第1097号 2024/2/26 |
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第20回 国公立27大学対校駅伝大会 ~思いをつなぐ襷リレー~ |
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2月24日(土)に、熊谷スポーツ文化公園にて、第20回国公立27大学対校駅伝大会が開催されました。今大会は去年に引き続き、福島大学陸上競技部の学生だけでなく、OBの方々のお力添えをいただき学生・OBの混合チームとOBチームの2チームが参加しました。2チームともオープンの部Aに出場し、多くの方々への感謝の気持ちを胸に走ってきました!早速、出場した選手たちに話を聞いてみましょう! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学生とOBでの集合写真! |
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始めに、4区(5.00km)を走った4年の安部に話を聞きました。 今大会はどのような思いで走りましたか? 安部「昨年に引き続き、OBの方々にご協力をいただいて、今年も国公立27大学駅伝に参加をすることができました。自分は陸上競技部からは退いている一方でOBでもないので、どういった姿勢で大会に臨むのが望ましいのかと考えた時に、やはり3年間ともに練習に励み、高めあってきた大石と利根川に先輩らしい走りを最後に見せようと思い、練習を継続し出走しました!また、OBの方々には1年前もお世話になったので、その時からの成長を少しでも感じていただけるように走りました!」 先輩としての素晴らしい走りでした! 学生最後の駅伝でしたが、どうでしたか? 「結果としては、オープンAの部4区5kmを走り、15分48秒で区間2位でした。過去出場した際には、区間2桁順位でしか走ることが出来ませんでした。最後の最後で4年間の成長を感じる走りができた駅伝になりました!今回もOBとの出場の機会を設けて下さり、陸上部を引退した自分を出場させてくださった吉田監督をはじめ、ご協力いただいたOBの方々、快く受け入れてくれた現役部員の2人には感謝の気持ちでいっぱいです。これからも走ることは続けていくつもりなので、大石と利根川の結果を楽しみにしつつ、負けじと刺激を与えられるOBの一員になれるよう努力していきます!」 共に負けじと頑張っていきましょう! ありがとうございました! |
常に成長し続ける素晴らしい走り! |
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今回の経験を明日の糧へ! |
次に、1区(9.85km)を走った3年の大石に話を聞きました。 久しぶりのレースでしたがどうでしたか? 大石「まずは、今回出場するにあたり協力してくださったOBの方々に感謝しています。OBの方々のご協力がなければ出場することができませんでした。本当にありがとうございました。今回の駅伝は自分の現状を把握するために出場しました。久々の試合で少し緊張しましたが、自分が設定したタイムを超えることができたので最低限の結果を残すことができたと思います」 OBの方々には感謝の気持ちでいっぱいですね! 今大会の経験を経て、意気込みをお願いします! 「今回は最低限の結果を残すことができましたが、他大学の選手と比べると力の差を感じました。シーズンまで残り1ヶ月となりますが、少しでもこの差を埋められるよう努力していきます!」 ラストスパート頑張っていきましょう! ありがとうございました! |
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次に、2区(3.12km)を走った3年の利根川に話を聞きました。 1年ぶりの駅伝となりましたが、どうでしたか? 利根川「2区を走らせていただき、9分25秒でオープンの部で区間2位でした。まず、今大会はOBの方々のご協力があったらこそ出場できた大会でした。OBのみなさん、本当にありがとうございました!僕個人としては、3km通過を9分1桁で通過し、ラスト200〜300mでしっかりスパートをかけて絞り出すことをイメージして走り、それを再現することができたので良かった思います。また、結果として対校の部を合わせても区間上位に入る走りができたので、自信になりました!」 OBの方々の前で好走することができたのは、良かったですね! 他に何かありますか? 「今回の走りを振り返ってみると、駅伝の力は大きかったように思えます。1区の大石が粘って集団との差を最小限にしてくれたおかげで、前を追いやすい位置で走ることができましたし、3区以降のOBの方々にできるだけ良い位置でタスキを渡したいという思いから、余計なことは考えず、いい意味で無心で走ることができました。僕は中距離なので、これからの練習で徐々にスピードを上げていくと思いますが、今回の駅伝はこれからの練習に大きな弾みがつくものとなりました!」 このような機会を与えてくださったOBの方々への感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね! お疲れ様でした! |
