第1065 2023/07/10
国民体育大会青森県選手選考会
~1500mで東北総体へ~
7月7日(金)~7月9日(日)の日程で、むつ運動公園陸上競技場にて、国民体育大会青森県選手選考会が開催され、福島大学から1名の選手が出場しました!東北総体への出場権を勝ち取る見事なレースでした!
4年の齋藤(ひ)に聞きました!
県選手権はどうでしたか?

齋藤(ひ)「今年の県選手権は1500mと3000mの2種目に出場しました。1500mでは3位、3000mでは7位でした。去年より順位は高く、タイムのアベレージは上がってきていると思いますが、どちらも自己ベストには程遠い結果となりました。特に1500mではスタートの位置取りとラストスパートをかけるタイミングが悪く、良いコンディションだったにも関わらず不完全燃焼となりました」

もっと良いレースができたということですね。
今後の意気込みを聞かせてください!

「有り難いことに、来月の東北総体へ駒を進めることが出来ました。しかし、昨年の全日本インカレ以降、中々殻を破れずにいます。力は着実についているので、どんなコンディションでも余すことなくパフォーマンスを発揮できるよう、普段の練習から果敢に攻めの姿勢で練習に取り組んでいきます。北日本インカレと東北学生総体との連戦にはなりますが、しっかり反省点を修正して今年こそは結果を残せるように頑張りたいです。応援ありがとうございました!」

大学ラストシーズン、悔いのないよう駆け抜けていきたいですね!
 
今後の大会でさらなるレベルアップを!
第76回長野県陸上競技選手権大会
~地元長野で応援を受け、勇姿をみせる!~
7月8日(土)~7月9日(日)の日程で、長野市営陸上競技場にて、第76回長野県陸上競技選手権大会が開催され、福島大学から1名の選手が出場しました!うれしい再会や課題の発見ができた、実りある大会になったようです!

2009年度卒業のOGである恩師(写真右)とともに!
早速4年の林に話を聞いてみましょう!

林「長野県選手権では400mHと400mに出場しました。長野県で走る機会は滅多になく、唯一この大会だけなので毎年楽しみにしています。400mHでは3位、400mは5位と共に入賞することができたことは良かったと思います。しかしレース内容的には満足いくものではなく、もっと練習を積まなければと思いました。具体的にはスピードの向上と走り方の改善です。今後この2つに力を入れて取り組んでいきたいです」

納得のいく走りはできなかったようですが、地元での大会ということで気持ちは高まったのではないでしょうか?

「はい、大会には恩師の先生も来てくださり、入賞する姿を見せることができました。また、ずっと一緒に走ってきた先輩方とまた走ることもでき、同期や後輩にも会えて一層気合が入りました。地元の大会に出場して改めてたくさんの方々に支えられ、応援して頂いていることを感じました。残りの大会で結果での恩返しができるように練習していきます!」

新たな刺激をもらえたようですね!次に向けまた頑張っていきましょう!
お疲れ様でした!
陸上競技を始めたきっかけ/陸上人生を振り返って
誰もが数多くのスポーツの中でどれをやろうかと悩んだ経験があると思います。どのスポーツも魅力的ですよね。そんな中、福島大学陸上競技部の皆さんはなぜ陸上競技を選んだのでしょうか。また、これまで歩んだ陸上人生はどのようなものだったのでしょうか。4名に聞いてみました! 
まず初めに、4年の香川に話を聞いてみました!陸上を始めてどのくらい経ちますか?

香川「私は中学校から陸上を始めたので、大学4年で10年目になります。中学生の時は100mHが専門種目でした。中学3年の時に全中に出場することができたのですが、大学生になってから全中の写真を振り返ると、隣のレーンに林が写っていて一緒に走っていたことを知り、驚きました!大学で再会するとは思っていなかったため、ご縁があるなと思っています。
高校でも最初は100mHをしていましたが、高校2年の秋から400mHを始めました」


ずっとハードルの選手だったんですね!

「はい!中学校・高校では顧問の先生やハードル専門の先生方が熱心に指導してくださったおかげで、最初は100mHは19秒台、400mHは1分6秒だった私でも徐々にタイムを縮めることができたため、感謝の気持ちでいっぱいです。
高校3年の時の国体で8位に入賞したことを機に、自分の可能性に挑戦したいと思ったため、大学でも陸上を続けようと決意しました。陸上人生10年間は指導者や仲間に恵まれ、応援やサポートして下さる方々がいて、陸上競技をすることができていると感じています。今までお世話になった方々に恩返しができるように、ラストシーズン頑張っていきます!」

恩返しができるように頑張ってください!
ありがとうございました!
 
陸上人生のターニングポイントとなった国体入賞!
 
恩師のおかげで実り多い陸上人生に!
次に、3年の木幡に話を聞きました!
陸上競技を始めたきっかけは何ですか?

木幡「私が陸上競技を始めたきっかけは中学の顧問の先生からお声掛けいただいたからです。私の通っていた学校が小中一貫校だったため、野球少年団に所属していた私は中学校の陸上競技部と同じグラウンドで練習をしていました。そこで声を掛けていただいたのが陸上競技を始めたきっかけでした」

まさに運命の出会いですね!

