卒業論文発表会 Part2 |
先週に引き続き、今週も卒業論文発表会についてお届けします!Part2となる今回は、人間発達文化学類のスポーツ・芸術創造専攻の4年生6名と、共生システム理工学類所属の4年生2名の計8名に話を聞いてきました。大学4年間の集大成となる卒業研究はとても興味深く、テーマに対してそれぞれが持っている熱いものを感じさせてくれる素晴らしいものでした。それでは早速見ていきましょう! |
はじめに、「ノルディックウォーキングにおける歩行速度の違いが呼吸循環器系に与える影響~通常歩行・ジョギング・ノルディックウォーキングの比較~」について発表した神原に話を聞きました!発表が終わった今の心境を聞かせてください。
神原「新型コロナウイルスの影響で、思ったように研究が進まないこともありましたが、無事に卒業論文発表会を終えることができて安堵しています。ゼミの先生や仲間たちをはじめ、研究を手伝ってくれた方々、卒業論文発表会を運営してくれた方々、本当にありがとうございました!」
最後まで研究をやり遂げることができたのですね!
自身の発表はどうでしたか?
「今年はZoomでの開催ということで、例年とは発表形式が異なりました。パソコンに向かっての発表は聞いている側の顔を見ることができず不安を感じることもありましたが、ゆっくり丁寧に話すことを心がけました。まだまだ至らない点もあったと思いますが、今自分にできることはやり切れました!
これで大学生活はゴール目前ですが、これから社会人としてのスタートを切ります。今回の卒業論文を書いて発表するまでの過程で学んだことを活かして頑張りたいです!」
次のステージでの活躍も応援しています!
ありがとうございました。 |
神原 ノルディックウォーキングの実験の様子 |
周囲の協力や環境にも感謝しながら |
続いて、「福島県内のホストタウン事業に関する効果の検証」について発表した小橋に話を聞きました。
卒業論文発表会を終えた心境をお願いします。
小橋「去年の発表会が昨日のことのように思い出せるくらいあっという間の1年でした。この1年でテーマを変えるなど不安になることが多くありましたが、無事に発表を終えることができ、一安心しています。これもサポートやヒントをくださった先生のおかげだと思います。また、ゼミのメンバーにも感謝したいと思います。1人では大変だった卒業論文もみんなで集まってやることで楽しいものになりました」
多くの人と協力することで、楽しいものになったのですね!
発表はどうでしたか?
「例年とは違うZoomでの発表ということもあり、発表が終わった後も卒業論文が終わったという実感はありませんでした。しかし、発表自体はこれまでで1番の発表ができたので満足しています。発表を聞いてくださった方々、運営してくださった方々ありがとうございました!」
満足のいく発表ができたようですね!私も聞いてみたかったです。
ありがとうございました。 |
次に、共生システム理工学類で「CFRTPハイブリッド複合材料のためのガラス質中空球シラスバルーンを用いた低密度コア材の材料成形法の開発」について発表した島倉に話を聞いてみました!今の心境を聞かせてください。
島倉「僕は、先輩の研究を引き継ぐ形で、複合材料に関する研究を行いました。なかなか実験が上手くいかなかったり、成果が出なかったりした期間もありましたが、指導教員の先生や、研究室の仲間の支えのお陰で研究を進めることができました。最終的に、目標としていたところまではなんとか到達することができたので良かったです」
研究を終え、無事に発表することができて良かったですね。
発表会を行ってみてどうでしたか?
「卒業研究発表会では、遠隔だったため、あまり緊張せずに臨めましたが、質問にしっかりと答えられるかどうかが心配でした。しかし、発表、質疑応答どちらにおいても、自分がこれまでやってきたことを伝えることができたと思います。これまでの研究で経験してきたことや学んだことを、これからの人生で活かしていけるように頑張っていきます」
例年とは違う形の発表会となりましたが、自分のやってきたことを伝えられたようですね。卒業後に活躍にも期待しています!
