914号 2020/02/24
第17回国公立27大学対校駅伝大会
2月22日(土)に熊谷スポーツ文化公園にて第17回国公立27大学対校駅伝大会が行われました。福島大学陸上競技部からは補欠選手も含め7名の選手がエントリーをし、チーム一丸となって戦ってきました。
まず初めに4年の盛田に話を聞いてみましょう!駅伝を走り終えて感想をお願いします!

盛田「今回、大学で初めての駅伝大会に出場しました。普段はトラックレース専門で行なっていることもあり、走る前から凄くワクワクした気分でした。自分の結果としては、今持ってる実力を出すことができました」

いつもと違うレースでもベストを尽くすことができたのですね!
今後の意気込みを聞かせてください!

「同じ国公立の大学で自分よりも速い人がたくさんいることが自分にとって刺激となりました。同じ土俵で戦うからこそ勝てるようにこれから更に練習に取り組んでいきたいです」

今シーズンの走りに期待しています!
お疲れ様でした!

初駅伝を楽しみながら!

皆が繋いでくれた襷を背負ってフィニッシュ
次に2年の遠藤に聞いてみましょう!
最終区を走り、何を感じましたか?

遠藤「駅伝を走って、まず最初に感じたことが襷の重さでした。今回は最終区を走りましたが、サポートをしてくれたメンバーや、襷を最終区まで繋いでくれたメンバーがここまで頑張って来てくれたことを思うと、プレッシャーが大きく、襷がとても重く感じました。しかし、そのようなプレッシャーもあり、駅伝を楽しみながら走ることが出来ました」

プレッシャーのある中、良い走りができましたね!

「タイムとしては、最後まで全力を出しきり、今までの練習から、予想通りのタイムで走れたと思います。怪我があり、選手になれるか不安なときもありました。復帰からしっかり距離を積むことができ、選手として走ることができたことに感謝の気持ちと喜びを感じながら、本番走りました。この駅伝で学んだことをこれからに生かし、練習に励んでいきたいと思います」

今シーズンの活躍を期待しています!
ありがとうございました!
次に4区を走った2年の神原に話を聞いてみましょう!

神原「約4年ぶりの駅伝でしたが、突っ込みすぎることなくレースに入ることができ、3km過ぎまで一定のペースで走ることができました。しかし、ラスト2kmは粘ることができず、ペースと順位を落としてしまいました。個人としては悔しい結果ではありましたが、中長のメンバーで襷をつなぐことができてとても楽しかったです!」

お疲れ様でした!
今後の意気込みをお願いします!

「走りの中で歩きに活かせることはたくさんあるので、これからの練習では走力の向上も目指したいです。今年駅伝に出ることができたのは正直ラッキーな面もあるので、来年は実力でメンバーの座を獲得したいです!」

ありがとうございました!
来年も頑張ってください!

さらに上を目指して!

仲間のために!
次に2年の小山に話を聞いてみましょう!
駅伝を走り終えて感想を聞かせてください!

小山「僕は3区の7.57kmを走りました。1区2区の谷中田と黒崎が好走して、持ってきてくれた襷をかけ、走り出しました!小刻みなアップダウンや細かな迷路のようなコースに苦しめられたところもありましたが、なんとか堪えることができました。襷の力?のようなものが本当にあったのかもしれません笑」

仲間が繋いでくれた襷の力に支えられたのですね!

「自分は好走とは言えず、タイムも満足の行くものではありませんが、苦しいながらも、楽しんで走ることができました!メンバー数の関係上、来年も出場することができるか分かりませんが、もし出場できれば、今度はもっとチームに貢献できる走りをしたいです。ひとまずは、トラックレースに向けて、切り替えて頑張ります!!」

ロードレースの経験をトラックレースにつなげられると良いですね!
お疲れ様でした!
2年の谷中田に話を聞いてみましょう!
1区を走り終えて、どう感じましたか?

谷中田「今回僕は、最長区間である1区を走りました。個人的に1区は、そのチームの後の流れを決定付ける重要な区間だと考えています。なので、自分の区間が分かった時からかなり緊張はしていましたが、物怖じする事なく、今ある自分の力は出し尽くすことが出来たのでは無いかなと思います!」

1区として緊張もありながら、堂々とした走りができたのですね!

