第1128 2024/10/7
第53回東北学生陸上競技個人選手権大会
~部員全員で挑む最後の大会~
10月5日~10月6日に福島県いわき市のいわき市営いわき陸上競技場で第53回東北学生陸上競技個人選手権大会が行なわれました。今大会で引退する4年、シーズンラストの大会など、個人がそれぞれの強い思いをもって臨んだ大会でした。では早速出場した選手たちに話を聞いていきましょう。
第1位
~東北の学生の頂点~
 4×100mR、4×400mRに出場した4年の藤野に話を聞きました!
今回の大会はどうでしたか?

藤野「いわき市営いわき陸上競技場で行われた個人戦では、100m、200m、4×100mR、4×400mRに出場させていただきました。個人種目はとても悔しい結果となりました。ですが今の私なりに全力で諦めずに最後まで臨むことができたのかなと思います。郷右近と共に上を目指し駆け抜けてきた日々があったからこそこうして最後まで可能性を信じて続けてこれたと思います。また、4×100mRでは、チームベストを更新することができました。バトンを繋ぐことの難しさ、楽しさを存分に味わうことができました。チームの目標である46秒台を出すために一つ一つの反省を無駄にせず、活かしていけるよう、最後まで頑張っていきます」

次の試合でチームベストを更新できるよう期待しています!

「4×400mRは、福島大学陸上競技部として走らせていただくのが今日の試合で最後でした。出場チームは福島大学だけでしたが、目標とするタイムを出すために今回出場させていただきました。結果として、力不足を実感したレースとなりました。ですが、マイルのラストを後輩たちとともに走ることができて本当に幸せでした。標準記録を突破し、全日本インカレへの出場の切符を獲得できるよう挑みましたが、叶いませんでした。悔しさと同時に、マイルを走ることが楽しいと実感させてくれた試合でした。今回の悔しさを糧に、全日本インカレの標準記録を突破できるように頑張っていってほしいです!」

マイルラストレースお疲れ様でした!
悔しさがあるからこそ、最後まで戦い抜けると思います。
ありがとうございました! 
 
チームベスト更新!

地元いわきでの快勝
まず4年の大石に話を聞きました!
個人戦2日間お疲れ様でした!

大石「今回の個人戦は3000mSCに出場させていただき、9分30秒25で優勝しました。このチームで出る最後の試合で大学初のタイトルを獲得することができたのはとても良かったと思います。自分の強みを活かしたレース運びをすることができ、満足しています」

強さを感じさせるレースでした!
今回の個人戦はいわきでの地元開催となりましが、その点はどうですか?

「今回の個人戦が最後の3000mSCでした。自分の納得のいく結果を残すことができたことを嬉しく思います。また、今回の個人戦は地元開催であり、中学、高校のころからお世話になっている先生方に元気な姿を見せることができ、とても楽しい試合でした。残りの試合もわずかですが、引退するまで自分のベストを尽くしていきたいと思います」

最後の最後まで、ベストを尽くしましょう!
ありがとうございました。
次に、4年の大友に話を聞きました!
結果はいかがでしたか?

大友「女子5000mに出場し、19分10秒19で第1位でした。設定タイムより遅くなってしまい、悔しいレース展開になりましたが、優勝することができて嬉しいです!まだまだ自分の力不足を感じるレースになりましたが、最後の最後まで自分の実力をしっかり出し切れるように残り1ヶ月改めて頑張ろうと思えた試合でもありました」

自分を鍛え抜いていきましょう!

「今大会は、東北学連の皆さんはもちろん、福島大学OBの方々のご協力もあり成り立った大会でした。また、対校戦ではありませんが、福島大学全員で挑む最後の大会だったため、普段よりもチームのみんなの力を感じながら走りました。たくさんの応援嬉しかったです!ありがとうございました!」

多くの方々に感謝でいっぱいですね。
ありがとうございました!

まだまだ成長できる!

支えてくれた方々に感謝して
 次に3年の郷右近に話を聞きました。
個人戦の結果を教えてください!

郷右近「今回の試合では、個人は100mと200mに出場させていただきました。2種目とも優勝することができましたが、タイムは納得のいくものではなく悔しい結果となりました。ここまでの3年間藤野さんと一緒に100mと200mを走らせていただき本当に濃い3年間でした。たくさん走りを見て頂いてアドバイスして下さったり、気持ちの面で落ち込んでいる時は寄り添って下さり、頑張れるようにいつも声をかけて下さいました。本当に私の中で偉大な先輩です」

藤野さんと一緒に走った3年間はとても濃いものだったのですね!

