第1030 2022/10/31
第40回全日本大学女子駅伝対校選手権大会
10月30日(日)に、宮城の弘進ゴムアスリートパーク仙台で第40回全日本大学女子駅伝対校選手権大会が開催されました。福島大学陸上競技部からは東北学連選抜チームに2名の学生が選出され、オープン参加で出場しました!出場した2名の選手に話を聞いてみましょう!
始めに、3区を走った3年の齋藤(ひ)に話を聞いてみました!
どのようなレースでしたか?

齋藤(ひ)「東北学連選抜として参加し、3区走者を務めさせていただきました。レースは終始一人旅で、ペース感覚をしっかり掴めずに終わってしまったと感じています。後半少しだけペースを上げることは出来たものの、早い段階で呼吸が苦しくなり思うように前に進めませんでした。それでも、たくさんの方々の応援があること、大友が中継所で私を信じて待ってくれていることを念頭に、必死に脚を回しました。繰上げの白旗が見えたときは正直何も考えられませんでした。大きな目標としていた福大でのタスキリレーを果たすことが出来ず、悔しい気持ちと各方面に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、他の区間の選手の頑張りのおかげで、トータルタイムが2分ほど縮まり、チーム順位が昨年より1つ上がったことは嬉しかったです」

悔しいレースだったようですね。
来年に向けて、意気込みをお願いします!

「今回は、選手として・上級生として・主務として最初の準備段階から行なってきました。昨年と比べてスムーズに出来たところ、出来なかったところ、足りないと感じたところがたくさん見つかりました。来年度は最上級生になります。勝負出来る選手になるためにも、今年の経験の中から学べるものを学び、吸収して、これからの走りや生活の軸や糧にしていきたいです」

来年は勝負できるように、練習頑張りましょう!
ありがとうございました。
 
これが選抜選手の走り!
 
いつもと違う新鮮なジャージ姿!

続いて、4区を走った2年の大友に話を聞いてみました!
東北学連の代表として走った感想をお願いします!

大友「全日本大学女子駅伝に東北学連選抜チームの代表として出場しました。4区を走り、結果は18分39秒で区間25位でした。今大会に出場するにあたり多くの方にご尽力いただき、自分1人では立つことのできない舞台だったので、感謝の気持ちを持って走りました。その分もう少し良いタイムで走りたかったですが、自分の中であまり攻めきれずに終わってしまったレースだったと思います。ただ、東北学連選抜チームとしては昨年度を超える走りをし、チームとしての責任を果たせてホッとしています」

感謝の気持ちを持ち、昨年の走りを超えられたようですね!
この経験をどのように活かしていきたいですか?

「私のコースは登り坂が続き、風も割と感じるコースだったので楽に走ることはできませんでしたが、沿道の方からの応援が力となり、楽しんで走り切ることができました!家族や友人、恩師なども応援してくれたのでとても嬉しかったです。この経験を活かして自分の成長に繋げれるように、今後も頑張っていこうと思います!」

今回のレースを糧に、今後も頑張っていきましょう!
ありがとうございました。
東邦カップ 第10回ふくしまリレーズ
10月29日(土)にとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)で東邦カップ第10回ふくしまリレーズが開催されました!新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となった今大会。400mに招待をされた3名の選手が出場しました。また、多くの学生は補助員をメインとする参加となり、それぞれが貴重な経験をすることができた一日となりました。そこで、400mに出場した3名と、補助員をした学生から代表して各学年の4名に話を聞きました!

 今回、招待選手として400mに出場した奥山に話を聞きました。
今回はどんなことを考えてレースに挑みましたか?

奥山「今回はシーズンの締めくくりとして、記録に挑戦しようと思っていました。東邦銀行の皆さんと走れる良い機会でもあったので、チャレンジ精神を持ってレースに挑んだのですが、風を懸念して前半抑えた走りになってしまいました。調子が良かっただけあって、『風が吹いていなければ56秒台で走れたのかも』と思う部分もありますが、来年に繋がる走りができたと思います」

来年に繋がる走りができたようですね!
来年はどんな年にしたいと思っていますか?

「来年は、今年できなかった全国入賞の目標を果たしたいと思っています。今シーズンは自己ベストを更新できたのにも関わらず、思うような結果を出すことが出来ませんでした。来年で私の競技人生も最後になるので、良い形で終われるように冬季練習を頑張りたいと思います!」

来年は全国の舞台で戦えるように、一緒に冬季練習を頑張っていきましょう!
ありがとうございました!
 
さらなるチャレンジを!

向かい風に立ち向かう力強い走り! 
 
次に3年の香川に話を聞いてみました!

香川「今回は招待選手として400mに出場しました。ふくしまリレーズで東邦銀行の皆さんと走る機会を頂いたことに感謝しています。貴重な経験となりました。タイムは58.30で3着でした。今シーズンのラストレースで調子も上がってきていたため自己ベストを狙っていましたが、悔しい結果となりました」

貴重な経験になったのですね!
今シーズンラストレースはどのような走りでしたか?