「今回は大学では初の駅伝で、個人種目ではなかなか味わえない楽しさがあったように感じました!また、楽しかっただけでなく、自分を含む走ったメンバーが冬季練習で積み上げたものをしっかりと発揮できていたことが今回の1番の収穫だと思います!駅伝は終わってしまいましたが、駅伝に向けて積み上げた基礎体力を基に、4月からのシーズンも走り抜けて行きたいです!」

大きな収穫があった大会となったのですね!
今シーズンの活躍期待しています!

1区としてチームの流れを作るために
 
次に待ってる仲間のために!
次に、1年の黒崎に話を聞きました!駅伝を終えての感想を聞かせてください!

黒崎「大学に入学して初めての駅伝は2区を走りました。1区の谷中田さんが前の集団に近い位置で渡してくれたので、とても走りやすく、自分でも思っている以上に体が動きました。順位を上げて差を詰めるという自分の役割を果たすことができたので良かったです」

しっかりと自分の役割を果たすことが出来たのですね!
来年に向けての豊富はありますか?

「来年は、怪我することなく1番距離の長い1区を自信を持って走れるように頑張ります。駅伝の楽しさ、同じ国公立の長距離のライバルと競うことができてとても刺激のある大会でした」

お連れ様でした!
来年も期待しています! 

~競技結果~
 区 名前  区間タイム  区間順位  通貨タイム  通過順位 
1区  谷中田健太  32:33  23位 
2区  黒崎遥斗  09:50  13位 42:23   20位 
3区  小山和人  26:15  23位  1:08:38  20位
4区  神原純也  18:04  23位  1:26:42  22位
5区  盛田大地  16:57  18位  1:43:39  20位
6区  遠藤健次  28:15  20位  2:11:54  20位

卒業論文発表会 Part2
先週に引き続き、スポーツ・芸術創造専攻の4年生3名に加えて、共生システム理工学類の学生2名の計5名に卒業論文を終えた感想や大変だったことなどを聞いてみました!
初めに「IFMC.だけで瞬発的パワー発揮は向上するのか」について発表した高橋(奈)に卒論製作を振り替えってもらいました。

高橋(奈)「卒業論文では、今まで知らなかったことがとても多く自分自身の知識の未熟さを痛感しました。過去に様々な視点からたくさんの研究がされているため、自分の知りたい事や興味のある事、疑問に思う事などについての論文などを読んで見るとまた違った新しい発見や物の見方が身につくと思います。論文を書くに当たって、自分の研究分野に対する知識を増やす事はもちろんですが、固定観念に囚われず多角的な物の見方や考え方ができるように日々勉強をしていく事が大切だと感じました。発表をする際に発表する側はどうやったら伝わるかを創意工夫して準備をしているので、聞き手の下級生などは自分の数年後を想像して過去の抄録を読み込み、発表に対する感想をしっかりと持つようして、卒論への準備をしていくと4年生になった時に役に立つと思います」

後輩たちへのアドバイスですね!
発表会はどうでしたか?

「発表会はとても緊張しました。しかし、今まで自分がやってきたことをしっかり伝えようと思いパワポなどを見やすく作って、自分なりにわかりやすく発表ができたと思っています。今後後輩たちには、私たちの発表から感じたことを改善していきより良い卒論作成をしていってほしいと思いました」

ありがとうございました!
後輩たちの発表に期待しましょう!

納得のいく発表!

より成長した姿を見せるために
次に「運動前マグネシウム経口摂取による運動誘発性筋痙攣への影響」について発表した仁井田に卒論発表回を終えての感想を聞きました!

仁井田「卒論発表会までの過程で自分の考えをまとめ、相手に伝える、そして、理解してもらうというコミュニケーション能力が、卒論準備が始まる前より成長したと感じます。また、多くの論文を読み進めていくうちに、自分が研究しようとしているテーマ以外の知識や論文の書き方などを身につけることができ、本当に充実した時間となりました。4年間学んできたことの集大成としての時間を過ごすことできたかな、と感じます」

卒論完成に向けて濃い時間を過ごせたみたいですね!
そして、成長を通して発表を終えることが出来たのですね!

「はい!卒論発表会までに、研究室の先生や同じ研究室の同期、後輩、実験に関わってくださった方々に、たくさん支えていただいてここまでくることができました。本当にありがとうございました。3年生は、自分のやりたいことを少しずつ今の段階から考え始め、来年の発表会まで頑張っていって欲しいな、と感じます」

お疲れさまでした!
次に「福島県のジュニア陸上クラブにおけるスポーツ栄養への意識と学習経験の実態から~福島大学トラッククラブに着目して~」について発表した新田に話を聞きましょう!
卒業論文制作の過程で感じた事はなんですか?