「また、来年に向けて私たち3年生はこの大会で気持ちを固め、ビジョンを見据える大会でもありました。先輩方との大きい試合は終わってしまいましたが、それぞれ試合が続く学生もいるのでまたここからリスタートできるよう頑張りたいと思います。いわきで試合ができたこと、OB・OGの方々にたくさんご支援して頂き、良い環境の中で遠征・試合をすることができたこと本当に感謝しています。試合結果で感動を与えられるような選手になるためこれからもっと頑張ります。応援ありがとうございました」

もう少しで代替わりです。4年生がいるうちに吸収できることは全てして、来年のチームに生かしていきましょう!
ありがとうございました!
次に3年の今に話を聞きました。
今大会の結果を教えてください。

今「東北個人選手権大会で110mHに出場させて頂き、14秒62(+1.4)で1位でした。
私はそう簡単には変われないのだと痛感しました。今シーズン始めに自己ベストは大幅に更新できるだろうと思っていたのが、これ程に難しい事だったと知り悲しいです」


タイムとしては悔しい結果だったのですね。

「しかし、メダルを貰えると知らなかったので、メダルを貰えて嬉しいです。滅多に着差で勝つ事はないですが、応援が力となりました。ありがとうございました」

応援の力が優勝へと繋がりましたね!
ありがとうございました!

応援が力に!

次は全カレ標準をめざす!
 次に3年の福嶋に話を聞きました。
個人戦の結果を教えてください。

福嶋「今回100mHと400mHに出場し、100mHで14秒34で1位、400mHは1分05秒23で3位でした。100mHでは、気温が低い中でしたが自己ベストまであと0.02秒のタイムを出すことができました。ですが、全日本インカレのB標準には届かず悔しい結果となりました。まだ何試合か残っているので、課題を修正して今シーズン中に標準記録を切れるように頑張っていきます」

優勝&3位おめでとうございます!

「400mHでは、自己ベストやシーズンベストからは程遠いタイムでしたが、何とか表彰台に上がることができました。次は来年の東北インカレになると思うので、100mHも400mHも4継もマイルも走れる、速くて強い選手になれるように冬季練習を頑張っていきたいです。また、今回の個人戦は4年生の先輩方とのぞむ最後の大きな大会でした。次からは私たちが1番上で引っ張る側になるのかと思うと、とても不安ですが、先輩方に良い結果を報告できるように1~3年生一丸となって頑張っていたいと思います。残り少ない4年生と練習できる時間を大切にしていきたいです」

4年生の偉大さを感じた大会でしたね。
次は3年生の番です!頑張っていきましょう!
ありがとうございました!
 次に、2年の小方に話を聞きました。
今大会はどうでしたか?

小方「女子円盤投に出場し、30m38で優勝することが出来ました。記録は納得のいくものではありませんでしたが、大学陸上競技で初めてメダルを獲得できたことがとても嬉しかったです!」

優勝おめでとうございます!!
今大会に出場してみてどうですか?

「大学に入り記録が伸びず悩む事が続き追い込まれる状況の中で、緊張感を持ちながら試合を楽しめたことは良かったと思います。久しぶりに円盤投好きだなっと思える試合になりました!今後課題点を一つずつ潰していけるように頑張ります。応援ありがとうございました!」

良い試合が出来ましたね!
ありがとうございました!

やっぱり好きな円盤投

課題を次に生かす!
 次に、2年の進藤に話を聞きました!
今大会の結果を教えてください!

進藤「女子棒高跳に出場し、3m30で第1位でした。優勝できたことは素直に嬉しいですが、記録、試合内容の面で悔しい結果になってしまいました。前回と同様に助走の感覚が良くなかったため、そのような状況でもちゃんと跳べる力をつけていきたいと感じました」

優勝おめでとうございます!
では今後の抱負をお願いします。

「最終的に日本インカレの標準記録を切りたいと考えており、そのためには課題を一つ一つクリアしていく必要があると思います。今シーズンの残りの試合を含めて、来年に向けて自分の課題と向き合って力をつけていきたいと思います」

棒高跳って何かすごく難しそうですよね(?)
頑張ってください!
ありがとうございました! 
 次に1年の佐藤(凛)に話を聞きました。
今大会はどうでしたか。


佐藤(凛)「個人戦では、400mHに出場し、1分02秒38で1位をとることが出来ました。タイムは満足していないのですが、地元のいわきで優勝出来たことは素直に嬉しいなと感じています。」

