884号 2019/07/22
第41回北日本学生陸上競技対校選手権大会
~北海道での激闘の行方~

7月19日(金)~7月21日(日)に北海道札幌市の円山公園競技場で第41回北日本学生陸上競技対校選手権大会が行われました。北海道という慣れない環境の中、多くの学生たちが奮闘し、多くの選手が好記録を出すことができました。
それでは、出場した選手たちに話を聞いてみましょう。
連覇・優勝!!!
はじめに200mに出場し優勝した3年の金井に話を聞いてみましょう!北日本インカレを終えてどうでしたか?

金井「今回の北日本インカレでは、全日本インカレの標準を切ることを目標に臨みました。タイムはまだまだ納得のいくものではないですが、北日本インカレで初めて優勝でき、C標準突破することができたので嬉しかったです。予選から決勝まであまり力み過ぎず走れたのが良かったかなと思います」

力まずリラックスして走ることができたのですね!次に向けての目標を教えてください!

「次の大会は、2週間後の東北総体になります。次はタイムで全日本インカレの標準を切れるように頑張りたいと思います。また、対校戦になるのでチームに貢献できるような走りをしたいと思います」

東北総体頑張ってください!
お疲れ様でした!
 
金井の力強い走り(金井は右から3人目)

力走する小杉(小杉は中央)
 次に100mで優勝C標準を突破した小杉に話を聞きました!
今回のレースを振り返っての感想をお願いします!

小杉「今回、北日本インカレで100mに出場し、12.27(+0.6)で優勝することができました。
後半の走りをラウンドを踏むごとに修正できたことが良い結果に繋がったと思います」


修正を加えて結果につなげることができたのですね!
東北総体での目標はありますか?

「今回は目標であるB標準を切ることは出来ませんでしたが、C標準を勝ち取ることができてホッとしています。
東北総体ではB標準はもちろん、さらにその上のA標準も視野に入れていけたら良いと思います。また、今回の修正した走りを予選から行えるようにしていきたいです」


東北総体も期待しています!
お疲れ様でした!
次に3年の高橋(桃)に話を聞いてみました。
初の北海道での大会はどうでしたか?

高橋(桃)「三段跳で二連覇することができました。しかし、12m台に乗ることができなかったので悔しい部分もあります。天候が安定しない中ではありましたが、自分の試技が来るまで、うまく体を調整しながら試合に臨むことができました」

去年に続いての優勝おめでとうございます。
次の大会に向けての意気込みをお願いします。

「2週間後には、岩手で行われる東北総体に、走幅跳と三段跳で出場します。対校戦となるので、記録を狙いつつしっかり点数をとってこれるように頑張ります。また、今大会で先生からいただいたアドバイスを参考に改善して大会までの期間の練習を行っていきたいと思います」

お疲れ様でした!

堂々の二連覇!!(高橋(桃)は中央)
入賞!

迫力ある投擲!!
続いて、男子円盤投に出場し8位入賞した3年の梅津に聞いてみました。

梅津「今大会は、自分の実力的にも入賞ラインギリギリでの大会だったので、入賞できたことは素直に嬉しいです。そして、北日本インカレで入賞することは初めてだったので来年は上位入賞が目標となり、自分の競技内容だけでなく結果を求めていくことができるようになってきた試合でもありました」

入賞したことが自信となったようですね!

「しかし、競技内容としてはまだまだ求める結果ではなかったので悔しさが残ってしまいました。自分で今課題としていることが出来なかったのでこれからまた練習して次の大会に備えていきます」

これからの梅津に期待です!
ありがとうございました。
続いて、男子400mHで7位入賞した小橋に話を聞いてみました。

小橋「今大会は、自分の現段階での位置や実力を確認できた大会でした。表彰台に登るのが目標だったので悔しい部分もありますが、入賞という最低限の役割を果たせたと思います」

自分の現状を確認することができたみたいですね。
記録としてはいかがでしたか?

「記録自体は自己ベストには及びませんが、大会を重ねるごとに記録を伸ばしていることをポジティブに捉えたいと思います。次の大会では今回の反省点を生かして自己ベストの更新を狙っていきたいです」

次の大会、自己ベストの更新期待してます!
ありがとうございました。

必死に前を追う小橋(小橋は右から3人目)

軽快なハードリング
次に400mHで3位入賞した坂本に聞きましょう!
試合を終えて感想を聞かせてください!

坂本「400mHに出場し、3位入賞することができました。インカレで初めてのメダルを獲得できたことは素直に嬉しかったです。県選手権の時よりは走りが安定してきていると感じるものの、インターバルの歩数のばらつきがあり、修正点の見つかる試合となりました」

課題のある試合となってしまったのですね。

「ですが、課題が明確になっている分、その部分を修正していくだけだと思うので、8月頭の東北総体では、さらに記録を伸ばしていけるように練習に励んでいきたいと思います」

東北総体では納得のいく走りができるといいですね!
ありがとうございました! 
次にやり投に出場した杉山に話を聞きましょう!
北日本インカレはどうでしたか?

