第1029 2022/10/24
第115回福島大学トラッククラブ競技会
10月22日(土)に福島大学陸上競技場にて、第115回福島大学トラッククラブ競技会が開催されました。気温が低く風が強い中での競技会でしたが、自己ベストを更新する選手も見受けられました!今回は自己ベストを更新した2人の学生に話を聞いてみました!
始めに、800mで自己ベストを更新した3年の鈴木に話を聞いてみました!
自己ベストを出した感想をお願いします!

鈴木「今回、男子800mに出場し1分54秒52で自己ベストを0.54秒更新することが出来ました。自己ベストを更新することが出来たのはとても嬉しいですが、1位と0.01秒差で負けてしまったので悔しかったです。しかし、気持ちを切り替え、来年は1分52秒を切れるように冬季練習を頑張りたいと思います!」

自己ベスト更新おめでとうございます!
来シーズンへの意気込みをお願いします!

「今シーズンは800mで2回自己ベストを更新することができました。しかし、本種目である400mでは、3年間も自己ベストを更新することが出来ていません。来年こそは800mと400mの両方で自己ベストを更新していけるように頑張りたいです!」

400mでの自己ベスト更新、期待しています!
ありがとうございました。 

自己ベストを更新する力強い走り! 

 
久しぶりの400mで自己ベスト更新!
最後に400mで自己ベストを出した1年の郷右近に話を聞いてみましょう!

郷右近「今回の記録会では、100mと400mに出場させて頂き、400mでわずかな更新ですが、自己ベストを出すことができました。高1ぶりの400mのレースで、緊張しましたが、落ち着いて走ることができました。走ってみて、後半の200mが課題だと感じました。そこで、かなりスピードが落ちてしまっていました」

課題を冬季に克服しましょう!
来シーズンに向けての課題をお願いします!

「はい!来シーズンに向けて、課題の後半を改善し、400mもしっかりと走れる力をつけたいと思いました。冬季練習頑張ります」

冬季練習頑張ってください!
ありがとうございました!
OB・OGの方々がいらっしゃいました! 
 今年度最後の競技会に多くのOB・OGの方々が来てくださいました!
学生とともにトラックを駆ける姿は先輩らしく、素晴らしいものでした! 
 
左:佐藤麻琴さん(旧姓 高橋) 
中央:吉田監督
 右:大江善子(旧姓 畑)
(どちらも2007年度卒)
 
左から、鈴木智仁さん(2015年度卒)、4年佐藤、川又彰人さん(2021年度卒)、佐藤悠杜さん(2020年度卒)、中村美宇さん(2021年度卒)
県北陸上競技協会秋季記録会
10月22日(土)~23日(日)にかけて、信夫ヶ丘陸上競技場にて県北陸上競技協会秋季記録会が行われました。大勢の学生が今年最後の大会となりました。自己ベストを更新した選手に話を聞いてみましょう!
まず、200mで自己ベストを更新した3年生の青木に話を聞いてみましょう!

青木「県北秋季では、200mに出場しました。今シーズン最後のレースでしたが、その中で自己ベストを更新することができました。久しぶりの200mだったのですが、良い緊張感を持って、レースを楽しみながら走ることができました。しかし、動画を見返してみると、他の人より明らかにスタートが遅かったので、改善する必要があると思いました」

自己ベスト更新おめでとうございます!
さすがですね!

「僕の本種目は400mですが、タイムを上げるためには200mのようなスピード系の練習も必要です。これまでは怪我を恐れて、調整期間でスピード系の練習を取り入れることはあまり多くありませんでした。400mを走りきるためには、もちろん長い距離の練習は必要ですが、来シーズンは、短い距離とのバランスも考えながら、メニューを組み立てていきたいです」

スピードを強化させた青木くんの来年が楽しみです!
ありがとうございました。

冬季練習への弾みとなるレースに!
 
今回の収穫を自分の強みに!
 次に、2年の湯田に話を聞きました!
今大会の結果を教えてください!

湯田「200mに出場して予選が22秒81、決勝が22秒82で自己ベストを更新する事が出来ました。今シーズンは5月に100mの自己ベストを更新する事が出来ましたが、200mはずっと23秒台を彷徨っていたので、嬉しく思います。ただ、まだまだこの記録では来年の東北インカレでは戦えないと思うので、更にタイムを上げていける様に努力したいと思います」

これからの冬季練習を頑張っていきましょう!
内容としてはどう振り返りますか?

