837号 2018/08/20
全日本インカレ二部練習
~全国という大舞台に向けて~
福島大学が夏季休業に入り、福島大学陸上競技部の全日本インカレに出場する学生は、8月17日~19日の3日間、二部練習を行いました。全日本インカレという学生の中では最も大きな大会に向けて、一人一人が自身の競技能力を高めるために一生懸命頑張っていました。そこで今回は、全日本インカレに出場する各ブロックの学生に話を聞いてみました!

まず始めに短短ブロック4年の吉田に話を聞いてみましょう!
二部練習の様子はどうですか?

吉田「天候に恵まれ、この3日間は練習日和でありました。それぞれ練習に熱が入っていたと思います。ご指導頂いたことを、なんとか自分のものにしようと考えて何度も取り組んでみたり、お互いに指摘しあったりと、普段以上に自分自身や競技と向き合うことが出来た3日間でした」

充実した時間を過ごすことが出来たということですね。
全日本インカレまで2週間半となりましたが、それまでの時間をどう過ごしていきますか?

「やり残したことのないよう、チームの代表として戦う自覚と誇りを持って、日本インカレまでの時間を過ごして行きたいと思います。自分だけではなく、チームメイトと共にパワーアップしていけるよう練習に励んでいきます!」

まだ暑い日が続きますが、体調管理に気をつけ、出場する学生全員が力を発揮できるよう頑張ってください!

駆け抜けろ短短!!

燃えろ投混!!

次に投混ブロック3年の高橋(奈)に聞いてみましょう!
今回の二部練習で意識していることはなんですか?

高橋(奈)「今回の二部練習では、どのように投げたらやりがもっと勢いよく飛んでいくかを試行錯誤しながら、自分自身の投げの細かなところの改善をしています。また、投げだけではなく補強やウエイトトレーニング、走りやジャンプ系などの練習をして体を器用に使えるように様々な練習を取り入れています。 いつもより時間がある分、1つ1つの練習で使ってる部分などを意識しながら、じっくり取り組んでいます」

自分を見直して、課題を克服しているのですね!
最後に意気込みをお願いします!

「全日本インカレまでも残り少なくなってきたので、1つ1つの練習を大切に、集中してやっていきたいと思います!」

新しい高橋(奈)に期待です!
ありがとうございました!

次に中長ブロック3年の樗澤に話を聞いてみます。
充実した練習ができているでしょうか?

樗澤「全日本インカレに出場している学生だけで練習しているので、いつもよりも競技場を広々と使えて充実した練習ができています!しかし、普段一緒に練習している仲間がいないというのは少し寂しいです(笑)」


仲間の大切さが再確認できましたね。
練習にはどのような意識を持って取り組んでいますか?

「僕はいつも誰かの後ろをついていって楽に走るということを意識していました。しかし今回は、1人でもしっかりと速いペースで走るということを意識しています。全日本インカレでは、速いペースでのレースが予想されるので、それに対応できるように練習からレースのことを考えて取り組んでいます」

速いペースについていけるかどうかがカギとなりそうですね。
頑張ってください!

競り勝て中長!!

羽ばたけ跳躍!!

次に跳躍ブロック2年の高橋(桃)に話を聞いてみましょう!
二部練習ではどのようなことを意識して練習していますか?
高橋(桃)「二部練習では、スピード力を身につけることをポイントに練習しています。記録更新には、スピードが大きく関係してくると考えているので、走力アップを目標に頑張っています。走力が身について来たら、それにしっかりと耐えられるような踏切とジャンプができるように、1つ1つ丁寧に行なっていきたいと思います」

全日本インカレまでの期間、改善できる所や、伸ばしていける所を増やせるといいですね!
どのような練習にしていきたいですか?

「普段の練習より少ない人数ではありますが、みんなで声を出し合うことや、お互いに声をかけあうことを心がけ、それを実行し活気のある練習にしていきたいです」

全日本インカレまでの期間、みんなで切磋琢磨し合いながら頑張りましょう!
ありがとうございました!
 
最後に短長ブロック1年の中村に話を聞きましょう!

中村「全日本インカレの練習と言っても走り込むだけではなく、技術練を行い、『速く走る』ためにはどのように体を動かせば良いのかを知ることが出来ました。『速くかつ綺麗に走る』ための足の設置や空中動作などたくさんの技術的ポイントを学びました」

より良いフォームを身に付けられそうですね。走りの反省点が見つかったそうですね?

「はい、自分の走りを再度見直すといかに自分が無駄な走りをしていたのかがよく分かり、今後の練習での課題点が見つかりました。この二部練習で教わったことを早く自分のものにし、さらに課題を克服して全カレではその成果を発揮していきたいと思います」

進化した中村の走りに期待しましょう!
 
立ち上がれ短長!!
全日本インカレは9月6日(木)~9日(日)に開催されます。
詳しくはこちらをご覧ください 
夏休みのフリー期間
~地元での自主練習~
福島大学陸上競技部は大学の休業期間に合わせ、8月12日~27日までフリー期間となりました。この期間を利用し、帰省する学生も多いようです。そこで今回、帰省して地元でどのような自主練習を行っているのか、3人の学生に話を聞いてみました。

思い出の広場

 茨城出身の安藤は、どこで練習をしているのでしょうか。
早速聞いてみましょう!

安藤「僕は帰省した時は水戸市の競技場を利用して練習することが多いです。しかし、今回の帰省期間中は殆ど利用することができなかったため、写真のように、凹んでいる芝生の広場で練習していました。この場所は高校時代の時に練習場として走っていました。当時は上りと下りを含む250mくらいのコースを作り、ひたすら走っていました」

とても良い環境ですね!

「スピード練習にも、技術練習にも活かすことが出来るので僕も本当に良い場所だと思います。かつて仲間たちとインターハイに出場するために頑張って走ったのを思い出しました。僕にとって思い出の詰まった場所です。その日は練習してノスタルジックな気持ちになりました」


安藤にとって思い出深い場所のようですね!ありがとうございました!

次に、2年の佐藤(皇)に話を聞いてましょう!
フリー期間中、自主練習はどこで行いましたか?

佐藤(皇)「僕は高校時代もそうでしたが、よく近くの漁港へ行き、ドリルやダッシュをしています。僕が住んでいる気仙沼市は港町で、至るところに漁港があります。ロードよりもでこぼこが少なく、海風が気持ち良いので、心地よく練習に取り組めます」

港町ならではの練習場所ですね!

「はい!加えて、海風を利用したOST(オーバースピードトレーニング)等も出来ます。今後も自然の恩恵を用いて、自分だけしかしていないようなトレーニングで力をつけていきたいと思います(笑)」

そのような練習方法もあるということを知ることができました!
ありがとうございました!

さわやかな潮風の吹く練習場

次に1年の芦野に聞きましょう!

芦野「僕は高校の時に通っていたあかねケ丘陸上競技場で練習をしました。母校の練習に参加して恩師や後輩達と練習したり、高校の先輩と自主練を行いました。久しぶりに会う人達ばかりだったので、思い出話や近況報告をしながら楽しく練習出来ました」

懐かしい仲間と良い練習が出来たようですね!
どのような練習を行ったのですか?

「主に技術練を行いました。股関節周りを大きく使った走り方や、今の自分に足りていない跳躍の技術を確認しました。来週に控えた東北選手権に向けてプラスになる練習が出来ました」

東北選手権では練習の成果を発揮出来るよう頑張ってください!
編集後記  

実家の近くの坂でもダッシュしています(安藤)

とても充実した練習ができました!(樗澤)

母の手料理最高です!(芦野)

ますます日に焼けました(高橋瑞)