地元での優勝うれしいですね。
地元で走ってみてどうでしたか。

「中学生の時から指導してくださった先生方が大会を運営してくださっていて、今の私が元気に陸上を続けているということを走りで伝えられたらいいなと思って走りました。いわきの陸上競技場で久しぶりに走って自分の原点を思い出すことが出来たので、これからのモチベーションにして、冬季に向けて頑張っていきたいと思います」


これからも地元に感謝し陸上競技をしていきたいですね。

地元での優勝!
(左)佐藤
第2位&大会新記録

大会新記録ながら悔いの残る結果に!
次に4年の利根川に話を聞きました!今大会の結果をお願いします!

利根川「400mと800mの2種目に出場し、400mは49秒85で4位、800mは1分52秒04の大会新記録で2位という結果でした。400mで初の49秒台、800mでの大会新記録は素直嬉しく思います。ただ、メイン種目の800mで優勝できたなかったこと、自己ベストを更新できてなかったことに悔いが残ります」

大会新記録の走りは素晴らしかったです!
レース展開に関してはどうでしたか?

「800に関しては1周目通過が54秒とかなりハイペースで進みました。ベストを狙うにはもってこいの入りでしたが、ラストが思うように伸びませんでした。このタイムが現状だと思うので、まずはそれを受け止めて引退までの残り1ヶ月貪欲に記録を狙っていきたいです!」

残り1ヶ月で有終の美を飾れるといいですね!
ありがとうございました!
第2位
~東北の銀メダリスト達~
 
次に本大会が引退試合となった4年生の平原に話を聞きました!今大会はどうでしたか?

平原「男子棒高跳に出場し4m90で2位という結果でした。全体的にポールの立ちが悪く、5mもポールが立ちきらずに落としてしまいました。しかし、今までクリアできずにいた4m90は1回でクリアすることができ、少しですが成長を実感することが出来ました」

自分の成長を感じることのできる試合だったのですね!
福島大学陸上競技部の一員として臨む最後の試合となりましたが、その点に関してはどうでしたか?

「大学での最後の試合となった今大会でしたが、出来てきたこと、出来なかったことがわかった試合だったと思いました。大学に入ってから成長した部分もあれば、もう少し出来ればもっと記録を伸ばすことが出来たと感じた部分もありました。しかしながら、ここまで来られたのも指導してくださった木次谷先生をはじめ、支えてくださった人たちのお陰だと強く感じました。本当に感謝しかありません」

たくさんの人の支えがあって今の自分があるのですね!
4年間お疲れさまでした!

4年間の集大成を見せる跳躍!

残り1戦にすべてをぶつける!
次に、4年の木幡に聞きました!
結果はいかがでしたか?

木幡「女子砲丸投に出場し、11m61で2位でした。投げに関しては、特別悪い点はありませんでしたが、いまいち記録を伸ばすことができませんでした。11m前半の記録を連発してしまったことが最も悔やまれる点です」

悔しい結果となってしまったのですね。

「今年は残りあと1戦の予定です。最後の試合は自分の満足のいく形で終われるよう、しっかりと準備をしていきます。全力を出し切ってこの4年間を締めくくりたいと思います」

全てを出し切って終わりましょう!
ありがとうございました!
次に3年の米澤に話を聞きました。
今大会はどうでしたか?

米澤「男子砲丸投に出場させていただきました。国公立大会からいい流れで来ていましたが、まだまだ力不足だと実感しました。教育実習中ということもあり、十分な練習時間を確保することが難しかったですが、その中でもできることはやり、結果としても13m近くを投げることができたので、このまま記録を狙っていきます」

教育実習中でも13m近く投げることができたのは自信になりますね!

「教育実習では大会があることを知ると、生徒たちからたくさんの声援をいただきました。2週連続の試合で心も体も疲弊し切っていましたが、生徒たちの元気な姿を見て、先生はやる気が出ました。多くの声援に応えられるよう、日々精進していきます。冬は10kg増量することを目標としているので、どなたかたくさん食べさせてください」

生徒たちからの声援も力になりましたね!
ありがとうございました!

このまま勢いに乗ってまた自己ベストを!
次に、2年の菅原に話を聞きました。
今大会の結果を教えてください!

