第1092 2024/1/22
大学受験を振り返って
~1年前を振り返り何を思うのか~
1月13日(土)及び14日(日)に大学入学共通テストが行われました。受験生は目標とする進路を達成するために多くの努力をして試験に臨んだことと思います。共通テストがゴールではありませんが、ひとまずお疲れ様でした。
そこで今回は、共通テストを経て福島大学に入学した1年生のうち3名に話を聞きました。1年前を振り返ってどんなことを感じているのでしょうか。
はじめに、短長ブロックの鎌田に聞きました!
1年前、受験に向けてどのような過ごし方をしていましたか?

鎌田「私は、大学受験に対して苦い思い出しかありません。毎日朝から夜遅くまで、友達と自習室に入り、やりたくないと思いながらも勉強をしていました。
そんな中、勉強していて面白いなと思っていたのが日本史で、毎日コツコツやっていたら、いつのまにか私立大学の対策にもなっていて、私立大学の合格を確定させ、福島大学を安心して受験することができました」

面白さを知ると格段に知識がつきますよね!
受験本番はどうでしたか?

「本番当日はかなり手応えがあったのですが、あまり点数がよくありませんでした。しかし、謎の自信があり、共通テスト後も集中して勉強を行うことができました。
大学入試という大きな試験を乗り越えてきたのですが、教員採用試験や公務員試験など、まだ試験があることを頭に入れて、これからの大学生活を無駄にせず、試験対策をしていきたいです」


様々な試験がこれから待っていますね。コツコツ頑張っていきましょう!
ありがとうございました!

受験勉強の相棒!

大学受験を共に戦った教科書たち
次に、跳躍ブロックの佐藤に話を聞きました。
大学受験を振り返って、何を感じていますか?

佐藤「大学受験は高校受験と大きく異なると感じていました。大学受験では教科や科目数が多くなったり、日本全国の受験生と同じ問題を解いたりなどと、高校受験と異なり、様々な不安があったことを覚えています。また、受験校は自分のやりたいことを考えて県内だけでなく全国の大学を調べる必要もあり、勉強以外の難しさもありました。情報を集めつつ受験へと向かっていったことは、当時は何が正しいのかわからず不安が大きかったです。しかし、今となれば、大学についてや勉強法などの様々なことを調べた事は良い経験だったとも思います」

高校受験とは異なり、経験したことがなかったため、不安も大きかったのですね。
受験勉強で大切にした物はありますか?

「多くの受験生はすぐに見放してしまう『教科書』ですが、僕は比較的大事に使っていた気がします。現代では有名講師の方がまとめた参考書や良問集がたくさんあり、それを使い教科書などの学校から配られるものは使わないという方が多いと思います。もちろん僕も何冊か参考書を使いましたが、問題を解いた後は『教科書』を見直し、忘れていた事を見返したり新しく学んだことを書き足したりしていました。一見書いてある事がパッとしなかったりつまらないと感じる『教科書』ですが、『教科書』と言われる所以は『1番まとまっている参考書』だからだと信じています!」

「教科書」の力を信じて大学受験を戦い抜いたのですね!
ありがとうございました!
続いて、投混ブロックの本庄に話を聞きました。
1年前の受験期について教えてください!

本庄「受験期は久々に勉強することが楽しいと感じた期間だったように思います。高校に入ってから2年ほどは努力が実を結ばず、苦しい思いをしました。勉強から逃げたいと何度も思いましたが、忍耐強く粘り、勉強法も変えるなど、できる限りのことをやりました。すると、徐々に努力が結果となって現れ、模試では面白いくらいに点数が取れるようになったことを今でも覚えています。そして勢いそのままに共通テストも失敗せずに終えることができました」

忍耐強く頑張る・自分なりの工夫をするというのは勉強に限らず、様々な場面で役に立つことですね。
何か転機があったのですか?

「自分を信じられるようになったことが大きいのではないかと思います。自分で言うのもなんですが、高校は偏差値69の進学校です。その先生に教えてもらっている事実、これまでに自分が積み上げてきた学び、ハイレベルな周囲の環境など様々なものを信じたからこその結果だと思っています。今後も試練が立ちはだかった時は忍耐強く、自信を持って臨みたいです」

自分に自信を持つことはとても大事なことですよね!
ありがとうございました!

自分を信じ、粘り強く!
冬季練習で心掛けていること
~より質の高い練習のために~
1月となりオフシーズンも折り返しを迎え、シーズンも近づいているため、日々の練習にも熱が入ります。そこで、実りある冬季練習にするために、学生たちはどんなことに気を付けて練習に打ち込んでいるのでしょうか。早速聞いていきましょう!

