868号 2018/04/01
平成30年度卒部式
3月25日(月)に福島大学では学位授与式が行われ、多くの4年生が笑顔で卒業を迎えました。そして、学位授与式の後、福島大学陸上競技部では卒部式が行われ、9名の先輩方が卒部しました。卒部式では卒業生から、監督、コーチ、後輩たちへと4年間の感謝の言葉や、思い出、教訓など最後の言葉が贈られました。そこで、卒部式の感想を5人に聞いてみました。

はじめに、4年生の吉田に話を聞きました!
ご卒業おめでとうございます!
卒部式を終えての感想をお願いします。

吉田「本当は色々話をしたいところでありましたが、卒部式ではみんなの顔を見た途端に涙が溢れてしまい、話したいと思っていたことがほとんど飛んでしまったので改めて…(笑)4年間を振り返ると、全てがいい思い出というわけではありませんが、今となるとほとんどのことを笑い話にすることができるようになりました。辛いことがあっても別に死ぬわけではないし、多少辛いことがあった方が生きている感じがして、結果として楽しかった、充実していたと感じることができたと思います。先生方をはじめ皆さんにご迷惑やご心配をかけてしまったにも関わらず、最後まで応援をしていただき本当にありがとうございました」

とても濃い4年間だったようですね!

「わたしは静岡、山形、福島を転々としそれぞれの地で陸上競技をさせて頂きましたが、この4年間で福島が大好きになりました。ここで出会ったみなさんのお陰です。これから憧れのシティーガールになるわけですが、福島を離れるのが寂しくてたまりません。すでにもう戻りたいくらいです(笑)しかし、前を見て進まなければならないので、社会の中でも色んなことを学びながら、恩返しが出来るように頑張ります!また、後輩の頑張りを陰ながら支え、遠くから応援しています」

たくさんの経験と出会いがあり充実した学生生活だったのですね!
私たち後輩も先輩方を応援しています!ありがとうございました!

思いを語る吉田
 
笑顔で話す坂本
4年生の坂本(光)に話を聞いてみましょう!
ご卒業おめでとうございます!
卒業式、卒部式を終えてどうでしたか?

坂本(光)「毎年卒業する先輩方の姿を見てきましたが、ついに自分達にもこの時が来たなという感覚です。4年間長いようであっという間でした(笑)苦しいこともたくさんありましたが、陸上競技部のみんなと過ごす時間はとても楽しくて、かけがえのないものだと思います。また、中学から陸上競技をはじめ、大学卒業まできちんとやり通せたことは大きな自信となり、社会人になってからもこの自信を胸に頑張っていきたいです」

充実した大学4年間を送ることができたのですね!
後輩に一言お願いします!

「後輩のみなさんは卒業式で、何か1つでもいいので、この部に入って良かったと心から思えることができるように、悔いの無い4年間を過ごして欲しいです!」

4年生のように立派な姿を目指して頑張っていきます!
ありがとうございました!
次に、3年の菅野(杏)に卒部式を振り返ってもらいました!

菅野(杏)「今年の卒部式は今までとは違った思いで迎えたものとなりました。毎年、卒部式では卒業生の4年間の思いや経験を聴き、そしてそれが私たちの教訓へと繋がっています。今年も先輩方のお話からたくさんのことを学ぶことができたのはもちろんのこと、今年はその「学ぶ」気持ちと同時に、私は1年後、この場で何を話すのだろう、『やりきった、後悔はない。』と言うことができるだろうかという思いが頭を巡りました。来年、この場に立った時に、『やりきった。』と堂々と言うことができるように、目標に向かって改めて1日1日を大切に過ごしていきたいと感じました」

悔いのない大学生活にしてくださいね!

「また、卒業生とは3年間というとても長い月日のなかで一緒に練習を共にしてきたのでとても寂しく思いますが、また新たな仲間と一緒に前を向いて頑張っていきたいと思います」

ありがとうございました!
また今年も頑張っていきましょう!
 
吉田、大関と笑顔で!〈菅野(杏)は写真右下〉
 
お世話になった大関と〈佐藤(未)は写真左〉
次に佐藤(未)に話を聞いてみます。卒部式を経てどんなことを考えましたか?

