913号 2020/02/17
卒業論文発表会 Part1
2月14日(金)に4年生による卒業論文発表会が行われました。今後に活かしたい内容や、自分が興味のあるものなど、研究テーマは人それぞれ違いましたが、大学生活4年間で培ってきたものをフル活用し発表していた4年生の姿は、素晴らしいものでした!今回は、スポーツ・芸術創造専攻の4年生5名に話を聞いてみました!

初めに「障害者スポーツの報道分析~記事量と掲載面からの分析~」について発表した清水に話を聞きます!
卒業論文を制作するにあたって感じたことはありますか?

清水「3年生のゼミ決定の頃から進めていたテーマが諸事情により出来なくなり、4年生の夏から今回のテーマについて卒業論文制作を始めたため、最初は完成するか心配でした。しかし、テーマが自分に合っていたということもあり、楽しみながら研究を進めることができました。直前にテーマ変更を許可してくれた指導教員の先生や、発表練習を共にしたゼミの友人には本当に感謝しています」

不安もあった様ですが、しっかりと研究を終える事ができた様ですね!
発表会についての感想をお願いします!

「多くの学生の前での発表は練習してるとはいえ緊張しました。しかし、自信を持って発表できたと思っています。自分の研究をゼロから聞いたときに誰でもわかるように、なるべく噛み砕いて発表することを意識しました。また、使い慣れないパワーポイントをなんとか駆使することができました。
運営にあたってくれた3年生、発表を見に来てくださった皆さんありがとうございました!」


聴く側のことも考えた素晴らしい発表だったと思います!
お疲れ様でした!

納得のいく発表!

将来に活かせる研究を

次に「会社における女性健康経営のあり方」について発表をした室谷に話を聞きました!
なぜこの研究にしたのですか??

室谷「私は卒業後に活かせる研究をしたいという思いもあり、この研究を行いました。研究を進めていく中で、調べ方、まとめ方、伝え方など多くのことを学ぶことができました。なかなか上手くいかないこともありましたが、先生方をはじめ、同研究室やスポーツ科の仲間の支援のおかげで乗り越えていくことができ、発表ができたことを本当に感謝しています」

身についた事が多くあった様ですね。
研究を終えての感想をお願いします!

「研究の内容はもちろんですが、研究を進めていく中で得た知識や知恵なども今後の生活に活かしていきたいと思います。後輩のみんなには、様々な分野に興味を持ち、自らの視野を広げていってほしいなと思います」

今後の参考にしたいと思います!ありがとうございました!

続いて、「高強度インターバルトレーニングがその後の運動後過剰酸素消費量(EPOC)に及ぼす影響」というテーマで発表した樗澤に話を聞いてみます。
発表会を終えた感想を聞かせてください。

樗澤「学生や教授の方々の前に立った瞬間にとても緊張しましたが、無事終えることができてホッとしています。発表に関しては、早い段階で準備を進めてきて何度もリハーサルを重ねてきたので、その成果を出せだすことができたと思います」

納得のできる発表会になったようですね。
卒業論文作成の中で大変だったことはなんですか?

「僕はテーマを決める段階が一番大変でした。卒業論文にはオリジナリティと人々の役に立つ研究というのが求められます。オリジナリティを出すという点が特に難しく感じました。テーマ決めから発表まで大変な期間が続きましたが、自分が興味を持っている分野について深く学ぶことができたため、とても充実した日々を過ごすことができました!」

この研究を苦労した点を今後に活かして頑張ってください!
お疲れ様でした!

オリジナリティを求めて!
 
発表会のトップバッター!
 
温熱刺激が最大随意筋力に与える影響~筋活動量からの評価~」について発表した五十嵐に話を聞きました。
卒業論文作成で大変だったことはなんですか?

