976号 2021/10/04
第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会
東北地区代表選考会
9月27日(月)に北上総合運動公園にて第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会東北地区代表選考会が行われました。福島大学陸上競技部からは女子オープンの部に3名の選手がエントリーをし、チーム一丸となって戦ってきました。
まず初めに3年の中島に話を聞きました!
今大会はどうでしたか?

中島「今回、私は2区の4kmを走りました。開催地が北上ということで寒さが心配だったのですが、当日は天気も良く、走りやすい気候でした。練習で前半にオーバーペースで走ってしまい、後半で落ちてしまうことが多くありました。そのため、ペースの調整が出来るように、駅伝に向けて意識を変えました。大会当日は、前半のペースを抑え、後半でしっかりと出し切ることが出来ました」

自分の思い描く走りができたのですね!
初の駅伝出場でしたが、どのような気持ちでしたか?

「入部して初めて駅伝に出場したのですが、駅伝を通してチームで走るという感動を強く実感しました。コロナウイルスの影響で大会に出場する機会が少なくなっている中、このような経験をさせていただき、とても感謝しています。日々の先生方のご指導を始め、女子中長距離のメンバーや応援して下さった部員の皆さんのお陰で、襷をつなげることが出来ました。本当にありがとうございました」

来年も出場出来るように頑張ってください!応援しています!
ありがとうございました!


自分の走りを信じて!



さらに上を目指して!(齋藤は左から2番目)
次に2年の斎藤に話を聞きました!
今大会を振り返ってどうでしたか?

齋藤「全日本大学女子駅伝の東北予選会にオープン参加として出場しました。まず、出場すること自体が非常に有難い経験で、先生方やコーチ陣、中長距離ブロックの部員など多くの人による支援と応援のおかげで成し得たことだと思っています。私は1区5kmを走り、全体では5番目、オープンではトップで襷を2区へ繋ぐことが出来ました。公式戦で5000m以上に出場したことが無く、練習でも前半突っ込んでしまいがちだったので、落ち着いて自分のペースで走ることに専念しました。スタート前はとても不安でしたが、チームで襷を繋いで走ることを『楽しい』と感じるレースとなりました」

今までの練習の成果が出せた試合でしたね。
次回に向けて、何かありますか?

「今の自分の力は出し切れたと思います。しかし、タイムもレース展開も満足出来るものではなく、全国で戦うには話にならないレベルです。強豪校の選手と自分とでは、練習している距離・経験値・意識など、多くの面で差があると感じます。今回で競技へのモチベーションがかなり高まりました。チーム一丸となって実力のレベルアップをして、来年は正規参加とより良い成績を狙っていきたいです」

来年はさらに良い報告を期待しています!
ありがとうございました!
最後に1年の大友に話を聞きました。
今回の自分の走りを振り返ってみてどうですか?

大友「今回、私は3区6kmを走りました。レースを振り返ると、走り始めは速くなりすぎず、後半を上げることはできました。しかし、中盤にペースが落ちてしまい、全体的にみるとペースの上げ下げが多く、ロードレースの難しさを感じました。もう少し良いタイムで走りたかったと言うのが正直なところですが、チーム全体としてはいい流れで襷を繋ぐことができ良かったです!」

チームに貢献する走りができたのですね!
今回の駅伝で何か感じたことはありますか?

「久しぶりの駅伝大会だったのでいつもとは違った緊張や楽しさがありました!このような大会を開催し、参加させていただいたことにとても感謝しています。また今大会を通じて、1人ではなく、多くの方々の協力を経て、練習を行ったり大会に参加できていることを感じました。今後は、応援してくださる方々に結果で恩返しができるように、個人としてもチームとしても、速く、強くなろうと思います!

良い経験ができたのですね。
これからの練習も頑張っていきましょう!
ありがとうございました!


チームに良い流れを!
第100回福島大学トラッククラブ競技会
10月2日(土)第100回福島大学トラッククラブ競技会が行われました。今回は記念すべき100回目の記録会ということで、参加した学生4名に加え、記録会の運営に携わっている学生1名に話を聞きました!

しなやかな投擲!
はじめに4年の杉山に話を聞いてみました!
今回の記録会はどうでしたか?

杉山「今回のTC記録会で、やり投に出場し3年ぶりに自己ベストを更新することができました。記録会に向け、ブロック足の接地をなるべく早くすること、やりの先端に力をこめることを意識して練習に取り組んできました。強風が吹いていましたが、その風にうまく合わせられたことが自己ベストに繋がったと思います!」

課題点を解決できたことがいい結果につながったのですね!
まだ記録会が続きますが、どうしていきたいですか?