ありがとうございました! |
今後の自信になった発表 |
より伝わりやすくなるよう工夫を凝らしました! |
次に、「コンプレフロスバンドを用いた運動が遅発性筋痛に及ぼす影響」について発表した鈴木(光)に話を聞きました。
卒業論文でこだわったことはありますか?
鈴木(光)「今回、僕はコンプレフロスバンドを用いた運動が遅発性筋痛に及ぼす影響について発表しました。抄録やスライドでは、フロスバンドや遅発性筋痛のことを全く知らない人でもわかるような説明を意識しました。特に、スライドではどこを説明しているか、アニメーションなどを使い、見やすいスライド作りを心がけました」
誰にでもわかりやすく説明することは大切ですよね!
発表会はどうでしたか?
「発表本番では終盤少し早口になってしまった事が心残りですが、発表練習のときよりも上手く発表できたと思います。質疑応答ではフロスバンドや遅発性筋痛の理論に基づく説明をしながら答えることができたので、良かったです」
自分が研究したことについて説明できることは、自信に繋がりますよね!
ありがとうございました。 |
次に、「福島県のスポーツボランティアの定着を図るために〜うつくしまスポーツルーターズの活動に着目して〜」について発表した高橋に話を聞いてみました。
このテーマにしたきっかけは何ですか?
高橋「私がこのテーマにしたきっかけは、様々な陸上競技大会で補助員を行ったり、スポーツイベントを通してボランティアを経験した時に、スポーツを支える側として盛り上げる魅力に気づき、このスポーツボランティアの良さをもっと伝えていきたいなと思ったからです。福島県でスポーツボランティアを専門として長年活動している『うつくしまスポーツルーターズ』の会員の方々を対象に、意識調査を行いました。なぜスポーツボランティアをやろうと思ったのか、スポーツボランティアをもっと普及していくにはどうしたら良いのか、スポーツボランティアを沢山経験をしているルーターズ会員の皆さんの意見はとても興味深く、調査して良かったなと思いました」
実際にスポーツボランティアを経験した方々から、生の声を聞けたことは良かったですね!
意識調査の中で1番印象に残ったことは何ですか?
「今回、うつくしまスポーツルーターズの会員の方々には、Googleアンケートを用いて意識調査をしました。会員全員の回答とはなりませんでしたが、『これからもスポーツボランティアを続けていきたいか』という質問に対して、回答してくれた会員の皆さんの中に辞めたいと回答した人が1人もいませんでした。私はこのことが1番印象に残っています。スポーツボランティアを続けたいと思う理由は様々ありましたが、卒業論文を作成していく中で、私はスポーツボランティアを実際に経験し、自分自身でスポーツボランティアの良さを体感することが大切なのだと思いました。今回作成した卒業論文は、意識調査にご協力いただいたうつくしまスポーツルーターズにもお渡ししているので、少しでも福島県のスポーツボランティア普及に役立てて頂ければなと思います」
ただ見聞きするだけではなく、経験することが大事なのですね!
ありがとうございました。 |
調査で大きなものを得ることができました |
続いて、「ヤナギ/スギ混合燃料ガス化特性評価」について発表した遠藤に話を聞きました。
卒業論文発表会を終えた感想をお願いします!
遠藤「卒業論文発表会が終わり、肩が軽くなりました。高校生の頃から興味を持ち始めた再生可能エネルギーという分野を大学生になって研究することができました。今思うと、とても充実した研究生活でした」
自分の興味のある分野を研究することは楽しいですよね!
どのような発表会になりましたか?
「卒業論文発表会は、学会と違い、専門分野ではない教授からも質問が来るため、とても良い議論ができたと思います。来年度からは大学院生として再生可能エネルギー分野を研究します。良い報告が出来るよう、より一層引き締めて頑張っていきたいと思います」
これからも再生可能エネルギー分野の研究、頑張ってください!
ありがとうございました。 |
次に、「仙骨上皮膚電気刺激による歩行速度の変化に関する研究」について発表した谷中田に話を聞きました。今回の発表会はどうでしたか?
