第1072 2023/08/28
東海選手権
~エコパスタジアムでの健闘!~
8月26日、27日に、静岡県のエコパスタジアムで東海選手権が開催されました。福島大学陸上競技部からは1名が出場しました。いつもとは違った環境や雰囲気の中、どのようなレースを繰り広げたのでしょうか。聞いてみましょう!
4年の林に話を聞きました。
東海選手権に出場してみてどうでしたか?

林「今回の東海選手権では、400mHに出場しました。東海選手権には、長野県、岐阜県、愛知県、静岡県、三重県の5県が参加します。いつもは東北の大学と戦うことが多いので、また別の地域に来るとレベルや雰囲気が違うので新たな刺激を受けました。会場もエコパスタジアムでとても大きく、新鮮な気持ちでスタートに立てました」

普段の大会とは違った雰囲気の中走ったようですね。
レースはどうでしたか?

「試合では以前から課題にしていた、前半の流れをスムーズに行くことを意識しました。体も動いていたので、インターバルを少し刻んで行くことで、前回のレースよりは流れが良かったと思います。しかし後半のハードルで歩数が合わなくなってしまい、1台1台減速する形になりました。前半の流れを最後まで保てないことが新たな課題であると感じました。残りの試合数、練習数も日々どんどん減っていくので、悔いが残らないようにまた練習していきます!」

今回の反省を活かし、また記録向上のため練習していきましょう!お疲れ様でした!



残りの試合も悔いなく終われるように!
東北選手権
~決勝に立った選手たち~
8月26日、27日に、岩手県の北上陸上競技場にて東北選手権が開催されました。福島大学陸上競技部からも多くの選手が出場してきました。今回は入賞した選手たちにインタビューをしました!彼らはどんな活躍を見せたのか、さっそく見ていきましょう!
まず始めに、4年の青木に話を聞きました!
今大会を振り返った感想をお願いします!

青木「僕は400mHに出場しました。北日本インカレ以来のハードルレースだったので少し不安でしたが、予選と決勝の2本を走りきることができました。この大会では、高校生や関東の学生とも走ることができるので、東北インカレや北日本インカレとはまた違う刺激を受けることが出来ました」

久しぶりのハードルレースでの入賞は素晴らしいです!
どのように次のレースへ繋げますか?

「今大会では、予選・決勝ともに、53秒台という結果に終わってしまいました。決勝では、予選での改善点を上手くレースに繋げて走ることができただけに、悔しさが残る結果でした。今週末の東北総体が終われば、次は全日本インカレです。しっかりと結果を出すためにも、一日一日の練習を大切にしていきたいです」

東北総体が終われば、いよいよ全日本インカレですね!
良い結果を残すためにも練習を頑張りましょう!
ありがとうございました。
 
新たな刺激を受け、全日本インカレへ!



身に染みて感じた「準備」の大切さ
次に、3000mSCに出場し自己ベストを更新した4年の安部に話を聞きました!
初めての東北選手権を振り返ってどうでしたか?

安部「僕は今回、3000mSCに出場しました。結果は、9分23秒01で自己ベストの第4位でした。初めての東北選手権で初めての県の代表というものは、これまでの競技人生の積み重ねの中でやっとの思いで掴むことのできた舞台でしたが、そこで記録の大幅な更新であったり、表彰台に上がるということだったり、さまざまなチャンスがあったにも関わらず、それをモノにすることができなかったことに悔しさを覚える結果でした」

悔しさがある反面、価値のある大会になったようですね!
更に記録を伸ばすために必要なことはありますか?

「今回のレースでも今年度の走りの特徴として見られる中盤のペースの落ちが目立ってしまいました。そこで落ちたペースをラスト1000mで回収できるほどの余裕度があるにも関わらず、落ちてしまっているということは自分の中でのペースやキツさに対する『脳の勘違い』があると思います。それが結果的に先頭と勝負できる位置にいれるかどうかの分かれ目になると思うので、残りのわずかな試合、『チャンスは準備された心に降り立つ』という言葉があるように、数少ないチャンスをものにできるよう心身ともに準備をしていきたいと思います」

残り少ない試合の中でチャンスをものにできるように頑張りましょう!
ありがとうございました。
次に、4年の奥山に話を聞いてみました。今回のレースはどうでしたか?

奥山「宮城県の代表として400mHに出場し、優勝することができました。コンディションも調子良かったので、タイムを狙っていたのですが、59秒を出せず悔しい気持ちです。ただ対抗戦だったため、宮城で1-2-3を独占し、チームに貢献できたことは嬉しく思います」

悔しさと嬉しさの半々ですね。
課題などはありますか?

「今回、予選も決勝も10台目のところで歩数が合わなくなってしまい、ちょこちょこと足を合わせるレースになってしまいました。きちんと決めた歩数で一周周ることが今後の課題だと思います。全日本インカレまでの残り少ない期間で修正していきたいと思います」


全日本インカレまで頑張って行きましょう。
ありがとうございました!