「コロナウイルスの影響で対校戦が次々と中止になっている状況で、記録会を開催し、試合をする機会をいただけたことに感謝することとともに引退まで残された時間が少ない中、貴重なチャンスを生かし、さらに自己ベストを出せるようにしたいです!」

さらなる高みを目指して頑張りましょう!
次に自己ベストを更新した川澄に話を聞いてみましょう!

川澄「今回、約3年ぶりに自己ベストを更新することが出来ました。僅かではありますが、素直に嬉しく思います!私はいつも、跳んだことの無い高さになると力んでしまったり、高さを意識しすぎてしまったりしていがちでしたが、今回は、落ち着いて、焦らず1本1本の跳躍に移せたことが良かった点だと感じています!」

自己ベスト更新おめでとうございます!
今後の抱負をお願いします!

「まだまだこの記録では終われないと思っているので、課題である、空中動作、助走スピードを改善していき、さらに上を目指して、日々工夫をしながら練習をしていきたいです。そして、さらなる自己ベスト更新、福大記録更新を目指します!」

ありがとうございます。
今後の活躍にも期待しています!


華麗な跳躍!

冷静な走り!
次に400mで自己ベストを更新した上村(未)に話を聞きました!
どのようなことを意識してレースに臨みましたか?

上村(未)「今回、私は400mに出場させていただき、自己ベストの56.90で走ることが出来ました!大学に入ってから400mのタイムを徐々に上げることが出来ていましたが、57秒台を抜けられずにいました。原因としては自分のレースプランが上手くいっていないという点があり、前回出場した400mでは前半にスピードを出さなくてはと、慌てて走ってしまったことで後半に大きく失速してしまっていました。そのため、今回は練習でタイムが良かった時の走りを意識しました。前半に加速に乗ることはもちろんですが、そのままの勢いで行かず、スピードを利用して走ること考えました」

イメージ通りの走りができたのですね
今後に向けて意気込みをお願いします!

「今回のタイムで学生個人の標準記録、全カレのB標準を切る事ができたので、来シーズンに向かってさらに自分の走りに磨きをかけられるようにしたいです。具体的には400mの走りの感覚を身につけること、技術的な面を修正し、記録の向上をしていきたいです。
今シーズンも残り少ないですが、最後まで頑張っていきたいと思います!」

悔いのないように頑張ってください!
ありがとうございました!
 次に10000mに出場した1年生の大石に話を聞きました。
今回のレースはどうでしたか?

大石「今回僕は、人生で初めてトラックの10000mを走らさせていただきました。僕は3000mSCや5000mを専門としているため、それらよりも長い10000mには不安がありました。どのように走ればいいか分からず、3000m手前でペースを少し上げたものの、5000m以降で失速し、何もせずに終わってしまい、自分が満足できる結果ではありませんでした」

悔いの残る走りになったのですね。
今後に向けて何かありますか?

「今回の記録会では反省点が多々見つかりました。その中でも中盤からのペースダウンが目立ったので、10000mのタイムを縮めるために中盤からのペースダウンをなくす練習を行っていきたいです。そして、来シーズン自分が満足できる結果が得られるよう今回の記録会の反省を生かし、これからの練習を向上心を持って取り組んでいきたいです」

今回のレースを生かして、これからの練習を頑張ってください!
ありがとうございました!
 
粘りの走り!

円滑な運営!(佐々木は写真左側)
 
最後に、記録会の運営に携わっている佐々木(夢)に話を聞きました。
今回で福島大学トラッククラブ競技会も100回目を迎えましたが、これまで記録会を円滑に進めるにあたりどのような取り組みをしてきましたか?

佐々木(夢)「まずは、歴史ある福島大学トラッククラブ競技会の100回目を開催することができて良かったです。これまで運営に携わってきた先輩方や、補助員・審判をしてくださった役員の方、学生のおかげで、ここまで引き継ぐことができました。ありがとうございます。
円滑に競技会を運営していくにあたり、私たちは事前準備を入念に行うようにしています。当日に慌てて運営に支障が出ないよう、色々と想定して準備をするように心がけています」

事前準備をしっかり行うことが大切なのですね。
今後の記録会の運営に向けて、どのように取り組んでいきたいですか?

「しっかりと準備をしていても、想定外のことが起きてしまう時もあります。どんな時も確認や報告を忘れずに、最適な解決方法を考えて今後も取り組んでいきたいと思います。また、この競技会で最高のパフォーマンスができるように、競技者ファーストの心も忘れずに運営していきたいと思います」

これからの記録会をより良いものにしていきたいですね!
ありがとうございました!
編集後記

2年ぶりに400mHに出ました!(川又)

勉強も頑張ります!(千葉)

お腹を壊しました!(利根川)