五十嵐「大学生活4年間の中で、自分のやりたいことや興味があることを『1から調べてまとめる。』ということが、この卒業論文以外にはないと思います。ただ、僕が所属していた研究室は生理学を中心とするものだったので、先行研究が多くある中から、自分のオリジナリティを見つけることも苦労しました。今思うと、テーマを決めるのが1番大変だったかもしません」

4年生のオリジナリティを感じる卒業論文も多かったですね。

「テーマを決めて、実験をして、卒業論文を書いて、抄録を書いて、発表資料を作るまでとてもあっという間でした。やらなければいけないことが多くあり、期限もあったので毎日焦っていた気がします。そんな中でも、同じ研究室のメンバーや、陸上競技部の同期と他愛もない話をすることで、気分転換にもなり作業に集中して取り組めたと思います。引退して卒業論文発表を終えて、陸上競技部で出会った仲間の大切さを改めて感じました!」

周りの力もあって完成した卒業論文だったのですね!発表お疲れ様でした!
 
最後に、「食中・食後の茶系飲料摂取が鉄吸収に及ぼす影響」について発表した菅野(杏)に話を聞きました!
この研究を始めるきっかけはなんですか?

菅野(杏)「私は、講義や競技生活を通して生理学の分野にとても興味を持ち、生理学を学ぶことができる研究室に入りました。卒業研究では筋活動やエネルギー供給などに関して研究したい気持ちもありましたが、競技生活を通して貧血に悩んでいる選手に出会う機会が多く、貧血に対してとても興味をもち、さらにはその悩んでいる選手達の力に少しでもなれればと思い、このテーマで研究を行いました」

貧血はとても身近なものなので参考にしたいです!
発表までに1番難しいと感じたものはなんですか?

「私が特に卒業論文発表会までに難しいと感じたことは、発表会当日に見せるスライド作成です。発表を見に来てくださる方々に、どうしたら1万字もある論文を分かりやすくスライドにまとめることができるか、右往左往しながら作成しました。スライド作成はもちろんですが、研究テーマ決めから当日まで長い時間をかけてきたこともあり、当日はとても緊張し、あっという間に感じました。しかし、ここまで時間をかけて自分の興味のある分野と向き合うことはなかなかなかったので、今振り返ってみるととても充実した時間だったなと感じます。研究にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました」

充実した良い発表ができた様ですね!
お疲れ様でした!
 
悩んでいる選手達の力になるように
第17回国公立27大学対校駅伝大会に向けて
2月22日(土)に行われる第17回国公立27大学対校駅伝大会に、福島大学陸上競技部からは補欠選手も含め7名の選手がエントリーしています。駅伝大会に向けて、中長距離ブロックのメンバーがお互いに切磋琢磨しあいながら練習に励んでいました!そこで、エントリーしている7名の選手に駅伝大会に対する意気込みを聞いてみました!
まず初めに、4年の盛田に話を聞いてみました!

盛田「今回は、高校1年生ぶりの駅伝ということで、ワクワクしています!普段は中距離種目をメインに行っていますが、冬季は少し距離を伸ばして練習してきたので、いつもとは違う種目で自分の力がどれくらい通用するのか挑んでみたいです」

駅伝に向けて、練習内容を少し変えたのですね!

「陸上競技の中でも数少ないチーム競技なので、仲間を信じながら自分の力もしっかりと出し切れるようにしたいです」

応援しています!ありがとうございました。

次に、2年の遠藤に話を聞いてみましょう!

遠藤「僕は今回、福島大学として初めて駅伝に出場します!中学生の頃から駅伝という競技を経験してきましたが、駅伝はそのチームの中長距離ブロックの力や絆など、総合力が問われる競技だと思っています。今年度は昨年度に比べると、継続して練習を行うことができています。それに伴い、タイムも上がってきています」

練習を積むことができて、調子も上がってきているのですね!

「人数の関係など、簡単には出場することができない駅伝に、今年出場できることに感謝し、今出せる力をしっかり出しきって悔いのない走りをしていきたいと思います!」

存分に力を発揮できるよう、応援しています!

