第985号 2021/12/06
2021年度 東北学連競技会
~トラックシーズン最終戦~
12月5日(日)に弘進ゴムアスリートパーク仙台で、2021年度東北学連競技会が行われました。約5か月ぶりとなった学外での公式戦に、福島大学陸上競技部からは中長ブロックの8名が出場し、そのうち6名が自己ベストを更新するなど素晴らしい成績を収めました。久しぶりの学外の選手との競走となりましたが、各々の実力を存分に発揮できた競技会だったようです。それでは、選手たちにレースを振り返ってもらいましょう。
始めに4年の小山に話を聞きました!
今回の試合はどうでしたか?

小山「今回、私は3000mSCに出場しました。今大会では、4年間ずっと達成出来なかった、9分台を目標としました。風が少し強く、気温も低い予報だったため、万全の対策をして挑みました。早朝には雪もちらついてました。結局10分を切ることは叶いませんでしたが、今シーズンほとんど走る機会の無かったこの種目を走ることができて楽しかったです!」

試合で楽しんで走ることが出来たのですね!
この試合までの練習はいかがでしたか?

「他の4年生がいなくなってしまってからの1ヶ月は正直寂しい思いもありました(笑)。しかし、後輩たちと鎬を削って、しっかりと追い込むことができて良かったです。いつまでも残っている先輩と痺れを切らさず、一緒に走ってくれた後輩たちには感謝の気持ちでいっぱいです!これからももっともっと走っていきたいと感じた1日でした!」

走ることの楽しさをさらに実感したのですね!
ありがとうございました!

約5か月ぶりとなる3000mSCで力走を見せた小山

来シーズンに繋げるための走り
次に、3年の黒崎に話を聞いてみました!

黒崎「今回、私は5000mに出場しました。結果としては、高校2年生ぶりの自己ベストを出すことができ、とても嬉しいです。実際、今回の記録会では、来年の東北インカレの5000mでタイムが速いほうの組に入るためにも15分40秒ほどを目標としていたので、それを上回ることができてほっとしました。
今回のレースで自己ベストを出すことができた要因として、集団のペースをうまく使いながら余計な力を使わずに走ることができたことが大きいと思います。実際に4000mまで先頭集団のリズムを借りながら走り、ラスト1000mで前に出てそのまま押し切ることができました」

自己ベスト更新おめでとうございます!
今後の課題はありますか?

「今後の課題としては、自分一人でも自己ベスト付近のペースで走れるようにすることです。今回はたまたま集団がいいペースで引っ張ってくれましたが、今後のレースでそんなに恵まれたレースがあるとは限りません。集団のペースが遅い時にある一定のタイムを出さなければいけない場面もあると思います。そんなときには、自分が前に出てペースを作りながらも、いいタイムを残さなければいけません。今後はそのことを意識しながら練習に取り組み、次の対抗戦でいい結果を残せるように努力していきたいです」

ありがとうございます。
この冬季練習で課題克服ができるよう頑張ってください!
 次に2年の齋藤に話を聞きました!
今回の試合はどうでしたか?

齋藤「女子5000mに出場し、18分39秒84で大幅に自己ベストを更新することが出来ました!今までで最も気温の低いコンディションでしたが、アップを入念に行い、入りの1000〜2000mをレースペース通りに通過して徐々に上げていくという理想のレース展開が出来て良かったです。先頭を2人で引っ張る形だったので、程よい緊張を感じながらもリラックスして走ることができ、個人の課題だった中弛みをすることなく走れたことが大きかったと思います」

課題を克服し、自己ベストを更新できましたね!
これからの目標をお願いします。

「12月に良い形で自己ベストを更新出来たことは、直近の目標である国公立駅伝や来シーズンへのかなり大きなモチベーションになります。今回の結果から新たに目標タイムや克服すべき課題を設定し、冬季練習をしっかりと積んでより良い成績を残していけるよう頑張ります!」

来年、良い結果を出せるよう一緒に頑張りましょう!
ありがとうございました!
 
自信に繋がる走り!
 
今後の成長に期待!
 最後に、1年の大友に話を聞きました。
レースを振り返ってみていかがですか?

大友「私は5000mに出場し、18分42秒69で自己ベストでした。今回の記録会で自己ベストは狙っていましたが、18分台を出せるとは思っていなかったので嬉しいです!レース展開を見ても、ラストをしっかり上げて走ることができていたので、今の自分の力を出し切って走ることができたと思います」

自分の想像を上回るタイムを出すことができたのですね!

「しかし、今回は前の選手についていく、自らでペースを作ることができなかったレースでした。今後さらにタイムを縮めていくには積極的に前に出て走る必要があると思うので、周りの力を借りつつ私も攻めた走りができるように心掛けて練習に励もうと思います!」

冬季練習の課題が見つかったようですね。
課題克服に向けて頑張りましょう!
ありがとうございました!
新体制紹介Part4!
~リレーでも大活躍!!~
3号に渡りお送りしてきた新体制紹介ですが、今回で最後となります!今回紹介するのは短短ブロックです!普段は和気あいあいとして賑やかな彼らですが、レースになると力強い走りで私たちを魅了させてくれます。早速紹介してもらいましょう!
短短ブロックを代表して、3年の對馬に話を聞いてみました!
ブロックの特徴を教えてください!

對馬「短短ブロックは、男子4人、女子4人という少数精鋭のブロックです。今年の短短ブロックは、個々に強い意志が宿っており、どんなきつい練習やトレーニングも弱音を吐かずにやり切ることができるブロックだと感じています。人数が少ないながらもお互いに指摘し合ったり、教え合ったりと向上心が高いのも特徴だと思います」

今後の成長がとても期待できますね!
ブロックの目標は何でしょう?

「昨年の短短ブロックが、男女共に4×100mRで全日本インカレの標準記録を突破していることもあり、男女共に今年も突破するという明確な目標のもと、日々の練習に取り組んでいます。そのために、この冬季練習では、男女共に短短ブロック内で励まし合い、切磋琢磨し、もう1段階、2段階も成長できるようにしていきます!」

仲間と支え合って頑張りましょう!
ありがとうございました!

個性豊かなメンバーたち
 今週の人
   坂下想太→大原陸人

前回、短短ブロックの湯田から紹介を受けました、短長ブロック1年の坂下です。

今回は岩手県出身、跳躍ブロックの大原陸人について紹介したいと思います。

彼は知る人ぞ知るHIPHOP好きで、特に日本語ラップが好きだそうです。僕も最近知りました。とても詳しいので、HIPHOPについて知りたいという方がいたら、ぜひ彼に聞いてみてください!

また、彼は朝早く起きて朝食を取る事で生活リズムを整えています。最近では自炊を始め、よりいっそう自己管理能力をつけようとしています。ここ最近は怪我も無く、練習を行う事が出来ているのはこのような理由があったのかもしれませんね!これからの季節はとても寒くなるので、体調管理にも気を配って練習に取り組んでほしいです!

怪我なく冬季練習を乗り越え、来シーズンには素晴らしい結果を残すでしょう!
彼の今後に期待大です!
編集後記

新しいニット帽が欲しいです!(川澄)

ハリーポッターにハマってます!(千葉)

寒すぎて朝起きられません。(大原)

ハンドクリームが手放せない季節になりました(木幡)