谷中田「まずは、卒業論文発表会を無事に終えることができて安心しています。オンラインでの発表ではありましたが、慣れない中でも上手く発表出来たと思います!質疑応答についても、スムーズな受け答えができ、満足のいく発表になりました!」
思ったような発表になったようですね。
では、今回の研究で特に苦労したことは何ですか?
「卒業論文制作の中で1番大変だったことは、テーマを決定することでした。1つの題材をとっても、先行研究が多数存在する中で、自分の研究にオリジナリティを見出すには、僕自身の知識が足らず、かなり勉強をしなければなりませんでした。それでも、指導教員の先生や同じ研究室の仲間のおかげで、テーマを決定し、研究を最後まで成し遂げることができました!」
周囲の力も借りながら、努力を重ねて研究を成し遂げたのですね。素晴らしいことだと思います!
ありがとうございました。 |
次に、「走幅跳の助走においてコーチマークはなぜ必要なのか」について発表した吉村に話を聞いてみました。
吉村「小学生から続けてきた陸上競技に関する内容で、特に自分の専門種目としてきた走幅跳の研究を行いました。自分の中で疑問を見つけ、考えを論理的にまとめることの難しさを実感しました。物事を多角的に考えることができず、何度も躓いてしまうことが多く、自分の力不足を実感しました。しかし、先生のご指導や多くの方のアドバイスや助言のお陰で、論文を書き切ることができました。大学で学んだ4年間の集大成として最後までやり切れたと思います」
自分がやってきた種目だからこそ難しかった面もあるのですね。
リモートでの発表はどうでしたか?
「今回は、例年の発表とは違った緊張感がありましたが、ゆっくりハッキリ聞き取りやすいように喋ることや、スライドの文字と自分の話をうまく工夫しながら発表することができたと思います。最後に、卒業論文を書くにあたり指導してくださった先生方、発表会の準備をしてくれた3年生のみなさん、一緒に作業を進めたくさん支えてくれたゼミの仲間には本当に感謝しています。ありがとうございました」
たくさんの支えがあったようですね。
素敵な発表をありがとうございました! |
今週のご飯 |
今回、ご飯を紹介してくれるのは跳躍ブロック3年の川澄です!彼女のテンションの高さとパワフルな跳躍はどのような食事から来ているのでしょうか?早速紹介してもらいましょう! |
栄養満点な献立 |
川澄「今回、海鮮スンドゥブチゲ、ユブチョバプ、キムチ、オレンジというラインナップのご飯を作りました!私は、韓国料理が大大大好きでよく作るのですが、その中でも冬にもってこいのチゲと、今回初挑戦ユブチョバプという韓国式いなりをチョイスしてみました!辛いのが大好きな私は、どんな料理も通常より数倍辛くして作ります。私が普段食べている辛さに挑戦したい方は是非川澄までお申し付けください(笑)少しずつ暖かくなってきてはいますが、まだまだ冷えるこの時期にチゲ(鍋)は体の芯から温めてくれます!」
寒い時は辛いものとも言いますね!
「私は好き嫌いが多い方で、偏りがちな食事をしてしまいがちなのですが、鍋にすることで色々な食材を取り入れることができ栄養バランスが良くなるので、冬は困ったら鍋を作っています。また、ユブチョバプには今回、炒り卵、マグロ、サーモン、ツナを使用したのですが、タンパク質もとることができるのでオススメです!作り方も簡単なので気になった方はこちらも川澄まで!アスリートにとって食事は命とも言えます。栄養をしっかりととって、残りの冬季練習も全力でやり切りたいと思います!」
是非今度おすすめの韓国料理を教えてください!
ありがとうございました! |
編集後記 |
足湯に行きました。(茨木)
新しいスパイクが欲しいです。(鈴木(皓))
3月は本を読み切りたいです(林)
お赤飯が美味しかったです。(田口) |