第1071号 2023/08/21 |
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第96回関東陸上競技選手権大会 ~等々力競技場での熱戦!~ |
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8月18日(金)~20日(日)に、神奈川県の等々力陸上競技場にて関東陸上競技選手権大会が行われました。今後に繋がる貴重な経験ができたようです。早速話を聞いてみましょう! | ||
まず3年の利根川に話を聞きました。 関東選手権はどうでしたか? 利根川「今回は800mに出場し、予選で1’53”77の自己ベストを更新して決勝に進出することができましたが決勝では最下位という結果で終わりました。自己ベストを更新することができた点は良かったと思いますが、決勝の走りを振り返ると全く勝負に加わることができず、悔しさが残る結果となりました」 決勝の結果は悔いが残るかもしれませんが、自己ベストを更新できたことは大きいですね! 決勝を走って何か感じたことはありますか? 「決勝は走るほとんどの選手が自分より持ちタイムが上の選手で速い選手だと1’49”台の持ちタイムを持っていました。その中で確かに力の差はありましたが、それと同時に自分が思っていたよりも遠い存在はではないと感じることができました。とはいえ今回戦ったほとんどの選手は1’53”など流して出るタイムではあることは確かななので自分は弱い、まだまだほんと弱いと身に染みて感じることができました。この気持ちで大会を終えられのは良かったと思います」 良い経験をすることができましたね。 お疲れ様でした。 |
自己ベストながら悔しい結果に |
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見事な5位入賞! |
次に、やり投に出場した2年の神山に話を聞きました。 神山「女子やり投に出場し、5位でした。2年ぶりの等々力競技場での競技だったのでワクワクしながら大会に臨むことができました。関東選手権で入賞するのは今回が初めてだったので嬉しかったです。しかし、記録は納得のいくものではなくまだまだ改善の余地があると思いました」 入賞は初めてだったんですね! 競技について詳しく聞かせてください。 「いつもは東北の学生たちとの大会が多いですが、今回は関東の学生たちとの競技だったため新鮮な気持ちを持ちながら投げることができました。普段とは違うプレーをする人たちと一緒に投げると、自分のプレーも影響を受けることが分かりました。マイナス面ではなく、心を奮い立たせる方向へ気持ちを持っていくことで楽しみながら投げることができた大会でした」 来年の関東選手権ではさらに記録を伸ばせると良いですね! ありがとうございました! |
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全日本インカレ合宿 ~個人、チームが成長できた有意義な経験~ |
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9月14日(木)から開幕する全日本インカレまで残り1ヶ月を切りました。出場する選手たちは合宿を行い、普段の練習とは異なった環境で更なるレベルアップを図りました。合宿に参加した選手たちはどのようなことを感じたのでしょうか。話を聞いてみましょう! | ||
まずはじめに4年の青木に話を聞いてみました。 合宿に参加してみてどうでしたか? 青木「僕にとって、高校生以来の合宿となりました。初めての競技場、初めての宿泊先など、新しい環境を経験する良い機会になりました。全日本インカレの会場である熊谷も初めての競技場なので、そこに向けての良い備えになったと思います。大会は慣れている会場だけで行われるとは限らないので、場所を変えた練習も有効だということを学びました」 合宿という慣れない環境でも有意義な練習ができたようですね! 「今回の合宿では、技術練習をメインに行い、これまでの自分の走りを見直すことができました。この合宿で学んだ技術を日々の練習でも繰り返し、自分のものにすると同時に後輩にも伝え、部全体のレベルの向上に繋げたいです。 また、全日本インカレまで残り1ヶ月を切っているので、一つひとつの練習や大会を大切にしていきたいです。自信を持って全日本インカレに挑めるよう、改善するところは改善し、伸ばすところは伸ばしてしっかりと準備を行っていきます」 今回学んだことを忘れず、残りの練習も頑張りましょう!ありがとうございました! |
新たな環境で有意義な練習! |
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OB、OGの方々の声援に応える走りを! (写真左が上村) |
