第1099 2024/3/11
13年前の本日である2011年3月11日午後2時46分、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が日本を襲いました。

家屋の倒壊、火事、津波などでたくさんの方々が大きな被害を受けました。加えて福島県では、東京電力福島第一原子力発電所の事故も発生し、家に帰ることができない方もいらっしゃいました。

あれから13年が経過し、震災を経験していない世代が増えてきていますが、この記憶は私たちの心の中で決して風化させてはいけません。しかしそれだけではなく、震災を乗り越えた経験を活かし、今災害が起きたら私たちはどう行動すべきなのかを考えるのが本日3月11日という日でもあります。

私たち福島大学陸上競技部は、被災地のスポーツチームの1つとして、被災地の皆さんに勇気と希望を届けられるよう精一杯の努力を怠らず、チーム一丸となってこれからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。

亡くなられた方々には心からご冥福をお祈り申し上げます。
出身地紹介
~関東編~
福島大学陸上競技部の多くの部員たちは、あらゆる地からここ福島に降り立ち、一人暮らしをしながら陸上競技に熱心に取り組んでいます。そこで、今回は『関東編』と題しまして、関東出身の部員たちから地元の紹介をしてもらいたいと思います!
まず栃木県出身の3年の利根川に話を聞きました!
ずばり、栃木県の魅力を教えてください!

利根川「私が思う栃木の魅力は程よい都会感だと思います。私は栃木県の中でも宇都宮市出身なのですが、宇都宮市を一言で表すならこの言葉が言い得て妙だと思います。人の数から建物の数まで全てがちょうどいいです。決して都会ではないけど、決して田舎でもないという絶妙な立ち位置が栃木県の魅力なのではないかと思います!」

かなり抽象的な魅力ですね笑
では、栃木県でおすすめのスポットなどはありますか?

「個人的には、那須ハイランドパークという遊園地がおすすめです。名前の通り那須にある遊園地なのですが、アトラクションがかなり本格的です。また、迷路や観覧車など絶叫系以外のアトラクションも充実しており、誰でも楽しむことができる遊園地であると思います!皆さんもぜひ一度、足を運んでみてください!」

私は絶叫系が苦手なので、ぜひ一度足を運んでみたいです!
ありがとうございました。



那須ハイランドパークはとても有名ですね。

銚子の初日の出!

佐原の街並み
次に千葉県出身の3年の平原に話を聞きました!
千葉県の魅力を教えてください!

平原「みなさん、千葉県はディズニーリゾートだけだと思っていませんか?『ピーナッツだけだべ』とも思っていませんか?そんなみなさんに僕の地元がある千葉県北東部を中心に千葉県をご紹介しようと思います。北東部はざっくりと言うと、歴史と自然が多くある地域です。歴史の面では、僕の地元香取の江戸時代の面影を残す町並みや、明治に銚子に作られた犬吠埼灯台、同じく銚子の銚子電鉄が主に挙げられます。自然の面では、日本列島最大級の海岸線である九十九里浜や銚子の屏風ヶ浦といったような海の自然が有名です。また、銚子の初日の出は日本一早い初日の出とも呼ばれており、正月には多くの人が銚子を訪れてます。僕もその1人になったことがあり、水平線から登る日の出は壮大でした。ちなみに東京五輪のサーフィン会場は一宮町にあります」

千葉は都会のイメージがありましたが、自然が豊かである一面もあるのですね!
北西部や南部にも魅力について教えてもらえますか?

「もちろん、北西部や南部にも魅力はたくさんあります。北西部には都会の景色や成田山新勝寺等の歴史、印旛沼や谷津干潟の自然があり、南部では内房の海や鴨川シーワールド等のレジャー施設、鋸山をはじめとした山の景色を楽しむことができます。千葉県は海と川に全方位囲まれているため『千葉島』とか言われていますが、水に関するレジャーが豊富です。かつ山がなく温暖なので、東北では見れない景色も見れることと思います。ディズニーリゾートに行った次の日に千葉県観光をしてみては如何でしょうか」

千葉島という名前がシュールでいいですね!
ありがとうございました!
 次に、群馬県出身の2年の神山に話を聞きました。地元について教えてください!