佐藤(未)「今年で2回目の卒部式を迎え、1年が経つのが早いなと感じると共に、私もあと1回で見送られる側に立つと思うと何を話そうか、残りの2年で何を後輩達に残せるかとても考えさせられるものとなりました。また、今まで一緒に練習をしていた先輩方がスーツや袴を着て前に立っている姿を見るといつもより大人っぽく、とても清々しい姿でキラキラ輝いて見えました!」

自分の2年後のことを考えさせられたのですね!他に感じたことはありますか?

「卒業生の皆さんは、とても楽しそうで最後のお話を聞くと充実した4年間を過ごされたんだなと感じました。私も卒業された4年生のように仲間を大切に、1日1日を大切にして色んな経験を沢山し、残りの2年間を楽しく過ごしていきたいです!」

卒業生のありがたいお話を今後の大学生活に活用していきましょう!ありがとうございました!
次に1年の小山に話を聞いてみましょう!
卒部式に参加してどうでしたか?

小山「卒部式、卒業式の日に相応しい、よく晴れた天気でした!まさに4年生方の晴れ舞台といった感じで、いつも以上に4年生方が輝いて見えました!僕たち1年生は卒業式後、S棟そばにて、一芸を披露しましたが、とても楽しんでいただき、僕自身も楽しかったです」

1年生の一芸は本当に面白いものでしたね!
これからにつながるお話はありましたか?

「はい!卒部式では、先輩方のやっていればよかったこと、やってよかったことなど、これからの大学生活に役立つようなことをたくさん聞けたので、教訓にしようと思いました。4年生方が卒業してしまうのは、寂しいですが、4月からは僕にも後輩ができるので、頑張っていきたいです」

4年生のお話で学んだことをいかしていきましょう!
 
中長ブロック集合!(小山は写真右奥)
平成30年度卒業コンパ
3月25日(月)、卒部式のあとに珍満賓館にて平成30年度福島大学陸上競技部卒業コンパが行われました。今までお世話になった4年生との最後の会ということもあり、一芸や思い出話に花を咲かせました。日頃の思いや感謝を伝えることが出来たのではないでしょうか!5人に話を聞いてみましょう!

お花を貰う安藤

まず、4年の安藤に話を聞いてみました!
ご卒業おめでとうございます!

安藤「ありがとうございます。就活を終え、ラストシーズンを全力で走り切り、卒業研究を行い、論文を書き上げたかと思えば、気づけば卒業式を迎えました。陸上競技部に入部をしたのが4年前だという事実が嘘のように感じています。この4年間は競技成績が上がるように、自己ベストを更新するために日々走っていたと思います。望んでいた試合内容にならないことが多く、挫折しかけたこともあります。しかし、ここまで戦うことが出来たのは、先生方やチームの仲間と共に励むことができたからだと思います」

仲間の存在が4年間の支えになったのですね。今年の卒コンの感想をお願いします。

「これまで先輩方の見送りをしていましたが、今年は僕が見送りをしていただく番でした。後輩たちには、僕の経験を伝えました。それが少しでも役に立つならとても嬉しく思います。福島で出会えた人とは離れ離れになりますが、新天地で出会う新たな仲間と共に世のため人のために活動していきたいと思います。今までありがとうございました。」


ありがとうございました!
次のステージでも頑張ってください!
次に高橋(奈)に話を聞いてみましょう。卒コンを終えての感想をお願いします!

高橋(奈)「今年の卒コンは、3年間一緒に過ごしてきた先輩方を送り出すという事で、今までで1番特別な卒コンになったと思います。時間がなかなかなく、先輩方一人一人とじっくりお話をする事は出来ませんでしたが、一芸などで手を叩いて笑っている先輩方の姿を見て、楽しんでいただけたのではないかと感じています。私たちの班は、少々体を張った一芸となったのですが、準備したものが成功してほんとにホッとました。(一芸で先生や先輩を巻き込んでしまった事反省してます…笑)」

先輩方の笑顔を沢山見ることが出来たのですね!

「はい!来年は、私達が送り出される側なので、後輩たちには今年以上にクオリティの高い一芸に期待してます!!お腹が痛くなる程大笑いして、最後は笑顔で卒業したいです!」

来年は今年以上の一芸が見せられるように頑張ります!
ありがとうございました!

新旧女子キャプテン〈高橋(奈)は写真左〉

チーム新潟!(品田は写真中央奥)
次に幹事を務めた品田に話を聞きましょう!
卒コンはどうでしたか?

