日本学生陸上競技個人選手権大会 |
4月21日(金)~23日(日)に神奈川県レモンガススタジアム平塚で日本学生陸上競技個人選手権大会が行われました。福島大学陸上競技部からは4名の選手が出場しました。今年初となる全国の舞台で堂々と戦った選手に話を聞いてみました。 |
400mHに出場した青木に話を聞きました。
出場してみてどうでしたか?
青木「学生個人でのレースは、周囲との力の差を実感したレースになりました。4月でも自己ベストやそれに近いタイムを出す人が多い中で、僕は自己ベストより1秒以上遅い結果となってしまいました。大学の所在地や練習メニューによって良いタイムが出る時期か異なるのは理解していますが、もう少し張り合えるようなレースがしたかったです」
少し悔しい結果となってしまったんですね
今後はどうしていきたいですか?
「これからは、まずは東北インカレまでに51秒台を出すことを目標としたいです。昨年は2度しか51秒台を出せずほぼ偶然というような状態でしたが、今年は安定して51秒台を出せるようにしていきたいです。そのためにも、練習にしっかり取り組むのはもちろん、練習に良い状態で取り組むために、日常生活のリズムを崩さずに、練習後はケアやストレッチで疲労抜きと怪我予防に努めていきたいです。東北インカレまでの1回1回の練習を大切にし、51秒台で優勝できるように努力していきます」
次に向かって頑張っていきましょう。
ありがとうございました! |
51秒を安定していく走りに!! |
この悔しさをバネに! |
次に4年の上村(未)に話を聞いてみました。
1年ぶりの個人戦どうでしたか?
上村(未)「今回、400mHに出場させていただき、結果は準決勝敗退でした。
今年度初めての全国大会ということもあり、少し不安な面もありましたが、いつもより楽しみな気持ちが大きくありました。また、多くのチームメイトが応援してくれたおかげで、とても心強く感じていました!」
仲間の力は大きいですよね。
レースの内容としてはどうでしたか?
「予選では、着取りでしっかり準決勝に進めることができ、自分の体の感覚的にも調子が良かったと感じました。レース中も冷静に判断し、最後まで「絶対に次に進む」という気持ちで走れました。ですが、準決勝では今の自分に足りない部分や自分を把握しきれていない部分が出てしまい、狙っていたレース展開を行うことが出来ませんでした。目の前の勝ちにこだわることはもちろん大切ですが、自分の力や今の状態をしっかり把握し、それに合ったレースをしていくことが重要だということを身に染みて感じました。それでも、高校3年生以来、4年ぶりに全国大会の準決勝まで進めたことは自分の中では大きな経験になったと思います。
この悔しさをバネに練習に取り組み、今後もっと成長して全国の決勝の舞台で勝負できる人になりたいです!」
今後の活躍に期待ですね!ありがとうございました! |
次に奥山に話を聞いてみました。
個人戦に出場して、どうでしたか?
奥山「今回の個人戦は不甲斐ない結果で終わってしまいました。絶対に決勝で走ると意気込んでいたので、走りもタイムも満足いかずに終わってしまったことが凄く悔しいです。練習通りの走りが試合でできないところが私の弱さだと改めて痛感しました」
悔しい結果で終わってしまったのですね。これからはどのようにしていきたいですか?
「自分のこれからの課題としては、前半のピッチアップと後半のあがりだと思います。今回は私の持ち味である後半部分が全く走れませんでした。400mHの決勝を見ても思ったのですが、やはり後半の疾走速度を如何に低下させないかが重要になってくると思います。今後はそういった課題を改善し、良い記録で、良い結果で終われるようにしたいと思います。4年生にもなり、一戦一戦が最後の大会になるので、もう悔しい思いで終わる大会はなします!」
次こそは決勝の舞台で走れるように頑張ってください!
ありがとうございました! |
一戦一戦大切に!! |
全国で戦える選手に!
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最後に4年の林に話を聞いてみました。
大学では初めて個人種目での出場となりましたが、走ってみての感想を教えてください!
林「今回の大会では、 400mHで出場しました。前日からかなり緊張していましたが、アップで動き出すと体がほぐれると同時に心もほぐれリラックスすることができました。
レースでは前半スピードに乗り走り、後半もう一度ギアを上げて走ろうと思いました。周りが自分よりも速いことはわかっていたので、焦ることなく走れたと思います。しかし、今の自分の力は全国では通用しないことを痛感しました」
全国のレベルを肌で感じられたのですね。
他にはどのようなことを感じましたか?
「まだまだ自分の思い描く通りのレースができなかったり、後半上げなければならないところで上げきれなかったりと自分の弱さが露呈した大会でもありました。シーズンは始まったばかりなので、もう1度気を引き締め直して今後の練習、大会に臨みたいと思います。
もっともっと強くなりたい、速くなりたい、全国でも戦えるようになりたい!と思いました。また、今回はLive配信もしておりたくさんの方々に応援していただきました。その応援にも応えられるような選手になっていきたいです!」
決意を新たにまた練習頑張っていきましょう!