表彰台を宮城勢が独占!!

自分なりに分析し、より良いレースを!
続いて、4年の香川に話を聞きました。
今大会で意識したことはありますか?

香川「400mHに出場し4位でした。今回は、重心を移動させて楽に走ることを意識しました。ハードルを跳ぶ感覚は良かったのですが、前半はハードルに足を合わせてスピードを少し抑えてしまったことにより、後半はスピードが落ちてしまいました。楽に走ることができていないと感じましたが、体の動きは良かったため、抑えて走ることと楽に走ることを区別し、前半で加速したスピードを活かして後半に繋げ、無駄な力を使わずに走れるようにしていきたいです」

課題が見えたレースになったようですね。
全日本インカレに向けて一言お願いします!

「合宿での技術練習や日々の練習で走り方は徐々に良くなっていると思うので、そこは自信にして、全日本インカレに向かって練習していきます!」

更に強くなった姿を全日本インカレで見せてください!
ありがとうございました。
次に、4年の上村(未)に話を聞きました!
試合の結果を教えてください!

上村(未)「今回、東北選手権大会に400mHと4×400mRに宮城県選抜として出場させていただき、400mHは3位、4×400mRは2位でした。高校の時からお世話になっているこの東北選手権大会ですが、早いことに今年が最後となりました。だからこそ、1点でも多く宮城のために貢献したいという思いで走ることが出来ました」

今年で最後の東北選手権、様々な思いを背負って走られたのですね。

「400mHでは、一緒に走る機会が少ない高校生や一般の方々に加え、いつも通りに福大生がいたことにより、新鮮な感覚と落ち着く感覚がありました。決勝では、福大3人で出場出来たことに加え、表彰台を宮城県で埋めることができ、チームに貢献できたという気持ちでとても嬉しく思いました。個人の走りとしてはまだまだ改善点があるため、これからの練習で改善していきたいです。4×400mRでは、選抜チームの1走を任せていただきました。選抜チームは普段は敵の人達が一緒に走ったりバラバラな年代で走ったりするため、縦の繋がりがあり、新鮮でした。毎年選んでいただいておりますが、同じメンバーは1度もなく、今年は誰と一緒なのだろうというワクワク感があります。メンバーもみんな良い人達で楽しんで走ることが出来ました!」

個人としても、チームとしても成長!
 宮城県に貢献するその走りは、とても素晴らしいものです!
東北選手権を経て、感じたことはありますか?

「東北選手権大会は大学の試合とは違う雰囲気がありますが、そこから得られたこと、考えさせられたことがたくさんありました。残り少ない試合も納得いく形で終わる事ができるようにここからまた練習や試合を頑張って行きたいです!」

残り少ない日々を大事に、楽しく頑張っていきましょう!
ありがとうございました!
 
更なる成長を目指して!
続いて、4年の齋藤(ひ)に話を聞きました。
東北選手権はどうでしたか?

齋藤「1500mに出場し、7位でした。2週間前の北日本インカレではベストな走りをしたのに対し、見せ場の無いレースになってしまいました。スタートの位置取り、ペース、スパートのかけどころなど見直す部分はたくさんありますが、1番は勝負する気持ちや強気な姿勢がまだ足りないと感じました」

改善点が多く見えた大会になったようですね。
青森県代表として走って感じたことはありますか?

「チームメイトが多く出場しているということもあって、スタート前の応援が温かかったです。また、県選手団としての行動は高校ぶりだったので、地元の高校生たちとの食事の時間は新鮮な気持ちでした。選手として参加できる最後の東北選手権だったので、もう少し良い結果を残したかったと悔いはありますが、青森県の選手の活躍を見て残りの競技生活を良いものにしようと改めて思いました」

残りの競技生活を良いものにできるように頑張りましょう!
ありがとうございました。
次に、3年の小泉に話を聞きました!
今回の試合はどうでしたか?

小泉「宮城県の代表として男子棒高跳に出場させていただき、5m00で第1位でした。宮城県に貢献できたこと、そしてこれまでお世話になってきた恩師、中学・高校と一緒に戦ってきた後輩と共に試合をすることができとても嬉しかったです」

宮城県を代表として優勝する姿はとてもかっこいいです!
今後の目標はありますか?

「来月に控えた全日本インカレでは、記録はもちろんですが、今回のように試技数差も順位に大きく影響してきます。安定感がある跳躍、自己ベストの更新というように、残りの期間しっかりと戦うことができる準備をしていきたいと思います」

残り少ない日々を大切にして、全日本インカレに向けてしっかり準備していきましょう!
ありがとうございました! 

自身二度目の5m台!

