第1045 2023/2/20
卒業論文発表会Part1
2月14日に人間発達文化学類スポーツ健康科学コースの4年生による卒業論文の発表会が行われました!これまで福島大学で学んで積み重ねた経験や知識を発表してくれた4年生たちに、制作時や発表時の心境などを聞いてみました。
まず始めに、「ICT機器活用の効果に関する研究」について発表した福田に話を聞きました!

福田「まずは、卒業論文を作成するにあたり、指導してくださった先生方、僕の実践授業に参加してくれた皆さん、陸上競技場を貸してくださった蓮沼先生と吉田監督にこの場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今回僕は、教育実習の時に使用していたICT機器を活用した研究を行いました」

良い環境で卒業論文を作成することができたようですね。
作成中はどのような様子でしたか?

「実践授業、分析、ワードの書き上げ等順調に進み、締め切りの前に余裕を持って提出することができました。大学生活最後の課題のように思うと、徐々に終わっていくのが少し寂しく感じました。しかし、4年間学んだことをしっかり活かして完成させることができました。今回の研究を通して、今後教員になった時に生徒のために活かしていきたいと思います」

大学生活の集大成、お疲れ様でした!ぜひ、教員の道で活かして欲しいです!
ありがとうございました!

原稿を持たずに堂々とした発表を行う福田

緊張した面持ちの佐藤
次に「常圧低酸素環境下における相対強度の運動がエネルギー代謝に与える影響」について発表した佐藤に話を聞いてみましょう。
卒論の制作を通して感じたことはありますか。

佐藤「まずは無事発表会を終えることができたことを嬉しく思います。私自身、競技引退直前に大きなイベント等もあり、他の学生に比べて卒論に取り掛かる時期が遅くなってしまいました。そういった中で、自分がやりたい研究を進めさせてくれた指導教員はもちろん、被験者として実験に付き合ってくれた学生、そして発表会練習に付き合ってくれた同研究室生達に本当に感謝しています。卒論の制作を通しても、2022年度は支えてくれる人の多さに改めて気づけた年だったように思います」

たくさんの支えがあったのですね。
発表会はどうでしたか。

「緊張しましたが、楽しく終わることができたように思っています。発表直前までは、教室の人の多さや、発表会独特の雰囲気に呑まれそうになっている部分もありましたが、いざ発表が始まると、自分が研究したことを1人でも多くの人に知って欲しいという思い一心で、自分の伝えたいことを伝えることが出来ました。質問に対してとても淡白な回答になってしまった点だけが少し心残りです(笑)発表会を通して伝えることの難しさを感じました。今後プレゼン等をする機会も増えてくると思うので、今回感じたことを今後に活かしていきたいです。3年生の皆さん、会場設営、スムーズな進行ありがとうございました!」

今後に活かしていけるように頑張って下さい!
ありがとうございました。
次に、「地域スポーツコミッションの認知度向上に向けた情報発信の在り方についての一考察」について発表した佐々木(夢)に話を聞きました!
卒業論文の作成の過程を教えてください!

佐々木(夢)「まずは、卒業論文を作成するにあたってご指導いただいたゼミの先生、アンケートにご協力いただいた方々、発表会当日の準備をしてくださった先生方や3年生に感謝したいと思います。ありがとうございます。
私は今回、全国規模で各団体に向けてアンケート調査を行いました。規模が大きかったためか、当初予定していた計画よりも遅れてしまい、スムーズに研究を進めることができなかった点が反省点として残っています。しかし、先生方などのサポートもあり、満足のいく論文を書き上げることができました」


とても大掛かりな研究だったのですね!
発表会に向けてはどう取り組みましたか?

「発表会に向けては、パワーポイントの作成が苦手で、論文の内容を10分間の発表にまとめることに苦労しました。一番伝えたいことは何かを考え、取捨選択しながらなんとかまとめることができたと思います。当日は、3年ぶりに完全対面での発表となりました。こうして、先生方や後輩の前で発表できる機会に感謝したいです。対面ということで緊張して少し硬い発表になってしまいましたが、4年間の集大成としてしっかり発表することができたと思います」

4年生らしい堂々とした発表でしたよ!
ありがとうございました!
 
完全対面で緊張しながらも堂々としている佐々木(夢)

論文作成からたくさんのことを学んだ川澄
次に「学業と部活動における優先順位に関する研究-学習意欲と部活動意欲の関係に着目して-」について発表した川澄に話を聞いてみましょう!
卒論発表会お疲れ様でした!

川澄「ありがとうございます。なんとか終わらせて発表会の場に立つことができて嬉しく思います。自分の計画性のなさから、締め切り前の数日は寝る時間をけずって卒論と向き合っていたなと懐かしい思いです(笑)仲間と毎日研究室に通い、頭がパンクしそうになりながらの日々は辛いなと思うことも沢山ありましたが、今となってはとても良い思い出です!」

計画的に進めることが大事ですね!

「その通りです!人生で初めて論文を書きましたが、こんなにも大変なのかと思い知らされました。ただ調べるだけでは、調べ学習になってしまいます。自分で決めたテーマをどのように調べて、分析して、考察して、どう捉えるべきなのかを考えながら取り組んでいく中で、自分の知識不足を痛感しました。文章力のなさで分かりずらい発表になってしまったのかなと感じています。日頃から、あらゆることを考えたり、伝えたりする癖を身につけることが大切だと感じました。人生でもう論文を書くことはないと思うので、とてもいい経験となりました!」

大学生活の集大成、お疲れ様でした!
ありがとうございました!
卒業論文の発表を聞いて
続いて、1~3年生の生徒に卒業論文の発表を聞いてみての感想を聞いてみました!
まず、3年生の千葉から卒業論文発表会に出席した感想などを聞いてみました!
今回の卒業論文発表会はどうでしたか?