次に4年の上村(康)に話を聞いてみました。 大学入ってから初めての合宿はどうでしたか? 上村(康)「今回、このような合宿の機会を用意して下さった吉田監督にはとても感謝しています。ありがとうございました。 福島大学陸上競技部としての久々の合宿でしたが、合宿の意義や全日本インカレで福島大の名を背負う重みについて、それぞれ考えることができたのではないかと思います。また、技術面でも精神面でも自分自身と向き合う時間を多く確保することができ、成長へのヒントが詰まった有意義な合宿にすることができました。昨年は、コロナ禍ということもあり、中々全日本インカレ組が一枚岩になるのに時間がかかりましたが、今回学び合ったり寝食を共にしたりすることで、繋がりが強くなりつつあり、これからまだまだ良いチームになっていくと思います!」 練習面だけではなく、精神的にも人間的にも成長できる部分が多くあったようですね。 「はい。また、今回の合宿ではOB.OGの方々からの激励もいただき、大変嬉しく思います。このようなOB.OGの方々からの声援を背に受けて走るに相応しい選手として熊谷の舞台に立てるよう、抜かり無く準備をしていきたいです。残りの期間、想像力を働かせて、最大限の準備をしていきます!」 声援も糧に全日本インカレで戦えるよう、残りの練習も頑張りましょう!ありがとうございました! |
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次に4年の上村(未)に話を聞いてみましょう! 合宿ではどんなことを感じましたか? 上村(未)「今回、全日本インカレメンバーとして八戸で行われた合宿に参加しました。大学に入ってからニ部練習はたくさんやってきましたが、合宿は4年目にして初めてでした。試合の時は各々自分のペースで行動をしますが、合宿では寝食を共にし、生活をするため普段は見ることが出来ないみんなを知ることが出来ました」 チームメイトの普段は見られない新たな一面も発見できたようですね。練習についてはどうでしたか? 「今回の合宿では技術面とスピード面の向上を目的とした練習を行いました。福島よりも涼しい環境下で練習させていただき、より良い練習が出来たと感じます。特に2日目、3日目は1日練習だったため、動きの確認を細かく行うとともにそれを走りに繋げる練習が出来ました。普段の練習ではなかなか時間をかけて技術練習を磨くことが出来ませんが、少人数で1日かけて練習出来たため、非常に有意義な時間となったと感じました」 自分の課題を見つめ直す時間にもなったようですね。 「この合宿が出来たのは自分たちの力だけではなく、様々な方のご協力や支援、ご理解があってのものだと思います。感謝の気持ちを忘れることなく、全日本インカレで結果として恩返しが出来るように残り約1ヶ月間、しっかり準備をして楽しんで熊谷の舞台で走れるようにしたいと思います!」 感謝も忘れず残りの練習も頑張りましょう! 全日本インカレでの活躍期待しています! お疲れ様でした! |
涼しい環境で技術に磨きをかける!(写真中央が上村) 貴重な機会を設けてくださった吉田監督(写真左)に感謝! |
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個人としてだけでなく、チームとしても成長! |
次に1年の赤坂に話を聞いてみました。 合宿の感想を教えてください! 赤坂「今回合宿に参加させていただき、自分自身成長のできる4日間になったと感じています!自分の改善点をじっくり見直し、丁寧な動作を重視して取り組みました。考えながらの練習ができ、合宿に来たばかりの時と比べて、大きく走りが変わったと感じています。しかしまだ習得できていない動作もあるので、合宿でご指導いただいたことを全日本インカレまで自分のものにできるよう、頑張っていこうと思います!」 自分の走りを見直す良い機会となったようですね。全日本インカレへの意気込みを教えてください! 「全日本インカレでは400m、マイルリレーともに自己ベストで入賞を目指しています。ずっと狙っている大会なので、自分は強いんだという気持ちと絶対チームに貢献するという強い気持ちで挑んでいきたいと思います!また、この合宿で改めて『このチームで勝ちたい』と強く思いました。結果でも返すことができるように毎日できる最大限を積み重ねていきます!」 個人が成長するだけではなく、チームとしての意識も高められたようですね。目標を達成できるように頑張っていきましょう!お疲れ様でした! |
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OB・OGの方々も駆けつけてくださいました! | ||
今回の合宿にはOB・OG の方々が来てくださり、激励と差し入れをいただきました!全日本インカレでは結果で恩返しができるよう、残りの練習に精進していきます!ありがとうございました! |
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2017年卒の山下さん(写真下段中央) |
2022年卒の小橋さん(写真下段中央) |
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編集後記 | ||
後半シーズンもっと頑張ります!(千葉) 同じ地元の利根川くんの活躍を聞いて、すごいなと思いました。(田口) 青森は涼しいですよね!(本庄) |