スピードを強化し、更なる飛躍を!
次に、2年の福嶋に話を聞きました!
今大会の結果を教えてください!

福嶋「今回100mHに出場し、7位でした。去年も宮城県代表として出場させていただき、去年は8位だったので、1つ順位を上げることはできましたが、去年のタイムやシーズンベストよりも大幅に落ちてしまいました。アップの時は、最近で1番良い走りができていたので、とても悔しいです」

悔しさが残るレースだったのですね。

「ハードルの技術は上がってきていると思うので、あとは走力を上げていきたいです。スタートからの1歩目が他の人よりも遅いと感じたので、1歩目から置いていかれないようにして、前半でスピードを上げていきたいです。そして得意な後半でさらに加速させていきたいです」

改善点が見つかったのですね!
ありがとうございました!
次に、1年の赤坂に話を聞きました!
試合の結果を教えてください!

赤坂「私は400mに出場し、4位でした。タイム、順位共に納得のいくものではありませんでしたが、今後の課題が見えた大会となりました。先日の合宿に参加させていただいたことで走りも大分成長し、少しずつ結果が残せるようになりました。そして、仲間の応援も力になりました!ありがとうございました!」

合宿で学んだことが少しずつ身になっているのですね!
今回の試合で感じたことはありますか?

「今回の大会では先輩方の活躍も拝見することができ、色々吸収する事ができました。全日本インカレまで1日1日練習の時間を大切にし、まず技術を自分のものにできるよう頑張っていきます!応援ありがとうございました!」

更なる成長を期待しています!
ありがとうございました


技術をものにし、全日本インカレへ挑戦!

残り少ない大会で納得のいく結果を!
続いて、1年の鎌田に話を聞きました!
3位入賞おめでとうございます!

鎌田「男子400mに出場し3位という結果でした。今大会では、47秒台と、1つでも高い順位でゴールするという目標を持っていたため悔しい気持ちでいっぱいです。しかし、48秒台というのを安定して出せるようになってきているのは大きな収穫だと思います。今大会では、強い人が多く前半からいかなければ勝てない状況でした。今までとは違った前半の入りで、良かった点、悪かった点も見つかったので今後の練習で磨き上げていきたいです」

更に成長した姿を見せてください!
後半シーズンはどのような結果を残したいですか?

「今シーズンの大会は残り少なくなってきているので今までの反省点を全て活かして、自分が出る種目において、全日本インカレ標準を突破することを頭に入れておきたいと思います。そして、最終的には戦える体というものを手に入れたいと考えています。なかなか難しいかもしれませんが、コンディションを整えて、残りの大会に集中していきたいです」

残りの大会で来年の全日本インカレ標準を突破できるように頑張っていきましょう!
ありがとうございました。 
次に、1年の進藤に話を聞きました。
今回の大会はどうでしたか?

進藤「今回棒高跳に出場し、7位でした。
全体を通して反省点の多い試合となってしまいました。技術的な部分を見ても多くの課題のある跳躍だったと思います。空中でバーに向かっていってしまったこと、踏切位置が近くなってしまったことが、今回の跳躍で大きな反省点です。振り上げの動作の際に肩を落とす意識がうまくできていないことが原因の一つだと思うので練習で改善していきたいと思います」


具体的な改善点がいくつか見つかったんですね。
今後の目標等はありますか?

「これからの練習では、遠くから踏み切ること、踏み切りに関係なく跳躍の一連の流れに持っていくことを徹底して行っていきたいです。また、腰が上がらないことを改善するために振り上げて肩を落とすというイメージを動きに繋げられるよう工夫していきたいと思います」

工夫をした跳躍で、さらに記録を伸ばしていけるように頑張ってください!
ありがとうございました!
 
計算をし尽くし、自己ベスト更新へ!

自分らしい跳躍を!
最後に、1年の藤田に話を聞きました。
今大会を振り返ってどうでしたか?

藤田「今回、走幅跳と三段跳に出場し、三段跳では第5位という結果でした。反省点は、記録を伸ばしたいという思いが強くなりすぎたことにより自分が思い描いていた跳躍ができなかったことと、前半は記録が伸びず、後半になって記録が伸びてきたことです。」

まだまだ納得はしていないようですね!
今後について何かありますか?

「もうすぐ東北地区大学総体があり、その約2週間後には全日本インカレが控えています。今回見つかった課題の解決はもちろんのこと、助走から跳躍の隅々まで分析し、自分なりの跳躍を確立していきます。そして、全日本インカレでは自分の実力以上のものを発揮できるように頑張りたいと思います」

全日本インカレに照準を合わせて頑張ってください!
ありがとうございました! 
編集後記 
世界陸上を観てモチベーションが上がりました!(鈴木)

みんなの活躍に感化されました!(藤野)

北口選手の金メダルに感動しました!(神山)

全日本インカレに向けて頑張ります!(藤田)