杉山「今回の北日本インカレは46m35で3位でした。1投目から45mを投げ、後半の3投の中でも記録を伸ばすことができ、試合展開はとても良かったと思います。しかし、記録は、自己ベストから2mも下の記録だったので、アベレージをあげられるようにしていきたいです」

3位入賞おめでとうございます!
次の大会の目標を教えてください!

「以前よりも助走から投げの動きが良くなったと思うので、最後のリリースのところで全体重を槍先の1点に集中させ、もっと勢いのある投げができるように改善していきたいです。今回の試合は、改善点もわかり次に繋がる試合となりました。次の大会では目標である50mを投げられるよう、日々の練習に取り組んでいきたいです」

記録更新を期待しています!
ありがとうございました!

笑顔での入賞(杉山は右)

目指せ自己ベスト更新!!
次に高橋(瑞)に話を聞いてみました!試合を終えての感想をお願いします。

高橋(瑞)「今回の北日本インカレでは、自己ベスト更新を目標としていたので、正直記録としては悔しいです。しかし、3日目は気温が高く体がよく動いたので、助走が上手く加速して踏切まで落ちなかった点は、よかったと思います。また、踏切の抜ける感覚が掴めたので、今後の練習でさらに高確率で出せるようにしたいです」

収穫のあった試合だったのですね!

「私の中では、助走が加速しきれず踏切まで上手く持っていけなかったのが課題だったので、今回の試合で少しは改善できたのかなと思います。この感覚を忘れず、次の大会では自己ベスト更新したいです!」

自己ベスト目指して頑張りましょう!お疲れ様でした。
自己新記録更新!!
800mに出場し、自己ベストを更新した4年の樗澤に話を聞いてみました。
自己ベストおめでとうございます!

樗澤「ありがとうございます。1年ぶりに自己ベストを更新でき、素直に嬉しく思います。北海道に来た目的を1つ果たすことができました。しかし、3連覇を逃したので少し悔しい気持ちもあります」

優勝まであとわずかでしたね。
これからの試合に向けて意気込みをお願いします。

「今シーズンは大会に出るごとに、調子とタイムが上がってきていることを感じます。また練習を積みなおして、全日本インカレまでにさらに調子とタイムを上げ、最高のパフォーマンスを目指します」

全日本インカレも期待しています!
ありがとうございました。

粘りのラストスパート(樗澤は右から2人目)

待望の21秒台!
次に3年の佐藤(皇)に話を聞きました!200mでの自己ベストおめでとうございます!

佐藤(皇)「今回、200mで自己ベストを出し、ようやく21秒台の大台に乗ることが出来ました。これで満足しているわけではありませんが、ずっと目標としていた21秒台を出すことが出来たことは素直に嬉しいです」

待望の21秒台でしたね!
次への課題はありますか?

「100mも200mもどちらも決勝に残るにはあと少しという結果で終わりました。競ったときの弱さ、中盤から後半にかけての部分の見直しをし、競り勝てる強さを身につけていきます」

期待しています。
お疲れ様でした! 
次に400mに出場した川又に話を聞いてみました!
北日本インカレはどうでしたか?

川又「今回は400mで自己ベストを更新することができました!2週間前の県選手権での反省をいかしてレース展開を改めたことでこの結果につながりました!」

自己ベストおめでとうございます!

「400mHでは自己ベストが出なかったので次の大会ではさらに400mの自己ベストと400mHの自己ベストを狙いたいと思います!」

さらなる更新を目指していきましょう!


必死に前を追う川又

大空への力投
次に円盤投に出場した菅野(由)に聞きましょう!
試合はどうでしたか?

菅野(由)「38m76の6位でした。3位に入賞することと、全日本インカレの標準を切ることが目標だったので、達成できずに悔しい思いが大きいです。しかし、レベルが高く、緊張感のある試合の中で昨年の自己ベストをわずかですが更新することができ、良かったと思います」

自己ベスト更新おめでとうございます!

「今回の試合では、前半に私の長所である振り切りを活かせていない投げをしてしまいました。しかし、後半では投げを修正し、長所を活かした投擲をすることができました。今回自己ベストを出すことができたので、この勢いに乗って、シーズン後半もより良い記録を出していけるように、頑張っていきます!」

後半シーズンも記録を更新していきたいですね!
ありがとうございました!
編集後記  
 
北海道は魅力的でした(盛田)

東北総体頑張ります(千葉)

テスト勉強頑張ります(芦野)

水泳の授業が大変です(佐藤蓮)