仲間の思いに答えた好走! |
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かけがえのない機会に感謝を! |
次に、OBチームとして出場した2018年度卒の豊澤さんにお話を聞きました。 今大会に出場したお気持ちを教えてください! 豊澤さん「腕時計が表示した入りの1kmのタイムは『3分16秒7』。普通じゃないか(一般的には遅いぐらいですよね)と思うかもしれませんが5kmという距離を試合で走るのは大学2年生に走った以来なんです。今の私にとっては突っ込んだ代償はすぐに表れ、そこからは我慢の4kmでした。大学時代と比べたら10分の1にも満たない練習量が祟り、そこからのラップタイムは株価のような乱高下を繰り返しながらなんとか襷を繋ぐことができました」 1km目から突っ込むことは覚悟が必要ですよね! 学生やOBの方々と走ってみてどうでしたか? 「1年に一度この大会でしか顔を合わせない仲間もいますが、肩を並べて走ればあの頃の金谷川のグラウンドに戻った感覚になれるのです。かけがえのない機会を与えてくださったことに感謝申し上げます。また来年もお願い致します。2018年卒の豊澤でした!」 来年もよろしくお願い致します! ありがとうございました! |
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次に、学生との混合チームとして出場した、2021年度卒の佐藤さんにお話を聞きました。 今大会に出場した感想をお願いします! 佐藤さん「2021年卒業の佐藤悠杜です。今回、学生・OBチームのアンカーを走らせていただきました!前の走者がいい順位で持ってきた中、自分の区間で順位を落とす結果となってしまいましたが、ラストの競技場での先輩後輩の応援がとても嬉しく、走って良かったと思いました!」 悔しい結果となってしまいましたが、素晴らしい走りでした! 今大会に出場し、実際に走ってみてどうでしたか? 「私は社会人でも競技で陸上を続けていますが、同じく福島大学のOBで競技を続けている人たちや、学生達の大会の結果を見て刺激をもらっており、今回の駅伝でも刺激をもらえました!私自身の走りでも学生達に少しでも刺激を与えられるように、また来年のこの大会でも走れるように練習しておきます!今回はありがとうございました!」 更なるご活躍をお祈りしています! ありがとうございました! |
学生達の走りに刺激をもらえました! |
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27大学対校駅伝 OPEN-A 総合成績 チーム名 福島大学A ~競技結果~
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チーム名 福島大学B ~競技結果~
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卒業論文発表会Part2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2月16日(金)に、スポーツ健康科学コースに所属する4年生の卒業論文発表会が開催されました。先週の福陸では、卒業論文発表会Part1を紹介しましたが、今週は卒業論文発表会Part2を紹介します。大学生活の集大成である卒業論文発表会ですが、どのようなテーマを研究をしどのような結果が得られたのでしょうか?早速、発表会を終えた4年生に研究時や発表時の心境をを聞いてみましょう! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
多くの方々の協力のもと成功へ! |
始めに、「大学生アスリートにおける競技中および競技前後の呼吸方法の活用について」というテーマで発表した齋藤に話を聞きました。 卒業論文発表会はどのようなものになりましたか? 齋藤「卒業論文作成および発表会をするにあたり、最後まで指導してくださった杉浦先生、2年間一緒に頑張ったゼミ生、当日運営の3年生、アンケート調査に協力してくださった方々に感謝を申し上げます。私はテーマ決めが難航し、周りが着々と研究を進めていく中で大幅に遅れをとっていました。さらには論文提出後も発表会のパワポと原稿作成にたくさんの修正が入り、前日まで時間内に収まらない事態が発生していました。それでもなんとか発表と質疑応答をやり切ることが出来てホッとしています。発表会後に先生から少しだけ褒めてもらえたことはずっと忘れないと思います。歴代の先輩方には及びませんが、自分の中では出来ることをやり切ったと感じました」 頑張った甲斐がありましたね! |