「バックストレートでの向かい風が強かったため加速を生かして走ることが出来ませんでしたが、後半は前に進めるようにフォームを意識して走り、追い上げることが出来たことは良かったと思います。今回、強い向かい風が吹いている中でのレースを経験したので、どのような風が吹いていても自分の走りが出来るように改善していきたいと思います。そして、来年は絶対に自己ベストを出したいです!」

来シーズン自己ベストを出せるように、今回の経験を活かして練習を頑張っていきましょう!
ありがとうございました!

次に3年の上村(未)に話を聞いてみました!

上村(未)「今回、招待女子400mに出場し、58.64で5位でした。10月末ということもあり、寒さや風などコンディションを整えることは難しい中でしたが、シーズンラストをしっかり締めくくることができるようにという思いで走りました。タイムとしては納得のいくものではありませんでしたが、最近前半で力を使い果たして後半に繋げることが出来るレースが少なかったので、今回は前半から後半の繋がりをよくできるようにという目的を持って走ることが出来ました」

シーズンラストレース本当にお疲れ様でした!
選手として走った今回のふくしまリレーズ、どのようなことを感じましたか?

「1年生の時は、ふくしまリレーズに補助員として参加させていただいていたので、今年は自分が走ることが出来るなんてと驚きがありました。実業団選手として活躍されている東邦銀行の方々と走る機会はなかなかないので、今回一緒に走ることができ、自分にとって貴重な経験となりました。今シーズンはここで終わりなので、来シーズンに向けてしっかり練習を積み、さらに強くなって勝負が出来る選手になれるようにしたいです!」

来シーズンに向けて更に強くなれるように頑張っていきましょう!
ありがとうございました!
 
招待選手だけの特権!

始めに、4年の中島に話を聞いてみました!

中島「10月29日に、ふくしまリレーズの補助員として参加させていただきました。当日は、風が強く寒さを感じましたが、選手の力強い走りを見て、心がとても熱くなりました。また、風にも寒さにも負けずに走る選手から、元気ももらえた気がします。また、今回私は、風向・風速の補助員を経験したのですが、準備を片付けを通して、自分が知らないことがまだたくさんあることに、新鮮な感動を覚えました。選手を支えるということは、パフォーマンスを発揮できるようにサポートをすることの他に、選手の記録を残すための仕事があることを改めて実感しました」

選手の懸命な走りを見て、補助員をして感じたことがたくさんありましたね!今回の貴重な経験を通して学んだことを教えてください。

「補助員の経験を通して、大会や普段の活動は多くの人の支えがあって成立していること、また、大会ならではの感動に立ち会えることはとても素晴らしいことを学びました。これらの経験で学んだことを忘れず、自分の人生の中でしっかりと活かしていきたいと思います」

貴重な経験をさせていただいたことに感謝ですね!
ありがとうございました!
 
続いて、3年の佐々木(渉)に話を聞いてみました!
今回、補助員をして感じたことはありますか?

佐々木(渉)「今回、補助員として参加したふくしまリレーズでは、スターターを担当しました。終始レースを間近で見ていたのですが、最後に差されて悔しがる姿、自己ベストが出て喜ぶ姿、競い合ったライバルや、共にバトンを繋いだ仲間と健闘を称え合う姿を沢山見ることが出来ました。時折スタンドを見上げてみると、我が子を応援する親御さんや、選手を応援するチームメイトでとても盛り上がっており、陸上の楽しさを改めて感じることができました」

リレーズで陸上の楽しさを改めて感じることができたようですね!

「小学生から高校生まで、どの世代の選手も心の底から陸上競技を楽しんでいるようにも見えました。それは走る選手だけではなく、見る人たちもそうであるように感じました。そんな参加者の姿を見て、今回このふくしまリレーズに関わることが出来て本当に良かったと思います」

見る人にも陸上は楽しいということを伝えていきたいですね!
ありがとうございました。

次に2年の坂下に話を聞いてみました!

坂下「今大会には補助員として携わりました。OB・OGの方々や地域の方々のご協力のもと、大会として成り立っているのだなと感じました。小中高生が一生懸命に走る姿を見て、純粋に陸上を楽しむことを思い出す良い機会となりました」

子どもたちが一生懸命走る姿はとても魅力的でしたね!
これからのイベントに向けて意気込みはありますか?

「来週にはももりんダッシュもあり、イベントが続きますが、地域の方々やOBOGの方々への感謝の気持ちを忘れずに運営を行っていきたいと思います」

たくさんの方々への感謝の気持ちを忘れずにイベントを行っていきましょう!ありがとうございました!