続いて、2年の神原に話を聞いてみました。

神原「久しぶりの走りのレースであり、駅伝という責任のあるレースのため緊張しています。しかし、チームのみんなでどれだけ大きな力を出せるか、自分自身どれだけ走ることができるのかを確かめてみたいという想いでいっぱいです。駅伝まであと少しですが、最後まで気を抜かずにコンディションを整えたいと思います」

最後に意気込みをお願いします!

「今、僕自身にできることは限られています。それでも、チームのためにできることを精一杯やりたいと思っています。前に選手がいたら必死に食らいつき、チームの順位をひとつでも上に上げることができるように頑張ります。応援よろしくお願いします!」

福島から応援しています!

2年の小山に駅伝への意気込みを聞いてみました!

小山「昨年の同大会では、チームとして出場することができなかったため、高校3年生以来の駅伝となります!久しぶりの駅伝であると共に、駅伝は長距離の花形競技なので、楽しみな気持ちと緊張が入り交じっています。笑」

様々な感情が入り交じっているのですね!

「また、駅伝に向けて中長距離ブロックのみんなで、本番に向けた練習をしっかり積んできました!その練習の成果を発揮し、良い締め括りができるようにしたいです。さらに、2020年度のチーム全体の勢いへ襷を繋ぐことができるよう頑張ります!また、大学駅伝マニアとしての意地も見せてきます!笑」

練習の成果を十分に発揮してきてください!

続いて、2年の谷中田に話を聞いてみましょう!今の気持ちを聞かせてください。

谷中田「大学に入って初めての駅伝なので、少し緊張しています。笑
しかし、普段トラックレースで出場している1500mよりも長い距離をロードで走ったり、関東の学生とも走ることができたりと、貴重な機会でもあるのでその分楽しみもかなり強いです!」


駅伝への意気込みをお願いします!

「今回の駅伝に出るにあたり、冬季練習ではかなり距離を踏んできました。関東での開催ということで、慣れない場所や雰囲気での試合になりますが、臆することなく今ある自分の力を出し切り、福島大学の名に恥じない走りをしてきたいと思います!」

楽しみつつも全力で襷を繋いできてください!
ありがとうございました。
 
1年の佐藤蓮に話を聞いてみました。駅伝に向けての意気込みを教えてください。

佐藤(蓮)「僕は、冬季練習で体力増加と筋力アップを目標に練習してきました。中距離選手ならではの強みを活かして、ラストスパートで他の選手に負けない走りをして、チームに勢いをつけたいと思います!」

冬季練習の成果を見せる時がきましたね!

「はい!メンバーに選ばれたからには、福島大学の代表としてしっかりとした走りをしていきたいと思います!応援よろしくお願いします!」

期待しています!頑張ってください!

最後に、1年の黒崎に話を聞いてみました。駅伝への意気込みを聞かせてください!

黒崎「今回の駅伝に出場するにあたって、様々なことを考えました。その中でも1番は怪我についてです。走り込みの時期に自分のケアの量や工夫が足りず、思うように走れない期間がありました。駅伝が控えているのにも関わらず痛みが出た時のショックは今でも覚えています。しかし、先輩方やコーチの支えがあり、自分に足りない補強やケアを行い、なんとかここまで練習することができました

怪我に苦しみながら、乗り越えようと努力してきたのですね!

「今回、1年生ながら駅伝を経験できるのはとても有難いことで、今後の大学での陸上競技でも大事な基盤となるものだと思っています。お世話になった人の感謝の気持ちをバネにし、今後の成長に繋がる走りをしてチームに貢献します!」

感謝を走りに活かして、頑張ってきてください!
 バレンタインデー
 卒業論文発表会が行われた2月14日はバレンタインデーでした!
陸上競技だけでなく、学生のあり方や人間としての生き方など、多くのご指導をしてくださる川本先生へ、日頃の感謝を込めて女子学生一同からチョコレートをプレゼントしました!


代表して2年生女子がプレゼント!
編集後記

先輩方の発表はとても参考になりました!(千葉)

感謝の気持ちを込めてチョコを作りました!(高橋瑞)

最近iPhoneに変えました!(板井)