第1096 2024/2/19
卒業論文発表会Part1
春休み初日となる2月16日(金)に、スポーツ健康科学コースに所属する4年生の卒業論文発表会が開催されました。4年生にとっては自分たちが約1年間どのようなことを研究したのかを後輩たちに発表する機会であり、下級生にとっては関心のある分野を見つける良い機会となりました。そこで今回は、発表会を終えての心境を4年生たちにインタビューしてみました!
まず、「ハードルの高さの違いがハードリング時の下腿の動作に及ぼす影響」について発表した青木に話を聞きました!

青木「僕は、自分がこれまで取り組んできたハードル競技の練習方法についての卒論を発表しました。なんとか卒論を提出して、抄録を書いて、パワーポイントを完成させて、発表会に望むことができました。手助けして頂いた多くの方に、まずは感謝をしたいです。
発表に関しては、練習を重ねてから臨んだので、自信を持って行うことができました。早口で話さないように、常に『ゆっくり話す』と意識しながら発表をしました。質問に対しても、自信を持って、可能な限り分かりやすく回答できたと思います!」


万全の準備をして発表に臨むことができたのですね!
発表を終えた今、どのような気持ちですか?

「発表後は、これで大学生活のほぼ全てが終わったということを強く感じました。重圧から解放され、これからは思いっきり遊べる!と思える一方、学生生活が終わったことへの寂しさと、間もなく社会人になることへの不安も増えました。これからは今まで以上に困難なことや1人で決断しなければならないことが増えると思いますが、長い学生生活、そして陸上競技から学んだことをできるだけ生かして、1人の社会人として生活していけるように努力していきたいです」

この福島大学陸上競技部で得た学びを存分に活かしていってください!
ありがとうございました!

何度も練習して臨んだ卒業論文発表会!

最終日まで頑張った卒業論文作成!
次に、「400mH選手が曲走路においてインレーンとアウトレーンで受ける影響の違い」について発表した、奥山に話を聞いてみました。

奥山「まず初めに、卒業論文作成にあたって指導してくださったゼミの先生、発表会を企画・運営してくださった先生方、3年生に感謝を述べたいと思います。ありがとうございました。
私の研究室は、10月頃からつい先日まで、毎日卒業論文に追われていました。『早く論文を書き上げて他の研究室を焦らせる』なんてことを言いながら頑張っていたのにも関わらず、結局私たちの研究室は最終日まで終わりませんでした(笑)」

大変な研究室だったのですね。
発表会自体はどうでしたか?

「長期間苦労して書きあげたからこそ、自分の納得のいく論文を書き上げられました。そして卒論発表会本番では、4年間の集大成として堂々と発表することが出来ました。実験では思うような有意差を得られませんでしたが、この4年間1番頑張ってきた私の専門種目である400mHの研究ができ、大学生活を良い形で締めくくることが出来たと思います。大学で学んだことを糧に、4月から社会人として頑張ります!!!」

これからの活躍にも期待しています。
ありがとうございました。
次に「運動好きになる体ほぐしの運動の授業に関する研究」について発表した香川に話を聞きました!
卒論発表会お疲れ様でした!

香川「卒論作成を通して、論文を書くことの大変さを実感しました。私はテーマ決めに一番苦労しました。沢山の論文や文献を読んで自分なりに考えても、なかなか問いが深まらず、批判的に見ることが苦手だと感じました。情報収集の仕方や計画性の大切さや言い回し、簡潔にまとめることなど、自分に足りないことを学び、貴重な経験となりました。ご指導して下さった先生方や相談に乗って下さった方々のおかげで書き終えることができました。本当に感謝しています」

多くの先生方の支援のもと完成した卒業論文だったのですね!

「卒論発表会は緊張しましたが、今まで研究してきたことを聞きに来てくださった方々に伝えたいという気持ちで臨みました。4月から教員として意識していきたいことが明確になったことが一番の収穫です。卒論を通して得たことを今後に生かし、これからも学び続けていきたいと思います」

4月からの新生活でも活かせるようにしていきましょう!
ありがとうございました!

感謝の気持ちを持って臨んだ発表会!

緊張しながらも堂々とした発表!
次に「女子大学生を対象としたレジスタンストレーニングにおける挙上重量と挙上速度の関係」について発表した上村(未)に話を聞きました!

