875号 2019/05/20
 
女子総合優勝!!
~第72回東北学生陸上競技対校選手権大会~
5月17日(金)~19日(日)に宮城県総合運動公園ひとめぼれスタジアム宮城にて、第72回東北学生陸上競技対校選手権大会(通称:東北インカレ)が開催されました。今シーズン初の対校戦で、女子はトラック95点、フィールド112点の総合207点を獲得し、優勝をつかみ取り10連覇を見事に成し遂げました!(男子の得点及び順位に関しては、未確定のため確定したら記載します。)
女子チームの先頭にたってチームを引っ張った女子主将に話を聞いてみました!

高橋(奈)「今回の東北インカレは、『全カレ入賞者・出場者多数輩出』という女子の目標の通過点となる大会でした。少ない人数の中で、それぞれが今持ってる力を出した結果が総合優勝という形になったと思います。しかし、1つ1つの内容としては、まだまだ全国では戦うことができないと思っています。今回の結果をそれぞれがしっかりと受け止め、全国を見据えて個々の力を伸ばしていきたいです」

勝ち方にこだわってこれからの対校戦や全国レベルの大会を戦っていきたいですね。
個人種目の方はどうでしたか?

「個人としては、日本選手権のB標準・大会記録などを目標にしていました。
結果として、目標を達成することができませんでしたが、後輩2人と3人で1.2.3位を取ることができ、初日の朝一の試合で最低限の流れを作ることができたと感じています。
記録を伸ばせる感覚を掴むことができたので、今後につなげていきたいです」

自信になったようですね!
おめでとうございました!
 
堂々の10連覇!
 福大記録更新!!
今大会、ハンマー投で仁井田が46m41の記録を出し、福大記録を更新しました!
おめでとうございます!
 
ハンマー投げにおいて自身が出した福大記録を再び打ち破った仁井田!
 女子4×400mR25連覇

リレーは25連覇!
見事、個人種目とリレー種目で2冠を果たした菅野に話を聞いてみました!

菅野「800m、1500mでは、自分の実力不足を感じつつも、しっかり目標の点数をチームに持ってくることができてよかったです。また、最後の東北インカレで初めて個人種目で優勝し、4年生としてしっかりチームに貢献できたことが素直に嬉しいです。800mは、これから次の大会に向けて練習に励み、全国レベルの大会ではしっかり入賞していきたいです」

今回の経験を今後に活かしていきたいですね!
女子4×400mRの優勝おめでとうございます!

「4×400mRでは、今のチームの力は出し切れましたが、これからの全日本インカレ、日本選手権リレーを見据えると個々の走力がまだまだ足りていません。秋に向けて1日1日の練習の中で1人1人が4×400mRの記録向上を意識した練習を行っていけるよう、工夫して練習に励みたいと思います」

これからの練習を、常に試合を意識して取り組めるといいですね!
ありがとうございました!
男子4×400mR3位入賞
見事3位に入賞した男子4×400mRで4走を務めた浦に話を聞いてみました!

浦「予選プラス通過でギリギリの戦いでしたが、男子チームに1点でも多く、という気持ちで、一人一人が役割を果たせたと思います。個人種目では、思うように走ることができず悔しい思いをしたので、マイルでは絶対やってやろうと思っていました。また、総合得点でも前の大学と僅差だったので、絶対に勝つという気迫を見せられたと思います」

全員の力がひとつになったのですね!

「男子チームの最大の目標である東北インカレは終わってしまいました。来年マイルで優勝できるよう個々のレベルを上げていき、マイルチーム一丸となって頑張っていきたいと思います!」

更に力のついたマイルチームに期待しましょう!

予選タイムの順位を大幅に上げての入賞!
一日目~初陣~

1年生ながらに2冠達成!
1年生ながら100mと100mHで見事2冠を達成した茨木に話を聞いてみました!

茨木「私は100mHと100mに出場しました。100mHは一発決勝だったのでいつも以上に集中力を高めて走ることができました。100mでは得意なスタートを生かし、予選からいい流れで走ることができたと思います。しかしどちらも自己ベストにはまだまだ届かないタイムだったので、さらに調子を上げていかなければならないと痛感しました」

集中力を切らすことなく挑めたのですね!

「この3日間で多くの改善点を見つけることができたのでしっかり修正して、全カレで勝負できるように調子を上げていきたいと思います。たくさんのサポートや応援が励みになりました。ありがとうございました」

2冠おめでとうございます!お疲れ様でした! 
男子400mで、7位に入賞した針に話を聞いてみました!

針「僕は、400mに出場させていただきました。予選ではこれまで準備してきたものを出しきるができ、いい走りが出来たと思います。しかし、決勝では思うような動きができず、納得行く結果を出せなかったので今後の大会で自己ベスト更新できるように練習を頑張りたいです」

今後の目標が見つかったのですね!

「東北インカレに出場してみて、チームのみんなの応援はとても力になりました。この大会にかける先輩方の思いというのもすごく感じましたし、その中で入賞しチームに得点を持ってこれたのでよかったです」

今後の活躍に期待しましょう!

針の粘り強い走り
二日目~奮闘~

芦野の豪快な跳躍!
次に三段跳で6位に入賞した芦野に話を聞きましょう!
入賞おめでとうございます!

芦野「ありがとうございます!大学ベストを出し男子チームに得点を入れることが出来、とても嬉しかったです。チームとしては少しでも活躍することが出来たため満足のいく結果となりましたが、個人としてはまだ記録が狙える跳躍だったので悔いが残りました」

これからの課題を教えてください!