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他に何か伝えたいことはありますか? 「厳しいながらも諦めずに対応してくださった杉浦先生には感謝しかないです。3年生以下のみなさんは、自分の興味のあることに対して考えを深めることを今のうちにどんどんやっておいた方がいいと思います。知識を深めるだけでなく、自信を持つことや視野を広げることに繋がるからです。後になってから『あの論文面白かったな』『こういう説もあったけどどうだったんだろう』と思うことが多く、もっと早く進めておけば……と後悔することもありました。かける時間が長いほど、先生やゼミ生などより多くの人と関わるほど、良いものが作り上げられると実感しました。社会に出ても日々学びの連続です。発表会というお披露目の場は今後無いですが、4年間で学んだことを活かしていけるように頑張りたいです!」 卒業論文制作が良い経験となったのですね! ありがとうございました! |
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次に、「スポーツ復興くじの現状と課題〜ギャンブル経験とスポーツ観戦意欲に着目して〜」について発表した佐々木に話を聞きました。 卒業論文発表会お疲れ様でした! 佐々木「まずは、卒業論文執筆にあたって指導していただいた先生、またアンケートにご協力頂いた方々、卒業論文発表会に携わった全ての方々に感謝申し上げます。無事に卒業論文発表会を終えられたことを嬉しく思います。僕は、スポーツ振興くじに関する研究を行いました。スポーツくじ自体まだ歴史が浅く、つまづく場面も多かったですが、それを踏まえた上で、自分の中で納得のいく卒業論文が書けたと思います。」 納得のいく論文を書くことができ、良かったですね! 発表の際は何に気をつけましたか? 「発表では、聞き手が何も知らなくても発表を聞いただけで内容が分かるようにする、という点が1番難しかったです。それを念頭に置いて、スライドの構成や説明する内容など端的で分かりやすく相手に伝えられるように意識して発表ができたと思います。今回の発表の経験は、社会人になるにあたって重要な知識を身につけることが出来たと思います。これを糧に、社会人生活も頑張っていきたいです!」 堂々とした素晴らしい発表でした! これからも頑張ってください! |
社会人になるための大きな一歩 |
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辛く大変な日常を仲間と共に乗り越える! |
次に、「随意的低換気を用いた反復スプリントトレーニングが有酸素性運動に及ぼす影響」について発表した千葉に話を聞きました。 卒業論文発表会を終えた心境をお願いします! 千葉「まず、卒業論文作成にあたり、ご指導してくださった先生方、実験に協力してくださった方々に感謝申し上げます。私の研究はトレーニング実験ということもあり、実験期間が2ヶ月と少し長く、無事に卒業論文を作成出来るか不安がありましたが、今回の発表会を終えて、ホッとしています。また、ゼミや陸上競技部の仲間と一緒に頑張れたおかげで、辛く大変な毎日も楽しく感じることが出来ました」 沢山の人の支えがあったのですね。 発表本番はどうでしたか? 「発表本番では、教室に多くの先生や学生が集まっており、かなり緊張しましたが、練習通りに原稿はあまり見ず、スライドや周りの反応を見ながら発表出来たと思います。しかし、改めて振り返るとまだまだ改善すべき部分も多くありました。そこは今後の課題として社会人になって、改善していけたらなと思います。 最後に3年生の皆さん、来年は自分が納得出来る卒業論文を作成出来るよう頑張ってください!応援しています!」 後輩へのアドバイスありがとうございます! お疲れ様でした! |
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次に、「女性アスリートの三主徴(FAT)と女子陸上競技選手の疲労骨折との関連性について」というテーマで発表した林に話を聞きました。 卒業論文発表会の感想を教えてください! 林「今回発表会を行うにあたり協力していただいた先生や学生、3年生の皆さん、ありがとうございました。3年前いつか自分も卒業論文を書いて発表するんだと思っていたら、あっという間に自分たちの番が来ました。発表会では、とにかく全てを話し終えることだけを目標に発表したため、早口になる場面もありましたが、無事に終えたことに安堵しています」 私たちもいつか発表をすると思うと緊張します! 発表会を終えてみてどうですか? 「卒業論文、抄録、発表会の練習と、いつになったら終わるのだろうと先の見えない毎日でしたが、終わってみると達成感でいっぱいです。私はスポーツとは関係ない仕事になりますが、この経験は社会でも役立つことであると思います。下級生の皆んな、卒業論文には早く取り掛かり、教授と出来るだけ早めに相談してください。3年生は来年頑張ってください!」 この経験を活かして4月から頑張ってください! ありがとうございました! |
無事に発表を終えて、達成感でいっぱいです! |
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編集後記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1年後には立派な卒業論文を発表できるように頑張ります!(藤野) 駅伝は見ていて興奮しました!(菅原) 今から卒業論文のことを考えるとドキドキです!(赤坂) |