千葉「今回は、初めて対面で行う発表会の参加となりました。加えて、3年生として卒業論文発表会の1部司会進行を務めさせて頂きました。まずは、4年生の集大成となる発表を微力ながらサポートが出来たことを光栄に思います。卒業論文はそれぞれ違った考え方、着眼点から作成されているので、僕自身も新たな知識・知見を得ることができ、とても有意義な時間だったと思います。また、次は自分がこの舞台に立って発表するというイメージを持つことが出来ました」

来年、良い発表が出来ると良いですね!
特に惹かれた卒業論文はありましたか?

「僕が特に興味を持った論文は『βアドレナリン刺激がラット骨格筋内のPGC-1αの発言に及ぼす影響』というものです。同じ研究室の先輩ということもあり、どんなことをしているか興味がありました。初めは、難しい言葉ばかりでついていくだけで精一杯でしたが、発表を聞き、理解することが出来たことで運動生理学の奥深さや学問的な面白さに気づくことが出来ました。僕もこの論文のように研究をしてみたいと思いました!」


これぞ研究という論文ですね!
ありがとうございました!
次に、2年の石寺に話を聞きました!
今年度は2年生にとって初めての対面での発表会となりましたが、参加した感想を教えてください!

石寺「昨年度はオンラインでの卒論発表会だったことと、1年生でまだどのような研究をしていったら良いのか分かっていなかったため、先輩方の研究内容について深く理解することができていませんでした。今回は初めての対面での発表会で、私が気になっている研究室の発表から、他の研究室の発表まで多くのことを学ぶことができました。特に3年生から出る質問の内容のレベルの高さに驚きました。同じ発表を聴いているのにも関わらず、私とは違う視点から内容を捉えていて、まだまだ私の知識が足りていないと感じました」

学びの多い参加となりましたね。
来年度からは運営側として携わることになりますね。

「そうですね、来年度は3年生として卒論発表会の運営側に携わることになります。司会の役割を担うと、質問が出なかった際に代表して質問を行わなければならないのでより多くの知識が必要になることが分かりました。私が今後研究していきたいことに対してより理解や疑問を深めていき、先輩方の発表内容を深く理解できるように、学問に励んでいきたいと思います」

まだまだ勉学に励んでいきましょう!
ありがとうございました!
次に、1年の永田に話を聞いてみました!発表を聞いてみての感想を教えてください。

永田「まず率直にすごかったという一言で、たくさんの学びを得られたように感じます。自分の興味のある内容をいくつか聞いて周り、面白いと思う反面、今の自分には理解しにくい難しい内容だなとも感じました。何より自分が3年後あのように分かりやすい発表ができるのだろうかと想像もつきません」

やはり4年間学んできた先輩の実力は、1年生とは違うものがありますよね。具体的にはどのような点で凄さを感じましたか?

「少し前に授業でプレゼンをする機会があり、スライドを作りましたが4年生の作るスライドは1年生が作ったものより簡潔で見やすく、10分間見ている人を飽きさせないようなスライドになっていて経験の差を肌で感じました。また、質疑応答の際の受け答えの仕方などもたくさん学ぶことがありました。質問にも挑戦するようにと言われていましたが、自分には難しくできていない中、陸上部の上級生が質問をしている姿を見て、改めて上級生はすごいと思わされたとともに見習っていきたいと感じました」

発表者だけでなく聞き手側としても成長していけるといいですね!ありがとうございました! 
今週の練習
 今週から、私たちが普段どんな練習をしているのかを紹介していきます!ブロックごとに分けて紹介していきますのでぜひご覧ください!
 
短短ブロックの練習の様子
短短ブロック

今週の短短ブロックは、スピード系のメニューを多く行いました。先週よりも暖かい日が多く練習しやすい気候でした!本数を重ねる毎に辛くなっていきましたが、ブロックみんなで声を掛け合いながら練習に取り組むことができました!シーズンインまであと少しなのでみんなで励まし合いながら練習を頑張っていきたいと思います!

短長ブロック

今週の短長ブロックでは、週前半はスピード練習、後半は有酸素系の練習を行いました。気温が暖かい日も多くなり始め徐々にスピードを上げた練習にも取り組み始めました。短短ブロックと合同で行うこともあり、毎回競い合って練習しています!シーズンまで残り約1ヶ月なので悔いの残らないように練習していきたいです!

中・長距離ブロック

今週の中長ブロックは、気温も上がってきたこともあり単発系のメニューを行いました。まだまだ導入の段階ですが、短い距離の中でバチバチ競い合う練習は楽しいです!中長距離でもスピードは必須なので、単発系のメニューを自分の中で上手く還元できるようにしていきます!

跳躍ブロック

今週は、専門練習を多めに行いました。気温が低かったり天候がすぐれない日は体育館でトレーニングをすることもありました。冬になってはじめたリズムジャンプ系のメニューや縄跳びはだんだんと上達してきているので、繰り返し練習していってできることもレベルアップしていきたいです。

投擲・混成ブロック

今週の投混ブロックの練習では、ウエイトトレーニングでMAX値の測定を行いました。一人一人目標を掲げ、己との熱い戦いを繰り広げました!
元気が取り柄の我が投混ブロックは、今回の測定でも元気に声を出し、互いに鼓舞し合いながら、各々MAX値を更新することができました。次回の測定に向け、これからも日々のトレーニングに励んでいきます!
 
投混ブロックの練習の様子
編集後記

卒論発表は聞くだけで勉強になります。(鈴木)

どう充実した日々を過ごすかが春休みの課題です!(木幡)

だんだん暖かい日が増えてきて嬉しいです(神山)