次に、1年の永田に話を聞きました!今回補助員をしてみてどんなことを感じましたか?

永田「リレーズを通してみんな走ることを楽しんでいるなと感じました。今は大きな声での応援が無いことも重なってですが、大学生で陸上をやるとなると結果に囚われてしまい楽しむことを忘れていたなと感じました。練習はきつくても楽しむことで自然とパフォーマンスもよくなり結果に繋がってくると思うので4年間を通して大事にしていきたいと思います」

記録とはまた違う高みを見つけられたのですね!他には何かありますか?

「運営の大変さにも気づかされました。今まで補助員としてやってきた大会でもそうですが、こんなにも多くの大人が動いてくれているということに驚きました。高校までは朝から集まって運営することがなくここまで大変だとは思いませんでした。これからも競技を行えることに感謝の気持ちと楽しむ気持ちをもって頑張っていきたいです」


様々な立場を体験することでいろいろなことが分かってきますよね!ありがとうございました!
福島大学トラッククラブ競技会
~支えてくれた4年生~
 10月22日(土)に開催された第115回福島大学トラッククラブ競技会。年内ラストの記録会だったため選手としてのシーズンの締めくくりとして臨んだ学生が多かったと思います。前回の週刊福陸ではそこで見事自己ベストを更新した選手に話を聞きました。しかしその大会を主に運営してくれていた記録会委員の存在も忘れてはなりません。そこで、今回は4年間記録会委員として奮闘してくれた学生の中から、代表して2名に話を聞きました。

4年にわたる記録会運営をありがとうございました!

はじめに4年の佐々木(夢)に話を聞きました!記録会で感じたことについて教えてください!

佐々木(夢)「今回の記録会は今年最後であると同時に、運営に携わることも最後でした。1年生の頃から記録会委員として関わってきましたが、競技会運営の難しさや大変さを感じることができました。一つの競技会を開催するためには、事前の準備が欠かせません。多くの過程を踏んだ上で当日を迎え、当日も円滑な競技運営と臨機応変な対応が求められます。忙しくはありましたが、運営側の視点で4年間関わることができて、とても良い経験になったと思っています。必ず社会に出てからも役に立つと感じています」

その場限りではない貴重な経験となったようですね!
今後の記録会を運営していく後輩へのエールをお願いします!

「3年生以下の委員会のメンバーにも、今後の人生においても貴重な経験であることを感じながら活動してほしいです!大変な作業ではありますが、選手が好記録を出したり、喜んでいる姿を見ると私たちまで嬉しくなります。歴史ある福島大学トラッククラブ競技会をしっかりと引き継ぎ、多くの参加者が集う競技会にしてほしいなと思います!」

さらに良い記録会にしていけるよう後輩一同頑張ります!ありがとうございました!

続いて、4年の福田に話を聞いてみました!
4年間、記録会を運営した感想をお願いします!

福田「4年間TC記録会委員として記録会を開催し、4年生では委員長を任せていただきました。委員長と言っても名ばかりで、とても優秀な同期と後輩が記録会を一緒に支えてくれました。また、2〜3年生ではコロナウイルスの影響で、予定されていた記録会を行うことができず、参加したいのに参加できない選手を見ていて歯がゆい気持ちでいっぱいでした。しかし、無事に記録会が開催されて、参加してくれる選手達が一生懸命に走り、自己ベストを更新している姿を見ると、頑張ってよかったといつも感じていました」

多くの想いが記録会を成功へと導いたようですね!
記録会を続けていくに当たり、伝えたいことはありますか?

「今年も行えなかった記録会は何度かありましたが、予定されていた最後の試合が無事に終わってホッとしています。今後は、来年以降も記録会がスムーズに行えるよう、後輩たちにしっかりと引き継ぎを行っていこうと思います」

来年も記録会をスムーズに行えるようにしたいですね!
ありがとうございました。

真剣な眼差し!
第14回ももりんダッシュNo.1
今回、3年ぶりの開催となるももりんダッシュNo.1!久々の開催で運営側も腕が鳴っております!参加募集は締め切ってしまいましたが、抽選会などの様々な企画も用意しておりますのでぜひ足を運んでみてください!

期日:11月3日(木・祝) 雨天中止・小雨決行

競技開始:10:00 (8:30受付開始)

競技終了:15:00予定

場所:
福島駅前通り

部門
男女    未就学児 
 小学1・2年生
 小学3・4年生
女子    小学5・6年生
 中学生~30歳未満
 30歳以上
男子     小学5・6年生
 中学生
 高校生~20歳未満
 20歳~30歳未満
 30歳~40歳未満
 40歳以上
   
編集後記

もうすぐ世代交代ですね。(佐藤)

鍋が食べたくなる季節になりました。(鈴木)

子どもたちの走りを見て元気をもらいました!(藤野)

効率の良い生き方を日々考えて生きています。(神山)