「レースとしては、前半の走りに課題がありスピードに乗れていない部分がありました。コーナーでの走りでも、前に進む力にロスがない様に技術面、スピードと共に鍛え直したいです。後半は伸びのある走りが出来た事が収穫だったので、自分の強みに出来る様に頑張っていきたいです」

まだまだ伸び代がありますね!頑張って冬を乗り越えましょう!
ありがとうございました!
4年生、学生生活最後のレースを終えて!
10月22日、23日に行われた福島大学トラッククラブ競技会と県北陸上競技協会秋季記録会で、4年生は学生生活最後のレースとなりました。そこで、引退試合を終えた4年生に今の思いを聞きました!
始めに、茨木に話を聞いてみました!
最後のレースはどうでしたか?

茨木「最後のレースは自分の本種目である100mHに出場しました。記録的には満足のいく結果ではありませんでしたが、最後まで全力で走りきることができたと思います。また、前日に行われた大学での記録会に引き続き、これまで一緒に練習を頑張ってきた後輩達とラストレースで走ることができて嬉しかったです!」

最後まで全力でラストレースを終えることができたのですね!
今シーズンを振り返ってみてどうでしたか?

「正直楽しいことよりも辛いことのほうが多かったと感じます。特に前半シーズンは調子が上がらず悩むこともありましたが、多くの周りの方々サポートのおかげで、徐々に調子を取り戻すことができました。たくさんの支えがあったからこそここまで頑張る事ができたので、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!」

チームに恵まれた4年間でしたね!
お疲れ様でした!

後輩たちとのラストレース!
 
楽しむことのできた跳躍!
 次に川澄に話を聞いてみましょう!

川澄「県北秋季記録会で棒高跳に出場し、3m50という記録でした。正直、もう少し跳びたかったなぁという思いがありますが、自分なりに楽しめたと思います!最近の大会では、記録が低迷していたので、今回も不安はありました。実際に危ない場面や焦る場面等ありましたが、落ち着いて、考え進めることが出来たことは良かったです。私はピンチ弱いタイプだったので、ここで立て直せたことは大きな成長だと感じています!」


成長した場面を見せることができた試合となったのですね!
とうとう、最終戦となってしまいましたね。

「はい。棒高跳を初めて6年ほど経ちますが、改めて最後だったんだなと思うと、寂しさがあります。今まで私の生活は陸上競技と共にありました。それがもう無くなるのだなと思うと、やはり物足りなさと共にこれからは何をすればいいんだろうと戸惑っています(笑)4年間色々なことを教えてくれ、最後の年には全日本インカレで記録を残せるまで成長させてくれた木次谷先生には感謝してもしきれません。そして、ポールチームの後輩を始め、次の世代のみんなにはもっともっと強くなって欲しいです!4年間、とても充実した競技生活となりました!」

この競技生活で得たことを来年からも活かして頑張ってください!
4年間お疲れさまでした!
次に黒崎に話を聞いてみましょう!

黒崎「今回の記録会が、僕にとっては今シーズン最後の記録会であり、5000mと1500m、そして4×400mRに出場しました。大学陸上だけでなく、小学校から続けてきた陸上人生最後になるかもしれない公認競技会だったので、悔いのないように、今の自分の力をすべて発揮できるように、という気持ちで臨みました」

人生最後の競技会全てをかけることが出来たのですね!
試合内容はどうでしたか?

「5000mでは、16分1桁、もしくは15分台を目標に走りました。そのために、ある程度つらくても先頭についていくようなレースをして、3000mまでは前に行くことができましたが、その後はついていくことができず、失速してしまいました。結果として、目標としていたタイムを出すことができませんでしたが、ラストはペースを上げてゴールすることができたので、悔いなく終わることができました。他にも、1500や4×400mRなど、1日で様々な種目に出場することができ、とても充実した記録会となりました。ここまで競技生活を続けてこれたのは、多くの方に支えられてきたおかげなので、感謝の気持ちを持って行動で表していければと思います。
ありがとうございました!」


悔いなく終わることができて良かったですね!
お疲れ様でした!

悔いなく終わることができたレース!
 
地元での最終戦!
 次に佐々木(夢)に話を聞いてみましょう!

佐々木(夢)「県北秋季記録会で走幅跳に出場しました!記録は思うように伸びませんでしたが、6本全て記録を残して終えることができました。今まで、助走の安定性を課題として取り組んできたので、改善できた点はよかったです!また、地元ということもあり良い雰囲気の中でリラックスして競技できて、とても楽しかったです!」

地元での試合、楽しめたのですね!
今回は最終戦となりましたがどうでしたか?

