880号 2019/06/24
博多で輝け!!
~日本選手権に向けて~
6月27日(木)より福岡県福岡市博多の森陸上競技場で日本陸上界のNo.1を決める第103回日本陸上競技選手権大会が行われます。福島大学からは3人の学生が出場し、日本のトップ選手と戦ってきます。これから出場する選手たちに話を聞きましょう。
 
輝け福大生!(左から茨木、菅野(杏)、中村)
最初に、女子800mに出場する4年の菅野(杏)に話を聞いてみました。

菅野(杏)「日本選手権は昨年からずっと目標にしていた大会であり、そしてかねてからの憧れであった大会でもあるので、とても楽しみです。まずはその気持ちを忘れずにレースに臨みたいと思います!」

憧れていた舞台でとうとう走ることができますね!
目標を教えてください。

「予選からハイペースなレースが予想されますが、落ち着いてついていき、自分の持ち味であるラストスパートを生かせるようなレースをしたいと思います。日本のトップ選手が集結する大会ということで緊張もありますが、チームの代表として自分らしい走りで2分6秒台を出して決勝に進めるよう頑張ります!応援よろしくお願いします!」

決勝に進出するのを楽しみにしています!
頑張ってください!

学生個人のいい流れを日本選手権へ!

学生個人のリベンジを誓う中村
次に2年の中村に話を聞きました!
日本選手権に向けての意気込みをお願いします。

中村「私は今回800mに出場します。日本選手権は昨年も経験しているのですがやはり緊張はしています。ですが、この緊張を重荷にせず、自分よりも格上の選手たちと戦える素晴らしいチャンスだと思って果敢に攻めていきたいと思います。また、今の自分の最大限出せる力はどのくらいなのかを知ることが出来るレースだと思うのでどれだけ勝負出来るのか挑戦してきます!」

攻めの姿勢は大事ですよね!
どのようなレースをイメージしていますか?

「学生個人では、とても悔しい思いをしたので日本選手権はハイペースではありますが今までの練習を信じ、自分のレースのイメージをしっかり持って落ち着いてレースに挑みたいと思います。そして今回のレースを今年の全日本インカレに繋げられるように昨年の日本選手権よりも成長した走りをしたいです!」

昨年よりも成長した記録を期待しています!
ありがとうございました!
最後に1年の茨木に話を聞きました!
どのような気持ちで臨みますか?

茨木「今回初めて日本選手権に出場します。今年から標準記録が上がり、その分レベルも高くなりますが、全国トップレベルの選手と戦えるので自分がどこまで食らいついていけるか挑戦する気持ちで臨みたいです」

ハイレベルな戦いを期待しています!
今大会の目標はありますか?

「目標は、予選から13秒8台で走ることです。今年はまだ13秒台を出していないので、全国の舞台でしっかり自分の力を発揮したいと思います。今まで積み重ねてきた練習を信じて強気で頑張ります」

自分を信じて良い結果を掴み取ってください!

初めての日本選手権!
第80回福島大学トラッククラブ競技会
6月22日(土)に第80回福島大学トラッククラブ競技会が行われました。数多くの学生達が出場し、たくさんの好記録が出ました。そこで、出場した学生の中から4名に話を聞いてみました。

自己ベストを更新する走り(佐藤(皇)は右)
始めに、3年の佐藤(皇)に喜びの声を聞いてみましょう!
200mでの自己ベストおめでとうございます!

佐藤(皇)「ありがとうございます!200mではずっと苦手意識があり、それを払拭することが出来ずにいました。前半からがむしゃらに飛ばすのではなく、『後半に向けた前半の入り』をイメージしてレースに望んだのですが、それがうまくレースに繋がったのかと思います」

良いイメージが良いレースになったのですね!

「自分の中では100mが本命ですが、今回のレースのお陰で200mも少しだけ自信が持てました。更によい記録を出せるように頑張ります!」

今後とも注目しています!
頑張ってください!
次に2年の川又に話を聞いてみましょう!
今回の記録会どうでしたか?

川又「今回は400mHに出場し、自己ベストを更新することができました!今年になってベストが約1秒縮めることができているのでさらに更新していきたいです!また、今シーズンの目標タイムにも少しずつ近づいてきているので北日本インカレで狙いたいと思います!」

自己ベストおめでとうございます!
記録会を振り返って感じたことはありましたか?

「ハードリングがまだ浮いてしまっているのでもっと低く跳べるように改善していきたいです。怪我や体調管理に気をつけて次の大会に向け頑張ります!」

ありがとうございました!

北日本インカレで更にベストを狙います!

大学ベスト更新!
次に1年の佐藤(蓮)に話を聞きました。
今回のレースはどうでしたか?

佐藤(蓮)「今回の記録会では400mに出場し、大学ベストを出すことができました。走りとしても、前半から気持ちよく入り、後半もペースをあまり落とさずに走りきることができたので良かったと思います。」

良い感覚がつかめたみたいですね。
何か課題はありますか?

「はい、後半に疲れてくると足が後ろに流れてしまうので、普段の練習から足を前に出すことを意識して練習し、今シーズン中に自己ベストを更新していきたいです!」

自己ベストを更新できるように頑張ってください!
ありがとうございました。 
 最後に3年の小杉に話を聞きました。
今回の記録会はどのような走りでしたか?

小杉「今回、200mの大学ベストを更新することができて嬉しく思います。
それと同時にセカンドベストでもあるので、少しずつ走りの感覚が戻ってきた感じがしました。スタートからスピードに乗り、後半もフォームを崩さず走ることができました」

調子が戻ってきているようですね!
次の試合はどのような部分を意識していきたいですか?

「7月中旬に福島県選手権大会があるので、そこではベスト記録を更新できるようしっかり調整していきたいと思います。私は後半の走りが苦手なので、前半からガツンとスピードに乗った攻のレースをしたいと思います!そのために体力をつけて後半に粘れるような練習をしたいと思います」

攻めの走りを期待しています!
ありがとうございました! 
今週の人

板井赳磨→茨木凛

前回、吉村さんから紹介を受けました、跳躍ブロック1年の板井赳磨です!

今回僕が紹介するのは、言わずともしれた福島大学陸上部の超新星、茨木凛(いばらきりん)です。

彼女の強みは、なんと言ってもやはり、他を圧倒する走力です!そして、その走力を可能とする強靭な脚には度肝を抜かれます。

その脚の中でも特に、彼女の大臀筋は物凄い発達を遂げており、「JayCutlerかよ!」とツッコミたくなるような、日本人離れした素晴らしい筋肉を持っています!

また、大臀筋だけでなくハムストリングスもRonnie Colemanを彷彿とさせる、圧倒的な強さがあります。

そんな彼女ですが、最近は忍者めしにハマっているそうです。アミノ酸や、グルタミン酸が含まれる忍者めしが、彼女の強さの秘訣かも知れませんね!

1年生でありながら、東北インカレを制覇していく彼女に今後も期待が高まります!
編集後記 

決勝に残ってテレビに映ってほしいです(盛田)

仲間が日本選手権に出ることは誇りですね!(千葉)

県選頑張ります!(芦野)

さらなる飛躍を目指します!(佐藤蓮)