品田「卒コンの司会の人たちと協力しながら楽しんでもらえるように準備することができました。大きなトラブルもなく卒コンを終えることができ、安心しました。また、会を進行しているときに、参加している方たちが楽しそうにしているところを見ることができ、やって良かったなと感じました。このような大きな会の幹事は初めてでしたが、とても良い経験になりました」

思い出に残っていることはありますか?

「一芸でふんどし一丁で芸をやらせて頂いたことです。皆さんに笑ってもらえてとても嬉しかったです。体を張ったかいがありました(笑)4年生がいなくなるのはとても寂しいですが、これから上級生になるという自覚をもって3年生らしくなりたいと思います」

貴重な経験をすることが出来ましたね!
ありがとうございました!
今回の卒コンで司会を務めた高橋(桃)に話を聞いてみました。

高橋(桃)「今回、卒コンの司会をやらさせていただきました。準備の段階から当日まで不安と緊張の毎日でしたが、その日の流れを考えたり、卒コンの日の様子をイメージしたりすることもあったので、ワクワクした気持ちもありました。今回、司会をやったことで、人前でしっかり話すという良い経験にもなりました」

不安や緊張の中でも、会をしっかりと進められてよかったですね!
司会をして何を感じましたか?

「司会という形で卒コンに参加し、4年生の楽しむ姿やたくさんの笑顔をみる場面があり、司会として会を円滑に進めることができ、よかったなと感じました。また、これから新歓や納会などを開催するにあたり司会や幹事をする機会が増えてくるので責任をもって役割を果たしていかなければならないと感じました。改めて4年生の皆さんご卒業おめでとうございます!」

司会お疲れ様でした!
 
大好きな吉田と〈高橋(桃)は写真左〉
 
思い出をみんなで語りました!〈菅野(由)は写真右〉
次に、1年の菅野(由)に聞いてみました!

菅野(由)「まずはじめに、4年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!当日は、初めての大学の卒業式であったり、卒部式であったりと、わからないことが多かったのですが、4年生の方々の晴れ舞台を見ることができ、とても嬉しかったです。卒コンでは引退してから中々会うこともなかった4年生の先輩方とたくさんお話をすることができ、楽しかったです!4年生の方々に楽しんでいただくために、精一杯のことをすることができたのでよかったです」

悔いのない卒コンになったようですね!

「当日は、楽しいことばかりでしたが、やはり時間が経つにつれて先輩方が卒業してしまったという実感が湧いてきて、今はとても寂しい気持ちでいっぱいです。3月も終わり、シーズンが目前に迫ってきていますが、これからのシーズンも、4年生の方々に教えていただいたことを活かし、福島大学陸上競技部の更なる活躍に貢献できるよう、頑張っていきます!」

4年生の思いを胸に、これからのシーズンも頑張っていきましょう!
ありがとうございました。
里帰り合宿2019
 3月26日(火)~3月28日(木)までの3日間、福島大学にて毎年恒例の里帰り合宿が行われました。卒業生の先生方が顧問を務める多くの高校が参加してくださり、大人数で活気あふれる3日間となりました。普段一緒練習することのない人たちとの練習は高校生にとっても大学生にとっても貴重な経験になったことかと思います!そこで、高校生2人と各学年を代表して3人の学生に話を聞いてみました。
 

里帰り合宿2019
全体でパシャリ!
 
跳躍ブロックの高校生に話を聞きました!
里帰り合宿はどうでしたか?

「3日間の里帰り合宿はとても貴重な経験になりました。今回の合宿は初対面の人との合宿だったのでとても緊張しました。ですが、楽しみながら練習が出来たのは、大学生がずっと笑顔で指導して下さったこと、そして大学生が良い雰囲気を作り他校の人たちと話す機会を与えてくれたからだと思います。大学生は歳が近いこともあり、気軽に質問して、アドバイスを受けることが出来ました。また、いつもと違う環境で練習できたことは大きなプラスだと感じました。同じ環境で練習しているとマンネリ化しがちですが、今回の福島大学での練習を通して自分の気持ちを改めることができました」

他にどんなことがプラスになりましたか?