「最終戦を地元の記録会で迎えることができ、嬉しいです!今までお世話になってきた先生方や先輩、後輩の前で競技をして、嬉しさと切なさが入り混じっていますが、たくさんの方に支えていただいてここまで続けることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです!競技は今回で最後でしたが、次の世代のためにできることをして、強い福島大学を引き継いでいきたいです」

佐々木(夢)さんの跳躍がもう見れないと思うと悲しいです。
4年間お疲れ様でした!
 始めに、TC記録会で800mと4×400mR、県北秋季記録会で1500mに出場した佐藤に話を聞いてみましょう。
今回が引退レースとなったようですが、どうでしたか?

佐藤「今回TC記録会では、最近800mでは後輩に負けてしまっていたので、勝って気持ちよく引退することを目標にレースに臨みました。結果としては、4位と少し悔しい結果で終わってしまいました。4×400mRでは、男子全員でのレースとなりましたが、最後までどのチームが勝つかわからない楽しいレースを見せることができたと思います。
また、最後に約8年ぶりとなる1500mのレースに出場しました。普段800mしか走らない僕からすると、1500mという距離はとても長く、難しいレースでしたが、気づいた時にはラスト一周で、あっという間に終わってしまったようにも感じます。少し悔いが残る部分もありますが、自分の中では3レースを通して、今できることはやり切ることができたように感じています」


お疲れ様でした。
3つのレースやこれまでを振り返って総括をお願いします!

「悔しさも残るとは書きましたが、どのレースも本当に楽しく走ることができました。来てくださったOBの方々や、後輩達のおかげで思い出に残るレースとなりました。4年間を振り返っても、本当に多くの人に支えられ、ここまで走り続けてくることができました。残りの期間で伝えられるものをしっかりと後輩に伝えて、恩返しをしていきたいです」

ありがとうございました!
 
思い出に残るレースになりました!
 
成長することができた4年間!
 次に中島に話を聞いてみましょう!

中島「私は、4年生で最後のTC記録会に3000mに出場しました。記録は12分30秒という結果でしたが、無事に走り切ることができて、自分自身安心しました。ここまで走り続けることができたのは、今までご指導していただいた監督や先生方や、部の皆のお陰だと思います。4年間、陸上部として続けさせていただけたことは、人生の中で大きく成長できる機会になりました」

成長することの出来る4年間だったのですね!

「大学でのレースはこの大会で最後でしたが、これからも陸上は続けていきたいと考えています。今まで陸上部として活動するにあたってお世話になった方や、陸上競技自体に対して、今度は競技者ではなくサポートという形で恩返しをしたいと思っています。そのため、社会人になっても何らかの形で陸上競技に携わっていきたいと思います。生涯をかけて、携わりたいと思える竸技に出会えたことは、一生の財産に思います。長距離としての経験を生かして、より長く陸上競技に関わり、少しでも力になれるように続けていきたいと思います。4年間、陸上競技部として活動させていただき、本当にありがとうございました。また、どこかでお会いできたら光栄です」

長く続けたいと思える競技に出会えたことは良いことですね!
4年間お疲れ様でした!
最後に福田に話を聞いてみましょう!
最後の試合を振り返ってみてどうですか?

福田「今回、県北秋季記録会の男子棒高跳に出場しました。陸上競技人生において最後の棒高跳の試合でした。試合内容としては4m80で、悪くはない結果で終われてホッとしています。TC記録会ではなく、県北記録会での最後だったので、部員のみんながいなかったのは少し寂しかったですが、同学年の川澄や2年生の小泉とも一緒で、楽しく試合を行うことが出来ました」

最後の試合、楽しめたようですね!

「個人戦の時から記録があまり良くなく、試合前はどうなるか不安でしたが、4m70.80を1回で飛ぶことができ、調子の良さに自分でも少し驚きました。競技生活は終わりましたが、今後はこれまで培ってきたものを、後輩に繋いでいけるように残りの陸上生活を過ごしていきたいと思います」

後輩に残せるものは残していきましょう!
お疲れ様でした!

4m80を1回でクリア!




4年間の競技生活お疲れさまでした!!
 編集後記
10年間の陸上生活が終わってしまうのは寂しさがあります。(川澄)

シーズンラストレース頑張ります!(奧山)

冬季練習でもっと大きくなります!(木幡)

来シーズンは自己ベストを出します!(福嶋)