「ステップの距離を伸ばすことが課題です。東北インカレでは空中でバランスを崩したり、積極的に接地しにいくことが出来なかったため思うように距離を伸ばすことが出来ませんでした。何をすれば記録が出せるのか具体的に考えながら練習していきたいと思います」

さらに記録を更新していきましょう!
男子十種競技で3位に入賞した五十嵐に話を聞いてみました。
3位おめでとうございます!

五十嵐「ありがとうございます。2日間朝から夕方まで長い間応援してもらい、少しでもチームのためにと望んだこの東北インカレで3位という結果は素直に嬉しいです。内容に関しては良かった点、悪かった点はありますが、今僕が出せる力を出し切っての結果だと思います。あの時、あそこで、などの後悔することもなく2日間楽しく戦うことができました」

実力が結果に繋がったのですね。
2日間を振り返って良かったところはどこですか。

「この東北インカレの2日間はいつも以上に切り替えが出来ていたように思います。1つ1つの種目で気持ちを切り替え、種目ごとに自分が出来るパフォーマンスをすることが出来ました。たとえ前の種目がふるわなかったとしても次の種目で良い記録を出すことができたり、種目の中でも気持ちを切り替えて動きをよりよくしたりすることが出来ました。その積み重ねが最終的に自己ベストでの3位入賞という結果になったと思います!」

2日間戦うために切り替えが大切なのですね!
2日間お疲れ様でした!

自己ベストを出しての入賞!
 三日目~終幕~
 
川澄の勢いのある助走!
女子棒高跳で優勝した川澄に話を聞きたいと思います!初めての東北インカレに出場しての感想をお願いします。

川澄「初めての東北インカレは緊張もしましたが、自分なりに楽しみながら競技出来たと思います。関東から来て、東北の大会の雰囲気や、選手の情報が何もわからなかったので、少しドキドキしていましたが、他の大学の選手の観察をしてみたり、動きをみたりして、情報収集をしながら考えて動けたと思います」

冷静に試合運びが出来たのですね!

「記録の面では、優勝はできたものの、まだまだ上の大会で通用する記録ではないので、今回の結果に満足することなく、やるべき事をしっかりとこなして、どんどん調子を上げていきたいです。そして、自己ベスト更新を目指します。応援ありがとうございました」

今シーズンの川澄に期待です!
 
 次に3年の千葉に話を聞きました!
今回の100mHについて感想をお願いします!

千葉「今回も昨年に続き100mHは初日でチームに流れを作ることのできる機会をいただきました。勢いをつけるという役目を果たそうという気持ちで走りましたが、結果的に言えばもう1つ順位を上げて1、2ゴールができたら良かったと思います。自分の中で余裕や気持ちの落ち着きがなく、3位という情けない結果になってしまいました。しかし、攻めのハードルの感覚は掴めてきたと思います。3位でしたが表彰台に登ることができたのでチームに勢いはつけられたのではないかなと思います」

チームに流れを作ることができたのですね!
そして、七種競技の優勝おめでとうございます!

「ありがとうございます。初めての七種競技でとても緊張していましたが、七種競技初日の100mHで前日の100mHよりも良いタイムを出すことができたのでそこから勢いに乗り緊張もほぐれていきました。七種競技2日目の種目は全てが大学初めての競技だったので、とても緊張していましたが、幅跳びでは目標にしていた5m50cm以上跳ぶことができたのでそこから2日目も調子が上がっていきました。不安ばかりでしたが一緒に戦ってくれた2年の茂田井をはじめチームの存在が大きく優勝につながったと思います」

応援を力に変えて戦うことができたのですね!お疲れ様でした!
 
七種競技優勝で満面の笑み!
 
ここからが勝負!
 800m、1500mで優勝し2冠を達成した樗澤に話を聞いてみましょう!
おめでとうございます!

樗澤「3年間、東北インカレで優勝したことがなかったため、2種目で優勝することができ、チームに得点を入れることができたことは素直に嬉しく感じています。男子チーム内での自身の役割をしっかりと果たすことができたと思います。また、皆さんの応援に元気をもらい、3日間走り切ることができました。ありがとうございました。」

仲間のため、チームのために勝ち取った点数ですね!
どのようなレース展開でしたか?

「1500mは今まで経験したことのないスローペースな展開でした。いつ誰がペースを上げても良いように準備をしていました。その結果自分の持ち味であるスプリント能力を活かし、優勝することができました。800mでは、最初の100mで飛び出す選手がいましたが昨年の反省を活かし、そこに食らいついたことが優勝に繋がったのだと思います」

自分の持ち味や昨年の反省を活かすことができたのですね!
3日間お疲れ様でした。
 主将のお話
学生の結果はこちら

写真館はこちら
 男子主将に話を聞いてみました。

清水「東北インカレでは、男子チームとして総合3位を目標にしてきました。
結果は65点の5位でした。
チームとして、目標としていたところには手が届きませんでしたが一人一人が持っている力を出すことができたのではないかと思います。
4年生にとって東北インカレは4年間最後の集大成となる大会でした。3年生以下には次に向けての形を少しながら残すことができたと思います」


次の世代に繋げられるような大会となったようですね!
これからの大会をどのように挑んでいきたいですか?

「1cm、0.1秒、1点を甘く見ず、最後の最後まで諦めない姿勢を忘れることなく、今後の大会もチームで団結して挑んでいきます。
応援ありがとうございました」

次の大会に向けて頑張っていきましょう!
ありがとうございました!
編集後記

とても楽しい3日間でした!(樗澤)

東北インカレお疲れ様でした!(高橋桃)

来年の東北インカレでは点数を取りたいです!(福本)

良い跳躍が出来ました。(板井)