場した2年の金井に聞いてみました。2回目のリレーズはどうでしたか?

金井「小学生から高校生まで、一生懸命バトンをつないでる姿、純粋に楽しく走っている姿を見て、私も初心に帰ったような気がして懐かしかったです。また、今回は審判としてリレーズに携わりましたが、日頃の大会は数多くの方の支えがあってこそ成り立っていることを改めて実感できました」

色々と思うことが多かったイベントとなったようですね!
招待の400m走はどのような走りとなりましたか?

「今回は招待400mで東邦銀行の選手の方々と一緒に走らせていただきました。トップレベルの選手のスピード感を身近に実感でき、良い経験ができてよかったです!」

お疲れ様でした!

トップレベルのスピードを体感 

吉田さんとの最後のレース

 次に100mHに出場した2年の千葉に話を聞いてみました!
今回の試合はどのような気持ちで臨みましたか?

千葉「今回の試合では楽しみながらも招待選手として小学生や中学生、高校生に示しがつくようなレースがしたいという気持ちで挑み、4年生の吉田さんとの最後のレースでもあったので、笑顔で気持ちよく走りたいと思っていました。追い風参考記録ではありましたが今シーズンの締めくくりには相応しい記録で終えることができました」

来シーズンの目標を教えてください。

「来シーズンの目標は、目の前に迫っている冬季練習を自分の力として自信に変えて全日本インカレのA標準を切り、堂々と胸を張り、どんな試合でも屈せずにチームに良い流れを作れるようにしたいと思います」

冬季練習を越えてさらにレベルアップした姿を期待しています。
今週の人

遠藤健次→及川貴史

前回、芦野から紹介を受けました、中長ブロック1年の遠藤です。今回僕が紹介する人は、何事にも真面目に取り組み、陸上に対してとても練習熱心な及川貴史くんです!真面目な性格から、どのような時でも冷静に物事を判断できるため、彼を頼りにしてしまう人も多いでしょう。
そんな彼の趣味は音楽鑑賞です!特にone ok rockやAAAが好きで、暇さえあれば音楽を聴くという根っからの音楽好きです!まだライブは行ったことないのでいつか行きたいらしいです。
また、彼の見た目からでは想像できませんが、実は甘いもの好きの甘党です。好きな食べ物は、あんパンとチョコレートで、特にメーカーのこだわりはなく、美味しければなんでも食べてしまいます!(笑)
そして、やはりスポーツ科である彼は、スポーツへの潜在能力が高く、中学生の頃に4種で県チャンピオンの経験があります!

そろそろ冬季練習に入ります!冬を越したあとの強くなった及川貴史くんの走りに注目です!
 
 編集後記
週末は秋空が広がり試合日和でした!(吉田)

素敵な班で、編集楽しかったです!(佐藤皇)

こたつをそろそろ出そうと思います(高橋桃)

ホッカイロが手放せません(川又)