「はい!その声を掛けてくださった先生は大学生になった今でもお世話になっています。言えば、大学まで陸上競技を続けているのも先生がきっかけです。中学で陸上競技を辞めようと思っていましたが、先生に『陸上を辞めたら何が残るの?』と言われてしまいました。(怒っているわけではないですよ!笑)確かに、私には陸上競技を通して出来た友人やお世話になった先生が大勢いたり、全国大会を経験したりと、陸上競技抜きでは私の中学校生活を語れないと言っても過言ではないくらい、陸上競技に没頭していました。これらの経験や先生の言葉が私をここまで陸上競技に夢中にさせてくれています。
今まで辛いと思ったことは沢山ありましたが、なんだかんだ楽しく陸上競技を続けられています。大学生活もタイムリミットが迫ってきています。楽しく愉快な仲間たちと共に最高な陸上人生を送ることが出来るよう、日々精進していきます!!」

陸上競技抜きでは語ることの出来ない人生!!夢中になれることがあるのはいい事ですね!
ありがとうございました!
次に2年の馬場に話を聞いてみました。
陸上競技を始めたきっかけを教えてください!

馬場「僕が陸上競技を始めたきっかけは、小学生の時の僕の兄は走るのが遅く、その遅さを見た母が『朝6時から1km走ろう』と言い出し(僕の母は美術部)小学1年生の時から小学6年生まで、僕は巻き添えを喰らいました。そのおかげか学校のマラソン大会では、ずっと1位を取ることができ、走ることが楽しいと思ったことが陸上競技を始めたきっかけです。しかし学校のマラソン大会では1番でしたが、小学校の時は県大会に出場出来るレベルではありませんでした」

お母さんの影響だったのですね!
その後について教えてください!

「そのため中学校に入学した時に陸上競技を継続するか迷いましたが、全国上位レベルの先輩がいたり、競技レベルの高い同級生がたくさんいたので陸上競技を継続することにしました。中学1年生では地区大会で予選敗退がほとんどでしたが中学3年生では全国大会に出場することができました。その中学校での結果があり陸上競技の強豪の高校に進学し競技し、福島大学に入学し陸上競技部への所属にも繋がったように感じます。今後は、辛い時などは陸上競技を始めた頃の初心を思い出して今までの自分に感謝の気持ちを持って競技していきたいと思います!」

初心を忘れずにこれからも頑張っていきましょう!
ありがとうございました!
 
ライバルや仲間との切磋琢磨で全国大会に出場!

高校時代のリベンジを誓う!
最後に、1年の菅原に話を聞きました!
陸上競技を始めたきっかけは何でしたか?

菅原「僕が陸上競技を始めたきっかけは、自分の足の速さがどこまで通用するのか興味を持ったためでした。僕は小学校の頃から陸上競技に興味があり、ずっとしてみたいと思っていました。しかし、僕の中学校には陸上競技部がなく、中学校ではサッカー部に所属していました。そして、高校に上がるタイミングで僕は他の部活からの推薦を断って山形中央高校の陸上競技部に入りました。山形中央高校は陸上競技の強豪校だったので始めは入るか悩んでいたのですが、地元では負け無しだった自分がどこまで通用するのか興味を抱いたため挑戦してみようと決心し、陸上競技を始めました」

自分の実力を確かめるためにいざ陸上競技部へ!
その結果はどうでしたか?

「高校での陸上競技は自身の想像を上回るほど飛躍的に成長し、全国規模の大きな大会にも出場することができました。僕の陸上競技での目標は100mで10.6台を出すことです。この目標は高校生の時に立てたもので、高校生の時にはタイムをきることができず、諦められないまま大学生へと持ち越すことになりました。大学では自分の個性を伸ばす練習をし、自分の強みをもっと活かせるようにしていきたいです。最後に、僕にとって陸上競技は、自身の強みを最大限に活かせるスポーツであり、唯一高みを目指せる大切な存在です!」

大学では絶対に目標達成したいですね!
ありがとうございました!
 今週の人
佐藤佑樹→鎌田泰成
前回本庄から紹介を受けました、跳躍ブロック1年の佐藤佑樹です。

今回僕が紹介するのは福島出身のマルチスプリンター、短長ブロックの鎌田泰成です。
彼は真面目でとても頼れる存在です。休日の練習では誰よりも早く集合、仕事はテキパキとこなし、授業には熱心に取り組む。近くにいれば彼がどれだけしっかりした人間が感じられます。英語の授業では毎回内容を教えてくれたり、その他の授業でも提出物が難しい時などは手助けもしてくれます。
その一方で話かけてみるとユーモアに富んでおり、周りにいる人達を笑顔にしてくれます。耳をすませばハナウタが聞こえてきたり、語録が聞こえてきたり。

「これだから」鎌田は面白いんだよ。

競技力としては冒頭でもご紹介した通り、彼はマルチスプリンターと言っても過言ではない程の俊足の持ち主です。1年生ながら東北インカレでは、専門種目の400mHに加えて4×100mR,4×400mRのどちらにも出場しました。
練習でも先輩方に負けない走りを見せ、成長を続ける彼は今後も大きな活躍を見せてくれることでしょう。
編集後記 
私も7/9~11で県選です!頑張ります!(奥山)

短長ブロックで同期の坂下くんは中学1年の初めての大会で優勝したことがあるんだそうです!(2021年の週刊福陸より)ちなみに僕の陸上を始めたきっかけは、小学校のハードルの授業が楽しかったからなんです。(田口)

私も11日県選です!(福嶋)

県選、来年こそは出場して満足いく結果を出したいです!(本庄)