神山「私の地元は群馬県です。グンマー帝国と呼ばれたり、群馬は関東じゃないと言われたりすることもしばしばありますが、私は良いところだと思います。一応関東に属しているので交通の便も良く、日帰りでふらっと他県に行くこともできる素敵な田舎だと思います」

いろんなところにお出かけしやすいのは良いですね!他にはどんな魅力がありますか?

「群馬県にはなんと言っても草津温泉があるのが一番の魅力だと思います。他県の人にそれを言うと、『草津温泉って群馬だったんだ?』と言われることがなんと多いことか。この機会にぜひ覚えてくださいね。また、群馬の中でも私の地元の桐生市には無料で入園できる動物園と遊園地があります。小さい頃にとてもお世話になりましたし、今後もお世話になると思います。駅前には古着屋さんも沢山あるので、ぜひ来てみてください!」

地元への愛が伝わってきました!ありがとうございました!
 
無料の動物園とは、とても魅力的ですね!
次に、東京都出身の3年の三浦に話を聞きました!
東京でおすすめのスポットを教えてください!

三浦「今回、東京都出身の僕が紹介するスポットは東京の東端と西端にあるものです!まずは東端から。某ネズミの国から電車で一駅、江戸川区にある葛西臨海公園です。東京の自然環境保全のため作られたこの公園には、クロマグロが群泳する大水槽や国内最大級のペンギン展示場を備える水族園、人工的な林や池などで自然環境を再現した鳥類園、海浜公園、オリンピックの会場にもなったカヌー・スラロームセンターなどがあります。BBQができる場所や高さ117mの大観覧車もあることから都民には有名ですが、他県から来る人にはスルーされる(某ネズミのせいで)穴場スポットです」

都民ならでは穴場スポットの紹介、ありがとうございます笑
西端のおすすめのスポットはどこですか?

「西端にある名スポットは、奥多摩町にある日原鍾乳洞です。年間を通じて約11℃と夏は涼しく、冬は暖かい洞内はライトアップされ幻想的など空間になっています。東京にある自然といえば高尾山が有名ですが、実は新宿駅から電車で1時間程度。ところが日原鍾乳洞は電車とバスで最短2時間半、標高600mと金谷川よりもずっと山奥にあるのです。関東最大級の大きさを誇る鍾乳洞、周辺には渓流釣場や滝が見られるなど大自然が広がっています」

ぜひ、一度足を運んでみたいです!
ありがとうございました。 
最後に、埼玉県出身の1年の佐藤に話を聞きました!
地元の紹介をお願いします!

佐藤「僕の地元は埼玉県です。以前1度だけブログにて埼玉県について紹介させていただいたのですが、やはり埼玉県を紹介するとこの一言に尽きるでしょう。《何もない》これでいつもやらせていただいています。しかし、東京が近いというだけで特に無いのです、と言ってしまうとランボウなので、今回は僕がよく利用する川越市について紹介したいと思います」


川越市は私も聞いたことがあります!
詳しく教えてください!

「埼玉県の少し南側に位置する川越市は、『蔵造りの町並み』で有名です。蔵造りの町並みは江戸の町家形式として発達したものです。川越の蔵造りの特徴は、倉庫としての蔵ではなく、店舗を蔵造りとした『店蔵』です。通りに面した商家の顔である店舗を蔵造りにすることで、周辺からの類焼を防ぎ、裏につづく土蔵とあわせて敷地内への飛び火を防いだと考えられています。他にも時の鐘などがありますが、蔵造りの町並みを見て歩くだけでも良い観光になるはずです。川越市は交通の便も良いので、埼玉に行ったらぜひ行ってみてください」

埼玉には新都心も古い町並みもあるのですね!
ありがとうございました!
陸上競技を始めたきっかけ
何か新しいことを始めるときは、ほとんどの場合「きっかけ」があります。それは陸上競技についても同じことが言えます。そしてそれは一人一人違います。この記事ではそんな「きっかけ」をテーマに3人の部員に聞いてみたいと思います!
初めに、3年の石寺に話を聞きました!
陸上を始めたきっかけを教えてください!