主将として、棒高跳選手として考えを巡らせる!
はじめに、3年の小泉に話を聞きました!
冬季練習中ですが、何か心掛けて取り組んでいることはありますか?

小泉「僕たち棒高跳選手はOBの木次谷先生からご指導をいただいています。
今回の冬季練習に入るまでにたくさんの技術やトレーニングの仕方などを教えていただいてきました。
そういったことを、『この練習ではあの練習が繋がっているのではないか』『あの技術を生かすとより良いのではないか』などと自分なりの考えをもって練習に取り組むようにしています」


教えを生かしながらトレーニングすることは大切ですね。

「また、新チームの主将を務めさせていただくことになったのでどのようにすればより良いチームにできるかということも考えています。
まだまだ、未熟な部分が多く周りに支えてもらうことが多くありますが、歴史と伝統があるこの福島大学陸上競技部で最も最高のチームにできるように精進して参りたいと思います」


全員で協力しながら最高のチームを作っていきましょう!
ありがとうございました!
続いて2年の福嶋に話を聞きました。
冬季練習で心掛けていることを教えてください!

福嶋「大学生になって2度目の冬季練習真っ最中ですが、今年の冬季練習では、食事を心掛けています。大学生になって一人暮らしを始め、生活の全てを自分で行わなければならなくなりました。特に実家にいる時は母に任せ切りだった食事も、自分で栄養バランスを考えて作らなければなりません。1年生の時の冬季練習期間は、帰ってくる時間が遅くなってしまうと食事が適当になってしまったり、食べなかったりしてしまうことがありました。それでは、練習したものが無駄になってしまいます。今冬季練習では、練習が終わったらすぐご飯を食べれるように、あらかじめ作っておいたり、下味冷凍をしたりしています。そうすることで、帰ってからしっかり食事を摂るようになりました」

食事はとても大切ですよね!
他に心掛けていることはありますか?

「他には、ケアも心掛けています。冬季練習では、強度の高い練習をすることもあるので、筋肉痛になることがよくあります。その時は筋膜ローラーなどを使ってできるだけ速く治すようにしています。また、怪我のリスクも下げることができるので、継続した練習ができるようにしています。今怪我をすることなく冬季練習を終えて大学生後半シーズンに入れるようにしていきたいです」

食事にケアもできることはしっかりとやっていきましょう!
ありがとうございました!
 
1年次の反省を活かしたバランスの良い食事
 
変化を恐れずに果敢に挑戦!
最後に、1年の鈴木(惺)に話を聞きました。
冬季練習で心掛けていることは何ですか?

鈴木(惺)「私が冬季練習で意識していることは、目的がズレないようにすることと、変化を恐れないことです。
冬季練習は、走る量が増えていきただやりきることが目標になってしまったり、投げやりになってしまうことがあります。しかし、それでは練習の効果を最大限自分に還元することができません。そのためにも、練習の目的をズラさないように意識しています。正直なところ何度も目的がズレそうになったり、雑になってしまいそうな時もありましたが、先輩や同級生からの声がけがありなんとか乗り越えてきました。こうしていろんな人に助けられながらなんとかここまで進んでくることができました。
また、変化を恐れないということも意識しています。シーズン中ではリスクを恐れて、フォームなどの大きな改善は取り入れることができないのが正直なところです。そのため、冬季練習の間にシーズン中に試みようとしていたことを行うようにしていました」

自分の可能性を探ることはオフシーズンでなければ出来ないことですね!

「はい。実はこの考えは先輩から教えていただいたものです。『去年から変わりたいなら色々なことを試さないと』というふうに教えていただいたため、そのことを意識して練習しています。
このように周りにたくさん助けてもらっている冬季練習ですが終わりが近づいてきているため、僕も周りに良い影響を与えられるよう頑張っていきたいです!」


良い影響を及ぼしあって実りある冬季練習・シーズンにしていきましょう!
ありがとうございました!
今週の人
赤坂美玲→鈴木惺太
前回小方から紹介を受けました。短長ブロック1年の赤坂です。

私が今回紹介するのはハードルブロックの鈴木惺太です。彼は努力家で練習の声がけも率先して行うハードラーです!彼の声はトラックの反対側にいても聞こえるくらい声が通ります。そのかけ声で自分も背中を押されて頑張ることができています!ももりん委員会も一緒に活動をして卒なく仕事をこなしている姿に尊敬していました!盛り上げ上手で頑張り屋さんの彼の今後が楽しみです!とても面白い彼の活躍を是非是非ご期待ください!
編集後記
常に最後の冬季練習という意識でいます。(木幡)

冬はゆっくり入浴してからストレッチをするのが好きです!(神山)

時間って驚くほど早く過ぎますね。(本庄)