新田「大学4年間の集大成でもある卒業論文発表会が無事に終わり、嬉しいような少し寂しいような、正直複雑な気持ちでいます。10月から研究方法であるアンケートを作成し、発表会の当日を迎えるまでは本論作成、抄録、発表に向けてなど沢山やらなければいけないことがありました。しかし、いざ発表会当日を迎えてみるとあっという間だったなと感じています。アンケートを作成するのも初めての経験だったので、どうしたらわかりやすいものになるか、大人と子供の言葉遣いの区別など勉強になることばかりでした。論文を作成にあたって、動機や目的をはっきりさせること、結果と考察がそこにちゃんと繋がっているのかが1番大切だと思いました」

学びの多い卒業論文制作となったようですね。

「発表会では、いかにわかりやすく、見やすく、簡潔にまとめて10分で話すことができるかというミッションがありましたが、先生の沢山の指導のおかげでできるだけわかりやすい発表になったのではないかと思っています!後輩のみんなには、来年どんな研究をしたいかなど、少しでも参考になればと思います。自分が興味を持つもの、深く研究したいことを是非見つけて欲しいです。そうすれば、卒業論文を作ることもきっと楽しめると思います!」

私たちもより良い卒業論文が作れるよう頑張ります!
ありがとうございました!

今まで経験してきたことをもとに
 次に、共生システム理工学類で「阿武隈川における抗生物質耐性大腸菌群数と水質の長期的変動」安倍に聞いてみましょう!
卒論発表会を終えてどうでしたか?

安倍「4年間の大学生活の締めくくりとなる卒業論文の発表会が行われ、無事に終えることが出来ました。卒業論文の研究を4年の初めから行い、過去の先輩のデータも使用して卒業論文を作りました。5,6年分のデータを使用したのでまとめるのがとても時間が大変でした」

膨大なデータを基にして作られた卒業論文だったのですね!

「発表会では15分という短い時間で話すのでどれが重要な部分なのかをしっかりと見極める必要がありました。たった15分の発表でしたがかなりの時間を費やしてきたので納得のいく発表が出来て良かったです。何度も練習したかいがあり、あまり緊張せずに出来たのでよかったと思います。考えることに時間を使う事でより良いものが出来ることを実感したのでとてもいい経験になりました」

素晴らしい発表ができたのですね!
ありがとうございました!
 最後に、同じく共生システム理工学類で、「RPAの発展に伴うプロセスマイニングの重要性」について発表した高橋(洋)に聞いてみましょう!
どのようなテーマで卒業論文を書いたのですか?

高橋(洋)「僕の卒業論文のテーマは『RPAの発展に伴うプロセスマイニングの重要性』です。まずRPAを簡単に説明すると、工場などで自動で動くロボットのソフトウェア版のようなものです。主にPC上の繰り返しの定形作業などを人の代わりに行ってくれます。これにより今まで雑務に使用していた時間を人にしか出来ないことをする時間に変えることができ、生産性向上や業務時間の削減に繋がります。
このRPAですが、最初から知っていた訳ではなく、ゼミの方針である経営面から社会問題の解決することと、自分が好きな効率化の両面から色々探していたところたまたま目に入り興味を持ちました。1から全て調べなければいけなかったため大変ではありましたが、自ら興味を持った分野だったので主体的にどんどん進めることが出来ました」

興味のある学問を調べることができたのですね!

「内容としては、RPAを導入することで良くなる部分がある一方、まだまだ課題も多いことを知りました。なので今後RPAが普及していくであろう中で、どうすれば課題を解決でき、より使いやすく、より良いものになるのかということを考察しました。
実験は実際に企業などで行わなければいけないため出来なかったのですが、体験用のRPAツールを自分で動かしてみたりと、今後も関わっていきたいと思える分野について学生の内から時間をかけて学ぶことができたのはとても良い経験になりました」

就職してからも今回の学びが生かせられると良いですね!
ありがとうございました!
編集後記

駅伝に出たみんな、お疲れ様!(佐藤皇)

春休みは本を読んで知識を増やしたいです!(金井)

待ちに待った春休みが来ました!(芦野)

早く暖かくなってほしいです!(川澄)