上村(未)「まずは、今回無事に卒論発表会を開催できたこと、そこまでに携わってくださった先生や被験者の皆様、発表会の準備をしてくださった3年生の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。私達の代はコロナ禍の入学ということもあり、入学式がなかったり授業もリモートで行ったりとクラスのみんなで何かをすることが制限されていました。そのため、今回の卒論発表会を既存の形で出来たことをとても嬉しく思います」

下級生に伝えたいことはありますか?

「1年生の時に4年生の発表を聞いた際、難しい言葉や内容、何より知識がない中聞いていたため、頭にハテナを浮かべながら聞いていたことを覚えています。しかし、実際に自分が卒論の制作、そして発表をしてこんなにもたくさんの準備や学生や先生からの添削などがあり、自分が頑張るのはもちろんですが、多くの人に支えられて1つの論文が出来ているということを知りました。大学最後の授業、そして課題が卒業論文でもあるため、今までの自分がやってきたことを全て詰め込めるようにコツコツと計画的にやることが出来ました。そのおかげか、緊張はしましたが、発表の場でも堂々と話すことが出来ました。私の研究は測定を要するものであったため、忙しい中、快く引き受けてくれた被験者の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ハテナが浮かんでいた3年前の自分に、4年間の学びや経験でたくさんの論文を読み、そこから同じように探究して研究しているよと伝えたいです」

ありがとうございました!
 最後に、「中学校体育授業における一考察-言語活動の在り方について-」というテーマで発表した上村(康)に話を聞きました!

上村「まずは、通常開催に戻った卒論発表会を無事に終えることができ、嬉しく思います。私自身、卒論作成期間は、大きなイベント等の準備や事後処理に追われ、なかなか卒論だけに注力することが難しい状況でした。しかし、ゼミ配属当時から考えていたテーマをブラッシュアップしながら完成まで導いてくれた指導教員の先生や、作成にあたって相談に乗ってくれたゼミの同期達のお陰で、完成まで辿り着くことができました。本当に感謝しています」

多くの方の支えがあっらこそ、成功させることができた卒論発表だったのですね!
発表本番、緊張などはありましたか?

「発表順が1番手だったので、緊張もしましたが、見知った顔の人達がニヤニヤしながら発表を見に来てくれたので、いつも通りの雰囲気で伝えたいことを伝えることができたのではないかと思います。卒論を振り返る度、『まだまだやれた』と感じますが、限られた時間内でやれることはできたのではないかと思います。テーマは社会に出てからも探究することができる内容であるため、ゼミや卒論期間での大きな学びを、これからに繋げていきたいと思います。
3年生のみんなは、来年頑張ってください!」

とてもわかりやすく、かつ聞き応えのある発表だったと思います。
ありがとうございました!

トップバッターでの発表!
今週の練習
~短距離ブロック~
今週は先週行ったスティック走で弾む走りの感覚を活かした練習や、ハードルブロックはハードル練習、短距離は40秒走などそれぞれの種目に必要な練習を行っています。ブロックの垣根を超えて、お互いの練習をより良くするためのアドバイスを行いながら練習する事ができました。シーズンに向けてこれからも集中した練習ができるよう声を掛け合いながら練習していきたいと思います。(郷右近)
~中長距離ブロック~
今週から徐々に気温が上がり、中距離、長距離で別々な練習が増えてきました。専門的な練習が増え、単独で走ることが多くなりましたがお互いに気にし合いながら、声を掛け合って切磋琢磨して頑張っていきます!(大石)
~跳躍ブロック~
今週は踏切板やバーを用いた跳躍練習に加えて、バウンディング等のジャンプトレーニングも多く行い、跳ぶ本数を重ねました。シーズン移行に向けて質の高い練習ができるよう本数を跳び、シーズンで跳び続けられる体を作り上げていきます。(佐藤)
~投てき・混成ブロック~
今週は投げにつながるトレーニングや体力トレーニングを行いました。ただ投げているだけでは強くならないので、ハードルジャンプや変形ダッシュ、チューブなど自分で考えて練習をしたりして投げにつながる練習をしました。また最近は気温が高く、動きやすいコンディションでいつもより動きにキレがあって調子が良さそうでした。(米澤)
編集後記
最近はよく水を飲んでいます。(利根川)

来年は発表を聞くだけの立場ではないので緊張しています。(福嶋)

自分も卒論を書くときが来ると思うと緊張してきます。(藤田)