菅原「今回男子100mと200mに出場し、100mでは10秒62(+1.5)で3位、200mでは21秒43(+2.0)で2位でした。また、100mの準決勝では10秒52(+2.0)で自己ベストを大幅更新することができました!個人戦では100mで10秒5台を目標にしていたので、ゴールラインを超えて速報タイムを見てみると、そこには10秒52の数字があり、初めは本当なのかと疑う気持ちが強くありましたが、次第に嬉しさが身体の内から込み上げてきました!」

自己ベストおめでとうございます!!
レースの内容を振り返ってみてどうですか?

「100mでは準決勝で自己ベストを出したものの、決勝ではスタートから遅れをとってしまい取りこぼしてしまいました。調子やコンディションが良かっただけに勿体無いレースになってしまいました。200mでは自己ベストも狙える条件下でしたが、普段からの課題を克服することができず、惜しくも自己ベスト更新には至りませんでした。今シーズンは100mと4×100mRに出場する予定なので、取りこぼすことなく課題を克服して、良い結果をお届けできるよう励んでいきます!」

残りのレースも全力で頑張ってください!
ありがとうございました!
第3位
~悔しさをバネに~
 次に4年の小泉に話を聞きました。
今大会はどうでしたか?

小泉「男子棒高跳に出場し、4m80で3位という結果でした。やるべきことを絞りきることができず、記録、技術、考えるべきことなど様々な面で課題が多く見られる試合となってしまいました。記録を狙っていたのですが、実力不足だったと思います」

悔いの残る試合だったのですね。
引退まで残すところ数試合となりましたが、どのような取り組みをしていきたいですか?

「今シーズンは残り2試合出場機会があります。これまで積み重ねてきたものを全て出し切り、結果を残せるように残り少ない期間を頑張っていきたいと思います」

引退まで共に頑張っていきましょう!
ありがとうございました!
 
残り一か月にすべてをぶつける!
 
次戦はより強い福大4継を!
 次は、4×100mRを走った大堀に話を聞きました。
今回のリレーはどうでしたか?


大堀「今回東北個人選手権で、4×100mRに出場しました。結果としては全体3位になることができましたが、内容があまりよくありませんでした。今大会のリレーでは、全カレ標準である40.2をきる狙いがありました。来年の全カレは時期が早いので、今のうちにタイムを狙いに行きたかったのですが、それは叶いませんでした」

今後リレーはどうしていきたいですか?

「主な要因としては、各々の走る区間が固定化されていたことです。今回はメンバーの怪我などもあり、急遽走順が変更になってしまいました。それがかなり直前の変更になってしまったため、それがバトンパスのミスに繋がってしまい、狙い通りのタイムを出すことが出来ませんでした。この大会を通して、どんな状況になっても対応できるよう、各々がどの区間でも走れるような選手になっていかなければならないと感じました。今シーズンまだ大会は残っているので、しっかり記録を狙っていきたいと思います」

次回のリベンジに期待ですね。
次に1年の小野に話を聞きました。
今大会の結果を教えてください。

小野「100mHに出場し、14秒42(+1.5)で3位でした。やっと公認となるシーズンベストを出すことができました。今シーズン中に14秒前半までもっていくという最低限の目標は達成できました。しかし今回のレースは動きに安定感がなく、自分の走りができなかったように思うので、悔しさが残る試合となりました。反省をこれからに活かしたいと思います

課題が見えるレースだったのですね。
今大会を振り返ってみてどうでしたか?

「地元での大会だったので、久しぶりにいわきの競技場で走れて懐かしい気持ちになりました。お世話になった先生方とお話しできて、温かい言葉もいただいて、とても安心できました。後輩も観にきてくれて嬉しかったです。たくさん応援してもらっているんだと実感できた大会になりました。応援してくれている人に良い走りをみせて喜んでもらえるように、これから全力で頑張ります」

地元っていいですよね。
応援を胸に頑張っていきましょう!
ありがとうございました!
 
安定感のある走りを目指して更に上を目指す!
差し入れをいただきました!
福島大学陸上競技部OB会の根本副会長をはじめ、いわき地区のOBの方々から差し入れをいただきました!また、今大会は、OB,OGの方々とつくりあげた大会でもありました。選手たちも最後まで大きなトラブルなく戦い抜くことができました。感謝申し上げます!
 
みんなで会場の設営をしました。
大会当日は運営にも参加しました。
 
中身はゼリー飲料でした
とてもおおくて部員全員びっくりでした!

2024年度卒業 香川夢香さん
OB,OGの皆様、ありがとうございました!
学生の結果はこちら 
編集後記
2日間お疲れ!(利根川)

みんなの勇姿素晴らしかったです。(赤坂)

次は自己ベストを出します!(中山)