お疲れ様でした! |
県北陸上競技協会春季記録会 |
4月22日(土)~4月23日(日)に信夫ヶ丘競技場で県北陸上競技協会春季記録会が行われました。
出場した選手に話を聞きました。 |
3年の湯田に聞いてみました。
今回の200mはどうでしたか?
湯田「今回のレースでは、追い風が強い中でしたが、その割に納得のいくタイムを残せませんでした。東北インカレに向けて選手選考も始まっているので、周りに負けないように来週のTC記録会へ切り替えたいと思います」
次頑張りましょう!
内容はどうでしたか?
「走りとしては、冬季中に意識していたドライブ動作で強く踏むことができず、練習での走りができなかったです。中盤以降で掻くような接地が増えてしまい、スイング動作後の足の位置が低くなった所が課題です。高い位置から強く下ろせるように修正していきたいと思います。2年の廣嶋君が10秒台を出して大変刺激になっているので、頑張っていきたいです」
上手く切り替えていきましょう!
お疲れ様でした。 |
切り替えて次のレースへ!! |
自己ベストタイの好記録!! |
3年の平原に聞いてみました。
記録会を終えて何かありますか?
平原「県北春季記録会では、男子棒高跳に出場し4m80の自己ベストタイ記録という結果でした。シーズン序盤に自己ベストタイ記録会を出すことができ、少し自信をつけることが出来ました。ポールもグリップをその都度上げながら、硬いポールを使うことが出来ました。追い風を利用して助走で走りきることが出来たことも大きかったように感じました」
良い感覚を掴めたようですね!
他にはありますか?
「その一方で、細かな技術がまだ改善出来る余地が多いと思いました。4m90に挑戦したとき、空中での姿勢が、まだポールの反発をうまく受け取る姿勢ではないため失敗したように感じました。
また、突っ込み時に左手が曲がっていたため、入りが弱くなってしまいました。より高い高さに挑戦するためには大きくポールを曲げること、その反発を受け取る姿勢を作ることが必要になってくると思います」
分析を活かしてステップアップしていけるといいですね!
ありがとうございました。 |
2年の廣嶋に聞いてみました。
記録会を終えての感想お願いします。
廣嶋「追風参考ですが初めて10秒台を出すことが出来ました。冬季練習の成果が数字で現れてくれて嬉しいです。走りとしては追い風に押され脚を回せず、後半脚が流れてしまいました。打倒上村康介さんを掲げている身としては、上村さんと争うには実力が全然足りていないことを実感し悔しいです。まだシーズンは始まったばかりなので焦らず力を付けていきたいと思います」
追い風参考ながらも初の10秒台は自信になりますね!
他にはありますか?
「今シーズンハードルにはまだ出場していないので、スプリントを生かしていい記録を狙っていきたいです。
3週連続で試合をし、スプリントが徐々に上がってきているので、メイン種目のハードルに生かしていきたいです。今週のTCがハードルの初戦になるので、調子を落とさず、初戦から自己ベスト更新を目指して頑張ります」
次のレースでも頑張っていきましょう!
ありがとうございました! |
追い風参考ながら初10秒台!!
写真一番右(廣嶋) |
今週の練習 |
~短距離ブロック~
今週は、しっかり距離を踏む練習が多い週でした。風が強い日が多く向かい風に対抗しながらの練習でしたが、みんなで声を掛け合いながら乗り切りました。ほとんどの選手がシーズンに入りどんどん大会も増えてくるので、自己ベストを更新できるように全員で頑張っていきます! |
~短長ブロック~
今週は短短ブロックと一緒に練習する事が多く、高い出力で走るトレーニングを沢山行いました。最近は持久的な練習が中心だったため、スピード感覚を確かめるいい機会になりました。私たち短長には持久力とスピードが必要となるので、これからの練習で両方の能力を高められるよう努力したいと思います。 |
~中・長距離ブロック~
今週の中長ブロックは中距離と長距離でメニューが分かれることが多かったです。長距離は今週末記録会に出る人が多かったので、どちらかといえば調整寄りの練習になりました。逆に中距離は追い込む期間でポイント練習を多く行いました!「きつい練習の中にも楽しさはある!」そう感じた一週間でした。 |
~跳躍ブロック~
先週の記録会の反省をもとに跳躍練習をしました。冬季練習からシーズン中の動きに仕上げていくための課題が見つけられたので、まずは6月の東北インカレに向けて技術を高めていきたいものです!
今週はロイター板を使った踏切練習をしました。 |
~投擲・混成ブロック~
今週の投混ブロックの練習は、投擲練習の前にハードルジャンプを行いました!投擲選手には走力、跳躍力、投擲力の3つの能力全てが必要となるため、このような跳躍練習にも積極的に取り組んでいます!
1年生が新たに加わり人数が7人に増えた投混ブロック、これからもメキメキと成長していきます! |
編集後記 |
強くなります。(奥山)
3年生頑張ります!(田口)
試合が楽しみです!!(菊池)
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