「この合宿の最大のメリットは仲間の輪を広げ、仲間同士で動きを確認し合えたことだと思います。自分の動きの悪い癖は自分ではなかなか気づきにくいものです。『仲間』がいるから練習が出来ること、そして『仲間』がいるから自分は向上できるのだと改めて感じました。最後に里帰り合宿を企画し、指導して下さった先生方、そして笑顔で指導して下さった大学生の皆様本当にありがとうございました」

気付きの多い合宿になったようですね!
ありがとうございました!
 
短長ブロックの高校生に話を聞いてみました!
合宿に参加してみてどうでしたか?

「今回は昨年に続く参加でしたが、より多くのことを学ぶことができました。特に川本先生がご指導してくださった基本の動作では、動作を自分のものにしようと他校の選手たちと意見交換をしたり、福島大学の先輩方にアドバイスしていただいたことで、動作を自分のものにできたと思います」

多くのことを学ぶことができた合宿になったのですね!
いよいよシーズン間近ですが意気込みをお願いします!

「この合宿で学んだことをそのままにせず、学校に戻ってからもう1度見直して身につけたいと思います。そして、学んだことを活かし、自分の目指している目標に向けて精進していきます!本当に充実した3日間となりました!短い間でしたがありがとうございました!」

今シーズン結果を残せるよう頑張りましょう!
 

いきます、よーいGO!
 

里帰り合宿の様子

 

みんなで補強!

次に3年の仁井田に話を聞いてみました!
里帰り合宿に参加してみてどうでしたか?

仁井田「今回で早くも最後の里帰り合宿になりました。毎年、高校生と一緒に刺激し合いながら練習することが楽しみでした。今年も様々なメニューを通しながら、教えたり逆に学んだりと、充実した3日間を過ごすことができました」

最後の里帰り合宿を充実したものにできたのですね!
特に大事だと思ったことはありましたか?

「伝えることが大事だと思いました!初めは教え方や伝え方が難しいなと感じていましたが、少しずつ接し方を学ぶこともできて良かったと思います。これからシーズンインに向けて、今回の合宿を活かして過ごしていきたいと思います。 」

高校生と一緒に練習することで学ぶことも多かったのですね!
シーズンに向けて頑張りましょう! 
1年の島倉に今回の里帰り合宿の感想を聞いてみました!初めての里帰り合宿はどうでしたか?

島倉「元気な高校生と練習することで、とても良い刺激を得ることができました。高校生が思った以上に速く、少し焦りました(笑)また、自分が高校生だった頃を思いだし、懐かしく感じました」

高校生たちがとてもエネルギッシュでしたね!

「練習では、高校生にアドバイスをしたのですが、ポイントを分かりやすく伝えることの難しさを感じました。自分はまだまだ陸上競技について知らないことが多いと感じたので、もっと勉強していきたいと思いました。この合宿で学んだことを今後の生活で活かせていけたら良いと思います」

シーズンに向けて頑張っていきましょう!ありがとうございました!
次に2年の千葉に話を聞きました!
里帰り合宿に参加しての感想をお願いします!

千葉「今回で2回目の里帰り合宿でした。3日間とも少し風はありましたが天気が良く暖かい良い条件で練習ができました!どのブロックの高校生もパワフルで活気に溢れていました。また、普段とは違う練習の雰囲気や大人数での練習でとても楽しく刺激的な練習になりました!」

活気のある良い練習ができたようですね!どのような事を心掛けましたか?

「私たち大学生が高校生に教えることは多いと思いますが、私たちが高校生に教わること、気づかされることも
たくさんありました。ハードルブロックでは普段自分たちの学校で行なっているドリルを教え合ったり補強を教え合ったりと共有する事を心掛けコミュニケーションを取り合う事を大切にしました」


シーズンへ向けてお互いに切磋琢磨できた良い合宿になったようですね!
必勝祈願 

 3月29日(金)、福島大学陸上競技部は福島稲荷神社で必勝祈願のご祈祷をお受けしました。
シーズンに向けて気持ち新たに日々の練習に励んでいきたいと思います!



男子目標「東北インカレ3位入賞」
女子目標「全日本インカレ、出場者・入賞者多数輩出」
編集後記 

4年生のみなさんお世話になりました。納会でお会い出来るのを楽しみにしています!(五十嵐)

ご卒業おめでとうございます!!(千葉)

花粉症が早くおさまってほしいです(川又)

あっという間の1年でした(福本)