石寺「私が陸上をはじめたきっかけは、小学3年生の時に学校から大会に出てみませんか?という案内があったからです。好奇心旺盛な女の子だった私は、なんでもかんでも参加する癖があり、そのときも出てみたい〜!と思ってエントリーした記憶があります。結局その大会は児童会館でドッジボールをしていたときに靭帯を損傷して出場できなかったのですが(笑)翌年にリレーで競技場デビューを果たし、今に至ります」

陸上競技人生で印象に残っていることはありますか?

「陸上競技をはじめたきっかけは、中学時代の顧問が色濃く影響しています。『お前たちは陸上部ではなく、陸上競技部だ』と毎日繰り返され、勝負とは何かはもちろんのこと、人としてのあり方や挨拶、礼儀、態度など競技を通して人としての価値を高めていくことを学びました。現時点で私が興味を持っている、ただ楽しいだけではないスポーツについての原体験がこのときだったりするのかなと思います。教育実習中改めて先生にお世話になり、走ることの楽しさ、陸上競技の楽しさを再認識できました!良い結果を報告できるように頑張ります!」

お世話になった方々に恩返しできるように頑張っていきましょう!
ありがとうございました!

中学1年時、砲丸投に出場する石寺 

中学時代の齋藤!
次に2年の齋藤に話を聞きました!
陸上を始めたきっかけを教えてください!

齋藤「僕がちゃんと陸上を始めたのは小学校3年生の時でした。それまでは、兄と姉が陸上のクラブに行っていたので、そこにたまについて行って競技場で遊んでいました。特に競技をしている訳ではありませんでしたが、親に正式に始めてみようと言われて、なんとなく始めました。それから大会などに出始めて、100mや走幅跳などをやっていました。クラブは1週間に1回練習を行っていたので、別にそこまで記録が伸びることも無く、大会でもあまり成績は残していませんでした。その時はただ、周りの人との関係が好きで、陸上を楽しんでいたと思います」

最初から長距離をしていたわけではなかったのですね。
いつ頃から長距離を始めたのですか?
「小学校6年生で長距離を始めることになりました。最初はとてもきついと思っていましたが、同じクラブの友達が家でも走ってると聞いて、家でも走るようになりました。そこから記録が伸び始めて勝てるようになって、より一層陸上が好きになりました。そこが僕にとって、本当の意味で陸上が始まった瞬間なのかなと思います。大会では1000mを走っていましたが、1年で1分くらいタイムを縮めることが出来ていたと思います。ただ、県大会では全然通用しなかったり、中学では地区大会でも勝てなくなったりして、悔しい思いをしました。しかし、それを乗り越えられたことが、今も陸上を続けていることに繋がっているのだと思います」

記録が伸びると嬉しいですし楽しくなりますよね。これからも記録を向上させられるように頑張っていきましょう!
ありがとうございました! 
最後に、1年の赤坂に話を聞いてみました!
陸上競技を始めたきっかけを教えてください!

赤坂「私はもともと体を動かすことが好きで、特に走ることが好きだったので、小学校3年生から陸上競技を始めました。最初は『やってみようかな』くらいの軽い気持ちでクラブチームに入りましたが、やっていくうちにだんだんと本気で陸上がしたいと思うようになりました。そのため、指定の中学校に陸上競技部がなかったため学区外で陸上競技部のある中学校に通うことにしました。自分のなかでは大きな決断で本気で取り組みたいという思いが強くあったのを覚えています!」

陸上競技をするために学区外の中学校に通っていたのですね!その行動力、尊敬します。

「中学校では部活動をしに学校に行っていて、とても部活動を楽しみにしていたことを思い出しました!今年は飛躍できるように初心を思い出して楽しんで陸上競技と向き合っていきたいと思います!」

初心を忘れずに、もうすぐ始まるシーズンを戦い抜きましょう!ありがとうございました!

行動力の鬼、リトル赤坂
編集後記
麻婆豆腐。(利根川)

あまり関東を観光したことがないので行ってみたいです!(福嶋)

陸上競技は間もなくシーズンインとなります。気を引き締めて頑張ります。(藤田)